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第三十一章 時として人と人の心を繋ぐ存在となり得ますから
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「そうでしたか。……一年前、想いを寄せる方とご来店されたのですね」
――結局、店員さんに洗いざらい話してしまった。
「当時は意識していなかったんですが、以降は……」ずっこりはまっています。
――聞き上手な店員さんに重い私の口が自然と動いたのだった。
「これ買うためにこの店までわざわざ来たんやね」紗優はいつもするようにペンダントトップを取り出して高くあげた。「――二人して黙っておって。水臭いなあ」
「……どこで買ったと思ってたの」
「通販」
「通販!? そんなわけないでしょう。往復六時間もかけて買いにきたってのに。あーあ、報われないなあ。坂田くんの『Your Song』みたく……」
「クラプトンの歌がどしたん」
「……坂田くんは彼氏なんだからちゃんと言わなきゃ駄目じゃない。今度、聞いてみてよ坂田くんに」
「あっあいつ、真咲にケー番教えとらんやろ。あとで教えたげる」
「い、いいよ。紗優の彼氏なんだし、直接コンタクト取ることなんて無いから」
「ほんでも、いちおー」
「あーそんなことよりもぉ……」
頭をかき回したくなる私に、
「――いらっしゃいませ。都倉様」
――飛び退くほどびっくりした。
別の店員さんが現われた。
「え。えっと、どうして私の名前……」
「以前にお越しの際、お連れ様がお呼びでしたので」
「……えっと、覚えているんですか、一年も前のことなのに……」
「あの頃はオープンしたてでスタッフも慣れておらず、慌ただしい思いをさせてしまったかもしれませんね」
「とんでもないです」むしろショーケースにイモリみたく貼り付いておりました。
理知的な彼女は微笑する。
スッチーみたいな紺色のスーツに白のスカーフが上品だ。ロングヘアーでお団子に纏める店員さんが多いけれども、彼女は顎らへんに切りそろえられたボブカット。片耳だけ髪をかけているのがまた似合う。
「お連れ様って、……和貴のことも覚えているんですか」
「失礼ながら、少女のような顔立ちの方で、印象に残っております」
――そりゃあ残るよ。みんな、見てたもん。店員さんどころか男の人連れの女性までも。
ただし、彼女に異性としての関心など抱いていないようだ。
「それでは、ごゆっくり店内をごらんください」
最初に応対してくれた店員さんが離れ、いまの店員さんにバトンタッチする。
さりげなく胸元に触れたのが、他の客に行けという合図。……キャバクラみたいだ。実際、その店員さんが別のショーケースを見ていた客の女性に声をかける。
指示した彼女は、さっきのひとよりも立場が上、……いや。この店で一番上なのかもしれない。他の店員さんのネームプレートはシルバーだが、彼女のネームプレートだけがゴールド。
金が銀よりも価値を持つのはどこの世界だって同じ。
「さきほどのお話をおすこし窺いまして……」彼女は縦長のショーケースの隣に立った。「あのシリーズは、他の店舗にも取り扱いがございませんで、畑中店限定なのです」
――追い打ちをかけられた気がした。
手に入らない。
リスも、和貴も。
他の店舗に尋ねるかもしれないという、……先回りした気遣いが酷でもあった。
「あたしも見たかったなあ、和貴そっくりのリスさんシリーズぅ」
「和貴は関係ないってば」
「オーナーが、畑中市に縁のある者でして」ゆったりと、松田さんは語り始める。「都会の良さを保ちつつもひととの繋がりを残す、情緒の漂うこの地に店を出すのが、たっての夢でした」
「全国では他にどちらにお店を出されているのですか」
「銀座と福岡の、全国で三店舗です。以前は、デパートにも販売をさせて頂いておりましたが、三年前からは路面店でのみ販売をしております」
「あ。そーだ。ブランド名の由来ってなんなんですか」
紗優の質問に、松田さんは縦長のショーケースへと視線を流す。
