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「出会い」
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『大丈夫おじさん』、という噂を知っているだろうか。
大丈夫おじさんは、夕方から夜の間だけ、困っている子どもの前に現れる。
大丈夫おじさんに困っていることを相談すると、にっこり笑って「大丈夫だよ」と言ってくれる。
すると悩んでいたことは全部きれいに片付いて、本当に大丈夫になる…というもの。
わたしが『大丈夫おじさん』の噂を知ったのは、小学3年生の時だった。
悩める子どもを助けてくれる。それなのになんの対価も求めない、不思議な『大丈夫おじさん』。
学校では、「大丈夫おじさんに会ったら、なにをお願いする?」というのがお決まりの話題だった。
頭が良くなりたい、親にゲームを買ってほしい、運動会が中止になりますように……
いつの間にか大丈夫おじさんは、『何でも願いを叶えてくれるおじさん』になっていた。
言うまでもなく、たくさんの子どもが夕方暗くなってから『大丈夫おじさん』を探して町をうろつき廻るようになった。
「おじさんは水が苦手だから、川の近くにはいない」とか、「〇〇公園に現れることが多い」とか、「黒にも青にも白にも見える、不思議な服を着ている」とか……本当か嘘かわからない情報で溢れかえった。
みんな、なんとしても『大丈夫おじさん』に会いたかった。
けれど、ある時。
夜遅くになっても大丈夫おじさんを探しまわっていた子が、不審者に声をかけられるという事件が起きてしまった。幸いその子はすぐ交番に逃げ込んで大事には至らなかったけれど、それ以来学校で『大丈夫おじさん』の話をすることは禁止された。
その上放課後は先生達が交代で町を見回るようになり、親同士も連絡を取り合って、子ども達の様子を見張っていた。
学校でも家でも、『大丈夫おじさん』の話をしただけで叱られる。
そんな日が続くうちに、やがて誰も『大丈夫おじさん』のことを話さなくなって……
気づけば話題の中心は、流行のアニメやオンラインゲームに移っていた。
そうやって、『大丈夫おじさん』は忘れ去られた。
でも、わたしは知っている。
『大丈夫おじさん』は、本当にいるんだってことを。
+++++
わたしが小学校5年生の時。
宿題を何日分も溜め込んだせいで、ついに先生から居残りをさせられた日の帰り道のことだった。
勉強なんか大嫌い。明日のテストもなくなればいい。学校なんてこの世から消えてしまえ。
大きめの石を蹴って転がしながら、できるだけ遠回りの道を選んで進んでいたわたしは、薄暗い高架下のトンネルに差し掛かった。
人通りも少なく、子どもだけで行ってはいけないと口うるさく言われている場所。
でも、この日の私にそんなことは関係なかった。
思い切り石を蹴とばす。石は勢いよく跳んで、トンネルの中に転がっていった。
すると、石が止まった場所からさらに奥に進んだところの壁際に、誰かがぽつんと立っているような気がした。
男の人…だろうか。黒っぽい服を着た…いや、それとも灰色?トンネルが暗いせいではっきりしない。顔だけがぽっかり浮いているように見える。
ちょっと怖い。けど気になってしまって仕方ない。あそこには、本当に誰かいるの?
