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第一章
13 騎士のローランと失われた王女様
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「でもヴァルカンもそう思ってたんなら、犬のシロは死んだことになってるんだね」
『そうだな。あの魔物の夜から、いつもルブリアンのそばにいたお前がいなくなってしまったから』
魔塔主も犬のシロは死んだと発言していた。
(実際、俺は死んだんだけど)
しかし人間の姿で死んだのだ。犬のシロは行方不明になっているはずだが、炎の魔物は騎士たちの命すら奪っているバケモノだ。皆がシロは炎に飲まれたと思うのは当然である。
『まさか人間になっているとは!』
「俺を探し続けてくれてたんだって? 嬉しいよ! ヴァルカンを殺処分になんて絶対させないからな!」
『はははっ! 『俺』なんて言っちまって頼もしいな! 犬っコロん時はボクがボクがと尻尾を振っていたのによォ』
シロはへへへと照れながらも返した。
「任せてよ。でも確かに、自然と『俺』と言ってるかも。この人間になったからかな。今の俺は一応、シロではなくシロファスだから」
『ふぅむ。シロは魔塔から来たんだって? ルブリアンにはシロが帰ってきたぞー! と言ってないのか?』
「……うん」
シロは一呼吸おいて打ち明けた。
「言えないんだ。本当は俺も言いたいけれど、前世が犬のシロだったなんて言えば魂の乗っ取りとして処刑されるらしい」
『なんてことだ……』
「それに」と続けて言おうとした言葉はうまく声に出なくて、一度唾を飲み込んでから、言った。
「今のご主人様は、犬のシロを嫌っているらしくてさ……」
『何ぃ? この五年、俺はルブリアンを乗せてはいないからよく分からないが……ルブリアンがシロを嫌うだと? そんなことありえるのか?』
「俺もないとは思うけど……」
不可解そうなヴァルカン。シロもルブリアンの真意を確かめていないので真偽は不明だ。
それにしても五年か。暴れ馬になったヴァルカンを五年も残してくれたのはなぜなのだろう。
「とにかく今は、俺が何を言っても信じてもらえることはないと思う。ここの人たちは魔塔から来た俺を憎んでいるし、ルブリアンは特にだよ」
『確かにルブリアンは魔塔を憎んでいるよな。兄貴が殺されたんだっけか』
「うん……」
『そう言えば今回の遠征で俺たちが向かう道中には、ルブリアンの兄貴が死んだ山も通るらしいぞ』
山? 今まで耳にしたことのない情報に、シロは「え、何それ。山?」と目を丸くした。
『厩舎では有名だぜ? もう死んじまった老馬が語ることには、二十年以上前、ルブリアンがちっこいときに兄貴が殺されたんだが……」
そうして語ったことは、犬の時代には見えていなかった情報であった。
ヴァルカン曰く、ルブリアンの兄が殺されたのはまだシロがルブリアンと出会う前で、殺されたのは兄だけではなかった。当時の王女も被害者だ。含めて十数人が惨殺されたらしい。
ルブリアンの兄、ローラン・クレルモンと、当時ルブリアンと同い年だった王女は王国の東に位置する別荘地で遊んでいた。その別荘地が今回の巡察の範囲に含まれている。
事件が起きた日のルブリアンは、公爵家にいた。風邪を引いていたのだ。心配した王女がルブリアンを見舞うため、王女の騎士でありルブリアンの兄のローランと共に公爵家へ向かっている最中、二人と多くの従者や騎士たちが魔塔の連中に殺された。
肝心なのは、ローランの遺体は見つかっているが、王女は『行方不明』だと言うこと。
「……王女様が魔塔に連れ去られた可能性もあるってことか」
『どうだろうな。山で行方不明っつうのは、死んだと同義でもあるからなぁ。シロは魔塔で王女らしき奴を見たか?』
「王女様ってどんな見た目なのかなぁ」
『やっぱり王族特有の黒髪に、赤い目をしているんじゃないか?』
この国、ボーフォルティア王国の王族の特徴は黒髪だ。その高貴な血が濃ければ濃いほど、黒髪は漆黒の美しさを放ち、目はルビーのように赤く光り輝くと言われている。