「Crossを和訳すると、十字架以外にも、受難や試練を意味しますが、ときに、ひとびとの交差する想いや、交錯する運命を表します。……単数形にしたのには、お客様お一人お一人の想いを、大切にして頂きたいという想いを込めてのことです」
最上段に、ブランドロゴをシルバーでかたどったものが置かれている。
「へー。知らなかったですぅ」
「私もいつか、欲しいな。このブランドの商品」
――私は本音を漏らしたのだが。
「或る方の想いが貴女にも届くと良いのですが」
松田さんは。
同性である私でもどきりとさせられる、
営業的なものを取り外した表情を見せた。
「えっ……」
私が戸惑っているうちに、「松田さぁあん」と別の女性から声がかかった。
――声だけでおおよその年齢が分かる。
後ろから来た女性は予想通り、二十代後半と見た。「お元気されてました?」ただし店員ではなくお客様だ。
「ありがとうございます吉本様。私はこのとおりにございます。今日は旦那様もご一緒で……」
「のり子、松田さんは接客中なんだから、邪魔すんなよ」
「だってえ」
「松田さん。いろいろと教えてくださり、ありがとうございました。私たちはこれで」
頭を下げ、紗優の腕を引いた。
「ちょっと真咲」
紗優は不服げに言うけど、彼女は既に山ほど買い物を済ませている。
私は、……本当に欲しいものは、無かった。
男性が、私たちに目を向ける。
「きみたち、割って入ってごめんね」
「いえ、私たち、なにも買っていないのにお話だけ伺ってまして。……そろそろ出ようかと思ってた頃です」
――それを聞いて苦笑いをする彼。……左手に、彼女と揃いのゴールドの結婚指輪をしている。見た感じ、彼女と年が近い。服装の趣味が似ている。
「また、いつでもお越しください」松田さんは優美に私たちに微笑みかけ、「……吉本様、あちらに新作が入っておりますので、おすこしの間ご覧頂けますでしょうか」
また別の店員さんが待ちの間を接客する。……よくできているものだ。
松田さんは落ち着いた足取りで、ゆっくりと出入り口へ向かうのだが、……そもそも私たちはなにも買っていない。なのにお見送り頂き、内心恐縮する。
「松田さんて、ああやって声かけられることもあるんですか」
――一連の事態を気に留めぬ様子の紗優が質問をする。
「ええ、……山本様ご夫妻は、ご結婚後、県外に出られたのですが、帰省の際には、お二人が出会われた場所を巡るそうです。当店もそのうちのひとつでして」
「へーえ、そうなんですかぁ」
「私どもにとっても、思い出深くあります。……結婚指輪は、長きにわたって身に付けるものですから。お客様の仲睦まじいご様子を見ておりますと、微力ながらお役に立てて――この仕事をしておりまして、心から良かったと思います」
うんうん紗優が頷く。――美容師を目指す彼女は接客業のひとつとして共感したのか、それか、
「物は物でしかないと思えばただの物でしかありませんが、私は作った者の心が込められていると考えるようにしております。物とは、
――時として人と人の心を繋ぐ存在となり得ますから」
――山本夫妻の仲睦まじい雰囲気を、羨ましく思ったのだろう。
「お二人は、どちらからいらっしゃいましたか」と松田さんが私たちに顔を向ける。
「緑川からです。えーっと高校卒業したら、ううんもう卒業したんですけど、あたしが四月から畑中住まいで、この子が東京です。今度、二人で来ますね」
「ええ、お待ちしております」
――あの日の和貴も開いてくれた、ガラスの重たいドアを松田さんは開き。
私たちを先に出し、両手を重ね、深々と礼をする。
「あ、の。いやはや。あ、りがとうございました」
お辞儀などされ慣れない私は挙動不審だった。頭を下げたまま松田さんがちょっとだけ笑った。
「松田さん、さようならぁ」
今度は紗優が私を引っ張った。
――まだ、大人の女性の余韻がどこか残っている気がする。
店を出てすこし歩いて振り返っても、彼女は頭を下げていた。
――プロだ。
柔らかい物腰にきびきびとした所作。華美なものを身につけない、優美な綺麗さ。