(……大丈夫。別に石を取りに行くだけ。飛んでっちゃったのだから仕方ない。それにもし不審者だったら、大声で叫んで逃げればいいし。)
恐怖と興奮で、胸がドキドキした。わたしは何でもないようなふりをして、トンネルに足を踏み入れた。
しかし石のところまでたどり着いても、その少し先に立っているはずの人の姿はよく見えない。急に怖くなったわたしは、下を向いて小刻みに石を蹴って進んだ。
もしかしたら見間違いだったのかも。壁のシミが顔に見えたとか。
怖さを紛らわせるために、わたしはそう自分に言い聞かせた。
すると突然、わたしの視界に薄汚れた壁とほとんど同じ色柄のズボンと、少し皺が浮き出た素足が飛び込んできた。
やっぱり、人がいた。心臓が止まるほどの驚きで、わたしは声も出なかった。
こんな場所で裸足なんて絶対におかしい。不審者に決まってる。
そう思ったわたしは、できるだけ遠くに飛んでいくように石を強く蹴った。その石を追いかけるように、顔を下げたまま駆け出す。
そして、裸足の不審者の前を急いで通り過ぎようとした時――
『大丈夫?』
そう訊かれたような気がした。
不思議な声だった。鈴みたいに高くて、地響きみたいに低い。小さな女の子の声にも、年をとった男の人の声にも聞こえる…とても、優しそうな声。
わたしの足は、その人の前で勝手に止まっていた。
顔を上げ、吸い寄せられるように声のした方を向く。
そこにいたのは、幸せそうに微笑んでいる、普通のおじさんだった。
けれどその姿を見て、わたしは確信した。
この人は大丈夫おじさんだ、と。
「ねえ、もしかしておじさんは、大丈夫おじさん?」
思わず尋ねてしまったが、返事はなかった。
わたしのことを見ているようで、どこか遠くを見ているような不思議な目。
「…大丈夫おじさんじゃないの?」
また、返事はなかった。
おじさんはまつ毛1本動かさず、ただ穏やかに、にっこりと微笑んでいる。
「……ねえ、聞いて。わたし、今すごく困ってるの。明日の算数のテストがすごくすごく嫌で辛くて…悪い点とったら、絶対お母さんに叱られちゃう」
おじさんの顔色をうかがいながら、わたしはそう言った。
すると、
「大丈夫だよ」
おじさんは優しい声で、そう返事をしてくれた。
(――嘘でしょ!?すごい!ついに見つけたんだ!!!この人は本物の大丈夫おじさんだ!)
「おじさん、ありがとう!!」
わたしはぺこりとお辞儀をすると、興奮と喜びで顔を真っ赤にし、ダッシュで家に帰った。
こんな時間までどこで遊んでたの。明日テストでしょ、ちゃんと勉強してるの?
そんなお母さんの小言なんてまったく気にならず、わたしは笑って「大丈夫だよ」と答えた。
(だって、大丈夫おじさんが「大丈夫」って言ってくれたんだから。)
その日わたしは1秒たりとも勉強なんかしないで、すぐに布団に入った。
おじさんに会えた嬉しさと、もうテストの心配なんかしなくていい喜びで、とにかく幸せだった。
次の日。予定通り算数のテストは行われた。
てっきりテストの存在そのものがなくなると信じ込んでいたわたしは、ショックで頭の中が真っ白になった。
けれどいざ問題用紙が配られると、不思議なことにどの問題もすぐに答えがわかった。わたしの頭の中に、勝手に答えが浮かんできてくれるのだ。
当然、テストの結果は100点だった。
放課後になると、わたしは真っ先にクラスで一番仲の良かった友達に、大丈夫おじさんのことを教えてあげた。
おじさんはね、高架下の××トンネルにいるんだよ。壁と同じに見える不思議な服を着てて、顔はどこにでもいそうな普通のおじさんで……。
わたしは大丈夫おじさんのことを、全部その子に教えてあげた。
――それなのに。
「ねえ…まだ大丈夫おじさんの噂なんて信じてるの?」
嬉々として話すわたしに、友達は呆れた目を向けた。
バカにされているとすぐに分かった。
それ以来、わたしは誰にも大丈夫おじさんの話をしないと決めた。
大丈夫おじさんは、わたしだけの存在になった。
