面倒くさがりやなリリィ

第九話 ～本来の目的～

皆さんこんにちは！
部屋のお掃除って一度にすると大変ですね～。
皆さんのお部屋は片付いてますか？
昨日は更新できずごめんなさい。少しバタバタしてて、書き終わらりませんでした…。

ファファリーナさんまだまだ止まりませんね～。物陰からこそっと…怖いですね！

ではでは本文へれっつごー♪

　　　　　♘♘♘♘♘本文♘♘♘♘♘

シャラリシャラシャラ

ドアのベルの音がファファリーナを正気に戻しました。

「……( ﾟдﾟ)ﾊｯ!ぁれ…私は何をしていたのでしょう？」

ファファリーナの顔はみるみるうちに真っ赤に染まっていきました。まるで林檎のように赤くなった時、リリィは少し安心したように告げました。

「正気にもどられて何よりです。ファファリーナ様、お客様がいらしたようなので、少しこの子と庭へ出ていていただけますか？」

リリィはにっっこりとした笑顔を顔に張り付けて庭へのドアを開け、視線で、

はやく行けや…客おるねん…

と訴えかけました。

「…ひぃっ(*´･д･)…分かりました。待ってますね？」

ファファリーナは少し怯えましたが、すぐにたてなおして、庭へ歩いていきました。


丁度いいタイミングで入ってきた客はリリィの知らない人でした。　

「…いらっしゃいませ。どうぞご自由にご覧下さい。…先程はありがとうございました。」

リリィは接客スマイルを浮かべ、客を見つめて言いました。
客は、黒のズボンに紺のシャツとネクタイ、ビロードのマントを着ていて、高貴そうな雰囲気を持っていました。そして、低く、柏ノ木のようにどっしりとした声で、くつくつと笑いながら言いました。
　
「きにすることはないさ。彼女がああなったらしばらくは止まらないからね。偶然とはいえ、止めれて良かった。…それにしても、ここおもしろいね。色々な物がある。そして何より……空気と雰囲気が綺麗だ。」

確かな称賛を込めたその言葉にリリィは頬を少し赤らめました。
客はふと思い出したようにリリィの目を覗き込んで言いました。

「…君の名前は…？私は君の事を前に見たことがあるきがするんだ。なんとなく……ね。」

客は妖艶な笑みを浮かべてリリィにたずねました。

「……っ…わ、私はリリィ…です。」

リリィは、素直にフルネームを答えようとして慌てて踏みとどまって、客に答えました。

「ふぅ～ん？リリィ…ね。」

客は何かを考え込むように呟き、

「…名前を教えてくれてありがとう。店の中をみせてもらうね。(*´・ω-)」

と、片目をつぶりながら言いました。

リリィは不思議な人だな…と感じ、
「少し、庭に出ていますので用がありましたら、カウンターのベルをならしてくださいね。……ぁあ、盗みはできませんよ？この家が許しませんから。」
と赤い顔を隠すようにいって、庭へでていきました。


♘リリィが客の対応をしている時♘

ファファリーナはポニーに話しかけていました。

「先程はごめんなさい。ポニーさん。……名前はなんというのですか？」

しょんぼりと沈んだ声色でファファリーナはポニーにたずねました。しかしポニーは答えず、すやすやと寝ていました。

　　　　　　　♘続く♘