碧の青春【改訂版】

美凪ましろ

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第九章 暴力反対……

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 クリスマスイブはサンタさん不在で終業式と共にやってきた。
 ウザい学校終わりみんなで騒ごーぜとばかりに学校周縁で地味に遊ぶのがノーマルルート。残り数パーセントのレアな人々は部活に励み、受験生は言わずもがな受験勉強に勤しむ。
 遊ぶなら友達同士ってのが殆どだと聞く。カップル少なめの緑高、寂しいよね。ま元々予定のなかった私が一番寂しいんだけど。
「あんたこっからどっか寄ってかんか?」
「あいえ私ちょっと野暮用でして」
「……野暮用でってあんた、おっさんか。どんな言葉遣いしとんの」
「ふぅうーん。あたしせぇーっかく呼びに来たがになぁ……仕っ方ないねえ予定入っとんねやったら」
「宮沢あんたは?」
「行くぅーカラオケーカラオケがいー!」すかさず安室ちゃんの新曲を口ずさみ「あほんならなぁ真咲ぃ明日また部活でー」
「は? あんたら休みやのに部活するがか? ……なにすんが」
「いつもといっしょ」
 けど。
 違うの。
 二週間の長いお休み中に。
 平常なら会えないはずの。
 誰にも言ってない。
 隠れて、
 これから、
 過ごす彼に。
 会え……

「あーっ遠出すんねやったら風邪ひかんようになーっ」

 唐突に言われ背中に悪い。紗優なんか、……勘づいてる悪寒が。
「あうん。またね。小澤さんよいお年を」
「あんた餅ばっか食って腹壊さんようにな」
「かっは。餅食って壊すんおめえのほうじゃ……がッ」
 右手一本であしらわれうずくまる田辺くんにもお伝えした。

 よいお年を。

「それでは僕はここで。蒔田くん都倉さん、ごきげんようまた明日」
 いつもながらに挨拶のエレガントなタスクとお別れする。
 ……あ。
 和貴にバイバイって言ってないや。いつ帰ったんだろう。まいっか。明日また会えるし。
 で私。
 どうしよう。
 まさか。
 いつもお別れしてた駅の地点で。
 マキと二人で。
 改札を抜けられる日が来るなんて……想像したこともなかったや。
 駅員のおじいさんの視線が痛い。「あ。えーっと海野までって」あれ目的地って海野だっけ?
「いい俺が買う」
「えいいよ」
「誘ったのは俺だ」
 は!?
「……置いてくぞ」
 いえいまの。
 サラッと言ってたけど。
 さりげに心臓ダイナマイト。

 私あなたに誘われて行きます日本海。

 と。
 隣に座るのも不自然だけど。
 正面きって座るのが。
 なんっで。
 こんっな。
 ……どきどきするの。
 さ、紗優のときこんなに乱れ打ちしなかった。
 斜めに吹きつける真冬の強風、
 私の心臓あれよりも暴れてる。
 もた、持たない。
「寝る。着いたら起こせ」
 こちらの状況など知らず彼はダイナミックに突っ伏した。あ眼鏡外すのね。いえ別に構わないんだけど。
 顔伏せるでしょうよ普通。
 顔を。
 なんで起こしてるのようわあああ!
 寝顔が。
 寝顔がっ、
「ね。寝不足なの?」
「あー……『三国志』やりこんでた。直江兼続がくそつえー、ん、……」
 だ?
 あれ。
 うっそ眼球運動停止もしかしてもうノンレム睡眠入ってる?
「すう」
 肩が揺れ、息を吸う。
 すやすや。
 ……
 前髪、落ちてる。眉毛がちょっと伸びてる。まつ毛、すっごく長い。瞑ってて分かる……目の幅が……おっきい。
 ガード固い黒豹の安らかな眠り。
 いっつも強面のくせしてCMの赤ちゃんみたいな寝顔が。
 かわ、いい……。
 手に隠れた口許をもうすこし、見てみたい。
 て私、変態か。
 見てるだけで鼓動鳴り止まない。
 なのにもっと見ていたくなる。
 声も図体も大きい彼は、臆面もなくさらす。
 隠すたぐいのことなど持たないかのように。
 首が。
 マフラーしてない首が見るに寒々しい。
 私、してるピンクのマフラー外してそっと、かけた。
 肌、白いよ……首の後ろも同じ色してる。襟元の清らかさ。みな、見ないようにそろそろと。
 私こんな緊張しちゃって。
 勿論眠れるはずもなく……

