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第1章:友人に女装を咎められ押し倒されました。【男子高生:光希矢】
04-僕の部屋で、女装もしてないのに友人に脱がされ、
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部活が終わった後、晴文は予告通り僕の家に寄りました。
いつもなら、晴文の広い部屋で宿題したりゲームをしたりします。
いつもと違う状況に、僕は自分の家なのに、何をどうすればいいのかわからないままでいました。
でも晴文は違ったようで、家に上がるなり母がいないのを確認後、僕の部屋へと僕を引きずり込みました。
「脱げ」
僕をベッドの前に立たせると、晴文がなにかを堪えているような低い声でそう言いました。
晴文は、まだ怒っていたんです。僕がうかうかと女子たちに女装させられたことを。
学校の駐輪場から僕の家に来るまでのあいだ、ほとんどしゃべらず、何かを考え込んでいるようだったのも、そのせいなんでしょう。
もう女装はしていないのに、どうして脱がなければならないのか。
当然疑問に思いましたが、そう問いかけるには、晴文の視線は厳しすぎました。とても脱がずに済むような交渉ができるとは思えません。
僕は仕方なく制服のカッターシャツを脱ぎました。
ズボンも脱がないといけないのかなと迷っていると、案の定「下も」と晴文から声がかかりました。
どのみち部屋着に着替えるのだからと、自分に言い聞かせてズボンも脱ぎました。
「アンダーも脱いで」
晴文の要求は続きます。
いったい僕に何をさせたいのでしょう?
グラウンドの隅でのことは、僕の女装姿を嫌悪して、すぐにでもやめさせたかったんだろうと理解しています。
でもこのときの僕は、自分の制服すら脱いでしまっていたのに、さらにアンダーまで脱げと……。
晴文の考えていることは分かりませんでしたが、晴文の発している怒りのオーラに僕はすっかり萎縮していました。
女装していたときには、スカートを捲られると困る状態にありましたが、このときは、当然下半身も反応していません。
それならアンダーシャツくらい脱いだって構わないと、晴文の指示通りに脱ぎました。
すると、晴文の視線が……気のせいかもしれないんですが、僕の胸元やおなか、さらにはボクサーパンツに集中しているような気がしました。
改めて考えてみると、制服姿の友人の前で、僕だけが下着一枚の姿なんです。我に返ってしまうと、かなりいたたまれない気分になりました。
急に恥ずかしくなった僕は、俯いてもじもじとしてしまいました。
でも、そんな羞恥心も晴文が制服を脱ぎ始めたことで、どこかへ吹き飛んでしまいました。
(な、なんで晴文までっ!?)
驚いている僕をよそに、晴文は、自分が脱いだそのシャツを、今度は僕に着せつけます。
僕は訳が分からず、着せ替え人形のようにされるがままでいました。
というか、すでにそのとき、僕は動けない状態にありました。
だって、晴文のシャツですよ?
しかも、部活のあとに着た、晴文の汗が香るシャツですよ?
さらに言ってしまえば、目の前には、暑くて鬱陶しかったのか、アンダーシャツも着ていない上半身裸の晴文がいるんですよ?
反応してないからと安心していたそこが、いまや誤魔化しようのない状態になっていました。
体格のいい晴文のシャツが大きいおかげで、かろうじてその部分は隠れてくれましたが、もし少しでも裾が捲くれてしまったら、すぐにバレてしまいそうな状態です。
そうして僕は身動き一つとれなくなりました。
しばらくすると、ボタンをいくつか残して留め終えた晴文が一歩離れて、晴文のシャツ姿の僕を眺めました。
僕はもう、気が気じゃありませんでした。
晴文の位置からは、見えていないと信じたい。
でも不安だから隠したい。
けど、下手には動けない。
そんな緊張状態にもかかわらず、僕のボクサーパンツの不自然な膨らみは萎むことはおろか、ますます硬く張りつめていく始末でした。
だって……晴文の視線が……ボタンを三つも外した胸元と、シャツの裾と僕の素足にあからさまに絡んできて……もう気のせいかもしれないなんて、自分を誤魔化すこともできませんでした。
本人はどういうつもりか知らないけど、僕にとって、その視線は刺激が強すぎました。
けっこうな時間、そうして僕を眺めていた晴文は、「よし」と満足そうに頷いたかと思うと、いきなり僕を抱きしめました。
(やばい! まずい! どうしよう!)