ボーフォルティアの歴史は他国と比べても群を抜いて深く、建国に関しては神話的な言い伝えに近い。国を作った二人の兄妹のうち妹が今の王族の祖先であり、彼女はドラゴンと深い仲を結んでいた。
そんな彼女には魂を分けた双子の兄が存在していた。とても妹想いの兄で、妹とドラゴンが天の沼に落ちて命を落としかけた際彼らを救うため、その地に古くから住まう大蛇の神獣と契約し、沼の空から妹とドラゴンを救い出したと言う。兄の系譜は今でも続いており、それがこの国の二大公爵家の一つであるヴァルロワ家である。彼らは大蛇の神獣を崇めており、その祖先は建国の兄妹の兄である。
その歴史があってか今でも王族はヴァルロワ家に逆らえないらしい。決して消極的、否定的な服従ではなく、好意的にヴァルロワ家を支援しているとのこと。まるで魂に刻まれたように、代々のそれぞれの頭は仲が良いだとか。
まるで犬と飼い主だ。
「黒髪かぁ。魔塔に連れ去られてきた子供たちは、姿を変えられている子もいるっぽいんだよねぇ」
『へぇ、ろくでもない連中だな』
「まじでそうだよ」
『ハハハハまじで、そうか! シロシロシロ』
また嬉しくなったのか興奮するヴァルカンに、少し後ろを走っていた騎士が戦慄した顔を見せる。ヴァルカンはシロの軽薄な口調を大変好んでいる。『そんな言葉、この世でシロしか使わないぞ!』とか言って。
それにしてもこれで『王妃様はルブリアンを憎んでいる』と噂されている訳が分かった。
王女とローランはルブリアンを見舞うために別荘地から移動した。その途中で殺されてしまったのだ。
犬のシロは、ルブリアンから王女の話を聞いたことがない。
重く口を閉じていた分だけ、ルブリアンも後悔しているのかもしれない。
出来ることなら可哀想な無実の王女をシロだって救いたい。もしも魔塔に連れ去られているなら……しかしルブリアンと同い年ということは王女は二十八歳。魔塔では大人は生きられない。残酷ではあるがどちらにせよ王女は既に……。
「……いや」
魔塔の時間の流れは狂っている、という仮説がシロにはある。
もしも王女が今も子供のままなら?
彼女は生きている可能性がある。
「やっぱり、魔塔の子供達を救い出さないと」
彼らには一人一人、人生があったはずだ。シロに群がって屈託ない笑顔を見せる子供達の姿が、閉じた瞼の裏に浮かんだ。
救い出そう。そのためにもルブリアンと接触しなければ。
ルブリアン直属の部隊……アランやルーイなどが所属するルブリアン隊はひときわ魔塔を憎んでいるが、この身を使って有用性を示せばシロファスを見る目も変わるだろう。
それに。
「あの右目、どうにかしたいな」
『ルブリアンのことか?』
「うん」
ルブリアンはいまだに右目に眼帯をかけている。おそらく五年前の炎の魔物に潰されてから治っていない。
しかし俺の治癒の力があれば治せるのでは? とシロは企んでいる。
たったつい先ほどの会話が耳に蘇った。
——『歯、生えてないの?』
——『生えるわけねぇだろ!』
いや、生える。
魔塔では何度も歯を抜かれたが完璧に治癒している。これはシロ特有らしい。この力があればルブリアンの右目も完治できるのでは? 死んで特典が生まれるとはラッキーだ。
『おーい、シロファスくーん』
すると頭上で鳥が旋回を始めた。
彼らはいつもの鳥たちだ。馬に着地すると、シロに向き直って『追いつけてよかったよぉ』と賑やかに鳴いた。
隊列が騒音に包まれていて、助かった。ヴァルカンや鳥たちと会話していてもこれらの声は他の騎士に届かない。騎士たちも(こいつ動物と仲がいいな)程度に思うだけで、まさか明確に意思疎通しているとは考えもしないだろう。でないと困る。獣人にそうした能力がないとはいえ、シロが獣人だと疑われてはならないのだ。
二手に分かれていた鳥たちが、早速それぞれ報告を始めた。
『俺たちはシロファスくんに言われた通り、魔塔の方、行ってみたぞ』
「どうだった?」
『驚いたぞシロファスくん! 言われた通りの方へ飛んでみたら、それまではそこになかったデッカーい城がいきなり現れたんだ!』
「……やっぱり」
どうりで動物が入ってこなかった訳だ。
魔塔は結界で隠されていたらしい。
