4 / 4
逃がさない×逃げたい 終
しおりを挟む
祐紀は泣き濡れる春を寝室に寝かせた。
「なに、するんですか…」
「知ってるでしょう?」
乱れた着物をそのまま脱がす。
もう日は暮れていて、赤っぽく光る春の肌は美しかった。
また夕方に抱こうか。いや、朝焼けまで夜通し抱くのも良いかもしれない。
そんな恐ろしいことを考えているとはつゆ知らずに、春は不安そうな目で祐紀を見つめた。
「怖い?」
「…はい」
「なら、もう二度と逃げようなんて考えないでくださいね」
祐紀がそう言って口付けると、春は蕩けた顔をする。こんな顔をしておいて祐紀を拒むなんてひどい人だ。
「僕なんかより…良い人がいるでしょう」
「いませんよ」
祐紀は春の蕾に手を伸ばした。
春は祐紀以外の誰も知らない。大きな優越感だった。
「ひ…やぁ」
「本当に嫌ですか?」
「う、やぁ、いやです…!」
「じゃあ、好きっていうまでしてあげますね」
「へ…っやぁあ!」
祐紀は春の感じるところを執拗にいじってやった。
「やぁっ…やめてぇ、いやっ…」
「本当は好きなくせに」
春は頑なにいやしか言わない。
もしかしたらわざと触って欲しくてそう言ってるのか思ったがそうではないらしい。
いじっぱりなのも可愛かった。
「ふ、ぁあ…やぁぁあ!」
「あ」
ぴゅ、と春の可愛いものが白い精を吐き出した。
「いっちゃいましたね」
「うぅ…も、やだぁ…」
ぐずる春をあやすようにキスをする。
「ん…む」
「ね、はる…もう諦めなよ」
「あきらめ、る…?」
「どうせ俺から逃げられないんだからさ、諦めて僕のものになれば良いでしゃう?」
みち、と狭い春の中に自身を入れる。
「あ、ぁあっ」
「諦めちゃえば、楽になりますよ…気持ちいいことしてるだけでいいんですから」
奥まで入る頃には春は息はぜぇぜぇと上がっていた。
「ほんと…?」
「はい」
もう一度、優しくキスをしてやると春はふんわりほほえんだ。
「じゃあ、そうする…」
祐紀は溢れそうになる笑みを必死に抑えた。
「なら、さっそく気持ちいいこと、してあげますね」
「う…ふぁぁあ!あっ…だめぇ」
祐紀の激しい腰つきに、春はされるがままになってただ喘ぐばかり。
「ね、はる…やくそくして」
「へ…ぁ、なにぃ…?」
祐紀は春が達せないように春の根元をしっかりと握り込んだ。
「俺からもう逃げないって…俺しか見ないって」
「う…やくそく?ぁあっ…も、だめっ…」
「はる」
春が祐紀の下でもがく。
いきたいのに祐紀の手のせいでいけないのだ。
「てっ…はなして、ゆうきさぁあ…」
「なら、約束して」
「うぅ…するっ…やくそく、するからぁ」
「ちゃんと、守ってね」
祐紀は手を離したやった。
その瞬間に春は達した。
「はぁ…ぁ…」
春はそのまま意識を失った。
「これで、はるは俺のもの…」
祐紀は眠ったままの春を抱き上げる。
そして、春はまだ知らない、屋敷の地下へ向かった。
そこには家具や必需品の揃った部屋がある。普通の部屋と違うのは入り口に外から堅固な鍵がかかることだけ。
「きょうからここが春の部屋だよ。気に入ってくれるといいけど」
答えがないのは知っていながら話しかける。
寝台に春を横たわらせると、部屋は完璧になったように祐紀には見えた。
「これからはずーっと一緒だよ」
祐紀は春の額にそっとキスをした。
終
「なに、するんですか…」
「知ってるでしょう?」
乱れた着物をそのまま脱がす。
もう日は暮れていて、赤っぽく光る春の肌は美しかった。
また夕方に抱こうか。いや、朝焼けまで夜通し抱くのも良いかもしれない。
そんな恐ろしいことを考えているとはつゆ知らずに、春は不安そうな目で祐紀を見つめた。
「怖い?」
「…はい」
「なら、もう二度と逃げようなんて考えないでくださいね」
祐紀がそう言って口付けると、春は蕩けた顔をする。こんな顔をしておいて祐紀を拒むなんてひどい人だ。
「僕なんかより…良い人がいるでしょう」
「いませんよ」
祐紀は春の蕾に手を伸ばした。
春は祐紀以外の誰も知らない。大きな優越感だった。
「ひ…やぁ」
「本当に嫌ですか?」
「う、やぁ、いやです…!」
「じゃあ、好きっていうまでしてあげますね」
「へ…っやぁあ!」
祐紀は春の感じるところを執拗にいじってやった。
「やぁっ…やめてぇ、いやっ…」
「本当は好きなくせに」
春は頑なにいやしか言わない。
