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みつきりほ

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第4話:中村先生と部室

3.手掛かり

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そーいちと嘉瀬君が部室に戻ってきて、なぎさが中村先生のことについて話すと早速調査しよう!という話になった。

「ちょっと待って。調査するって言っても、まだこの部室と関連あるかわからないだろ。」
「まあ、確かに。」

俺が言ったことに対して、そーいちはそう言った。

「関係なかったら、中村先生が顧問にならない理由調査する意味ないじゃん。俺たちはなんでも部だろ?『依頼人に言われたことをできる範囲でなんでもすること』が俺たちの活動内容であって、俺たちが気になったことを調べる部活じゃないから。」
「えーでも気になるじゃないですか。」

なぎさはそう言った。

「部員が依頼を出すってのはダメなんですか?」

嘉瀬君はそう言った。

「そうだなあ。いいけど、部員以外の人の依頼からこなしていくことになるかもな。だから、先に佐野君の依頼からかな。」

そーいちはそう言った。

「…あ、そっか!」

なぎさは何か閃いたのかそう言った。

「どうした?」

俺はそう言った。

「探せばいいんですよね、この部室と中村先生の共通点!そしたら、早く調査できる!」
「なんでそんなに共通点あるって思ってるんだよ。」
「え…なんとなくに決まってるじゃないですか!」

なぎさはなぜか自信満々にそう言った。

「早速探してきます!」

なぎさはそう言って、部室を出ていった。

「いや、今部活中だから!ダメだから!」

と、俺はそう言ったか、なぎさが戻ってくる気配はなかった。

「多分、あれは何言ってもダメなやつですね。」

嘉瀬君はそう言った。

「でも、顧問の先生そろそろ見つけないとなあ。5人目見つけるのが先だけど。じゃないとひろきが部員にならないし。」

そーいちはそう言った。

「にしても、どっちもあてがありませんよね。中村先生以外に部活の顧問をしていない先生今から探してきましょうか?」
「あーそうだな。色んな先生に聞いたら他にも見つかるかもしれないしな。大ちゃんだけで大丈夫?」
「はい、お2人はここにいてください。もしかしたら、部員希望の方が来られるかもしれないので。」

嘉瀬君はそう言って、部室を出ていった。

「さて、俺らはどうしようか。まだ依頼調査の時間じゃないけど、先にやっとく?」

そーいちはそう言った。

「まあ、やることないしね。宿題ぐらいしか。」

俺はそう言った。

「何か部室に手掛かりになるのがあるかもしれないし、とりあえずここで探そう。俺はダンボールの中とか収納ボックスの中もう一度漁ってみるから、ひろきは本棚お願い。」
「了解。」

と言っても、掃除の時になぎさが本棚整理してたし大丈夫だと思うけど。

「あ、大量に出すなよ。後片付け大変だから。特にそーいちは掃除苦手なんだから。」
「わかってるって。お、やっぱりこの変身ベルトいい!昔のだから壊れてるところも少しあるけど。」
「遊ぶなよー。」

俺はそう言い、本棚の中を見ていく。…なんか、漫画多くないか?

「お前、もしかして学校に漫画持ってきてここに置いてないよな?」
「ん?あー、それ俺じゃなくてなぎさだよ。」

そーいちはそう言った。気づいてたのなら、注意しろなぎさに!漫画持ってきちゃダメだって。

「あ!」

そーいちはそう言った。

「何、どうした?」

俺は気になってそーいちにそう聞いた。

「このプラモ、しゅうちゃん好きそう!」
「あっそう。」
「そういえば、最近しゅうちゃんに会ってないなあ。元気?」
「元気だよ。というか、同じ学校だよ。確か、3年1組だったはず。」
「…しゅうちゃん、部活入ってる?」
「入ってない。というか、この学校3年生に上がる前まででしょ?部活入れるの。引退は3年の4月いっぱいまでにって決まりらしいし。」
「そっか…。」

そーいちはそう言った。まあ、その前に、しゅうちゃん、成績悪くて親から「入るな」って言われてるから無理だって言ってたけど。

「今どんな感じ?」

そーいちはそう言った。

「特に何も。…ん?」

俺は1番上の棚を見た。そこには、漫画ではなく、ファイルっぽいものや分厚い本っぽいものが置いてあるのが見えた。

「何かあった?」
「あー、うん。依頼書入れるファイルって1番上の棚に置いてないよね?」
「うん。ひろきが届かないかもと思って。」
「ギリ届くから大丈夫だわ。」

だとしたら、このファイルっぽいのは何だ?

「1番上の棚に何かありそうなの?」
「うん。ファイルっぽいものとか分厚い本っぽいのが置いてある。」

俺はそう言って、先に分厚い本っぽいものを取り出した。その本の表紙を見ると、『アルバム』と書いてあった。
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