14 / 17
第14話 決闘
しおりを挟む「鼻毛の英雄様、頑張って!!」
「鼻毛様! 絶対に勝ってくれー!!」
「フレーフレー! ハ・ナ・ゲ!!」
満席の決闘場。
鼻毛への声援で満ち溢れている。
「ノーズ殿、ツルスベスキーを止められるのはお主しかおらぬ。この国へ来たばかりのお主に託すのは過ぎた願いだとは分かっておる。だが、どうか娘を救ってくれ」
国王は俺の手を握りしめ、頭を下げる。
「ノーズさん……どうかご無事で」
エマは両手を組んで不安そうに俺を見つめる。
「任せてください。ツルスベスキーがどれほど強かろうと、最後に鼻毛が勝ちます!」
王族用の観覧席にいる二人にそう言い、決闘場の中央で待っているツルスベスキーのもとに向かう。
「この声援が聞こえるか? この国に数日前に来たばかりの俺への応援だ。お前を応援している人は誰もいない。お前のやり方は間違っていると思わないのか?」
「まったく思いません。聖典に厳密に従うことが正しいことです」
「だが国民はお前のやりかたを支持していない。聖典は本来、国を良くするために作られたものだろう」
「それは国民が今の緩い規則に慣れてしまったからです。僕がエマ様と結婚し、国王になればそんなことは許しません。聖典に従わないものは徹底的に排除する法律を作り、より良い国になります」
「どうしてどこまで聖典にこだわる? 聖典が作られたのは千年以上前の話だ。今の生活・思想とあっていないことだってあるだろう」
「僕にとって聖典がすべてです。全員が聖典に従うことで、不幸な事件を防ぎ、みんなが幸せになれるのです。そのためならどんな犠牲もいといません」
「自分の両親を投獄し、エマ王女を不幸にしてもか?」
「はい。聖典に比べたらそんなことは些細なことです」
「……お前の心の鼻毛は枯れている。強大すぎる力を手にしたせいで人格にまで影響をでているようだな……」
「僕には髪と眉以外の体毛はありません。それに、心の鼻毛の意味も分かりません。おしゃべりはこのへんにして、決闘を始めましょう」
表情を一切変えないツルスベスキー。左手に光り輝く聖典が現れる。
鼻の右穴の奥にある極太鼻毛を一本引き抜く。
「鼻毛ナンバー844『鼻毛アックス』、発動!!」
極太鼻毛は漆黒の巨大な斧になる。
岩を砕くほどの固さと重さを誇る斧だ。
「いくぞ、ツルスベスキー!!」
一瞬でツルスベスキーの頭上に移動し、鼻毛アックスを振り下ろす。
「聖典21ページ『聖なる盾』」
ツルスベスキーの手にしている聖典が開く。
そこから光り輝く盾が出現し、鼻毛アックスを受け止める。
「そんなものでこの斧は防げない!!」
盾を突き破ろうと斧に力を込める。
――なっ!
斧が急に真っ赤になる。暑さで斧から手を離す。
斧が灰となってボロボロと崩れていく。
「やはり燃えますね。あなたの作ったコウモリを撃ち落としたときも燃えて灰になってゆきました。スキルの相性が悪かったですね」
静かに笑うツルスベスキー。
「俺のスキルで作った武器がこんなに簡単に壊れるなんて……」
これまでの長い戦闘経験でもこんなことは一度もなかった。
「ノーズさん!! これは光脱毛と同じ原理です! この戦いに勝ち目はありません。投降してください!!」
観覧席からエマが必死に叫ぶ。
「そういうことです。この国では光脱毛と言われる技術が流行っています。強い光を体毛にあて、体毛を永久に生えなくする技術です。黒い毛が光を吸収し、その光の熱によって毛根を死滅させ、毛が生えなくなります」
勝ち誇るツルスベスキー。
「そんな恐ろしい技術があるのか……」
鼻毛使いの俺にとっては身の毛もよだつ話だ。
当然、鼻毛たちもよだっている。
「僕に髪と眉以外の体毛がないのもこれが原因です。僕のスキルは光を操ります。この光で私自身の体毛も消えました」
ツルスベスキーはツルツルの腕を俺に向ける。
「腕の毛があろうがなかろうが個人の自由だ。だがっ! お前の問題は心の鼻毛まで永久脱毛してしまったことだ!!」
