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本編
真相-其の二-
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ペルセポネはヘパイストスに先導され、ケルベロスに乗って地の底から地上へと戻った。そして、はじめてそこがエチオピアの大地溝帯だと知ったのだ。
「わぁぁ!!」
「ペルセポネ?」
「世界にはこんなところもあるんだね」
ペルセポネが感嘆の声を上げる。それほどこの大地溝帯の景色は驚きだった。巨大な大地に裂け目が果てしなく続くさまはニューサ山地しか知らない彼女にとって驚きの宝庫といえた。
「そういえば、ペルセポネはニューサ山地から出たことがなかったな」
「うん。お母様が出してくれなかったし、出る必要もなかったから」
「なるほどな」
その時大きな地響きと揺れが襲う。ペルセポネはケルベロスにしがみついた。
「ここから離れなくては!!」
ヘパイストスが焦るが、今の状況ではそれは難しそうに思われた。そこへ空から自分たちを呼ぶ声が聞こえた。
「おお~~~い!!」
「え?」
「こっち、こっち!!」
「もしかして、オリオン?」
それは銀色の戦車に乗ったオリオンだった。
「ペルセポネ、これに乗れ!って、この黒獅子は?」
「えっと…」
「俺だ」
「はぁ?」
「ヘパイストスよ」
「マジで?!」
「俺は気を抜くとこの姿になるんだ。だから、人型を保つための道具を研究してたんだ」
「元に戻れんのか?」
「しばらくは無理だ。兎に角、その戦車は俺が引く」
「ケルベロスと一緒に引くか?」
「そうだな。その方がいいだろう」
オリオンは一旦戦車を地上に降ろし、ペルセポネを乗せる。小野子、手際よくヘパイストスとケルベロスを戦車に繋いだのだった。
「おっし、これでオッケーだ!ヘパイストス、いつでもいいぞ」
「よし。ケルベロス、北に向けて走るぞ!!」
ヘパイストスの掛け声にケルベロスが咆哮を上げ、大地を蹴った。すると、戦車は宙に浮き、天を駆けた。
「ひゃ!」
「うぉ!これってお前が引いても空飛べんのか?」
「ああ、俺の最高傑作だからな。」
「すげぇな。こんなもの作れるのに女にモテないないって意味が分からん」
「別にモテたくて作ってるわけじゃない」
「そうなんだ。それ、ちょっと勿体ない」
「別にその他大勢の女どもにモテたくない」
「振り向いてほしいのは一人だけってアレか?」
「…………」
「二人ともそんな話はいいからもっと離れないと!」
「ああ。そうだな」
ペルセポネはオリオンの腕を引っ張ってこの場からさらに離れることを促す。そして、ハデス様のことが気になり後ろを振り返った。
するとそこには金色の大鷲と漆黒の魔獣が姿を現す。その魔獣は先日彼に触れた時に見たあの魔獣だった。
「ハデス様…」
ペルセポネはただハデスの無事を祈ることしかできなかった。
****************************************************************
ペルセポネたちは大地溝帯を抜け、海岸沿いに北上する。
「という訳で、ハデスが全部倒してくれたからこのままオリンポスに帰ろう」
「何が『という訳』ですか!!」
ヘラヘラ笑いながら私たちに説明をしてくれていたのは金色の鷲となってここまで誘導してくれたゼウスだった。その能天気な説明ぶりにペルセポネは怒り心頭である。
「いや、ハデスがあとは任せろっていうから…」
「それでその言葉を鵜呑みにして私たちを追いかけてきたわけですか?」
