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第1部 ホワイティア支部改革編
【第24話】「支部改革はじめます」
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「《ライフイズエナジー》、起動!」
選ぶドリンクは、この世界に来て初めて飲んだ《クリアソーダ》。
スッと頭が冴え、意識が一点に集中する感覚が広がる。
──やらなければならないことは山積みだった。
アゼリアの兄・グレンと、その部下であるエナのおかげで村内もギルド内も混乱は最小限に抑えられていた。だが、問題は山のように残っている。
「まずはマルベックの後始末から、だな……」
帳簿の再整理、村からの依頼管理、装備・薬草の在庫確認、メンバーのスケジュール再編成──。
次から次へと湧き出る仕事の波に、さすがの知久も一瞬くじけそうになる。
「やれるかどうかじゃない、やるしかないんだよな……」
《クリアソーダ》の効果でクリアになった頭脳をフル稼働させ、知久は机に向かって膨大な書類と数字の山を捌きはじめた。
「予算はマルベックの隠し金庫からある程度確保できた。当面は大丈夫……。みんなの基本給は底上げして、今まで天引きされていた分は返還して……。ギルド本部や倉庫の修繕は後回しかな……先に装備や道具の支給体制も整備しないと……」
気がつけば夜になり、さらに夜が明け──
「……うう、体いてぇ……」
誰もいない支部長室のソファで目を覚ます。資料を抱えたまま寝落ちしていたらしい。
自室に戻る余裕もなく、仕事に飲まれてそのまま倒れ込んでいた。
「ああ、この感じ、久しぶりだな……」
かつてのブラック企業での記憶が、ふと脳裏をかすめる。
自嘲気味に笑いながら、知久は顔を洗い、また机へと戻った。
「おはようございます、四谷さん……って、一体何を?」
「おはようございます、エナさん。こっちが終わった分です。残ってるのも午前中には終わると思います」
「それは、私も手伝う予定だった仕事ですよ? ……それを全部、ひとりで?」
「早く、みんなが正常に働けるようにしないといけないから」
エナは呆れたように大きなため息をついた。
「まったく、あなたという人は……変わりませんね」
「ん、んん?」
意味深な言い回しに、知久は不思議そうに首を傾げた。
☆ ☆ ☆
その日の昼、ようやく作業に一段落が見え始めた頃だった。
「おっはよー、支部長~♪」
「よう、支部長さん。……なんか疲れてるな?」
「えっと……支部長さん。おはようございます……!」
「支部長さ~ん、おはよ~ございま~す」
四者四様の挨拶と共に、仲間たちがぞろぞろと集まってくる。
それぞれに表情が明るく、どこか余裕さえ感じられる。あの頃のギルドでは考えられなかった光景だ。
「……何が支部長だ。まだ代理だっての。お前ら、完全にからかってるだろ!」
思わず苦笑しながらも、知久の声にはツッコミ以上のものがこもっていた。
からかわれるのも、信頼あってこそだ。
「いやーすごいわね、支部長代理!」
アゼリアが腕を絡ませてくる。
「今のうちに媚び売っとこ! ねぇねぇ、あたしの部屋、もっといい部屋に変えてくれない~?」
「おい、王族の誇りはどこ行った!?」
冗談だとわかっていても、距離が近すぎて心臓によろしくない。
「あ、じゃあ……わたしも」
「私も~!」
控えめなミロリーと、のんびり口調のトキワまでもが左右に並んでぴったりくっついてきた。
「うわ、いや、お前らまで!? やめろ、ちょ、離れてくれ!」
両腕を女の子たちにがっちりホールドされ、知久は顔を真っ赤にしてジタバタする。
「ガッハッハッ! モテモテじゃねぇか、支部長さんは!」
ゴルディは腹を抱えて爆笑していた。完全に面白がっている。
──そのとき、控えめな咳払いの音がひとつ。
「……コホン」
空気が一瞬だけ引き締まり、みんなの視線がそちらに向く。
「えっと、エナさん? ……何か?」
「いいえ?」
エナはそっぽを向いたまま、ほんの少しだけ頬を膨らませていた。
その仄かな不機嫌さが、逆に珍しくて、少しだけ微笑ましい。