これまた憧れの対象として私の目に焼きついたのだが。
二度と会うはずがないと思っていた私は彼女と再会する。
――それはまた別の話。
未来の話となる。
――結局、店員さんに洗いざらい話してしまった。
「当時は意識していなかったんですが、以降は……」ずっこりはまっています。
――聞き上手な店員さんに重い私の口が自然と動いたのだった。
「これ買うためにこの店までわざわざ来たんやね」紗優はいつもするようにペンダントトップを取り出して高くあげた。「――二人して黙っておって。水臭いなあ」
「……どこで買ったと思ってたの」
「通販」
「通販!? そんなわけないでしょう。往復六時間もかけて買いにきたってのに。あーあ、報われないなあ。坂田くんの『Your Song』みたく……」
「クラプトンの歌がどしたん」
「……坂田くんは彼氏なんだからちゃんと言わなきゃ駄目じゃない。今度、聞いてみてよ坂田くんに」
「あっあいつ、真咲にケー番教えとらんやろ。あとで教えたげる」
「い、いいよ。紗優の彼氏なんだし、直接コンタクト取ることなんて無いから」
「ほんでも、いちおー」
「あーそんなことよりもぉ……」
頭をかき回したくなる私に、
「――いらっしゃいませ。都倉様」
――飛び退くほどびっくりした。
別の店員さんが現われた。
「え。えっと、どうして私の名前……」
「以前にお越しの際、お連れ様がお呼びでしたので」
「……えっと、覚えているんですか、一年も前のことなのに……」
「あの頃はオープンしたてでスタッフも慣れておらず、慌ただしい思いをさせてしまったかもしれませんね」
「とんでもないです」むしろショーケースにイモリみたく貼り付いておりました。
理知的な彼女は微笑する。
スッチーみたいな紺色のスーツに白のスカーフが上品だ。ロングヘアーでお団子に纏める店員さんが多いけれども、彼女は顎らへんに切りそろえられたボブカット。片耳だけ髪をかけているのがまた似合う。
「お連れ様って、……和貴のことも覚えているんですか」
「失礼ながら、少女のような顔立ちの方で、印象に残っております」
――そりゃあ残るよ。みんな、見てたもん。店員さんどころか男の人連れの女性までも。
ただし、彼女に異性としての関心など抱いていないようだ。
「それでは、ごゆっくり店内をごらんください」
最初に応対してくれた店員さんが離れ、いまの店員さんにバトンタッチする。
さりげなく胸元に触れたのが、他の客に行けという合図。……キャバクラみたいだ。実際、その店員さんが別のショーケースを見ていた客の女性に声をかける。
指示した彼女は、さっきのひとよりも立場が上、……いや。この店で一番上なのかもしれない。他の店員さんのネームプレートはシルバーだが、彼女のネームプレートだけがゴールド。
金が銀よりも価値を持つのはどこの世界だって同じ。
「さきほどのお話をおすこし窺いまして……」彼女は縦長のショーケースの隣に立った。「あのシリーズは、他の店舗にも取り扱いがございませんで、畑中店限定なのです」
――追い打ちをかけられた気がした。
手に入らない。
リスも、和貴も。
他の店舗に尋ねるかもしれないという、……先回りした気遣いが酷でもあった。
「あたしも見たかったなあ、和貴そっくりのリスさんシリーズぅ」
「和貴は関係ないってば」
「オーナーが、畑中市に縁のある者でして」ゆったりと、松田さんは語り始める。「都会の良さを保ちつつもひととの繋がりを残す、情緒の漂うこの地に店を出すのが、たっての夢でした」
「全国では他にどちらにお店を出されているのですか」
「銀座と福岡の、全国で三店舗です。以前は、デパートにも販売をさせて頂いておりましたが、三年前からは路面店でのみ販売をしております」
「あ。そーだ。ブランド名の由来ってなんなんですか」
紗優の質問に、松田さんは縦長のショーケースへと視線を流す。
「Crossを和訳すると、十字架以外にも、受難や試練を意味しますが、ときに、ひとびとの交差する想いや、交錯する運命を表します。……単数形にしたのには、お客様お一人お一人の想いを、大切にして頂きたいという想いを込めてのことです」