「う~~ん。どちらかと僕が足手まといだから追い払われた?」
「は?」
「ハデスは相手を熟知してるけど、僕はそうじゃなかった。それに、実は僕も生贄だったし…」
「どういうことですか?」
ゼウスの説明はこうだ。
ゼウスは地上の異変に気付き、誰にも告げず独自に調査を進められた。その方法はちょっと褒められたものではないが、本人曰く『女性は噂好きだから情報の宝庫なんだよ』ということらしい。だが、チヤホヤされていい気になっていたら、葡萄酒に何やら薬が混ぜられてたらしくあっさり『彼ら』に囚われてあの大地溝帯に幽閉されたそうだ。
「あなた、馬鹿なんですか?ていうか、馬鹿ですよ」
「そんなにはっきり言わなくても…。自分でも反省はしてるんだ」
と言って、項垂れてるがペルセポネばかりかオリオンもヘパイストスも嘘だと思った。そして、ペルセポネはゼウスの言葉を鵜呑みにせず、白い目を向け続ける。
「それは置いといて。ゼウス様、何故『彼ら』はあなたまで生贄にしようとしたんですか?」
「それはだねぇ…」
ゼウスは話を続ける。
『彼ら』がゼウスをも生贄にしようとしたのは『天空の神』だからだ。世界を作り替えようとしていた『彼ら』は今の世界を滅ぼすにはそれに見合った生贄が必要で『彼ら』の性質上『天空の神』と『地母神』の血を色濃く引く者が求められた。だから自分も贄にされかけたのだ、ということらしい。
(あっさり囚われの身になったゼウスはやはり馬鹿なのかしら?)
ペルセポネの思考を読んだようにゼウスは肩をすくめて言葉を繋ぐ。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず、だよ」
などと、苦し紛れの言い訳をしてたはみたが、三人からは単につまらないハニートラップに引っかかっただけだと思われたようだ。
とはいえ、囚われたことによって見えてきた事実もあったそうだ。それが、『彼ら』が新世界の王に据えようとしたのがハデスだということ。
「何故、ハデス様を新世界の王にしようとしたのでしょう?」
「確かに、おかしいっすよね?」
「それは…」
ゼウスが理由を話そうとしたところで照り付けていた太陽を遮る大きな影が現れる。見上げると、それはペルセポネがあの時見た漆黒の魔獣だった。その魔獣は咆哮を上げ、彼らのすぐそばに舞い降りてくる。羽ばたきが砂を巻き上げ視界を奪う。やがて、その羽ばたきが収まり視界がハッキリするとそこには漆黒の甲冑を身に纏ったハデスが立っていた。
「ハデス様!」
ペルセポネは思わず駆けだし、彼に抱きついた。いきなり抱きついたせいでハデスは酷く驚いていた。
「お怪我はございませんか?」
「ない」
「良かった…」
「ペルセポネは?」
「はい。ヘパイストスやケルベロスがいたので無事に地上に戻れました。あと、オリオンもいてくれたから…」
「そうか。それはよかった」
「あのぉ~。僕もいたんだけど?」
「あなたはただ単に先導しただけでしょ!!」
「ヒ、酷い…」
ガックリ項垂れるゼウス。だが、ペルセポネは容赦する気は全くない。それは、許したら絶対つけあがるとわかっていたからだ。
「それよりハデス様」
「なんだ?」
「どのようにして『彼ら』を退けたのですか?」
「ふむ、『彼ら』は地下に眠るマグマで巨人となった。はじめは時間稼ぎで炎を吐きかけ溶かしたが…」
「?」
「お前たちが安全圏に離脱したのを感じたので『彼ら』を『冷やし』て固めてやった」
「冷やす?」
「そうだ」
「ハデス様ってそんなことができるんですか?」