「……ま、いいや。とにかくお前ら、くっついてないで少し離れてくれ。ちゃんと話したいことがあるんだ」
知久は深く息を吸って、目の前の仲間たちを順に見渡した。
──あの頃とは違う。
信頼できる仲間たちが、今、ここにいる。
「みんなに、相談したいことがあるんだ」
静かに、しかし確かな重みを持って、知久は口を開いた。
「できるだけ自由に働けるようにしたい。それから怪我で働けなくなった人たちには、ある程度の保証制度を設けたい。福利厚生、保険制度──そういった仕組みを作りたいんだ」
仲間たちは驚きの表情を見せる。
「それから、外部から講師を雇おうと思う」
「講師?」
「俺たちは、戦いの経験も実力もまだまだ不足してる。だから、引退した元冒険者を誘致して訓練してもらう」
「あ~! 道具屋のおじさんが元冒険者だったはずで~す! 頼んでみます~!」
「あたしが剣を教わった先生とかどう? 今は引退してるけど、元は王族の親衛隊長だった人よ!」
「その先生、剣がすっぽ抜けないように教えられるのか?」
「どういう意味よ!!」
笑いが起きるなか、知久は真剣な表情で続けた。
「俺の目標は、このギルドの全員を☆2以上にすることだ。モンスターを倒したり、宝を探したり、街を守ったり……それぞれが、自分の“やりたいこと”に向かって進めるようにしたい」
仲間たちは驚き、そして誇らしそうに頷いた。
だが──
「お待ちください」
これまで黙っていたエナが声を上げた。
「そのやり方には、反発するメンバーも出るでしょう。私はこの1ヶ月、監査官としてこのギルドを見てきました。現状に満足し、搾取されてもなお何も変えようとしない人もいる。急な改革は、受け入れられない可能性が高いです」
「──あたしたちでマルベックを追い出したのに!? それってムシが良すぎるじゃない!」
「ですが、事実です」
「……かもな。なんせ、俺がそうだった」
「ゴ、ゴルディさん?」
ゴルディが自嘲気味に笑う。
「俺はマルベックのやつに何もかも奪われて、何もかもどうでもよくなっちまった。昔は商人として、どっかの町ででっかい店を持つのが夢だったんだが……いつの間にか、そんな夢も忘れちまった。この村で一生、☆1冒険者として、タダ働きして終わるんだと思ってたよ」
その言葉に、場がしんと静まった。
そして、エナは続けた。
「どこにだって、使えない人間はいます。やる気がなく、成長しない。彼らはいるだけで組織を腐らせる。あなたは、組織の長として、そんな人々を切り捨てる覚悟がありますか?」
知久はゆっくりと息を吐き、静かに答えた。
「マルベックにも言っただろ。俺たちは変われる。ゴルディだって、他のみんなだって……変わろうと動いた結果、マルベックの支配から抜け出せたんだ。ただ、今まできっかけがなかっただけだ」
その声には熱がこもっていた。それを聞いた仲間たちは自然と視線を交わし、小さくうなずき合った。
「エナ。君の言う通りかもしれない。でも、彼らだって本当は、誰かに手を差し伸べてもらいたいかもしれないだろ?だから、誰一人見捨てるつもりはない。一人一人と、向き合うつもりだ。それが俺のやりたい……”働き方改革”なんだ」
静寂の中、知久の言葉はゆっくりと皆の胸に染み渡っていった。それは叱咤でも演説でもなく、まっすぐな本音だった。エナの目が少しだけ見開かれる。
「大将。俺はあんたに手を差し伸べてもらった。だから、あんたについていくさ」
「あたしたちだってそうよ」
アゼリアが腰に手を当ててふんっと鼻を鳴らし、ミロリーは小さく「うん……」と頷いた。その隣でトキワは、控えめに手を挙げながらも、はにかんだ笑みを浮かべていた。ぎこちないが確かな団結の空気が、支部長室を包んでいく。
「四谷さん。わかっていますか? あなたの進もうとするその道は、茨の道ですよ」
「わかってる。でも、俺はもう、一生懸命働いているのに不幸になるなんて……嫌なんだよ」
エナはしばらく沈黙したあと──
ふっと、少しだけ微笑んだ。
「……まったく、あなたという人は」
呆れているのか、嬉しそうなのか。
「わかりました。あなたのお好きなように動いてください。今はあなたが支部長代理なのですから」