わたしは何かあるとすぐ、大丈夫おじさんに会いに行った。
高架下のトンネルにおじさんが現れるのは、決まって夕方から夜にかけて。それも、わたしが1人でいる時だけ。
ピアノの発表会で成功しますように。定期テストで学年10番以内に入れますように。クラス替えしても友達ができますように。受験がうまくいきますように…
全部、おじさんは叶えてくれた。
一方で、時間になってもおじさんがいないときもあった。
好きなアイドルのコンサートチケットが欲しいとか、夏休みはハワイ旅行に行きたいとか。そういうお願いを心に抱いている時には、決まっておじさんは現れなかった
わたしとしては、アイドルに会えないことも海外旅行に行けないことも十分“困りごと”だったのだけど、おじさん基準だとそうではないらしい。
でも部活の試合とかテストとか、絶対に失敗したくない大事なことが控えている時には必ず高架下に現れて、わたしを助けてくれた。
大丈夫おじさんは、夕方から夜の間だけ、困っている子どもの前に現れる。
大丈夫おじさんに困っていることを相談すると、にっこり笑って「大丈夫だよ」と言ってくれる。
すると悩んでいたことは全部きれいに片付いて、本当に大丈夫になる…というもの。
わたしが『大丈夫おじさん』の噂を知ったのは、小学3年生の時だった。
悩める子どもを助けてくれる。それなのになんの対価も求めない、不思議な『大丈夫おじさん』。
学校では、「大丈夫おじさんに会ったら、なにをお願いする?」というのがお決まりの話題だった。
頭が良くなりたい、親にゲームを買ってほしい、運動会が中止になりますように……
いつの間にか大丈夫おじさんは、『何でも願いを叶えてくれるおじさん』になっていた。
言うまでもなく、たくさんの子どもが夕方暗くなってから『大丈夫おじさん』を探して町をうろつき廻るようになった。
「おじさんは水が苦手だから、川の近くにはいない」とか、「〇〇公園に現れることが多い」とか、「黒にも青にも白にも見える、不思議な服を着ている」とか……本当か嘘かわからない情報で溢れかえった。
みんな、なんとしても『大丈夫おじさん』に会いたかった。
けれど、ある時。
夜遅くになっても大丈夫おじさんを探しまわっていた子が、不審者に声をかけられるという事件が起きてしまった。幸いその子はすぐ交番に逃げ込んで大事には至らなかったけれど、それ以来学校で『大丈夫おじさん』の話をすることは禁止された。
その上放課後は先生達が交代で町を見回るようになり、親同士も連絡を取り合って、子ども達の様子を見張っていた。
学校でも家でも、『大丈夫おじさん』の話をしただけで叱られる。
そんな日が続くうちに、やがて誰も『大丈夫おじさん』のことを話さなくなって……
気づけば話題の中心は、流行のアニメやオンラインゲームに移っていた。
そうやって、『大丈夫おじさん』は忘れ去られた。
でも、わたしは知っている。
『大丈夫おじさん』は、本当にいるんだってことを。
+++++
わたしが小学校5年生の時。
宿題を何日分も溜め込んだせいで、ついに先生から居残りをさせられた日の帰り道のことだった。
勉強なんか大嫌い。明日のテストもなくなればいい。学校なんてこの世から消えてしまえ。
大きめの石を蹴って転がしながら、できるだけ遠回りの道を選んで進んでいたわたしは、薄暗い高架下のトンネルに差し掛かった。
人通りも少なく、子どもだけで行ってはいけないと口うるさく言われている場所。
でも、この日の私にそんなことは関係なかった。
思い切り石を蹴とばす。石は勢いよく跳んで、トンネルの中に転がっていった。
すると、石が止まった場所からさらに奥に進んだところの壁際に、誰かがぽつんと立っているような気がした。
男の人…だろうか。黒っぽい服を着た…いや、それとも灰色?トンネルが暗いせいではっきりしない。顔だけがぽっかり浮いているように見える。
ちょっと怖い。けど気になってしまって仕方ない。あそこには、本当に誰かいるの?