「できるとも。私の力は『炎』を操るのではなく『熱』を操るのだからね」
「『熱』?」
「そうだ」
「なるほど…」
「ヘパイストス?」
「『熱』を操れるということは『温めること』もできれば『冷ます』こともできるってことですよね?」
「そういうことだ」
「へ?ハデスってそんな器用なことができるの?」
「できる。ただ、聞かれなかったから話していなかっただけだ。」
「なんで?」
「必要ないからだ」
「必要ない?」
「普段使うことがないから言わなかった」
「必要なのは竈の火を起こすことぐらいだろ?」
「なるほど…」
「それに『伝家の宝刀』は最後まで抜かないでおくのがセオリーであろう」
ハデスは勝ち誇ったようにゼウスを一瞥していた。
(ああ、やっぱりハデス様って素敵だなぁ。しかも、今はお髭もきれいに剃っているから5割り増しくらい素敵に見える)
ペルセポネのうっとりした視線に気づき、ハデスはむずがゆくなってしまう。それに気づいたヘパイストスが咳払いをして話しを続けることにする。
「もしかして、俺が一緒にいたことも『彼ら』を油断させることになったんですか?」
「ああ、そうだ。ヘパイストスは『炎』が操れる。実際、爪や牙で対処できない蔦は燃やしていたからな」
「ハデス様も『炎』を操っていたのなれば、力の性質を見誤るでしょうね」
「そういうことだ」
「でも、次に現れたらその手は使えないっすね」
「だから、今回の事件はしっかりとした検証が必要だ」
「という訳で、さっさとオリュンポスに帰るぞ!」
「なんで、後から来たあなたが仕切るの?」
「ゼウス、ヘラに事の次第をバラされたいのか?」
「いえ、結構です」
ハデスの一言でゼウスが小さくなった気がする。その姿にペルセポネはいくらか溜飲を下げたのだった。
(いい気味。散々お母さまを苦しめてきた人だからこれくらいは構わないでしょうよ)
「さぁ、オリュンポスに帰ろう」
「はい!!」
「あまり待たせるとデメテールが嘆いて仕事をしなくなるからな」
「ははは…。」
こうしてハデスたちはオリュンポス山へと帰ることにしたのだった。
だが、まさかそこであんなことが待ち受けてるなんて…。この時は誰も知る由もなかった。
************************************************
とりあえず、真相が語られ、ゼウス一人がフルボッコにされるの巻でした。(笑)
次回、本編最終話です。
ハデスとペルセポネに幸せは訪れるのか?!
乞うご期待!!
「わぁぁ!!」
「ペルセポネ?」
「世界にはこんなところもあるんだね」
ペルセポネが感嘆の声を上げる。それほどこの大地溝帯の景色は驚きだった。巨大な大地に裂け目が果てしなく続くさまはニューサ山地しか知らない彼女にとって驚きの宝庫といえた。
「そういえば、ペルセポネはニューサ山地から出たことがなかったな」
「うん。お母様が出してくれなかったし、出る必要もなかったから」
「なるほどな」
その時大きな地響きと揺れが襲う。ペルセポネはケルベロスにしがみついた。
「ここから離れなくては!!」
ヘパイストスが焦るが、今の状況ではそれは難しそうに思われた。そこへ空から自分たちを呼ぶ声が聞こえた。
「おお~~~い!!」
「え?」
「こっち、こっち!!」
「もしかして、オリオン?」
それは銀色の戦車に乗ったオリオンだった。
「ペルセポネ、これに乗れ!って、この黒獅子は?」
「えっと…」
「俺だ」
「はぁ?」
「ヘパイストスよ」
「マジで?!」