「おい。起きろ」
 あれあれ。
「おま、起こせと言ったろが……」
 おかしいですね。
 寝てましたね私。
 窓の外は日本海に吹きすさぶ雪雪雪。
 れ。
 首元が。
 あったかい。
 ピンクのマフラー。
 マキ返してくれてた。
 口許を拭ってみる。
 よだれセーフ。
 がしかし。
 変な顔して寝てたまでは神のみぞ知る。

 二度目の海野駅。以前は気に留めなかった駅前のバスロータリーにて。こういうところのバスは本数が少ないはずだが思いのほかすぐにやってきた。
「こっからバスで三十分かかる。揺れるが、……車酔いはするほうか」
「前向いてれば平気」
「そうか」
 タイヤのうえを避けて運転手さんの三席くらい後ろに座る。
 窓際を譲ってくれた。
 とな。
 隣だそりゃそうだ、通路挟んで別々に座る理由などない。
 えと嬉しいんだけど。
 でも座席が。
 ちか。
 近いっ……。
 図体でかいし手足の長い彼、組んだ足が前の座席にくっつくせせこましさ。
 なのにこのひと。
 降りる停留所の名前を言うだけ言い、「着いたら起こせ」
 考える人のポーズ決め、寝た。
 口、開いてる……。
 指一本入るくらいの。
 だらしないって表現は当てはまらず。
 可愛らしいと思うのが私の心境だった。
 心臓破りな現状を。
 でもまた覗く、現状を破る私の言動。
 見たら駄目って言われると見たくなる。
 踏み絵で試す信仰心なんてものも彼には通用しない。
 禁止は逆効果となる。
 なんと、愚かなのだろう。

 この病を発明したひとに是非お会いしてみたい。

「おまえは、いったい、どれだけ眠いんだ」
 近っ!
「うぐぁ」
 どごん。
「ったぁー……」
「ちょうどいい。目が覚めたようだな。傘とかばんを忘れるなよ」
 私窓に頭ぶつけて痛いやら。
 マキのどアップ思い出して失神しそうやらで。
 ああ。
 吊り橋効果を感じる暇も、酔わないよう前を向き続ける集中力も無かった。
「ほら降りるぞ。降りたら転ぶなよ。外雪がすげーから」
「あ」
 うわすごい。フロントガラスの向こうが真っ白だ。
「……二人分で。ありがとうございました」
「あ。りがと。ありがとうございました」
 降りたのは私たちのみだった。

 崖っぷち。
 崖のうえに立つ。

 演歌、ってこんなイメージだ。
 そう崖にざばーんと日本海の荒波吹きつけて振袖の女性演歌歌手が歌ってる舞台の。
 実際は。
 音が、すごい。
 なんていうか、近くの車の走りなんぞ消し飛ぶ。
 ど、どーんと。轟く。お腹の奥にものすごい響く。聴覚を蹴り破る勢い、雷よりも耳慣れないぶん恐ろしい。
 ひゅうひゅう吹きすさぶ風が耳を切る。
 さむ、い。
 傘。差してると逆に危ないかもしれない。
「降り、るぞ」
「ふえ?」
 ふひゃ、開くと口のなかがさぶい。
「下、に」
 マキですら喋りにくくする強風、
 ――あれ喋らないのって元からか。
 草むらのなかを続く、まるで細い畦道の急な段々を足元に気をつけて降りる。土が、凍りついてる。頼るのは強風に揺れる頼りなきロープの手すり一本、この真冬に肝試しに等しい。
 先を行くマキは、いつもどおりの顔色でこちらを見あげ、
「転ぶなよ。転んだら俺がお陀仏だ」
 などと言われれば尚更萎縮する。
 傘など差せるはずなく。
 あまりのとろさを見かね、舌打ちとともに私から傘とかばんとを奪い去った。