「また心の鼻毛ですか。そんな言葉はありませんし、実在もしません」
「いや、心の鼻毛は実在する! 鼻を澄まして、ゆっくりと鼻から空気を吸ってみろ。鼻の奥にわずかな温もりを感じるだろう。それが心の鼻毛だ」
「何も感じません」
「それなら俺がお前に勝って、心の鼻毛を思いださせてやる。そして今までの非情な行為を悔い改めさせてやる」
ツルスベスキーをにらみつける。
だが、スキルの相性は最悪だ。
ツルスベスキーは俺と同等の戦闘力を持っている。
戦闘力が同じ場合、勝負を分けるのはスキルの相性。
背中に嫌な汗が流れる。
「威勢だけはいいですね。ですが、あなたのスキルは鼻毛を抜くことで発動する。一度抜いた鼻毛はすぐには生えてこない。あなたがスキルを使えば使うほど、僕が有利になります」
「俺の鼻毛は1000本ある! お前を倒すのに十分だ!!」
そうは言ったものの、全ての鼻毛が戦闘に使える訳ではない。
戦闘が長期化すれば不利になるのは事実。
短期決戦で倒すしかない。
「鼻毛の利用方法は無限大だ! 直接攻撃するだけじゃない。鼻毛ナンバー474&478『鼻毛パチンコ』」
鼻の右穴の中央にある固い鼻毛と伸縮性がある鼻毛を一本ずつ引き抜く。
固い鼻毛は先端が裂けてY字になっている。Y字の両端に伸縮性に優れたもう一本の鼻毛をしばりつける。パチンコの完成だ。
「石はお前の熱でも燃えないぞ!!」
足元に落ちている大きな石をパチンコにセットし、ツルスベスキーに向かって投げ飛ばす。
「聖典36ページ『巨人の手』」
ツルスベスキーの手にしている聖典から光り輝く二本の巨大な手が出現する。
右手は飛んできた石を受け止めて俺に向かって投げ返してくる。
右に飛んで石を避ける。
左手が殴りかかってくる。
「鼻毛ナンバー074『推しの毛ん』」
鼻毛を剣に変えて、左手を斬り裂く。
剣が熱で真っ赤になる。
あついっ!!
だが、右手が迫ってくる。
新しい鼻毛を抜いている時間はない。
真っ赤になった剣で右手を切りつける。
「なっ!」
剣が右手に当たって砕け散る。
右手は固い握りこぶしとなって俺に衝突する。
今まで味わったことがないほどの衝撃だ。
決闘場の端まで吹き飛ばされる。
右手は猛スピードで俺に向かってくる。
「鼻毛ナンバー865『鼻毛槍』、発動!!」
鼻の左穴の奥にある太くまっすぐな鼻毛を一本引き抜く。
この鼻毛は先端が尖っている。槍にはもってこいの鼻毛。
鼻毛は漆黒の槍になる。
目の前に迫っている右手に槍を投げる。
槍は右手を貫通し、真っ赤になったまま前進し、空気中で灰になって消えた。
攻撃はなんとか防げたが、攻撃力の高い鼻毛がまた一本減ってしまった。
それにさっきの攻撃で肋骨を折られた。胸に鈍い痛みが走っている。
「この攻撃を直撃しても生きているとは流石ですね、ノーズさん。それではこれはどうですか?」
「聖典147ページ『光速移動』」
聖典から光の粒が浮かびあがり、ツルスベスキーの両足を覆う。
目の前からツルスベスキーが消える。
脇腹に衝撃が走る。ツルスベスキーの足が脇腹にめり込む。そのまま横に吹き飛ばされる。
「私を目で捕らえることは不可能です。今の私より早いものは存在しません」
俺の周りを光速で移動している。
確かに目で追うことは不可能だ。だが、俺の鼻毛なら対処可能。
「鼻毛ナンバー109『鼻毛センサー』、発動!」
無数の小さな鼻毛が空中に舞い広がる。
目で追えないなら、鼻で感じれば良いのだ。
目を閉じ鼻を澄ます。
光速移動しているツルスベスキーが空中に舞っている鼻毛に触れる。
「なっ!? あつっ!!」
思わず声がでる。
鼻の中が猛烈に熱くなる。
空中の鼻毛たちはツルスベスキーに触れた瞬間に燃え上がる。
その熱を鼻の中に残した鼻毛ナンバー109の毛根が受信しているのだ。
「隙だらけですよ」
背後から声。
振り向く間もなく、ツルスベスキーの拳が背中にめり込む。
口から血が出る。
「もう終わりですか?」
ツルスベスキーの声は聞こえるが、姿は見えない。