「俺は気を抜くとこの姿になるんだ。だから、人型を保つための道具を研究してたんだ」
「元に戻れんのか?」
「しばらくは無理だ。兎に角、その戦車は俺が引く」
「ケルベロスと一緒に引くか?」
「そうだな。その方がいいだろう」
オリオンは一旦戦車を地上に降ろし、ペルセポネを乗せる。小野子、手際よくヘパイストスとケルベロスを戦車に繋いだのだった。
「おっし、これでオッケーだ!ヘパイストス、いつでもいいぞ」
「よし。ケルベロス、北に向けて走るぞ!!」
ヘパイストスの掛け声にケルベロスが咆哮を上げ、大地を蹴った。すると、戦車は宙に浮き、天を駆けた。
「ひゃ!」
「うぉ!これってお前が引いても空飛べんのか?」
「ああ、俺の最高傑作だからな。」
「すげぇな。こんなもの作れるのに女にモテないないって意味が分からん」
「別にモテたくて作ってるわけじゃない」
「そうなんだ。それ、ちょっと勿体ない」
「別にその他大勢の女どもにモテたくない」
「振り向いてほしいのは一人だけってアレか?」
「…………」
「二人ともそんな話はいいからもっと離れないと!」
「ああ。そうだな」
ペルセポネはオリオンの腕を引っ張ってこの場からさらに離れることを促す。そして、ハデス様のことが気になり後ろを振り返った。
するとそこには金色の大鷲と漆黒の魔獣が姿を現す。その魔獣は先日彼に触れた時に見たあの魔獣だった。
「ハデス様…」
ペルセポネはただハデスの無事を祈ることしかできなかった。
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ペルセポネたちは大地溝帯を抜け、海岸沿いに北上する。
「という訳で、ハデスが全部倒してくれたからこのままオリンポスに帰ろう」
「何が『という訳』ですか!!」
ヘラヘラ笑いながら私たちに説明をしてくれていたのは金色の鷲となってここまで誘導してくれたゼウスだった。その能天気な説明ぶりにペルセポネは怒り心頭である。
「いや、ハデスがあとは任せろっていうから…」
「それでその言葉を鵜呑みにして私たちを追いかけてきたわけですか?」
「う~~ん。どちらかと僕が足手まといだから追い払われた?」
「は?」
「ハデスは相手を熟知してるけど、僕はそうじゃなかった。それに、実は僕も生贄だったし…」
「どういうことですか?」
ゼウスの説明はこうだ。
ゼウスは地上の異変に気付き、誰にも告げず独自に調査を進められた。その方法はちょっと褒められたものではないが、本人曰く『女性は噂好きだから情報の宝庫なんだよ』ということらしい。だが、チヤホヤされていい気になっていたら、葡萄酒に何やら薬が混ぜられてたらしくあっさり『彼ら』に囚われてあの大地溝帯に幽閉されたそうだ。
「あなた、馬鹿なんですか?ていうか、馬鹿ですよ」
「そんなにはっきり言わなくても…。自分でも反省はしてるんだ」
と言って、項垂れてるがペルセポネばかりかオリオンもヘパイストスも嘘だと思った。そして、ペルセポネはゼウスの言葉を鵜呑みにせず、白い目を向け続ける。
「それは置いといて。ゼウス様、何故『彼ら』はあなたまで生贄にしようとしたんですか?」
「それはだねぇ…」
ゼウスは話を続ける。
『彼ら』がゼウスをも生贄にしようとしたのは『天空の神』だからだ。世界を作り替えようとしていた『彼ら』は今の世界を滅ぼすにはそれに見合った生贄が必要で『彼ら』の性質上『天空の神』と『地母神』の血を色濃く引く者が求められた。だから自分も贄にされかけたのだ、ということらしい。
(あっさり囚われの身になったゼウスはやはり馬鹿なのかしら?)
