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所長代理編 第三話「暗殺騎士〈Lv999の騎士(ナイト)が、非合法職の暗殺者(アサシン)Lv1に強制ジョブチェンジ?!〉」
オマケ:神様志望その③「愛情、恋情、ときどき怨讐」選択肢①〈ロミー&ジュリーの場合〉前編
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選ばれたのは、紅茶だった。フタの裏に①とある。
男女の転生者はお茶とフタを確認するなり、テンション高めでハイタッチした。
「フゥ~ッ! やったな、ジュリー! ①ハリウッド映画さながらのド派手な人生、に決まりだ!」
「えぇ、ロミー! やっぱり、私たちには派手な人生がピッタリよね! ガラにもなく悩んで、損したわ! 運転手さんたち、早く行きましょ!」
男女は腕を組み、斡旋所を出て行く。
男の名は、ロミー・チャーミング。
女の名は、ジュリー・ラブ。
金髪碧眼、ペアルックの若い男女だ。
二人は前世で結ばれなかった、カップルだった。
親に反対され、やむなく「来世ではいっしょになろう」と誓い、心中した。彼らの「ちょっとした罪」というのは、この心中のことである。
「お待ちください、お客様! タクシーは、一人一台でございます!」
マブカともう一人の運転手も、慌てて追いかける。
すでに、ロミーとジュリーは一台のタクシーの後部座席におさまっていた。離れたがらない二人をどうにか説得し、一台ずつ乗せた。
「ジュリー! 転生したら、すぐ迎えに行くよ!」
「いつまでも待っているわ、ロミー!」
「危ないから、窓から顔出さないで!」
「出発しまーす!」
強引に窓を閉め、二台のタクシーは走り去る。
平凡仙人とヘカテーもホッとひと息ついた。
「さわがしい方々でしたね」
「あぁ。使ったお茶、飲んでおかないとな」
平凡仙人はフタを開けた紅茶を、ズズズと美味そうに飲み干した。
☆
とある異世界の王国……にある、貴族の屋敷。
細かな部分まで贅を凝らした、立派な邸宅だった。
それが轟音とともに、なにもかも一瞬で吹っ飛んだ。
炎と爆風をバックに、世界観を完全に無視した真っ赤なオープンカーが飛び出す。
運転席にロミー、助手席にジュリー。後部座席とトランクには、袋いっぱいに詰められたお宝が。しかも、同じようにお宝が入った袋が、いくつもあった。
「フゥ~ッ! 最ッ高!」
「警備のみなさん、ご苦労さま! お宝は全て、このロミー&ジュリーがいただいていくよ!」
オープンカーはさっそうと走り去る。
屋敷の主人と、警備を担当していた騎士団は、悔しそうに車を見送った。
「わ、ワシのお宝がぁ……!」
「くそッ、ロミー&ジュリーめ! 次こそは、必ず捕まえてやる!」
ロミーとジュリーはファンタジー系MMORPG〈フリーダムファンタジーキングダム(通称:FFK)〉の世界へ転生した。
ロミーは闇商人、ジュリーは盗賊として。
どちらもこの異世界では非合法職で、騎士団や衛兵などの保安職に罰せられる対象になる。
だが、わずかな転生ポイントしかない二人にとっては、天職だった。二人の望みの一つが、「ハリウッド映画のように、刺激的な毎日を送りたい」だったからだ。
二人は再会を果たすと、盗賊団・ロミー&ジュリーを結成。世界中のお宝を盗んでまわった。
真っ赤なオープンカーは、ロミーが禁止アイテムをさらに改造し、再現した。ダイナマイトも暗殺者の特殊アイテム「爆薬」の威力を最大まで上げ、完成させた。
FFKは中世ヨーロッパを模したゲームで、乗用車もダイナマイトも存在しない。彼らを止められる者は、誰もいなかった。
「ねぇ! 次はどこをねらう? 王宮? それとも、魔法使いの城?」
「洞くつもいいんじゃないか? 伝説の海賊が、西の果ての海岸沿いにある洞くつに、人魚から奪ったお宝を隠したそうじゃないか!」
「なにそれ面白そう! くわしく話をきかせて!」