「まだだっ! 鼻毛は可能性は無限大だ!! 鼻毛ナンバー169『鼻毛網』、発動!」
鼻の右穴の入り口にある、しなやかな鼻毛を一本引き抜く。
鼻毛から複数の長い紐を作る。
その紐同士を編み込んで大きな網にする。
「大漁だっー!!」
巨大な網を空中に投げる。
網は大きく広がって闘技場の闘技スペース全体を覆う。
「そこだ!!」
わざと網で覆わなかった闘技スペースの左端に向かって蹴りを入れる。
「ぐっ!」
ツルスベスキーの腹に俺の足がめり込む。
後ろに吹き飛ばされ、壁に激突するツルスベスキー。
ツルスベスキーの姿は見えなくても、移動経路さえ読めれば攻撃は可能だ。
「……やりますね。光速移動している僕にダメージを負わせるとは……」
よろめきながらも立ち上がるツルスベスキー。
口から血を流している。
かなりのダメージを与えたようだ。
「あなたに近づくのは危険ですね。このスキルで確実に仕留めます。聖典299ページ『輝く瞳』」
聖典から一つの巨大な目が浮き上がる。
瞼を閉じている。
「鼻毛ナンバー223『鼻毛ウィップ』、発動!」
鼻の右穴の中ほどにある長くしなやかな鼻毛を引き抜く。
鼻毛が漆黒の鞭となる。
鞭は波打ちながらツルスベスキーに襲いかかる。
「開眼」
ツルスベスキーの一言で空中に浮いている目が開き、強烈な光が鞭に向かって放たれる。
光を浴びた鞭は真っ赤になり、ツルスベスキーに到達するまえに灰になって空中分解する。
「開眼」
俺に向かって光が放たれる。
――早いっ。避けきれない
両手で顔を覆う。
強烈な光を全身に浴びる。
威力はないが、日に焼けたように全身がひりつく。
「このスキルは威力がない代わりにスピードはトップレベルです。光に当たるだけであなたの武器は壊れる。全身に何度も浴びれば、光脱毛の原理で鼻毛の毛根も死滅します。ノーズさんにとっては最悪のスキルですね」
ほくそ笑むツルスベスキー。
「開眼」
「鼻毛ナンバー524『鼻毛ウォール』、発動!!」
ツルスベスキーの掛け声と同時に、鼻の左穴の奥にある平たい鼻毛を引き抜く。
鼻毛は大きな壁になり、光を遮る。
だが、一瞬で真っ赤になり、崩れ落ちる。
「開眼」
「鼻毛ナンバー781『鼻毛シールド』、発動!!」
今度は鼻の右穴の奥にある分厚い鼻毛を引き抜く。
鼻毛は漆黒の盾になる。
だが、一度光を浴びただけで盾は灰になって崩れ起きる。
「防戦一方ですよ? 鼻毛が切れるまでこのまま攻めさせていただきます」
勝ち誇るツルスベスキー。
このままではまずい……
どんどん不利になっていく。
ふと、右ポケットに熱を感じる。
右ポケットに入れていたこの国の硬貨がさっき光の攻撃のせいでまだ熱を帯びている。
これしかない!
右手をポケットに突っ込み、左手は鼻の入り口にある柔らかい産毛をつまむ。戦闘には向かない細くしなやかな鼻毛の産毛だ。
「いくぞっ!!」
覚悟を決めて、ツルスベスキーに飛びかかった。
0
あなたにおすすめの小説
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
防御力ゼロと追放された盾使い、実は受けたダメージを100倍で反射する最強スキルを持ってました
黒崎隼人
ファンタジー
どんな攻撃も防げない【盾使い】のアッシュは、仲間から「歩く的」と罵られ、理不尽の限りを尽くされてパーティーを追放される。長年想いを寄せた少女にも裏切られ、全てを失った彼が死の淵で目覚めたのは、受けたダメージを百倍にして反射する攻防一体の最強スキルだった!
これは、無能と蔑まれた心優しき盾使いが、真の力に目覚め、最高の仲間と出会い、自分を虐げた者たちに鮮やかな鉄槌を下す、痛快な成り上がり英雄譚! 「もうお前たちの壁にはならない」――絶望の底から這い上がった男の、爽快な逆転劇が今、始まる。
無能と追放された鑑定士の俺、実は未来まで見通す超チートスキル持ちでした。のんびりスローライフのはずが、気づけば伝説の英雄に!?