勃起してることがバレてしまうと焦ったのは一瞬でした。
次の瞬間には、すぐ目の前にある晴文の裸の胸板が、僕を抱きすくめる逞しい二の腕が、シャツから香るよりももっと濃い晴文の汗の匂いが……僕の頭を真っ白にしてしまいました。
晴文の腕の中で、僕は麻痺した思考のまま晴文が語る言葉を聞きました。
「今日は驚いた。ミキヤそっくりの可愛い子がいるから……俺の夢から出てきたのかと思った」
僕には、晴文の言ってることが、なんのことかわかりませんでした。
晴文の夢に、『鏡の子』が出てきたことがあるということでしょうか?
「あのとき、乱暴にして本当にごめんな。ミキヤだとわかったとき、すっげぇ腹が立ったんだよ」
これはわかりました。本人の本意じゃないとはいえ、女装する男子高生だなんて……僕は軽蔑されたということなんでしょう。
そう思っていたら……。
「『誰の服を誰に着せられたんだ?』って思ったら許せなくてさ……ミキヤの一番近くにいていいのは俺なのに……」
晴文の言葉に、またよくわからなくなりました。
だって、晴文の言葉通りに受け取れば、晴文が問題にしてるのは女装じゃなくて、僕が着た服の持ち主と僕に服を着せた犯人が誰か……ということになります。
「でも、俺も混乱してさ。女版ミキヤは夢に出てくるし、実際の女装ミキヤはメチャクチャ可愛いし」
これは……誉められてるんでしょうか?
「俺、女のミキヤがいいとのかと思ったんだけど……違った」
そう言って、一旦僕を離した晴文は、僕をマジマジと眺めたあとに、また言葉を続けました。
「他の誰かにさせられた女装ミキヤより、俺のシャツを着てるミキヤの方がずっと可愛い」
このとき僕は、ここまで『可愛い』を連呼されて、男としてどうなんだろう……とか、どうでもいいことを考えていました。
だから、不意打ちだったんです。
「俺……ミキヤが好きだ」
いつもなら、晴文の広い部屋で宿題したりゲームをしたりします。
いつもと違う状況に、僕は自分の家なのに、何をどうすればいいのかわからないままでいました。
でも晴文は違ったようで、家に上がるなり母がいないのを確認後、僕の部屋へと僕を引きずり込みました。
「脱げ」
僕をベッドの前に立たせると、晴文がなにかを堪えているような低い声でそう言いました。
晴文は、まだ怒っていたんです。僕がうかうかと女子たちに女装させられたことを。
学校の駐輪場から僕の家に来るまでのあいだ、ほとんどしゃべらず、何かを考え込んでいるようだったのも、そのせいなんでしょう。
もう女装はしていないのに、どうして脱がなければならないのか。
当然疑問に思いましたが、そう問いかけるには、晴文の視線は厳しすぎました。とても脱がずに済むような交渉ができるとは思えません。
僕は仕方なく制服のカッターシャツを脱ぎました。
ズボンも脱がないといけないのかなと迷っていると、案の定「下も」と晴文から声がかかりました。
どのみち部屋着に着替えるのだからと、自分に言い聞かせてズボンも脱ぎました。
「アンダーも脱いで」
晴文の要求は続きます。
いったい僕に何をさせたいのでしょう?
グラウンドの隅でのことは、僕の女装姿を嫌悪して、すぐにでもやめさせたかったんだろうと理解しています。
でもこのときの僕は、自分の制服すら脱いでしまっていたのに、さらにアンダーまで脱げと……。
晴文の考えていることは分かりませんでしたが、晴文の発している怒りのオーラに僕はすっかり萎縮していました。
女装していたときには、スカートを捲られると困る状態にありましたが、このときは、当然下半身も反応していません。
それならアンダーシャツくらい脱いだって構わないと、晴文の指示通りに脱ぎました。
すると、晴文の視線が……気のせいかもしれないんですが、僕の胸元やおなか、さらにはボクサーパンツに集中しているような気がしました。
改めて考えてみると、制服姿の友人の前で、僕だけが下着一枚の姿なんです。我に返ってしまうと、かなりいたたまれない気分になりました。
急に恥ずかしくなった僕は、俯いてもじもじとしてしまいました。
でも、そんな羞恥心も晴文が制服を脱ぎ始めたことで、どこかへ吹き飛んでしまいました。
(な、なんで晴文までっ!?)