最上段に、ブランドロゴをシルバーでかたどったものが置かれている。
「へー。知らなかったですぅ」
「私もいつか、欲しいな。このブランドの商品」
――私は本音を漏らしたのだが。
「或る方の想いが貴女にも届くと良いのですが」
松田さんは。
同性である私でもどきりとさせられる、
営業的なものを取り外した表情を見せた。
「えっ……」
私が戸惑っているうちに、「松田さぁあん」と別の女性から声がかかった。
――声だけでおおよその年齢が分かる。
後ろから来た女性は予想通り、二十代後半と見た。「お元気されてました?」ただし店員ではなくお客様だ。
「ありがとうございます吉本様。私はこのとおりにございます。今日は旦那様もご一緒で……」
「のり子、松田さんは接客中なんだから、邪魔すんなよ」
「だってえ」
「松田さん。いろいろと教えてくださり、ありがとうございました。私たちはこれで」
頭を下げ、紗優の腕を引いた。
「ちょっと真咲」
紗優は不服げに言うけど、彼女は既に山ほど買い物を済ませている。
私は、……本当に欲しいものは、無かった。
男性が、私たちに目を向ける。
「きみたち、割って入ってごめんね」
「いえ、私たち、なにも買っていないのにお話だけ伺ってまして。……そろそろ出ようかと思ってた頃です」
――それを聞いて苦笑いをする彼。……左手に、彼女と揃いのゴールドの結婚指輪をしている。見た感じ、彼女と年が近い。服装の趣味が似ている。
「また、いつでもお越しください」松田さんは優美に私たちに微笑みかけ、「……吉本様、あちらに新作が入っておりますので、おすこしの間ご覧頂けますでしょうか」
また別の店員さんが待ちの間を接客する。……よくできているものだ。
松田さんは落ち着いた足取りで、ゆっくりと出入り口へ向かうのだが、……そもそも私たちはなにも買っていない。なのにお見送り頂き、内心恐縮する。
「松田さんて、ああやって声かけられることもあるんですか」
――一連の事態を気に留めぬ様子の紗優が質問をする。
「ええ、……山本様ご夫妻は、ご結婚後、県外に出られたのですが、帰省の際には、お二人が出会われた場所を巡るそうです。当店もそのうちのひとつでして」
「へーえ、そうなんですかぁ」
「私どもにとっても、思い出深くあります。……結婚指輪は、長きにわたって身に付けるものですから。お客様の仲睦まじいご様子を見ておりますと、微力ながらお役に立てて――この仕事をしておりまして、心から良かったと思います」
うんうん紗優が頷く。――美容師を目指す彼女は接客業のひとつとして共感したのか、それか、
「物は物でしかないと思えばただの物でしかありませんが、私は作った者の心が込められていると考えるようにしております。物とは、
――時として人と人の心を繋ぐ存在となり得ますから」
――山本夫妻の仲睦まじい雰囲気を、羨ましく思ったのだろう。
「お二人は、どちらからいらっしゃいましたか」と松田さんが私たちに顔を向ける。
「緑川からです。えーっと高校卒業したら、ううんもう卒業したんですけど、あたしが四月から畑中住まいで、この子が東京です。今度、二人で来ますね」
「ええ、お待ちしております」
――あの日の和貴も開いてくれた、ガラスの重たいドアを松田さんは開き。
私たちを先に出し、両手を重ね、深々と礼をする。
「あ、の。いやはや。あ、りがとうございました」
お辞儀などされ慣れない私は挙動不審だった。頭を下げたまま松田さんがちょっとだけ笑った。
「松田さん、さようならぁ」
今度は紗優が私を引っ張った。
――まだ、大人の女性の余韻がどこか残っている気がする。
店を出てすこし歩いて振り返っても、彼女は頭を下げていた。
――プロだ。
柔らかい物腰にきびきびとした所作。華美なものを身につけない、優美な綺麗さ。
これまた憧れの対象として私の目に焼きついたのだが。
二度と会うはずがないと思っていた私は彼女と再会する。
――それはまた別の話。
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