 三十分経過。
 開けた原っぱにようやく辿り着く。崖にぶつかる轟きが増す。乱暴に叩きつける波を目撃する。目の当たりにする自然界の脅威を。
 自然界は手加減を知らない。
 でも人間はもっとだ。
「こっからだとあんま見えねえな。砂浜のほうに行くぞ」
「あ、うん」
 更に草いきれを抜け更に降りる。
 砂浜を海を眺められる国道に。
 緑川と異なるのは、砂浜が割りと小さくて、両脇を岩岩に挟まれてるということ。ポジティブに例えればプライベートビーチといったところか。
 階段を見つけたから降りようとすると「降りるな」とマキに腕を掴まれた。
「あっちに防波堤があるだろ。たまにこんな時期に釣りする馬鹿がいる。飲まれたらひとたまりもない」
 平然と親指で指す向こう。海に突き出た防波堤にちゅっどーん、と波が狂い荒れる。その波の高さが何メートルともつかぬ、防波堤をはるかに超えた高さであって、こわ、怖すぎる。波にぶつかる波がすべて白へ化身し、そこから海へと泡泡が、……クリーム状の泡が流れこむ。お洗濯を間違えた環境汚染じみた泡に見えなくもないのだが自然の成せる技なのだ。真っ白ではない、なんとも言えない濁りの混ざったいろをしている。
 冬を除けばこの海はこんな白濁しておらず、クリアに透けた淡い色の海で、夏には海水浴も楽しめるんだとか。
 緑川から続く低めの堤防を隔てた向こうを、傘も差さず眺めていた。
 白い世界を。
 崖を左にし、置き残した草むらがそこに。
 空気中を浮遊する泡が、淡雪のように緑の草にも流れ、重なり。降りしきる雪ならばいろを調和させ、汚濁を残したままであっても花にも似た、舞いを奏で。
 命の死滅であるそれらは。
 繰り返し、ぶつかることで再生する。
 摩擦や軋轢は人間界では忌み嫌われ、回避される事象だ。
 自然界においては。
 暴力的な勢いが。
 柔らかな浮遊を咲かす。
 これが、波の花……
「こんな綺麗に見られる日は珍しい。気温、風速、波高(はこう)――三つの条件が揃わないと見られない。運が良かったな」
「日頃の行いがいいからね」
「どこがだよ」
 堤防に触れる手袋が黒だ、彼は持ち物全般にその色を好む。「……通常は車で来る場所だ。途中に駐車場があったろ」
「あ。うん」
 崖のうえにも。いまマキが見てる、半島の突き出た部分にも、目的同じくする人々が見受けられる。手袋はめた手でオペラグラスを持参したベンチコートの女性、……用意がいいものだ。
「昔、兄貴とよく来た場所だ。ここ来んのは久しぶりだな……」
「樹さんと?」
「よく知ってるな」なんだか懐しげな眼差しで短く息を吐く。白い息のはずが空気中に紛れて見えなくなる。「この間うちに来た時にでも聞いたのか」
「……お母さんから」
「そうか」
 私は冷えた指先をこすり合わせる。「お兄さんと似てるよね。写真で見た感じだとすごく」
「小さい頃はよく双子と間違われた。というより見間違えられたな。さっきまでそこおっただろと言われてそれ兄貴だろっていちいち説明すんのがうぜえのなんの」
 そんな嫌そうにしたって無駄だよ。
 だって眉があがってる。
「なにがおかしい」
「ううん」言うだけが全てじゃない。「いまお兄さん、どこに住んでるの」プロだと言ってた。畑中か、もっと離れてることだろう。「マキといくつ違いなの?」
「二つ上の学年。東京」
「会えなくって寂しい?」
 ちょっとマキは絶句した。「……なわけねえだろ」
「私ね、一人っ子だからきょうだいがいる感覚って分かんないの。喧嘩したりする?」
「昔はな。呂布をどっちが使うかで殴り合いもした」
 三国志大戦ですか。争うならサッカー兄弟らしくウイイレにしてくださいませんか。
 私のしらけた顔を見てマキは違う角度でお兄さんの話を始める。「物心ついた頃からサッカー漬けだった。兄貴が好きでその影響だ。ボールに触らない生活など考えられなかった」足に触れるのはきっと無意識に。「兄貴がボランチで俺がサイドバック。二人で試合に出るのが目標だったからポジションは自然と割れた。守備攻撃の練習をするのに丁度良かった。兄貴は足元が巧い。俺は体格に恵まれていた。天才兄弟と言われて調子こいてたな」
 ……あの写真、やっぱりお兄さんだった。
 決して恵まれた体格には見えなかった。マキのほうが成長が早かったんだ。
「兄貴が注目されだしたのは高校からだ。割りと遅咲きだった。オファーは来なかったがセレクションで受かった」
「お兄さんと二人兄弟だっけ」
「そうだ。……もう少し出来のいい息子がいれば違ったろうがな」
「そんな風に言うもんじゃないよ」
 自嘲的な言い回しに。
 お母さんが浮かんだ。
 ――誇りだとは認めなかった。
 マキのお母さんが。
「片やセミプロ片や出来損ない、比べないほうがおかしい」
 違う。
「サッカーができるかできないかが全てじゃない。わ、たし」
 風が邪魔をする、
 でも私、
 いま伝えないと絶対に後悔する。
「私、知ってるよ。マキがどういう人かって」
 和貴のことを、
 海を睨みつけながらも、
 語った。
 内容を。
 言動で怖い風を装ってても、
「言葉遣い悪くしてたって」
 放っておかなかった、
 一人夜の海で泣こうとした私を、
「強面作ってたって、表面上で見えるよりも本当はずっと、や、さしいひと、だって……!」
 私の。
 わた、