黒崎隼人
ファンタジー
Sランクパーティの鑑定士アルノは、地味なスキルを理由にリーダーの勇者から追放宣告を受ける。
古代迷宮の深層に置き去りにされ、絶望的な状況――しかし、それは彼にとって新たな人生の始まりだった。
これまでパーティのために抑制していたスキル【万物鑑定】。
その真の力は、あらゆるものの真価、未来、最適解までも見抜く神の眼だった。
隠された脱出路、道端の石に眠る価値、呪われたエルフの少女を救う方法。
彼は、追放をきっかけに手に入れた自由と力で、心優しい仲間たちと共に、誰もが笑って暮らせる理想郷『アルカディア』を創り上げていく。
一方、アルノを失った勇者パーティは、坂道を転がるように凋落していき……。
痛快な逆転成り上がりファンタジーが、ここに開幕する。
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
【アイテム分解】しかできないと追放された僕、実は物質の概念を書き換える最強スキルホルダーだった
黒崎隼人
ファンタジー
貴族の次男アッシュは、ゴミを素材に戻すだけのハズレスキル【アイテム分解】を授かり、家と国から追放される。しかし、そのスキルの本質は、物質や魔法、果ては世界の理すら書き換える神の力【概念再構築】だった!
辺境で出会った、心優しき元女騎士エルフや、好奇心旺盛な天才獣人少女。過去に傷を持つ彼女たちと共に、アッシュは忘れられた土地を理想の楽園へと創り変えていく。
一方、アッシュを追放した王国は謎の厄災に蝕まれ、滅亡の危機に瀕していた。彼を見捨てた幼馴染の聖女が助けを求めてきた時、アッシュが下す決断とは――。
追放から始まる、爽快な逆転建国ファンタジー、ここに開幕!
「お前は用済みだ」役立たずの【地図製作者】と追放されたので、覚醒したチートスキルで最高の仲間と伝説のパーティーを結成することにした
黒崎隼人
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――役立たずの【地図製作者(マッパー)】として所属パーティーから無一文で追放された青年、レイン。死を覚悟した未開の地で、彼のスキルは【絶対領域把握(ワールド・マッピング)】へと覚醒する。
地形、魔物、隠された宝、そのすべてを瞬時に地図化し好きな場所へ転移する。それは世界そのものを掌に収めるに等しいチートスキルだった。
魔力制御が苦手な銀髪のエルフ美少女、誇りを失った獣人の凄腕鍛冶師。才能を活かせずにいた仲間たちと出会った時、レインの地図は彼らの未来を照らし出す最強のコンパスとなる。
これは、役立たずと罵られた一人の青年が最高の仲間と共に自らの居場所を見つけ、やがて伝説へと成り上がっていく冒険譚。
「さて、どこへ行こうか。俺たちの地図は、まだ真っ白だ」
聖女として召還されたのにフェンリルをテイムしたら追放されましたー腹いせに快適すぎる森に引きこもって我慢していた事色々好き放題してやります!
ふぃえま
ファンタジー
「勝手に呼び出して無茶振りしたくせに自分達に都合の悪い聖獣がでたら責任追及とか狡すぎません?
せめて裏で良いから謝罪の一言くらいあるはずですよね?」
不況の中、なんとか内定をもぎ取った会社にやっと慣れたと思ったら異世界召還されて勝手に聖女にされました、佐藤です。いや、元佐藤か。
実は今日、なんか国を守る聖獣を召還せよって言われたからやったらフェンリルが出ました。
あんまりこういうの詳しくないけど確か超強いやつですよね?
なのに周りの反応は正反対!
なんかめっちゃ裏切り者とか怒鳴られてロープグルグル巻きにされました。
勝手にこっちに連れて来たりただでさえ難しい聖獣召喚にケチつけたり……なんかもうこの人たち助けなくてもバチ当たりませんよね?
出来損ないと追放された俺、神様から貰った『絶対農域』スキルで農業始めたら、奇跡の作物が育ちすぎて聖女様や女騎士、王族まで押しかけてきた
黒崎隼人
ファンタジー
★☆★完結保証★☆☆
毎日朝7時更新!
「お前のような魔力無しの出来損ないは、もはや我が家の者ではない!」
過労死した俺が転生したのは、魔力が全ての貴族社会で『出来損ない』と蔑まれる三男、カイ。実家から追放され、与えられたのは魔物も寄り付かない不毛の荒れ地だった。
絶望の淵で手にしたのは、神様からの贈り物『絶対農域(ゴッド・フィールド)』というチートスキル! どんな作物も一瞬で育ち、その実は奇跡の効果を発揮する!?
伝説のもふもふ聖獣を相棒に、気ままな農業スローライフを始めようとしただけなのに…「このトマト、聖水以上の治癒効果が!?」「彼の作る小麦を食べたらレベルが上がった!」なんて噂が広まって、聖女様や女騎士、果ては王族までが俺の畑に押しかけてきて――!?
追放した実家が手のひらを返してきても、もう遅い! 最強農業スキルで辺境から世界を救う!? 爽快成り上がりファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる