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石像
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五時半のチャイムが鳴ると共に通学路に立っている石像の側を通る際は、必ず帰宅を促す言葉をかけましょう。絶対に触るなよ。(←この文字だけ赤の手書き)
実は友達夫婦しか住んでないのかと勘繰ってしまう程、他の住民と会わない。そして何だか石像が多い気がする。
「お墓だよ」
住民に野菜をお裾分けに行くというので着いて行ったら、玄関に二体置かれていた。
背中を向けているような石像達が並べられている某公園の通り道では、背後で何があっても振り向いてはならない。安心しろ、追いつかれたり、追い抜かれたりはしないよ。それが目的じゃないから。
『七色峠』と呼ばれる場所がある。峠を越える時は、色の付いた物を石像に供えるのだ。七人の若者が悪ふざけで全員色の違うシャツを着て、手ぶらで素通りする計画を立てた。偶然若者達の後から峠を越えようとした者が見た光景は、七色のTシャツを着た石像と、その前で立ちながら寝ている上半身裸の七人の若者達だった。
日照権の問題で2メートル近い石像が取り壊された。中かからは明らかに一人分ではない量の人骨。捜査の結果、行方不明だった石像の作者と、身元は不明だが若い女性だったそうだ。
実は友達夫婦しか住んでないのかと勘繰ってしまう程、他の住民と会わない。そして何だか石像が多い気がする。
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