「び。いぃーっくしょいっ!」

 マキの目が見開く。
 私、
 俯いて押さえるが精いっぱい……です。
 白波がど、ぱーん! と虚しく轟く。
 無表情で彼、
「……帰るぞ」
 背を向ける。
 ……ああ。
「ふぁい」
 情けない。なんでここで加藤茶も顔負けのくしゃみが。
 くしゃみが……
「ひっぎぢっ」
「おっまえ」黒のコートが小刻みに震える。「どーゆーくしゃみだよ。きったねえな」
「うる、さ」はっ、「みっ、ぎじっ」
「ははは」
 声立てて笑う、滅多に見ないマキが。
 笑いをこらえ、崖を見あげる。
 顎の角度の鋭角、喉仏に繋がるカーブを私は見あげる。
 先を見据える挙動が多い。彼は。
 その髪にも肩にも、自然界の雪が舞い降りる。
 思い出も手伝ってか心なしか、優しい瞳をした。
 穏やかに思えるマキを。
 私は鼻をかみながら。
 ひと一人分離れた後ろ姿だけであっても、
 肩を並べる並ぶ勇気などなくっても、
 いつまでも、
 ずっと、
 見つめていたかった。

 ――次第に距離が狭まりつつあると信じていた。
 願っていた。
 彼が彼を語ることを。
 誰に対しても構築した壁を取り払ってくれる日がいずれは来るだろうと。
 私に対しても。
 仏頂面の仮面を取り払い、素の彼をもっと見せてくれるだろうと。
 自覚せぬままに、密かに期待していた。
 それが。

 独りよがりの幻想に過ぎなかったのを知るのはもうすこし先の話となる。
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