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『女神通信』
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『女神通信』
「……はい、もしもし」
『まず神恩感謝の言葉を述べるべきでは?』
開幕から面倒くさい事を言い出した。間違いなくこっちの世界の女神サマだ。
「ご無沙汰しております、いつも大変お世話になっております」
『……まあ良いでしょう。貴方も仕事の打ち合わせ中のようですし』
わかっているならかけてくるなよ。しかもなんでケータイなんだよ、なんで番号知ってんだよ、というかアンタ、ケータイ持ってんのかよ、などと絶えない疑問が沸き上がるが、どうせ口喧嘩でかなわないオレは黙り込む。
弱者は常に屈辱と服従を強いられる哀れな存在である。
『電話越しですら不敬の念がヒシヒシと伝わってきますが、悔しさに歯ぎしりする貴方の顔が愉快ですので不問としましょう。感謝してください』
「……」
『感謝してください、と私は言いましたよ』
「……ありがとうございます」
まさか一方的にイジメてきた挙句、本当に感謝の言葉を述べさせるつもりだとは思わなかった。
『さて。私とて暇ではありません。さっさと用事を済ませましょう。先輩からの言いつけで貴方の面倒を見るように言われていますから』
なにやら意味深な事を言い出したが、前世の女神様がらみなら悪い話ではなさそうだ。
「……ええと、それはどのようなお話ですか?」
冬原先生と氷雨社長に聞かれても不自然ではないように、オレは会話の内容が推測できないように言葉を飾る。
一方で、こちらの電話内容を聞いていないアピールなのだろう。大人の女性たちは小声で「美雪。最近の空手部はどうだ?」「先日も部室の扉を蹴り破り、生徒会から修繕費をたかられました」など、愉快な近況報告をしあっている。
『今、貴方の目の前にある契約書についてですよ』
「これですか」
『保護者の名義が必要となのでしょう。私が母親として振舞って話をつけます。対面の胸の大きな女が雇用主ですね。電話を代わりなさい』
なるほど、保護者役。それはとても助かるのだが。
「……大丈夫ですか? 身分の違いから誤解とか生まれません?」
遠回しに、尊大さが口調から溢れるこの女神に話をさせて大丈夫か? と少しの嫌味と多くの不安を言葉に乗せるオレ。
『本当に貴方は不遜が過ぎますね。せっかく私が無難に話をまとめようと気遣っていたのに。実に気分を害しました』
しまった、ヤブヘビった。
「いえいえ。誤解です。ただ下々の世界はあまりお詳しくないかな、と思いまして」
『いいから代わりなさい、ちゃんと母親からの電話ですと伝えて。この世界の保護者としてすべき事は最低限して差し上げましょう』
本当に電話を代わっていいものかと悩む。
まともな会話が成立するはずがない。
せめて頭のおかしい母親ぐらいの範疇でおさまってくれれば御の字だが、それすらも希望的観測だ。
電話を代わらず、氷雨社長には申し訳ないが仕事は断り、そのお詫びということでデートに誘うなどどうだろう。これなら誰も損をしない展開だ。海へ遊びに行く資金はまた別のところで融通すればいい……と思うものの。
「わかりました。よろしくお願いします」
『まかせておきなさい』
オレは迷って悩んで悶々とした結果、女神様にお願いすることにした。
今回のアルバイトの話を断ったとしても、いずれ保護者という存在が必要になる機会はあるだろう。
また、妙に保護者役に乗り気な女神さま相手に話をうやむやにして電話を代わる事を断われば、さらに機嫌を損なう。
「氷雨社長、突然ですが母からです」
「なに?」
空手部の話で盛り上がっていた冬原先生と氷雨社長の会話に割り込むように、オレは氷雨社長にケータイを見せた。
「気まぐれでかけてきたみたいですが、丁度良いかと。氷雨社長さえ宜しければ母に直接、今回のお話をして頂いてもよろしいですか? 次はいつ連絡がとれるかわかりませんので」
「……あ、ああ。それは僥倖だ。ぜひお話させて頂きたい」
「良かった。ではどうぞ」
オレが差し出したケータイを見つめ、氷雨社長は伸ばしかけていた手を一度止めた。
「……コホン。ふう……よし」
咳払いと深呼吸をする氷雨社長。豪胆で落ち着いた雰囲気もある氷雨社長ですら、男相手のビジネスは本当に気を遣うようだ。
一気に気を引き締めたような表情になった氷雨社長が、オレの手からケータイを受け取った。
