Marry Me?

美凪ましろ

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Vol.32.和泉高春の自覚

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 そつなく、何事も、そこそこ器用にこなせるタイプだと思っていた。

 恋愛も、趣味も、……生活も。

 就活以降を除いては。

『シンシアリー』は大手企業で、おれは、専門職での採用を狙っていたのだが……会社から逆に、販売職はどうかとオファーがあった。仕事はそんなに簡単に選べる状態ではなく、他に内定企業がなかったので、おれはOKした。

 しかも、『Sweet Lip』と来た。メジャーなブランドではあるが、結構安めの価格帯で。タンクトップ系であれば千円台、コートが12000円で買える、だいたい五千円出せばなにかを一着買えるくらいのお手頃感だ。『シンシアリー』はハイブランドの取り扱いもあるというのに。……服飾の専門学校を出た自分にその仕打ちかと。おれは内心会社を憎んだものだ。

 ともあれ、仕事がないことには生活出来ない。販売職に不満があれば、異動願いを出す。転職する。……などと、割と考えていたのだが……。

 社会は、おれが考えていたよりも、ずっとずっと、厳しかった。

 * * *

 勤務店舗が花見町だったので、近距離のマンションに引っ越した。勤務先には原付で通った。原付は、車と違って小回りが利くところが好きで、大学時代から乗り回している。――いまも、昔も。

 おれが入ったのは、深崎さんが既に店長としてきびきびと働いている頃だった。中村美紗さんのほうが、花見町での勤務歴は長い。ともあれ、おれが入った時点で、深崎さんは店長として既に馴染んでいる様子だった。得意の顧客もいるくらいで、美紗さんよりも多いという印象だった。女性客が明らかに嬉しそうに深崎店長に頼るんだ。――アドバイスも的確で、無駄がなく。……へえ、こういう世界で、服は売られているんだなと、勉強になる部分もあった。

 おれは、服を作ることは出来るが、売った経験はない。学生時代は色々とクラブに行ったり遊んだりしていたので、バイトは片手間程度だった。学問に集中していた――といえば、聞こえはいいが、実際は女の子の肌に溺れてばかりだった。勉学及び実績の不足したおれを、企業が、専門職採用しなかったのも、いま思えば無理からぬ話だ。

 バックヤードを見るのも新鮮だったし、服を売る人間は裏でこんなにも努力をしていたのかと。こころの目が開いた思いがした。

 うちの店は、商品の回転が速く、新作が二週間に一度入荷する。棚卸、旧版の衣類の整理、値下げ対応。会議。情報共有。とにもかくにもすることが満載で、最初の三ヶ月くらいは、脳内パニック状態だった。バイトの子にすら追いつけないありさまだった。
 
 そんなおれを――社員である深崎店長、美紗さん、須賀ちゃんは、辛抱強く見守ってくれた。須賀ちゃんは一年先輩だが、下の名前が彼女自身あまり気に入っていないらしく、年齢問わず、『須賀ちゃん』呼びをして欲しいのだそうだ。毎回誰かが入るたびに彼女は自分から説明している。――そんなわけで、おれは、須賀さんを須賀ちゃんと呼ばせて頂いている。

 ちょっとゴスロリ系の感がしなくもなかったけど。髪はいつもキンキンで、プラチナ、水色、オレンジ、ピンク、……一通り見たな。いまんとこピンク率が高いけど。パーマもかけててブリーチかけてるから髪の毛すっかすか、と言っていたが、それでも彼女はおさげにする。――なんでも、美紗さんが憧れなのだそうだ。

 おれの知る限り、美紗さんは、ずっとパーマをかけている。セミロングとロングの中間くらいの長さで、後ろで束ねて流行りの革紐を巻き付けたり、シュシュで束ねたり、アップにしたり。でぶらぶら大きいピアスがぶら下がってるんだ。……可愛いひとは基本、なにをしても可愛い。なにをしても許される。

 明らかに美紗さんと須賀ちゃんの系統は違うのだが、それでも、違う者同士、惹かれあうものがあるらしい。ラピュタのムスカネタを何度もやってげらげら笑っている。ワンオクも好きだと聞いて、おれは、たまに、密かに、Takaさんの髪型を真似たりもした。……まあ、髪色を好き放題出来るのは、アパレル販売員ならではの特権だし、『Sweet Lip』はファッショナブルなブランドだから、その意図を汲み取り、おれも、銀髪とか、髪色は色々と好きにやらせて貰っている。――会社員ともなるとこうは出来ないからな。専門職に就けなかった鬱憤を髪色にぶつける節もあった。

 実は、この店で一番厳しいのは、美紗さんだったりする。……にこにこして常に穏やかに接客する姿からは想像もつかないかもしれないが。怒ると結構怖いのだ。本当に怖い人は怒るとき静かに怒る。

 おれの教育係は須賀ちゃん――ではあったのだが。接客をしていると、つきっきりで相手なんかしてやれないから、自然、店の誰もが新人だったおれをサポートする。その役割を、積極的に引き受けるのが美紗さん、だった。

