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第三章
兎57羽 遠矢を射るアルテミスの瞳
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「女神ミエリッキより授かった神弓ミエリカと月兎より授かったアルテミスの瞳で、高僧を射ち抜き、シルレシア様を取り戻します!」
レミーナさんはイオンクラフトで舞い上がると神弓ミエリカに矢を番える。緩い縦ロールの緑の長い髪とライトグリーンの長いリボンが漂う姿は、戦乙女の如く凛々しく美しい。
「アルテミスの瞳オープン」
レミーナさんのウサ耳カチューシャから左目に『アルテミスの瞳』がセットされた。異名を名乗った事による追加装備。神の名を冠する装備ならば神級のパフォーマンスであると思われる。
「照準セット!」
レミーナさんは神弓ミエリカの弦を引く。神弓ミエリカが金色と緑色の神々しい光を放つ。
レミーナさんの気迫が伝わってくる。ダイダロぼっちもレミーナさんに右手を向けて、ゴースト達によって作られた亡霊の邪悪な渦でレミーナさんを呑み込もうとする。
それに臆する事無くレミーナさんは弓を引く。ギリシャ神話の狩猟の女神アルテミス。遠矢を射るアルテミスの瞳は何を見ているのか?
「シューーートッ!」
放たれた神の矢は黄金色に輝き、迫り来るゴーストの渦を突き破り、ダイダロぼっちの左胸を貫いた。貫通した矢は白い精霊の卵をダイダロぼっちの体から射抜き取る。アルテミスの瞳はダイダロぼっちの体内に有った精霊の卵の位置を正確に見抜いていた。
核を取られたダイダロぼっち。シルレシア様の精霊力を失い巨体が崩れ始める。
「キョウカさん!」
「はい!」
僕とキョウカさんはダイダロぼっちに向かって風の如く疾駆する。
「X斬りだ!」
「はい!」
僕は跳ね上がるとダイダロぼっちの左肩から右足に掛けて、その大きな体躯を袈裟斬りにし、キョウカさんは右肩から左足に掛けて袈裟斬りにした。
X字形に分かれた体を再構築する精霊力も霊力も無く、ダイダロぼっちは霧散し始める。
「ゴァウォロオォーーーーーーッ!」
ダイダロぼっちは最後の霊力を振り絞り、呪詛の咆哮を放って鍾乳洞を大きく揺らした。しかしその呪詛は僕達にも、集まりつつある村人達にも届く事無く、その体と共に消えて行った。
辺りに静けさが戻る中で、奥にあった社がガタガタと主を亡くして崩れていった。
レミーナさんはイオンクラフトで舞い上がると神弓ミエリカに矢を番える。緩い縦ロールの緑の長い髪とライトグリーンの長いリボンが漂う姿は、戦乙女の如く凛々しく美しい。
「アルテミスの瞳オープン」
レミーナさんのウサ耳カチューシャから左目に『アルテミスの瞳』がセットされた。異名を名乗った事による追加装備。神の名を冠する装備ならば神級のパフォーマンスであると思われる。
「照準セット!」
レミーナさんは神弓ミエリカの弦を引く。神弓ミエリカが金色と緑色の神々しい光を放つ。
レミーナさんの気迫が伝わってくる。ダイダロぼっちもレミーナさんに右手を向けて、ゴースト達によって作られた亡霊の邪悪な渦でレミーナさんを呑み込もうとする。
それに臆する事無くレミーナさんは弓を引く。ギリシャ神話の狩猟の女神アルテミス。遠矢を射るアルテミスの瞳は何を見ているのか?
「シューーートッ!」
放たれた神の矢は黄金色に輝き、迫り来るゴーストの渦を突き破り、ダイダロぼっちの左胸を貫いた。貫通した矢は白い精霊の卵をダイダロぼっちの体から射抜き取る。アルテミスの瞳はダイダロぼっちの体内に有った精霊の卵の位置を正確に見抜いていた。
核を取られたダイダロぼっち。シルレシア様の精霊力を失い巨体が崩れ始める。
「キョウカさん!」
「はい!」
僕とキョウカさんはダイダロぼっちに向かって風の如く疾駆する。
「X斬りだ!」
「はい!」
僕は跳ね上がるとダイダロぼっちの左肩から右足に掛けて、その大きな体躯を袈裟斬りにし、キョウカさんは右肩から左足に掛けて袈裟斬りにした。
X字形に分かれた体を再構築する精霊力も霊力も無く、ダイダロぼっちは霧散し始める。
「ゴァウォロオォーーーーーーッ!」
ダイダロぼっちは最後の霊力を振り絞り、呪詛の咆哮を放って鍾乳洞を大きく揺らした。しかしその呪詛は僕達にも、集まりつつある村人達にも届く事無く、その体と共に消えて行った。
辺りに静けさが戻る中で、奥にあった社がガタガタと主を亡くして崩れていった。
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