「もしもし、お電話代わりました。氷雨と申します。この度は息子さんが弊社にてアルバイトを希望されており……あ、はい、はい。左様です、ええ……」
どうなることかと思ったが、側から聞いている分には会話が成り立っているようだ。
おメガミサマがいらんことを言っていないかと不安だが、ここまで来たらもう任せるしかない。
まさに神に願う気持ちで電話を続ける氷雨社長を見ていると、横から冬原先生がオレの脇を突っついてきた。
「本当にお母様からの電話なのか?」
「はい、タイムリーでした」
「確かにそうだが……しかし、そうか。ふむ」
なにやら考え込み始めた先生は、電話を続ける氷雨社長をチラリと見て。
「宮城」
「はい」
「私も少しお母様にお時間を頂いて良いだろうか? 担任として一言なりご挨拶しておきたい。あ、あくまで、今は担任としてだ」
「それはかまいませんが……」
正直、あのクソ女神とあまり関わり合いになってほしくないが、自称オレの母と通話している氷雨社長を羨ましそうに見ているので断りにくい。
それに先生の立場を考えると、いずれ妊活絡みで挨拶をしなければならないと思っているようだし、事前に好印象を与えておきたいのだろう。
「はい、はい。そのように。では契約書は息子さんにお渡ししておきます。この度は弊社の業務内容に深いご理解を頂き、誠にありがとうございました」
丁度、氷雨社長との話が終わったようだ。
氷雨社長が満面の笑顔をうかべているあたり、うまくまとまったのだろう。
まさに神の奇跡だ。
ただオレにケータイを返す時、オレの顔を見てわずかに笑顔が曇らせた。
そして「お母様はなんというか、常識にとらわれない方のようだ」と氷雨社長が呟く。
常識にとらわれない、ではなく、常識がないという話なら納得だが。
オレはケータイを受け取り、耳を当てる。
「もしもし、お母さ、お母様?」
さん付けではまた不遜だの不敬だのと言われそうなので、慇懃に様付けしておく。
「貴方に母と呼ばれる筋合いはありません、気持ち悪い。それに私はまだ母になるような歳ではありません。重ね重ね失礼ですね」
ナチュラルに理不尽。
スルーして話を進める。
「ところで担任の冬原先生も一言ご挨拶したいそうなのですが、よろしいですか?」
『面倒なので嫌です』
ウザい。
保護者として最低限のことはすると聞いたばかりだが、アレは幻聴だったか。
『ですが。貴方が私に敬意をもってお願いするのであれば話を聞いてあげましょう』
「……具体的にはどうすれば?」
『そうですねぇ。では私の事を周囲に聞こえるようにママと呼びなさい。そうしたら電話を代わってあげましょう。さあ言ってごらんなさい。ママ電話を代わってください、と』
クソが。
二人の大人の女性の前で母親をママと呼べとか、本当にオレが嫌がる事が大好きのようだ。
『どうしました? 私も暇ではないと言ったでしょう。切りますよ?』
御多忙のわりにオレをイジメる時間はあるようだ。
男としてのプライドやクソ女神への反骨心もあるが、大きな商談が成立したかのような顔の氷雨社長の期待と、冬原先生との良好な関係、どちらも維持するためには保護者枠は必須。
「ママ……電話、代わってもらっていいかな」
『グッド。大変、ぷぷっ、よく出来ました。では胸の薄い女と代わりなさい』
もはや何を言い返す気力もなく、オレはケータイを冬原先生に差し出した。
「どうぞ、母です」
「う、うむ」
ママという言葉を口にしたオレを見て、ぎょっ、とした冬原先生と氷雨社長。
二人が笑わなかったのはオレへの気遣いか、それともこの世界の男性への気遣いか。
「すぅ……はー、すぅ……はー……よしッ」
先生は手汗をおしぼりで拭ったあと、気合十分といった顔でオレのケータイを受け取る。
そして余所行きの猫なで声で「初めまして。息子さんのクラスを受け持っております、担任の冬原と申します」と挨拶をしていた。
しかし胸の大きい女だの薄い女だの見えているように話す。
いや、見ているのだろう。オレのイヤそうな顔にも言及していた。
だったらもう少し配慮しろと言いたい。
「はい、では帰国された際には是非ご挨拶に伺いたく。はい、はい。では本日は失礼します。息子さんに代わります」
オレが心の中で愚痴っている間にこちらも満面の笑顔になっていた冬原先生からケータイを受け取り、再び耳にあてるオレ。
『話はつけておきました。せいぜい小銭稼ぎに励みなさい』
「お手数おかけしました。それではお母様、お元気で」
『なんですか、その早々に電話を終わらせたいかのような態度。貴方は女神に対する振る舞いに敬意が足りていませんよ。あとママと呼びなさい』
アンタ、暇じゃないっておっしゃってましたよね?