 お客さんからクレームなんか入ると、各販売員端末を支給されているので、すぐに、入力され、情報共有される。うちの店では、クレームを対応するのは、クレームを受けた本人に限られず。自分のミスでもないのに他人のミスで頭を下げることなんかあるあるだ。……それでも、接客業なんてのは、クレームがつきものであると思い込んでいたし、別段おれは、それを大したものとして思っていなかった。

 まとめると、クレーム対応については、店長が謝罪するよっぽど深刻なものでなければ、その場にいたひとが対応し、かつ、対応後、端末に情報を入力する。販売員の端末に通知が行くので、各自、手の空いたときに目を通す。指導するべきものであれば、クレーム対応をした販売員が『要指導』という項目にチェックを入れる。誰かがミスを犯した販売員に教育及び指導をしたのであれば、教育した販売員がチェックを入れ、クレームは対応済み……となる。この指導をよくしてくれたのが、美紗さんで。初めて指導されたときのことを覚えている。

 なお、指導されるときはバックヤードでなので。にっこり笑った美紗さんにちょいちょい、「……いいかな?」と手招きされるのが微妙に怖かったのを覚えてる。最近では流石にその頻度は減ったが。

『あのね。和泉くん。……昨日接客したお客様が、今日もお見えになられて。

 サイズが120と130のものを、片方だけ買うつもりが、間違って両方買われたのね。ここに……ある通り』言って美紗さんはタブレットをおれに見せ、『それで。同じ服を120と130両方要らないから、120のほうを返品に来られた。全部で一万円購入されている。結構大きな金額だよね。

 ……和泉くん。どうすればよかったかは、分かるよね』

『……サイズの確認を……』

『うん。だよね。そもそもうちは、キッズの取り扱いもあるから……大人のお客様にも、タグを見せて、『Mサイズでお間違いありませんか?』『ご試着されていませんがサイズに問題はありませんか?』確認するルールだったよね。……どうして抜けちゃったの?』

 美紗さんの口調は柔らかい。それがかえって怖い。顔もむしろ満面の笑みというか。

『ええと……』おれはあのときの状況を思い返す。『店長や美紗さんがレジ入ってれば、おれ、結構言うんですけど、……そんときは須賀ちゃんでしたし。それに、……急いでたんで。待ってる行列出来てましたし……』

『まあ、確かに昨日は、カードで10%OFFだったしお客さん多かったもんね。……それで。改善策は?』

『や、特に……。毎回確認を入れる。それだけかなと……』

『あのねえ和泉くん』ふう、と美紗さんは息を吐き、『想像力が、足らないよ。……昨日のお客さん、お子さん二人もいらっしゃるんだよ? お仕事もされてて、二人目のお子さんベビーカーで連れてらして。

 和泉くんさえちゃんとサイズ確認をしていれば、お客様がわざわざ二日連続、うちのお店に足を運ぶことはなかったんだよ?
 
 子育て中のWMのかたがそれをされるのはどれだけ大変なのか……想像したことはある?』

 えっ、とおれは呻いた。『……なんで兼業主婦って分かるんすか。それに、クレーム対応したの……』おれはタップしてクレーム対応者を確認した。須賀ちゃんだ。しかし、いま、須賀ちゃんは接客中なのを分かっていて美紗さんは迅速に処理するほうを選んだのだ。『……須賀さん、ですよね……?』

『ネイルもしてなかったし爪は短く切られていた。髪色は黒で後ろできちーっと束ねていた。お堅い職業のひとに違いないよ。足元ヒール5cmくらいのパンプスだったし。専業主婦ならもっと雰囲気がほんわかしてる』

 と美紗さんは断言した。……いや……。なんでこのひと、自分が接客したわけでもない、二回店に来ただけの客を覚えているんだ? 確かに、ぴりっとした、なんとなくスーツの似合いそうな雰囲気のお客様だったが……なんでだ。

『美紗さんは……店に来た客の顔全員、覚えているんすか?』

 驚いておれが尋ねると、『まあ、ざっくりだけどね』と美紗さんは認める。

『子どもがいる、しかも仕事してるひとって大変だよ……。自分の時間なんてないの等しいし。土日なんか慌ただしく過ぎてくし……ましてやあの年頃の子どもがいるお母さんでしょう? 赤ちゃんはまだまだ手がかかるしお姉ちゃんも……今日来てなかったってことは今日小学校だったのかな? もしかしたら有休わざわざ取ったのかもしれないし、偶然かもなんだけど……にしても、ね。そこまでさせてしまうのは、ねえ……』

『まあ……そうっすね』素直におれは認めた。『にしても美紗さん。子育てする親のこと、詳しいっすね。なんで、結婚してないのに、WMのことなんか、分かるんすか』

『友人知人からヒアリングはしている。……あとは、女性の多いサイトで、一日のタイムスケジュールとか、色々教えて貰っている。……仕事柄、主婦のお客様は多いし、女性を敵に回すと後が怖いよ? とにかく、うちのお店に来るお客様が、どんな事情を抱えているのか……『Sweet Lip』になにを求めているのか……知らなければ接客は出来ないよ』

