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敬語の使えない生徒会長

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まずはこれを読んでもらいたい。
https://kakuyomu.jp/works/1177354055482222759/episodes/16816452219255963042
まさかこの評論にカクヨムに上げている自分の日記のリンクを張り付ける日が来るとは思わなかったが、注目していただくのは一番上にある終業式のくだりだけで結構だ。

こんな生徒会長はどうか?敬語も満足に使えない生徒会長だ。これが今の高校生の実態か……と絶句した覚えがある。むろん日記なので実話だ。つまり、この生徒会長は僕の学校の生徒会長なのだ。前にも言ったが、うちの学校は進学校と言われる部類の私立中高一貫校である。生徒会は中高で一つで、毎年12月頭に会長一名・副会長二名が選出される。
日記にも書いたが、今年度の選挙戦はひどかった。選挙当日だけではない。選挙期間についてもだ。そんな中選ばれた会長が彼である。どうであろう。前述のような学校の顔たる生徒会長に、彼はふさわしいのだろうか?お世辞にも言えないと思う。さらに副会長選挙を制した二名もこの類である。僕の学校ははっきり言ってやばいのではないか?

このような敬語も正しく使えない生徒会長はtwitterなどのSNSを見る限り全国にごまんといるらしい。そしてうちの学校がそのように、そんな学校の選挙は候補演説がもはやYouTuberに成り損なった者の動画みたく中途半端にふざける惨状のようだ。これ一つで現代の学生がどれほど落ちぶれたかが分かるだろう。娯楽に興じて知識を身に着けることを怠った学生の成れの果てだ。今の世の中ですらこうなのに、僕らが世に出るころにはどうなっているのか?甚だ不安である。

ちなみに僕もそんな現状を打破しようと、まともな演説文を引っ提げて副会長選挙へ殴りこんだが結果はあえなく惨敗。今また次の選挙に向けて目下策を練っている。

このままでは本当に将来(具体的に言えば、今の労働層が大体総入れ替えされる三十年ぐらい後)、日本国は終わりかねない。だから、僕はこうして檄を飛ばしているのだ。

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