エナは手元の帳簿を閉じて、椅子から立ち上がった。
その顔は、少しだけ優しかった。
選ぶドリンクは、この世界に来て初めて飲んだ《クリアソーダ》。
スッと頭が冴え、意識が一点に集中する感覚が広がる。
──やらなければならないことは山積みだった。
アゼリアの兄・グレンと、その部下であるエナのおかげで村内もギルド内も混乱は最小限に抑えられていた。だが、問題は山のように残っている。
「まずはマルベックの後始末から、だな……」
帳簿の再整理、村からの依頼管理、装備・薬草の在庫確認、メンバーのスケジュール再編成──。
次から次へと湧き出る仕事の波に、さすがの知久も一瞬くじけそうになる。
「やれるかどうかじゃない、やるしかないんだよな……」
《クリアソーダ》の効果でクリアになった頭脳をフル稼働させ、知久は机に向かって膨大な書類と数字の山を捌きはじめた。
「予算はマルベックの隠し金庫からある程度確保できた。当面は大丈夫……。みんなの基本給は底上げして、今まで天引きされていた分は返還して……。ギルド本部や倉庫の修繕は後回しかな……先に装備や道具の支給体制も整備しないと……」
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誰もいない支部長室のソファで目を覚ます。資料を抱えたまま寝落ちしていたらしい。
自室に戻る余裕もなく、仕事に飲まれてそのまま倒れ込んでいた。
「ああ、この感じ、久しぶりだな……」
かつてのブラック企業での記憶が、ふと脳裏をかすめる。
自嘲気味に笑いながら、知久は顔を洗い、また机へと戻った。
「おはようございます、四谷さん……って、一体何を?」
「おはようございます、エナさん。こっちが終わった分です。残ってるのも午前中には終わると思います」
「それは、私も手伝う予定だった仕事ですよ? ……それを全部、ひとりで?」
「早く、みんなが正常に働けるようにしないといけないから」
エナは呆れたように大きなため息をついた。
「まったく、あなたという人は……変わりませんね」
「ん、んん?」
意味深な言い回しに、知久は不思議そうに首を傾げた。
☆ ☆ ☆
その日の昼、ようやく作業に一段落が見え始めた頃だった。
「おっはよー、支部長~♪」
「よう、支部長さん。……なんか疲れてるな?」
「えっと……支部長さん。おはようございます……!」
「支部長さ~ん、おはよ~ございま~す」
四者四様の挨拶と共に、仲間たちがぞろぞろと集まってくる。
それぞれに表情が明るく、どこか余裕さえ感じられる。あの頃のギルドでは考えられなかった光景だ。
「……何が支部長だ。まだ代理だっての。お前ら、完全にからかってるだろ!」
思わず苦笑しながらも、知久の声にはツッコミ以上のものがこもっていた。
からかわれるのも、信頼あってこそだ。
「いやーすごいわね、支部長代理!」
アゼリアが腕を絡ませてくる。
「今のうちに媚び売っとこ! ねぇねぇ、あたしの部屋、もっといい部屋に変えてくれない~?」
「おい、王族の誇りはどこ行った!?」
冗談だとわかっていても、距離が近すぎて心臓によろしくない。
「あ、じゃあ……わたしも」
「私も~!」
控えめなミロリーと、のんびり口調のトキワまでもが左右に並んでぴったりくっついてきた。
「うわ、いや、お前らまで!? やめろ、ちょ、離れてくれ!」
両腕を女の子たちにがっちりホールドされ、知久は顔を真っ赤にしてジタバタする。
「ガッハッハッ! モテモテじゃねぇか、支部長さんは!」
ゴルディは腹を抱えて爆笑していた。完全に面白がっている。
──そのとき、控えめな咳払いの音がひとつ。
「……コホン」
空気が一瞬だけ引き締まり、みんなの視線がそちらに向く。
「えっと、エナさん? ……何か?」
「いいえ?」
エナはそっぽを向いたまま、ほんの少しだけ頬を膨らませていた。
その仄かな不機嫌さが、逆に珍しくて、少しだけ微笑ましい。
「……ま、いいや。とにかくお前ら、くっついてないで少し離れてくれ。ちゃんと話したいことがあるんだ」
知久は深く息を吸って、目の前の仲間たちを順に見渡した。