驚いている僕をよそに、晴文は、自分が脱いだそのシャツを、今度は僕に着せつけます。
僕は訳が分からず、着せ替え人形のようにされるがままでいました。
というか、すでにそのとき、僕は動けない状態にありました。
だって、晴文のシャツですよ?
しかも、部活のあとに着た、晴文の汗が香るシャツですよ?
さらに言ってしまえば、目の前には、暑くて鬱陶しかったのか、アンダーシャツも着ていない上半身裸の晴文がいるんですよ?
反応してないからと安心していたそこが、いまや誤魔化しようのない状態になっていました。
体格のいい晴文のシャツが大きいおかげで、かろうじてその部分は隠れてくれましたが、もし少しでも裾が捲くれてしまったら、すぐにバレてしまいそうな状態です。
そうして僕は身動き一つとれなくなりました。
しばらくすると、ボタンをいくつか残して留め終えた晴文が一歩離れて、晴文のシャツ姿の僕を眺めました。
僕はもう、気が気じゃありませんでした。
晴文の位置からは、見えていないと信じたい。
でも不安だから隠したい。
けど、下手には動けない。
そんな緊張状態にもかかわらず、僕のボクサーパンツの不自然な膨らみは萎むことはおろか、ますます硬く張りつめていく始末でした。
だって……晴文の視線が……ボタンを三つも外した胸元と、シャツの裾と僕の素足にあからさまに絡んできて……もう気のせいかもしれないなんて、自分を誤魔化すこともできませんでした。
本人はどういうつもりか知らないけど、僕にとって、その視線は刺激が強すぎました。
けっこうな時間、そうして僕を眺めていた晴文は、「よし」と満足そうに頷いたかと思うと、いきなり僕を抱きしめました。
(やばい! まずい! どうしよう!)
勃起してることがバレてしまうと焦ったのは一瞬でした。
次の瞬間には、すぐ目の前にある晴文の裸の胸板が、僕を抱きすくめる逞しい二の腕が、シャツから香るよりももっと濃い晴文の汗の匂いが……僕の頭を真っ白にしてしまいました。
晴文の腕の中で、僕は麻痺した思考のまま晴文が語る言葉を聞きました。
「今日は驚いた。ミキヤそっくりの可愛い子がいるから……俺の夢から出てきたのかと思った」
僕には、晴文の言ってることが、なんのことかわかりませんでした。
晴文の夢に、『鏡の子』が出てきたことがあるということでしょうか?
「あのとき、乱暴にして本当にごめんな。ミキヤだとわかったとき、すっげぇ腹が立ったんだよ」
これはわかりました。本人の本意じゃないとはいえ、女装する男子高生だなんて……僕は軽蔑されたということなんでしょう。
そう思っていたら……。
「『誰の服を誰に着せられたんだ?』って思ったら許せなくてさ……ミキヤの一番近くにいていいのは俺なのに……」
晴文の言葉に、またよくわからなくなりました。
だって、晴文の言葉通りに受け取れば、晴文が問題にしてるのは女装じゃなくて、僕が着た服の持ち主と僕に服を着せた犯人が誰か……ということになります。
「でも、俺も混乱してさ。女版ミキヤは夢に出てくるし、実際の女装ミキヤはメチャクチャ可愛いし」
これは……誉められてるんでしょうか?
「俺、女のミキヤがいいとのかと思ったんだけど……違った」
そう言って、一旦僕を離した晴文は、僕をマジマジと眺めたあとに、また言葉を続けました。
「他の誰かにさせられた女装ミキヤより、俺のシャツを着てるミキヤの方がずっと可愛い」
このとき僕は、ここまで『可愛い』を連呼されて、男としてどうなんだろう……とか、どうでもいいことを考えていました。
だから、不意打ちだったんです。
「俺……ミキヤが好きだ」
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