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不意逃げ
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俺たちは高速道路の上空を飛行しながら、今回の事件の犯人を追っていた。4人の魔武器の力を集め、かなりの速度を出している。
『標的が止まりました……おそらく、パーキングエリアに入ったものかと思われます』
「パーキングエリア? こんな時に? ……舐めやがって」
少々苛立つ。初任務とは言えど、俺たちは日本でも有数のhyperだ。なめてかかられてやられるほどヤワな鍛え方はしていない。実際に戦った事はないが、チェス隊のポーン程度になら負けない自負がある。
『油断しないでください。観念したと見せかけて、不意打ちを仕掛けてくる可能性があります』
「わかっていますよ! ありがとうございます! それじゃ!」
しっかりと挨拶をし、一旦通信を切る。しっかり礼をして好印象を与えることも忘れない。
「お前……相変わらず、女に対しては皮をかぶるな……それでどうだ? 犯人の動きは」
「パーキングエリアに寄ったんじゃねーかってよ……全く、逃亡中だろ? 何考えてんだ」
俺は思ったことを口に出すタイプだ。それに宗太郎とは1番の友達と言っても過言ではない。故に、さらっと本音を吐き出す。
「うーん……食料を買いに行ったとか?」
「そんな初歩的なミスするか?」
「犯人は逃げ切れたと思ってるんじゃないか? 向こう側は俺たちが追ってるのを知らないわけだし」
「だとしても、一息つくのは少なくとも国境を越えてからのはずだろ? 十中八九俺たちのことをなめてんだよ」
(マジにイラつくな……殺しはしないが、犯人と出会ったら、骨の一本やニ本持っていってやるよ……)
「優斗、お前こそ舐めてかかるなよ。何か策を弄しているかもしれん。油断せず、全力でかかれ」
雄馬が俺に向かって注意を促してくる。兄だからといちいち何かしらを言ってくる奴だ。いつも桃鈴様の隣にいて鼻に付く。
「んなことわかってるよ! 俺が本気を出せば一瞬だ!!」
「……ふん」
(いつも上から目線で物事を見やがって……見てろよ、ここでいっちょ活躍して、そんな口聞けないようにしてやるぜ!)
そんな事を思っているうちに、パーキングエリアに到着した。情報によれば、ここにリムジンがあるに違いないはずだ。
「ここにいるってことで間違いないんだよね?」
『はい。ここからしっかりと反応があります……駐車場にリムジンがあれば、ほぼ間違いないでしょう』
「ありがとね! 帰ってきたらお礼をしっかり言わせてもらうよ!」
『……お構いなく』
反応が薄い。恥ずかしがっているのだろうが……聞いているのは俺だけなのだから、恥ずかしがらなくてもいいのに。
「おい優斗! 集中しろ! もうすぐだぞ!」
「……ハッ、すまん宗太郎。ちょっと考え事してたわ」
「はぁ……気をつけてくれよ?」
「すまんすまん。気をつけるよ」
俺は駐車場に向き直り、あたりを見渡す。車はまるで学校の整列のようにしき詰まっているが、その中で明らかに存在感を放つものが1つ。
「あった……!」
明らかに長い車体、黒光りした高級そうな光沢、間違いない。リムジンだ。
しかも、このパーキングエリアの駐車場の中で、リムジンはこの1台しかない。そして、そもそも高速道路でリムジンを使う人物自体が少ないことを考えると、この車が犯人のものだということは決定的だ。
「見つけたぜ!!!」
俺はあのリムジンが犯人のものだと分かった瞬間、まるで餓死しそうな人間が食べ物に向かって飛びつくかの様にリムジンに向かって急転直下する。
「おい! 待て!! ちゃんと4人で合わせて……」
(へっ! そんな事言いながら、自分だけで手柄を総取りするつもりなんだろう? そうはいくか!)