ペルセポネの思考を読んだようにゼウスは肩をすくめて言葉を繋ぐ。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず、だよ」
などと、苦し紛れの言い訳をしてたはみたが、三人からは単につまらないハニートラップに引っかかっただけだと思われたようだ。
とはいえ、囚われたことによって見えてきた事実もあったそうだ。それが、『彼ら』が新世界の王に据えようとしたのがハデスだということ。
「何故、ハデス様を新世界の王にしようとしたのでしょう?」
「確かに、おかしいっすよね?」
「それは…」
ゼウスが理由を話そうとしたところで照り付けていた太陽を遮る大きな影が現れる。見上げると、それはペルセポネがあの時見た漆黒の魔獣だった。その魔獣は咆哮を上げ、彼らのすぐそばに舞い降りてくる。羽ばたきが砂を巻き上げ視界を奪う。やがて、その羽ばたきが収まり視界がハッキリするとそこには漆黒の甲冑を身に纏ったハデスが立っていた。
「ハデス様!」
ペルセポネは思わず駆けだし、彼に抱きついた。いきなり抱きついたせいでハデスは酷く驚いていた。
「お怪我はございませんか?」
「ない」
「良かった…」
「ペルセポネは?」
「はい。ヘパイストスやケルベロスがいたので無事に地上に戻れました。あと、オリオンもいてくれたから…」
「そうか。それはよかった」
「あのぉ~。僕もいたんだけど?」
「あなたはただ単に先導しただけでしょ!!」
「ヒ、酷い…」
ガックリ項垂れるゼウス。だが、ペルセポネは容赦する気は全くない。それは、許したら絶対つけあがるとわかっていたからだ。
「それよりハデス様」
「なんだ?」
「どのようにして『彼ら』を退けたのですか?」
「ふむ、『彼ら』は地下に眠るマグマで巨人となった。はじめは時間稼ぎで炎を吐きかけ溶かしたが…」
「?」
「お前たちが安全圏に離脱したのを感じたので『彼ら』を『冷やし』て固めてやった」
「冷やす?」
「そうだ」
「ハデス様ってそんなことができるんですか?」
「できるとも。私の力は『炎』を操るのではなく『熱』を操るのだからね」
「『熱』?」
「そうだ」
「なるほど…」
「ヘパイストス?」
「『熱』を操れるということは『温めること』もできれば『冷ます』こともできるってことですよね?」
「そういうことだ」
「へ?ハデスってそんな器用なことができるの?」
「できる。ただ、聞かれなかったから話していなかっただけだ。」
「なんで?」
「必要ないからだ」
「必要ない?」
「普段使うことがないから言わなかった」
「必要なのは竈の火を起こすことぐらいだろ?」
「なるほど…」
「それに『伝家の宝刀』は最後まで抜かないでおくのがセオリーであろう」
ハデスは勝ち誇ったようにゼウスを一瞥していた。
(ああ、やっぱりハデス様って素敵だなぁ。しかも、今はお髭もきれいに剃っているから5割り増しくらい素敵に見える)
ペルセポネのうっとりした視線に気づき、ハデスはむずがゆくなってしまう。それに気づいたヘパイストスが咳払いをして話しを続けることにする。
「もしかして、俺が一緒にいたことも『彼ら』を油断させることになったんですか?」
「ああ、そうだ。ヘパイストスは『炎』が操れる。実際、爪や牙で対処できない蔦は燃やしていたからな」
「ハデス様も『炎』を操っていたのなれば、力の性質を見誤るでしょうね」
「そういうことだ」
「でも、次に現れたらその手は使えないっすね」
「だから、今回の事件はしっかりとした検証が必要だ」
「という訳で、さっさとオリュンポスに帰るぞ!」
「なんで、後から来たあなたが仕切るの?」
「ゼウス、ヘラに事の次第をバラされたいのか?」
「いえ、結構です」
ハデスの一言でゼウスが小さくなった気がする。その姿にペルセポネはいくらか溜飲を下げたのだった。
(いい気味。散々お母さまを苦しめてきた人だからこれくらいは構わないでしょうよ)
「さぁ、オリュンポスに帰ろう」
「はい!!」
「あまり待たせるとデメテールが嘆いて仕事をしなくなるからな」
「ははは…。」
こうしてハデスたちはオリュンポス山へと帰ることにしたのだった。
だが、まさかそこであんなことが待ち受けてるなんて…。この時は誰も知る由もなかった。
************************************************
とりあえず、真相が語られ、ゼウス一人がフルボッコにされるの巻でした。(笑)
次回、本編最終話です。
ハデスとペルセポネに幸せは訪れるのか?!
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