☆
それから、数十年後。
ロミーとジュリーは、盗賊団に「飽きた」。保安職や、二人が盗んだお宝を横取りしようとする同業者に日夜追われ、精神的に疲れてしまったのだ。
もう何年も、盗賊団として活動していない。お宝はほとんど売り払った。今はオープンカーを家代わりに、ひっそりと放浪生活を送っている。
生活に困ったときだけ、スリもしくは空き巣をした。発見されてしまうので、もちろんダイナマイトは使わない。
世間も、彼らの存在をすっかり忘れてしまった。
FFKはゲーム世界なため、肉体が老いることはない。戦闘か処刑による死で、ゲームオーバーするまで生き続ける。
だが、精神は別だ。
ゲームのプレイヤーは自由にログアウトできる。
しかしゲームの中の住人である二人は、どんなに飽きても疲れてもやめられない。二十四時間、寝ずにゲームをやっているようなものだ。
「ロミー……今日はどこ行く?」
ジュリーがぼーっと空を見上げ、たずねる。二人はオープンカーを荒野の真ん中にとめ、昼寝をしていた。
ロミーは「そうだなぁ」と虚な目で答えた。
「果ての街を目指そうか? あそこは人も珍しいものもないし、しばらくゆっくりできるだろう」
「ゆっくり、ね。あなたの口からそんな言葉が出るとは思わなかったわ。こんなことになるなら、最初に『宝石のバイヤー兼鑑定士がしたい』って望んでおけば良かった。いつか自分でデザインしたジュリーを売りたいと思っていたの」
「俺は雑貨屋だな。人より動物のほうが多い田舎町で、手作りの雑貨を売るんだ。うちのばーちゃんがそうだった。俺らしくないと思ってやめたけど、もっと自分に素直になれば良かったと後悔しているよ」
「……今さらムリよ。非合法職は追われ続ける運命だもの。捕まったら、処刑されるわ」
「その前に、地獄行きかも。転生ポイントだっけ? 俺たち、そんなに持ってないんだろ? 真っ当に働けないから、スリや空き巣はやめられないし、いつ落とされてもおかしくないよな」
二人はそろって、ため息をつく。
そこへ「もし、」と、どこからか見知らぬ紳士が現れ、静かにボンネットへ降り立った。
「人生をやり直したくはありませんか?」
男女の転生者はお茶とフタを確認するなり、テンション高めでハイタッチした。
「フゥ~ッ! やったな、ジュリー! ①ハリウッド映画さながらのド派手な人生、に決まりだ!」
「えぇ、ロミー! やっぱり、私たちには派手な人生がピッタリよね! ガラにもなく悩んで、損したわ! 運転手さんたち、早く行きましょ!」
男女は腕を組み、斡旋所を出て行く。
男の名は、ロミー・チャーミング。
女の名は、ジュリー・ラブ。
金髪碧眼、ペアルックの若い男女だ。
二人は前世で結ばれなかった、カップルだった。
親に反対され、やむなく「来世ではいっしょになろう」と誓い、心中した。彼らの「ちょっとした罪」というのは、この心中のことである。
「お待ちください、お客様! タクシーは、一人一台でございます!」
マブカともう一人の運転手も、慌てて追いかける。
すでに、ロミーとジュリーは一台のタクシーの後部座席におさまっていた。離れたがらない二人をどうにか説得し、一台ずつ乗せた。
「ジュリー! 転生したら、すぐ迎えに行くよ!」
「いつまでも待っているわ、ロミー!」
「危ないから、窓から顔出さないで!」
「出発しまーす!」
強引に窓を閉め、二台のタクシーは走り去る。
平凡仙人とヘカテーもホッとひと息ついた。
「さわがしい方々でしたね」
「あぁ。使ったお茶、飲んでおかないとな」
平凡仙人はフタを開けた紅茶を、ズズズと美味そうに飲み干した。
☆
とある異世界の王国……にある、貴族の屋敷。
細かな部分まで贅を凝らした、立派な邸宅だった。
それが轟音とともに、なにもかも一瞬で吹っ飛んだ。
炎と爆風をバックに、世界観を完全に無視した真っ赤なオープンカーが飛び出す。