(……大丈夫。別に石を取りに行くだけ。飛んでっちゃったのだから仕方ない。それにもし不審者だったら、大声で叫んで逃げればいいし。)
恐怖と興奮で、胸がドキドキした。わたしは何でもないようなふりをして、トンネルに足を踏み入れた。
しかし石のところまでたどり着いても、その少し先に立っているはずの人の姿はよく見えない。急に怖くなったわたしは、下を向いて小刻みに石を蹴って進んだ。
もしかしたら見間違いだったのかも。壁のシミが顔に見えたとか。
怖さを紛らわせるために、わたしはそう自分に言い聞かせた。
すると突然、わたしの視界に薄汚れた壁とほとんど同じ色柄のズボンと、少し皺が浮き出た素足が飛び込んできた。
やっぱり、人がいた。心臓が止まるほどの驚きで、わたしは声も出なかった。
こんな場所で裸足なんて絶対におかしい。不審者に決まってる。
そう思ったわたしは、できるだけ遠くに飛んでいくように石を強く蹴った。その石を追いかけるように、顔を下げたまま駆け出す。
そして、裸足の不審者の前を急いで通り過ぎようとした時――
『大丈夫?』
そう訊かれたような気がした。
不思議な声だった。鈴みたいに高くて、地響きみたいに低い。小さな女の子の声にも、年をとった男の人の声にも聞こえる…とても、優しそうな声。
わたしの足は、その人の前で勝手に止まっていた。
顔を上げ、吸い寄せられるように声のした方を向く。
そこにいたのは、幸せそうに微笑んでいる、普通のおじさんだった。
けれどその姿を見て、わたしは確信した。
この人は大丈夫おじさんだ、と。
「ねえ、もしかしておじさんは、大丈夫おじさん?」
思わず尋ねてしまったが、返事はなかった。
わたしのことを見ているようで、どこか遠くを見ているような不思議な目。
「…大丈夫おじさんじゃないの?」
また、返事はなかった。
おじさんはまつ毛1本動かさず、ただ穏やかに、にっこりと微笑んでいる。
「……ねえ、聞いて。わたし、今すごく困ってるの。明日の算数のテストがすごくすごく嫌で辛くて…悪い点とったら、絶対お母さんに叱られちゃう」
おじさんの顔色をうかがいながら、わたしはそう言った。
すると、
「大丈夫だよ」
おじさんは優しい声で、そう返事をしてくれた。
(――嘘でしょ!?すごい!ついに見つけたんだ!!!この人は本物の大丈夫おじさんだ!)
「おじさん、ありがとう!!」
わたしはぺこりとお辞儀をすると、興奮と喜びで顔を真っ赤にし、ダッシュで家に帰った。
こんな時間までどこで遊んでたの。明日テストでしょ、ちゃんと勉強してるの?
そんなお母さんの小言なんてまったく気にならず、わたしは笑って「大丈夫だよ」と答えた。
(だって、大丈夫おじさんが「大丈夫」って言ってくれたんだから。)
その日わたしは1秒たりとも勉強なんかしないで、すぐに布団に入った。
おじさんに会えた嬉しさと、もうテストの心配なんかしなくていい喜びで、とにかく幸せだった。
次の日。予定通り算数のテストは行われた。
てっきりテストの存在そのものがなくなると信じ込んでいたわたしは、ショックで頭の中が真っ白になった。
けれどいざ問題用紙が配られると、不思議なことにどの問題もすぐに答えがわかった。わたしの頭の中に、勝手に答えが浮かんできてくれるのだ。
当然、テストの結果は100点だった。
放課後になると、わたしは真っ先にクラスで一番仲の良かった友達に、大丈夫おじさんのことを教えてあげた。
おじさんはね、高架下の××トンネルにいるんだよ。壁と同じに見える不思議な服を着てて、顔はどこにでもいそうな普通のおじさんで……。
わたしは大丈夫おじさんのことを、全部その子に教えてあげた。
――それなのに。
「ねえ…まだ大丈夫おじさんの噂なんて信じてるの?」
嬉々として話すわたしに、友達は呆れた目を向けた。
バカにされているとすぐに分かった。
それ以来、わたしは誰にも大丈夫おじさんの話をしないと決めた。
大丈夫おじさんは、わたしだけの存在になった。
わたしは何かあるとすぐ、大丈夫おじさんに会いに行った。
高架下のトンネルにおじさんが現れるのは、決まって夕方から夜にかけて。それも、わたしが1人でいる時だけ。
ピアノの発表会で成功しますように。定期テストで学年10番以内に入れますように。クラス替えしても友達ができますように。受験がうまくいきますように…
全部、おじさんは叶えてくれた。
一方で、時間になってもおじさんがいないときもあった。
好きなアイドルのコンサートチケットが欲しいとか、夏休みはハワイ旅行に行きたいとか。そういうお願いを心に抱いている時には、決まっておじさんは現れなかった
わたしとしては、アイドルに会えないことも海外旅行に行けないことも十分“困りごと”だったのだけど、おじさん基準だとそうではないらしい。
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