「長い距離を飛んでくれてありがとう! こんなに早く行き来するなんてさすがだな」
『さすが? 俺たちさすが? えへへへへへ』
右の三羽が嬉しそうに体をくねらせた。
『そうだな。あの魔物の夜から、いつもルブリアンのそばにいたお前がいなくなってしまったから』
魔塔主も犬のシロは死んだと発言していた。
(実際、俺は死んだんだけど)
しかし人間の姿で死んだのだ。犬のシロは行方不明になっているはずだが、炎の魔物は騎士たちの命すら奪っているバケモノだ。皆がシロは炎に飲まれたと思うのは当然である。
『まさか人間になっているとは!』
「俺を探し続けてくれてたんだって? 嬉しいよ! ヴァルカンを殺処分になんて絶対させないからな!」
『はははっ! 『俺』なんて言っちまって頼もしいな! 犬っコロん時はボクがボクがと尻尾を振っていたのによォ』
シロはへへへと照れながらも返した。
「任せてよ。でも確かに、自然と『俺』と言ってるかも。この人間になったからかな。今の俺は一応、シロではなくシロファスだから」
『ふぅむ。シロは魔塔から来たんだって? ルブリアンにはシロが帰ってきたぞー! と言ってないのか?』
「……うん」
シロは一呼吸おいて打ち明けた。
「言えないんだ。本当は俺も言いたいけれど、前世が犬のシロだったなんて言えば魂の乗っ取りとして処刑されるらしい」
『なんてことだ……』
「それに」と続けて言おうとした言葉はうまく声に出なくて、一度唾を飲み込んでから、言った。
「今のご主人様は、犬のシロを嫌っているらしくてさ……」
『何ぃ? この五年、俺はルブリアンを乗せてはいないからよく分からないが……ルブリアンがシロを嫌うだと? そんなことありえるのか?』
「俺もないとは思うけど……」
不可解そうなヴァルカン。シロもルブリアンの真意を確かめていないので真偽は不明だ。
それにしても五年か。暴れ馬になったヴァルカンを五年も残してくれたのはなぜなのだろう。
「とにかく今は、俺が何を言っても信じてもらえることはないと思う。ここの人たちは魔塔から来た俺を憎んでいるし、ルブリアンは特にだよ」
『確かにルブリアンは魔塔を憎んでいるよな。兄貴が殺されたんだっけか』
「うん……」
『そう言えば今回の遠征で俺たちが向かう道中には、ルブリアンの兄貴が死んだ山も通るらしいぞ』
山? 今まで耳にしたことのない情報に、シロは「え、何それ。山?」と目を丸くした。
『厩舎では有名だぜ? もう死んじまった老馬が語ることには、二十年以上前、ルブリアンがちっこいときに兄貴が殺されたんだが……」
そうして語ったことは、犬の時代には見えていなかった情報であった。
ヴァルカン曰く、ルブリアンの兄が殺されたのはまだシロがルブリアンと出会う前で、殺されたのは兄だけではなかった。当時の王女も被害者だ。含めて十数人が惨殺されたらしい。
ルブリアンの兄、ローラン・クレルモンと、当時ルブリアンと同い年だった王女は王国の東に位置する別荘地で遊んでいた。その別荘地が今回の巡察の範囲に含まれている。
事件が起きた日のルブリアンは、公爵家にいた。風邪を引いていたのだ。心配した王女がルブリアンを見舞うため、王女の騎士でありルブリアンの兄のローランと共に公爵家へ向かっている最中、二人と多くの従者や騎士たちが魔塔の連中に殺された。
肝心なのは、ローランの遺体は見つかっているが、王女は『行方不明』だと言うこと。
「……王女様が魔塔に連れ去られた可能性もあるってことか」
『どうだろうな。山で行方不明っつうのは、死んだと同義でもあるからなぁ。シロは魔塔で王女らしき奴を見たか?』
「王女様ってどんな見た目なのかなぁ」
『やっぱり王族特有の黒髪に、赤い目をしているんじゃないか?』
この国、ボーフォルティア王国の王族の特徴は黒髪だ。その高貴な血が濃ければ濃いほど、黒髪は漆黒の美しさを放ち、目はルビーのように赤く光り輝くと言われている。
ボーフォルティアの歴史は他国と比べても群を抜いて深く、建国に関しては神話的な言い伝えに近い。国を作った二人の兄妹のうち妹が今の王族の祖先であり、彼女はドラゴンと深い仲を結んでいた。
