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02.白虎と千里
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「因みに、仮名は自分で決める事も出来るから、考えてみれば?」
「あ、そうなんだ。千里は自分で決めたのか?」
「おうよ。千里の道も一歩からって、なんか格好よくね?」
何故か誇らしげに、自慢気に語る千里。だが、確かに素晴らしい名前だと感じた。
白虎という名前は、とある国の守護神の一つだと聞いた事がある。
神の名をつけるなんて、WGのトップ団員とはいえ少々荷が重すぎやしないか。
「じゃあ俺も考えておくよ」
そう言ったものの、瑞稀には考える余地はないのだが。でも自分の理想や目標を名前として掲げるのは、明白で面白い。
「まあ決まったら俺にも知らせてくれよ」
言って、ヘラヘラと千里は笑った。
エントランスから入って、ホールまでそんなに遠くはないと瑞稀は推測していたが、どうやら割と広い作りらしい。
少しして、大きな広間に出た。
その間も千里は喋りを途切らせなかったところをみると、結構なお喋り好きらしい。
強い人はクールなイメージだったが…この際先入観は捨てた方がいいだろう。
「あそこの受付で『新入りです』つったらどうにかなると思うぜ」
相変わらず四方八方と視線を巡らす瑞稀を見て、笑いながら教えてくれる千里。
初めて来る、政府の建物。
派手な装飾が施されている訳ではないが、絶妙な色合いのステンドグラス、タイル貼りの床や、様々な箇所に職人の拘りを感じる。
「カード持ってるよな?」
「もちろん。このハイテクカードね」
瑞稀は千里に向かって、ポケットから取り出したカードを見せた。
ハイテクカード、という瑞稀の表現により、また千里の笑いを誘ってしまったが。
「じゃあ、行って来る」
千里は近くの椅子に座って待っていると言ったので、一端別れてまた後で合流する事になった。
千里に軽く手を振ってしばしの別れを告げる。
千里は瑞稀と離れた後、端に並ぶ椅子に腰掛けたが、すぐに携帯を取り出して誰かと話しを始めたようだった。
瑞稀はというと、受付嬢は沢山いたから迷ったけど、余り目立ちたくなかったので一番端っこを選ぶ事にした。
「あ、そうなんだ。千里は自分で決めたのか?」
「おうよ。千里の道も一歩からって、なんか格好よくね?」
何故か誇らしげに、自慢気に語る千里。だが、確かに素晴らしい名前だと感じた。
白虎という名前は、とある国の守護神の一つだと聞いた事がある。
神の名をつけるなんて、WGのトップ団員とはいえ少々荷が重すぎやしないか。
「じゃあ俺も考えておくよ」
そう言ったものの、瑞稀には考える余地はないのだが。でも自分の理想や目標を名前として掲げるのは、明白で面白い。
「まあ決まったら俺にも知らせてくれよ」
言って、ヘラヘラと千里は笑った。
エントランスから入って、ホールまでそんなに遠くはないと瑞稀は推測していたが、どうやら割と広い作りらしい。
少しして、大きな広間に出た。
その間も千里は喋りを途切らせなかったところをみると、結構なお喋り好きらしい。
強い人はクールなイメージだったが…この際先入観は捨てた方がいいだろう。
「あそこの受付で『新入りです』つったらどうにかなると思うぜ」
相変わらず四方八方と視線を巡らす瑞稀を見て、笑いながら教えてくれる千里。
初めて来る、政府の建物。
派手な装飾が施されている訳ではないが、絶妙な色合いのステンドグラス、タイル貼りの床や、様々な箇所に職人の拘りを感じる。
「カード持ってるよな?」
「もちろん。このハイテクカードね」
瑞稀は千里に向かって、ポケットから取り出したカードを見せた。
ハイテクカード、という瑞稀の表現により、また千里の笑いを誘ってしまったが。
「じゃあ、行って来る」
千里は近くの椅子に座って待っていると言ったので、一端別れてまた後で合流する事になった。
千里に軽く手を振ってしばしの別れを告げる。
千里は瑞稀と離れた後、端に並ぶ椅子に腰掛けたが、すぐに携帯を取り出して誰かと話しを始めたようだった。
瑞稀はというと、受付嬢は沢山いたから迷ったけど、余り目立ちたくなかったので一番端っこを選ぶ事にした。
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