『まったく。次までに自分の矮小な立場を自覚し、相応しい礼儀作法を身につけておくように』
と、言いたい事を言い尽くしたのか、別れの挨拶もなく通話が切れた。
最初から最後までザ•クソ女神だった。
「……はい、もしもし」
『まず神恩感謝の言葉を述べるべきでは?』
開幕から面倒くさい事を言い出した。間違いなくこっちの世界の女神サマだ。
「ご無沙汰しております、いつも大変お世話になっております」
『……まあ良いでしょう。貴方も仕事の打ち合わせ中のようですし』
わかっているならかけてくるなよ。しかもなんでケータイなんだよ、なんで番号知ってんだよ、というかアンタ、ケータイ持ってんのかよ、などと絶えない疑問が沸き上がるが、どうせ口喧嘩でかなわないオレは黙り込む。
弱者は常に屈辱と服従を強いられる哀れな存在である。
『電話越しですら不敬の念がヒシヒシと伝わってきますが、悔しさに歯ぎしりする貴方の顔が愉快ですので不問としましょう。感謝してください』
「……」
『感謝してください、と私は言いましたよ』
「……ありがとうございます」
まさか一方的にイジメてきた挙句、本当に感謝の言葉を述べさせるつもりだとは思わなかった。
『さて。私とて暇ではありません。さっさと用事を済ませましょう。先輩からの言いつけで貴方の面倒を見るように言われていますから』
なにやら意味深な事を言い出したが、前世の女神様がらみなら悪い話ではなさそうだ。
「……ええと、それはどのようなお話ですか?」
冬原先生と氷雨社長に聞かれても不自然ではないように、オレは会話の内容が推測できないように言葉を飾る。
一方で、こちらの電話内容を聞いていないアピールなのだろう。大人の女性たちは小声で「美雪。最近の空手部はどうだ?」「先日も部室の扉を蹴り破り、生徒会から修繕費をたかられました」など、愉快な近況報告をしあっている。
『今、貴方の目の前にある契約書についてですよ』
「これですか」
『保護者の名義が必要となのでしょう。私が母親として振舞って話をつけます。対面の胸の大きな女が雇用主ですね。電話を代わりなさい』
なるほど、保護者役。それはとても助かるのだが。
「……大丈夫ですか? 身分の違いから誤解とか生まれません?」
遠回しに、尊大さが口調から溢れるこの女神に話をさせて大丈夫か? と少しの嫌味と多くの不安を言葉に乗せるオレ。
『本当に貴方は不遜が過ぎますね。せっかく私が無難に話をまとめようと気遣っていたのに。実に気分を害しました』
しまった、ヤブヘビった。
「いえいえ。誤解です。ただ下々の世界はあまりお詳しくないかな、と思いまして」
『いいから代わりなさい、ちゃんと母親からの電話ですと伝えて。この世界の保護者としてすべき事は最低限して差し上げましょう』
本当に電話を代わっていいものかと悩む。
まともな会話が成立するはずがない。
せめて頭のおかしい母親ぐらいの範疇でおさまってくれれば御の字だが、それすらも希望的観測だ。
電話を代わらず、氷雨社長には申し訳ないが仕事は断り、そのお詫びということでデートに誘うなどどうだろう。これなら誰も損をしない展開だ。海へ遊びに行く資金はまた別のところで融通すればいい……と思うものの。
「わかりました。よろしくお願いします」
『まかせておきなさい』
オレは迷って悩んで悶々とした結果、女神様にお願いすることにした。
今回のアルバイトの話を断ったとしても、いずれ保護者という存在が必要になる機会はあるだろう。
また、妙に保護者役に乗り気な女神さま相手に話をうやむやにして電話を代わる事を断われば、さらに機嫌を損なう。
「氷雨社長、突然ですが母からです」
「なに?」
空手部の話で盛り上がっていた冬原先生と氷雨社長の会話に割り込むように、オレは氷雨社長にケータイを見せた。
「気まぐれでかけてきたみたいですが、丁度良いかと。氷雨社長さえ宜しければ母に直接、今回のお話をして頂いてもよろしいですか? 次はいつ連絡がとれるかわかりませんので」
「……あ、ああ。それは僥倖だ。ぜひお話させて頂きたい」
「良かった。ではどうぞ」
オレが差し出したケータイを見つめ、氷雨社長は伸ばしかけていた手を一度止めた。
「……コホン。ふう……よし」
咳払いと深呼吸をする氷雨社長。豪胆で落ち着いた雰囲気もある氷雨社長ですら、男相手のビジネスは本当に気を遣うようだ。
一気に気を引き締めたような表情になった氷雨社長が、オレの手からケータイを受け取った。
「もしもし、お電話代わりました。氷雨と申します。この度は息子さんが弊社にてアルバイトを希望されており……あ、はい、はい。左様です、ええ……」
どうなることかと思ったが、側から聞いている分には会話が成り立っているようだ。