そんな彼女には魂を分けた双子の兄が存在していた。とても妹想いの兄で、妹とドラゴンが天の沼に落ちて命を落としかけた際彼らを救うため、その地に古くから住まう大蛇の神獣と契約し、沼の空から妹とドラゴンを救い出したと言う。兄の系譜は今でも続いており、それがこの国の二大公爵家の一つであるヴァルロワ家である。彼らは大蛇の神獣を崇めており、その祖先は建国の兄妹の兄である。
その歴史があってか今でも王族はヴァルロワ家に逆らえないらしい。決して消極的、否定的な服従ではなく、好意的にヴァルロワ家を支援しているとのこと。まるで魂に刻まれたように、代々のそれぞれの頭は仲が良いだとか。
まるで犬と飼い主だ。
「黒髪かぁ。魔塔に連れ去られてきた子供たちは、姿を変えられている子もいるっぽいんだよねぇ」
『へぇ、ろくでもない連中だな』
「まじでそうだよ」
『ハハハハまじで、そうか! シロシロシロ』
また嬉しくなったのか興奮するヴァルカンに、少し後ろを走っていた騎士が戦慄した顔を見せる。ヴァルカンはシロの軽薄な口調を大変好んでいる。『そんな言葉、この世でシロしか使わないぞ!』とか言って。
それにしてもこれで『王妃様はルブリアンを憎んでいる』と噂されている訳が分かった。
王女とローランはルブリアンを見舞うために別荘地から移動した。その途中で殺されてしまったのだ。
犬のシロは、ルブリアンから王女の話を聞いたことがない。
重く口を閉じていた分だけ、ルブリアンも後悔しているのかもしれない。
出来ることなら可哀想な無実の王女をシロだって救いたい。もしも魔塔に連れ去られているなら……しかしルブリアンと同い年ということは王女は二十八歳。魔塔では大人は生きられない。残酷ではあるがどちらにせよ王女は既に……。
「……いや」
魔塔の時間の流れは狂っている、という仮説がシロにはある。
もしも王女が今も子供のままなら?
彼女は生きている可能性がある。
「やっぱり、魔塔の子供達を救い出さないと」
彼らには一人一人、人生があったはずだ。シロに群がって屈託ない笑顔を見せる子供達の姿が、閉じた瞼の裏に浮かんだ。
救い出そう。そのためにもルブリアンと接触しなければ。
ルブリアン直属の部隊……アランやルーイなどが所属するルブリアン隊はひときわ魔塔を憎んでいるが、この身を使って有用性を示せばシロファスを見る目も変わるだろう。
それに。
「あの右目、どうにかしたいな」
『ルブリアンのことか?』
「うん」
ルブリアンはいまだに右目に眼帯をかけている。おそらく五年前の炎の魔物に潰されてから治っていない。
しかし俺の治癒の力があれば治せるのでは? とシロは企んでいる。
たったつい先ほどの会話が耳に蘇った。
——『歯、生えてないの?』
——『生えるわけねぇだろ!』
いや、生える。
魔塔では何度も歯を抜かれたが完璧に治癒している。これはシロ特有らしい。この力があればルブリアンの右目も完治できるのでは? 死んで特典が生まれるとはラッキーだ。
『おーい、シロファスくーん』
すると頭上で鳥が旋回を始めた。
彼らはいつもの鳥たちだ。馬に着地すると、シロに向き直って『追いつけてよかったよぉ』と賑やかに鳴いた。
隊列が騒音に包まれていて、助かった。ヴァルカンや鳥たちと会話していてもこれらの声は他の騎士に届かない。騎士たちも(こいつ動物と仲がいいな)程度に思うだけで、まさか明確に意思疎通しているとは考えもしないだろう。でないと困る。獣人にそうした能力がないとはいえ、シロが獣人だと疑われてはならないのだ。
二手に分かれていた鳥たちが、早速それぞれ報告を始めた。
『俺たちはシロファスくんに言われた通り、魔塔の方、行ってみたぞ』
「どうだった?」
『驚いたぞシロファスくん! 言われた通りの方へ飛んでみたら、それまではそこになかったデッカーい城がいきなり現れたんだ!』
「……やっぱり」
どうりで動物が入ってこなかった訳だ。
魔塔は結界で隠されていたらしい。
「長い距離を飛んでくれてありがとう! こんなに早く行き来するなんてさすがだな」
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