もしかしたらわざと触って欲しくてそう言ってるのか思ったがそうではないらしい。
いじっぱりなのも可愛かった。
「ふ、ぁあ…やぁぁあ!」
「あ」
ぴゅ、と春の可愛いものが白い精を吐き出した。
「いっちゃいましたね」
「うぅ…も、やだぁ…」
ぐずる春をあやすようにキスをする。
「ん…む」
「ね、はる…もう諦めなよ」
「あきらめ、る…?」
「どうせ俺から逃げられないんだからさ、諦めて僕のものになれば良いでしゃう?」
みち、と狭い春の中に自身を入れる。
「あ、ぁあっ」
「諦めちゃえば、楽になりますよ…気持ちいいことしてるだけでいいんですから」
奥まで入る頃には春は息はぜぇぜぇと上がっていた。
「ほんと…?」
「はい」
もう一度、優しくキスをしてやると春はふんわりほほえんだ。
「じゃあ、そうする…」
祐紀は溢れそうになる笑みを必死に抑えた。
「なら、さっそく気持ちいいこと、してあげますね」
「う…ふぁぁあ!あっ…だめぇ」
祐紀の激しい腰つきに、春はされるがままになってただ喘ぐばかり。
「ね、はる…やくそくして」
「へ…ぁ、なにぃ…?」
祐紀は春が達せないように春の根元をしっかりと握り込んだ。
「俺からもう逃げないって…俺しか見ないって」
「う…やくそく?ぁあっ…も、だめっ…」
「はる」
春が祐紀の下でもがく。
いきたいのに祐紀の手のせいでいけないのだ。
「てっ…はなして、ゆうきさぁあ…」
「なら、約束して」
「うぅ…するっ…やくそく、するからぁ」
「ちゃんと、守ってね」
祐紀は手を離したやった。
その瞬間に春は達した。
「はぁ…ぁ…」
春はそのまま意識を失った。
「これで、はるは俺のもの…」
祐紀は眠ったままの春を抱き上げる。
そして、春はまだ知らない、屋敷の地下へ向かった。
そこには家具や必需品の揃った部屋がある。普通の部屋と違うのは入り口に外から堅固な鍵がかかることだけ。
「きょうからここが春の部屋だよ。気に入ってくれるといいけど」
答えがないのは知っていながら話しかける。
寝台に春を横たわらせると、部屋は完璧になったように祐紀には見えた。
「これからはずーっと一緒だよ」
祐紀は春の額にそっとキスをした。
終
13
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。
かとらり。
BL
セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。
オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。
それは……重度の被虐趣味だ。
虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。
だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?
そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。
ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…
久しぶりの発情期に大好きな番と一緒にいるΩ
いち
BL
Ωの丞(たすく)は、自分の番であるαの かじとのことが大好き。
いつものように晩御飯を作りながら、かじとを待っていたある日、丞にヒートの症状が…周期をかじとに把握されているため、万全の用意をされるが恥ずかしさから否定的にな。しかし丞の症状は止まらなくなってしまう。Ωがよしよしされる短編です。
※pixivにも同様の作品を掲載しています
普通の男の子がヤンデレや変態に愛されるだけの短編集、はじめました。
山田ハメ太郎
BL
タイトル通りです。
お話ごとに章分けしており、ひとつの章が大体1万文字以下のショート詰め合わせです。
サクッと読めますので、お好きなお話からどうぞ。
ドSと崇拝
夏緒
BL
先輩の家で宅飲みしてて、盛り上がって大騒ぎしてみんなで雑魚寝したんです。そしたら先輩が当たり前のようにおれに乗っかってくる。両隣には先輩のダチが転がってる。しかもこの先輩、酔ってるうえに元がドSだもんだから……。
前編、中編、後編です♡
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
満足感が凄かったです!
続きが気になります笑