──あの頃とは違う。
信頼できる仲間たちが、今、ここにいる。
「みんなに、相談したいことがあるんだ」
静かに、しかし確かな重みを持って、知久は口を開いた。
「できるだけ自由に働けるようにしたい。それから怪我で働けなくなった人たちには、ある程度の保証制度を設けたい。福利厚生、保険制度──そういった仕組みを作りたいんだ」
仲間たちは驚きの表情を見せる。
「それから、外部から講師を雇おうと思う」
「講師?」
「俺たちは、戦いの経験も実力もまだまだ不足してる。だから、引退した元冒険者を誘致して訓練してもらう」
「あ~! 道具屋のおじさんが元冒険者だったはずで~す! 頼んでみます~!」
「あたしが剣を教わった先生とかどう? 今は引退してるけど、元は王族の親衛隊長だった人よ!」
「その先生、剣がすっぽ抜けないように教えられるのか?」
「どういう意味よ!!」
笑いが起きるなか、知久は真剣な表情で続けた。
「俺の目標は、このギルドの全員を☆2以上にすることだ。モンスターを倒したり、宝を探したり、街を守ったり……それぞれが、自分の“やりたいこと”に向かって進めるようにしたい」
仲間たちは驚き、そして誇らしそうに頷いた。
だが──
「お待ちください」
これまで黙っていたエナが声を上げた。
「そのやり方には、反発するメンバーも出るでしょう。私はこの1ヶ月、監査官としてこのギルドを見てきました。現状に満足し、搾取されてもなお何も変えようとしない人もいる。急な改革は、受け入れられない可能性が高いです」
「──あたしたちでマルベックを追い出したのに!? それってムシが良すぎるじゃない!」
「ですが、事実です」
「……かもな。なんせ、俺がそうだった」
「ゴ、ゴルディさん?」
ゴルディが自嘲気味に笑う。
「俺はマルベックのやつに何もかも奪われて、何もかもどうでもよくなっちまった。昔は商人として、どっかの町ででっかい店を持つのが夢だったんだが……いつの間にか、そんな夢も忘れちまった。この村で一生、☆1冒険者として、タダ働きして終わるんだと思ってたよ」
その言葉に、場がしんと静まった。
そして、エナは続けた。
「どこにだって、使えない人間はいます。やる気がなく、成長しない。彼らはいるだけで組織を腐らせる。あなたは、組織の長として、そんな人々を切り捨てる覚悟がありますか?」
知久はゆっくりと息を吐き、静かに答えた。
「マルベックにも言っただろ。俺たちは変われる。ゴルディだって、他のみんなだって……変わろうと動いた結果、マルベックの支配から抜け出せたんだ。ただ、今まできっかけがなかっただけだ」
その声には熱がこもっていた。それを聞いた仲間たちは自然と視線を交わし、小さくうなずき合った。
「エナ。君の言う通りかもしれない。でも、彼らだって本当は、誰かに手を差し伸べてもらいたいかもしれないだろ?だから、誰一人見捨てるつもりはない。一人一人と、向き合うつもりだ。それが俺のやりたい……”働き方改革”なんだ」
静寂の中、知久の言葉はゆっくりと皆の胸に染み渡っていった。それは叱咤でも演説でもなく、まっすぐな本音だった。エナの目が少しだけ見開かれる。
「大将。俺はあんたに手を差し伸べてもらった。だから、あんたについていくさ」
「あたしたちだってそうよ」
アゼリアが腰に手を当ててふんっと鼻を鳴らし、ミロリーは小さく「うん……」と頷いた。その隣でトキワは、控えめに手を挙げながらも、はにかんだ笑みを浮かべていた。ぎこちないが確かな団結の空気が、支部長室を包んでいく。
「四谷さん。わかっていますか? あなたの進もうとするその道は、茨の道ですよ」
「わかってる。でも、俺はもう、一生懸命働いているのに不幸になるなんて……嫌なんだよ」
エナはしばらく沈黙したあと──
ふっと、少しだけ微笑んだ。
「……まったく、あなたという人は」
呆れているのか、嬉しそうなのか。
「わかりました。あなたのお好きなように動いてください。今はあなたが支部長代理なのですから」
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