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番外編
紬の巣作り
紬の呼吸が少し落ち着くと、ゆっくりと律動が始まった。
少し抜いて奥まで挿れて。
閉じた壁に先端を押し付けて、円を書くように動かす。
それだけでプシャッと潮を吹いた紬に少し驚きながら、それでも気持ちよさそうに泣いているので恭介は何度かそれを繰り返す。
そして柔らかくなってきたその壁を開こうと、少し動きを激しくして、ドチュドチュと奥を突く。
「あぁっ、ぁ、き、もちぃっ、ぁ、い、イク、イク……っ!」
ギュッと中が締まり、紬が大きく震えると一気に脱力した。
かろうじて意識はある。
わけもわからず謝りだした番に愛しさが膨れていくばかりで、恭介は何度も前立腺と奥をつくと、ある時グプンとピッタリ嵌る感覚がした。
「────ッッ、あ゛ぁっ!!」
「っ……!」
紬は前に一度開かれたことのあるそこをまた開かれ、大きな快感から苦しそうにも聞こえる声を漏らす。
ペニスからはプシャッと勢いよく潮を噴いた。
「結腸、入ったね……苦しくない……?」
「っ、ぁ、け、っちょぉ……」
「うん。ここ。ここで気持ちよくしてくれる?」
そのまま激しく律動を始めて、紬は追い詰められるような快感に、何度も潮を噴きそして意識を失った。
■
「……ごめんね、ごめん。夢中になっちゃって……」
「……お腹、変……」
「ごめんなさい……!」
発情期には波がある。
そうして少し落ち着いた頃、二人とも汗やその他の色々な液体でドロドロになっていた。
恭介は紬から離れ、濡れたタオルで紬の体をササッと拭いていく。
後孔には夥しい量の精液が出されていて、さすがの恭介も自分の出したくせに引いていた。
「お腹、ゴロゴロする?トイレ連れていった方がいい?」
「……おかしくなっちゃう……奥、もうダメ……」
「え……」
「ぁ……えっと……」
恭介が寂しそうな顔をした。
その顔に紬は頗る弱くて、暫くして「……やっぱりいいよ」と小さな声で言ってしまった。
「本当……っ?無理してない?大丈夫……?」
「……だいじょぶ」
「俺ね、君とずーっと深いところで繋がってるっていう感覚がして、奥のところまで繋がるの、好きなんだ。」
「……ン」
「あ、でも、もちろん嫌な時はしないから。ごめんね、俺のわがまま。君の体調が一番だからね」
恭介は申し訳なさそうにそう言い、紬のお腹を撫でた。
紬はというと、確かに奥深くまで突かれるのは後が辛かったりもするのだが、実を言えば紬自身も大きい快感を拾える上に、ピッタリ凸凹がハマるような感覚が好きだった。
なので、たまにならいいかなと口にはしないけれど、そんなことを思っていたのだった。
少し抜いて奥まで挿れて。
閉じた壁に先端を押し付けて、円を書くように動かす。
それだけでプシャッと潮を吹いた紬に少し驚きながら、それでも気持ちよさそうに泣いているので恭介は何度かそれを繰り返す。
そして柔らかくなってきたその壁を開こうと、少し動きを激しくして、ドチュドチュと奥を突く。
「あぁっ、ぁ、き、もちぃっ、ぁ、い、イク、イク……っ!」
ギュッと中が締まり、紬が大きく震えると一気に脱力した。
かろうじて意識はある。
わけもわからず謝りだした番に愛しさが膨れていくばかりで、恭介は何度も前立腺と奥をつくと、ある時グプンとピッタリ嵌る感覚がした。
「────ッッ、あ゛ぁっ!!」
「っ……!」
紬は前に一度開かれたことのあるそこをまた開かれ、大きな快感から苦しそうにも聞こえる声を漏らす。
ペニスからはプシャッと勢いよく潮を噴いた。
「結腸、入ったね……苦しくない……?」
「っ、ぁ、け、っちょぉ……」
「うん。ここ。ここで気持ちよくしてくれる?」
そのまま激しく律動を始めて、紬は追い詰められるような快感に、何度も潮を噴きそして意識を失った。
■
「……ごめんね、ごめん。夢中になっちゃって……」
「……お腹、変……」
「ごめんなさい……!」
発情期には波がある。
そうして少し落ち着いた頃、二人とも汗やその他の色々な液体でドロドロになっていた。
恭介は紬から離れ、濡れたタオルで紬の体をササッと拭いていく。
後孔には夥しい量の精液が出されていて、さすがの恭介も自分の出したくせに引いていた。
「お腹、ゴロゴロする?トイレ連れていった方がいい?」
「……おかしくなっちゃう……奥、もうダメ……」
「え……」
「ぁ……えっと……」
恭介が寂しそうな顔をした。
その顔に紬は頗る弱くて、暫くして「……やっぱりいいよ」と小さな声で言ってしまった。
「本当……っ?無理してない?大丈夫……?」
「……だいじょぶ」
「俺ね、君とずーっと深いところで繋がってるっていう感覚がして、奥のところまで繋がるの、好きなんだ。」
「……ン」
「あ、でも、もちろん嫌な時はしないから。ごめんね、俺のわがまま。君の体調が一番だからね」
恭介は申し訳なさそうにそう言い、紬のお腹を撫でた。
紬はというと、確かに奥深くまで突かれるのは後が辛かったりもするのだが、実を言えば紬自身も大きい快感を拾える上に、ピッタリ凸凹がハマるような感覚が好きだった。
なので、たまにならいいかなと口にはしないけれど、そんなことを思っていたのだった。
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