 脳天をかち割られた気分だった。……いままで、実習や教育は受けてきたが……『お客様のために服を売る』その根本が、おれには抜けていたのだ。

 着てくれるひとのことを考えて服を売る。作る。……根本的な部分を知らないで、おれは……服を作りたいなんて思っていたのだ。被害妄想感丸出しで、自分が恥ずかしくなった。

 以来、おれは、美紗さんの、心酔者になった。

 * * *

『おーい和泉ぃー。おっまえ、大丈夫かー?』

 スマホの画面越しに見る深崎店長は、おまえどう見ても常田大希やジョニデをライバル視してるだろう、という風貌で。パーマのかかり度合いもよい加減で、相変わらずのフェロモンを振りまいている。男であるおれでさえ、悩殺されそうだ。
 
 グラスを傾け、おれは、「……なんのことですか」とばっくれてみる。すると、深崎店長は、ぶすっとした顔で、

『言わなくても分かんだろ。あいつ。あいつだよ。篠田大樹』

「……美紗さんの彼氏っすね」こないだ見た風貌を脳裏に蘇らせる。「……普通に、いいひとそうっすね。善人臭が、にじみ出ている……」

『悪意のある表現だなぁ』と深崎店長は笑う。『真面目な話な。おれは、中村に彼氏が出来たことで、おまえの仕事に支障が出ないか、懸念している。……失礼な表現だったら申し訳ない。ただ、おまえが中村に抱く感情は――』

 ――このひとこそ、中村美紗が、大好きなくせに。

 知っている。ふとしたときに、目が、追っている。瞳孔が開く。須賀ちゃん相手に、そんな反応はないことくらい。無自覚なのはどっちだ。

「……まあ、ぼくのポジションは、『ミサミサ69♪ を守る美青年レンジャー』の隊員とほぼ変わりませんよ……」レモンサワーをあおり、そんな強がりを言ってみる。「美紗さんが幸せであれば、おれは……構いません」

 納得したように、深崎店長は、ふっ、と笑い、『……そうだな。その通りだな』

 それからさっさと別の話題に移行する辺りが、深崎店長の賢い所だと思っている。

 独身。アパレル店員という、忙しい仕事をしながら、兼業主婦を思いやったあの子はもう――他の男のもの。

 美紗さんが、あいつに抱かれている姿なんか、想像すらしたくない。いまは、まだ――いい。

 一人前になって、認められてから告白しようと思っていた。職場恋愛。歓迎だ。別に、おれは、全然構わない。……しかし、おれは、気づいてしまった。

 彼氏さんである篠田さんに向ける目と、おれに向ける目が、まったく違うということに……。

 このご時世なので飲み会は出来なかったが、おれが入った際、一回だけ、オンライン飲み会をした。歓迎会代わりのな。その頃、美紗さんは、別の彼氏がいるようで、知らない美紗さんの一面を見てどぎまぎしたが……背景、変えようと思えば変えられるのに、美紗さんは、自宅の背景を公開していた。気にしていないようだった。壁が白く、マンションかアパートっぽかった。白い、宝石の飾りのついたドレッサーが背後にあり、背の高い化粧品が置かれており、美紗さんの生活を盗み見たようで、どぎまぎした。背徳感すら感じた。――それが。

 篠田さんと交際するようになって、雰囲気が――また、変わった。

 篠田さんと結ばれたあとの美紗さんであれば、おれに指導をくれるとき、もうちょっと……違う言い方をしていたかもしれない。

 美紗さんは、時々考え込む際、顎を触るようになった。……誰を真似ているのか。

 もう、こころの奥深く深くまで――篠田さんが、美紗さんのなかに入り込んでいるのを目の当たりにし。そんなおれに、なにも出来るはずがない。

 げらげら深崎店長が元ヤンだった笑い話をしてくれるのは彼のやさしさなんだろう。向こうはラムネを傾けながら。こっちはノンアルのレモンサワー。一時間くらい話したところで、会はお開きとなった。アプリを閉じると、うちの店のアプリを開き、また、……見る。

『今日はブルーコーデ!! 真夏を楽しみましょう!!!

 ミサミサ69♪』

 白いワンショルのトップスのうえに、真っ青なブルーのシャツを重ね、オレンジのロンスカを履きこなし、大きく手を広げる美紗さんは、……ぼくに、こころを開いているかのように見えた。

 ……が。こころもからだもあいつのもの……。

「……嫌いになれたらどれだけ楽なんだろうなぁ」と画面を閉じた。脳裏にまだ、あの鮮やかな色が焼き付いている。それは、こころのうちを巣食う感情のように、鮮烈だった。「あーあ。明日も仕事だ。頑張らにゃー」

 言ってさっさと携帯を置き、着替えるとランニングに行った。夜、遅いが、こんな時間に走れるのは男の特権だ。活かせていただくとしよう。

 汗だくになって荒い息を吐くと、すこしこころがすっきりした。――この、もやもやが晴れる日が来ますように。願いながら今度は、おれは、プランクから筋トレを開始した。

 *
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