運転席にロミー、助手席にジュリー。後部座席とトランクには、袋いっぱいに詰められたお宝が。しかも、同じようにお宝が入った袋が、いくつもあった。
「フゥ~ッ! 最ッ高!」
「警備のみなさん、ご苦労さま! お宝は全て、このロミー&ジュリーがいただいていくよ!」
オープンカーはさっそうと走り去る。
屋敷の主人と、警備を担当していた騎士団は、悔しそうに車を見送った。
「わ、ワシのお宝がぁ……!」
「くそッ、ロミー&ジュリーめ! 次こそは、必ず捕まえてやる!」
ロミーとジュリーはファンタジー系MMORPG〈フリーダムファンタジーキングダム(通称:FFK)〉の世界へ転生した。
ロミーは闇商人、ジュリーは盗賊として。
どちらもこの異世界では非合法職で、騎士団や衛兵などの保安職に罰せられる対象になる。
だが、わずかな転生ポイントしかない二人にとっては、天職だった。二人の望みの一つが、「ハリウッド映画のように、刺激的な毎日を送りたい」だったからだ。
二人は再会を果たすと、盗賊団・ロミー&ジュリーを結成。世界中のお宝を盗んでまわった。
真っ赤なオープンカーは、ロミーが禁止アイテムをさらに改造し、再現した。ダイナマイトも暗殺者の特殊アイテム「爆薬」の威力を最大まで上げ、完成させた。
FFKは中世ヨーロッパを模したゲームで、乗用車もダイナマイトも存在しない。彼らを止められる者は、誰もいなかった。
「ねぇ! 次はどこをねらう? 王宮? それとも、魔法使いの城?」
「洞くつもいいんじゃないか? 伝説の海賊が、西の果ての海岸沿いにある洞くつに、人魚から奪ったお宝を隠したそうじゃないか!」
「なにそれ面白そう! くわしく話をきかせて!」
☆
それから、数十年後。
ロミーとジュリーは、盗賊団に「飽きた」。保安職や、二人が盗んだお宝を横取りしようとする同業者に日夜追われ、精神的に疲れてしまったのだ。
もう何年も、盗賊団として活動していない。お宝はほとんど売り払った。今はオープンカーを家代わりに、ひっそりと放浪生活を送っている。
生活に困ったときだけ、スリもしくは空き巣をした。発見されてしまうので、もちろんダイナマイトは使わない。
世間も、彼らの存在をすっかり忘れてしまった。
FFKはゲーム世界なため、肉体が老いることはない。戦闘か処刑による死で、ゲームオーバーするまで生き続ける。
だが、精神は別だ。
ゲームのプレイヤーは自由にログアウトできる。
しかしゲームの中の住人である二人は、どんなに飽きても疲れてもやめられない。二十四時間、寝ずにゲームをやっているようなものだ。
「ロミー……今日はどこ行く?」
ジュリーがぼーっと空を見上げ、たずねる。二人はオープンカーを荒野の真ん中にとめ、昼寝をしていた。
ロミーは「そうだなぁ」と虚な目で答えた。
「果ての街を目指そうか? あそこは人も珍しいものもないし、しばらくゆっくりできるだろう」
「ゆっくり、ね。あなたの口からそんな言葉が出るとは思わなかったわ。こんなことになるなら、最初に『宝石のバイヤー兼鑑定士がしたい』って望んでおけば良かった。いつか自分でデザインしたジュリーを売りたいと思っていたの」
「俺は雑貨屋だな。人より動物のほうが多い田舎町で、手作りの雑貨を売るんだ。うちのばーちゃんがそうだった。俺らしくないと思ってやめたけど、もっと自分に素直になれば良かったと後悔しているよ」
「……今さらムリよ。非合法職は追われ続ける運命だもの。捕まったら、処刑されるわ」
「その前に、地獄行きかも。転生ポイントだっけ? 俺たち、そんなに持ってないんだろ? 真っ当に働けないから、スリや空き巣はやめられないし、いつ落とされてもおかしくないよな」
二人はそろって、ため息をつく。
そこへ「もし、」と、どこからか見知らぬ紳士が現れ、静かにボンネットへ降り立った。
「人生をやり直したくはありませんか?」
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