おメガミサマがいらんことを言っていないかと不安だが、ここまで来たらもう任せるしかない。
まさに神に願う気持ちで電話を続ける氷雨社長を見ていると、横から冬原先生がオレの脇を突っついてきた。
「本当にお母様からの電話なのか?」
「はい、タイムリーでした」
「確かにそうだが……しかし、そうか。ふむ」
なにやら考え込み始めた先生は、電話を続ける氷雨社長をチラリと見て。
「宮城」
「はい」
「私も少しお母様にお時間を頂いて良いだろうか? 担任として一言なりご挨拶しておきたい。あ、あくまで、今は担任としてだ」
「それはかまいませんが……」
正直、あのクソ女神とあまり関わり合いになってほしくないが、自称オレの母と通話している氷雨社長を羨ましそうに見ているので断りにくい。
それに先生の立場を考えると、いずれ妊活絡みで挨拶をしなければならないと思っているようだし、事前に好印象を与えておきたいのだろう。
「はい、はい。そのように。では契約書は息子さんにお渡ししておきます。この度は弊社の業務内容に深いご理解を頂き、誠にありがとうございました」
丁度、氷雨社長との話が終わったようだ。
氷雨社長が満面の笑顔をうかべているあたり、うまくまとまったのだろう。
まさに神の奇跡だ。
ただオレにケータイを返す時、オレの顔を見てわずかに笑顔が曇らせた。
そして「お母様はなんというか、常識にとらわれない方のようだ」と氷雨社長が呟く。
常識にとらわれない、ではなく、常識がないという話なら納得だが。
オレはケータイを受け取り、耳を当てる。
「もしもし、お母さ、お母様?」
さん付けではまた不遜だの不敬だのと言われそうなので、慇懃に様付けしておく。
「貴方に母と呼ばれる筋合いはありません、気持ち悪い。それに私はまだ母になるような歳ではありません。重ね重ね失礼ですね」
ナチュラルに理不尽。
スルーして話を進める。
「ところで担任の冬原先生も一言ご挨拶したいそうなのですが、よろしいですか?」
『面倒なので嫌です』
ウザい。
保護者として最低限のことはすると聞いたばかりだが、アレは幻聴だったか。
『ですが。貴方が私に敬意をもってお願いするのであれば話を聞いてあげましょう』
「……具体的にはどうすれば?」
『そうですねぇ。では私の事を周囲に聞こえるようにママと呼びなさい。そうしたら電話を代わってあげましょう。さあ言ってごらんなさい。ママ電話を代わってください、と』
クソが。
二人の大人の女性の前で母親をママと呼べとか、本当にオレが嫌がる事が大好きのようだ。
『どうしました? 私も暇ではないと言ったでしょう。切りますよ?』
御多忙のわりにオレをイジメる時間はあるようだ。
男としてのプライドやクソ女神への反骨心もあるが、大きな商談が成立したかのような顔の氷雨社長の期待と、冬原先生との良好な関係、どちらも維持するためには保護者枠は必須。
「ママ……電話、代わってもらっていいかな」
『グッド。大変、ぷぷっ、よく出来ました。では胸の薄い女と代わりなさい』
もはや何を言い返す気力もなく、オレはケータイを冬原先生に差し出した。
「どうぞ、母です」
「う、うむ」
ママという言葉を口にしたオレを見て、ぎょっ、とした冬原先生と氷雨社長。
二人が笑わなかったのはオレへの気遣いか、それともこの世界の男性への気遣いか。
「すぅ……はー、すぅ……はー……よしッ」
先生は手汗をおしぼりで拭ったあと、気合十分といった顔でオレのケータイを受け取る。
そして余所行きの猫なで声で「初めまして。息子さんのクラスを受け持っております、担任の冬原と申します」と挨拶をしていた。
しかし胸の大きい女だの薄い女だの見えているように話す。
いや、見ているのだろう。オレのイヤそうな顔にも言及していた。
だったらもう少し配慮しろと言いたい。
「はい、では帰国された際には是非ご挨拶に伺いたく。はい、はい。では本日は失礼します。息子さんに代わります」
オレが心の中で愚痴っている間にこちらも満面の笑顔になっていた冬原先生からケータイを受け取り、再び耳にあてるオレ。
『話はつけておきました。せいぜい小銭稼ぎに励みなさい』
「お手数おかけしました。それではお母様、お元気で」
『なんですか、その早々に電話を終わらせたいかのような態度。貴方は女神に対する振る舞いに敬意が足りていませんよ。あとママと呼びなさい』
アンタ、暇じゃないっておっしゃってましたよね?
『まったく。次までに自分の矮小な立場を自覚し、相応しい礼儀作法を身につけておくように』
と、言いたい事を言い尽くしたのか、別れの挨拶もなく通話が切れた。
最初から最後までザ•クソ女神だった。
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