「魔剣捻出!!!!」
俺はスキルを使い、手のひらに魔剣を出現させる。
これが俺のスキル"魔剣捻出"だ。
スキル名 魔剣捻出 ティルヴィング
所有者 騎道優斗
スキルランク HYPER
スキル内容
手のひらに力を込め、魔剣を捻出する。魔剣は使い手によって種類が異なり、それぞれ固有の力を持つ。
魔剣 ティルヴィング
黄金の柄に長めの刃。永遠に錆びることはなく、鉄をもたやすく切り裂き、狙ったものを外さない。
これが俺のスキル。そして俺の魔剣"ティルヴィング"だ。
要するにめちゃくちゃ切れる某猫型ロボットの刀の超強化バージョンだ。剣が俺のやりたいように動いてくれるので、お互いの技量関係なしの勝負に持ち込むことができる。
一見、これそんな強い?と、思うスキルだが、よく考えて欲しい。鉄をも来れると言う事は、相手の腕や武器のガードが関係ないのだ。それすらも切り裂き、身を斬る。つまりガード無視。魔剣の能力を知らない者からしたら、一撃必殺の能力だ。
なので、今狙っているリムジンも――
「余裕で斬れる!!!!」
ティルヴィングによって、リムジンが大根のように真っ二つになる。真ん中できれいに……本当に真っ二つだ。無論、腕に衝撃などは感じない。本当に切ったのかわからないレベルだ。
「しゃ!! これで……」
「大馬鹿がァ!!!! 何を1人で攻撃している!! 全員で一斉に攻撃した方が確実なはずだろ!! 何を勝手なことやっている!!」
雄馬が何か言ってくるが、そんなものはどうだっていい。とにかく攻撃出来たのだ。それによる被害はとてつもないはず。そこら辺の人質が1人いようが関係ない。今の混乱に乗じて救出する。
上空に浮かび、上から切ったリムジンを見る。
「人質の方! 大丈夫ですかー!! 助けにきました! いたら返事してくださーい!」
返事はない。上空は見えないが、気絶しているか、そもそもいないかが考えられる。そもそも切った時の衝撃で気絶から戻ってくると思うので、正直個人的にはそもそも人質がいない説を推したい。
「……? 返事がないな……」
俺は地上に降り立ち、リムジンに近づく。不意打ちを仕掛けてくる可能性もあるため、ティルヴィングを手に持つことも忘れない。
歩いて近づいたため、後ろから他の3人が追いついてくる。
「馬鹿が……!! むやみに相手チャンスを与えるな! お前の悪いところだぞ!!!」
「うるせーよ! どうせ俺たちがいるんだから、全くもって問題はねぇだろ!!」
(口うるさく言ってきやがって……だから嫌いなんだ)
そんな事を思いながら、リムジンに近づき、中をそっと覗く。ティルヴィングがあるので問題はないだろうが、こうしないと雄馬が口うるさくしそうなので、そっと覗くことにしよう。
リムジンの切り口からゆっくりと覗くと……
「………はぁ?」
俺はそこで見た事象に、わなわなと体を震わせ、ゆっくりと他の3人に向かって言葉を投げる。
「……ねぇんだけど」
「なんだ? なんていった?」
「いねぇんだよ…………」
「……は?」
「いねぇんだよ!!! どこにも!!」
「誰もいないッ!!!!」
「そんなはずは……!」
雄馬もかなり焦ったようで、急いでリムジンの中身を確認してくる。宗太郎と友燐も続いて確認していく。
「……!!!」
もちろんそこには何もない。空っぽ、空っぽだ。つい最近まで乗っていたような汗の匂いはするが、それ以外には何もない。
「優斗!! すぐに連絡を取れ!今犯人がどこにいるのか聞くんだ!!」
「わかってるよ!!!!」
俺は無線ですぐさま連絡を取る。
「ちょっとちょっと!! リムジンに犯人がいないんですけど!」
『はぁ? そんなはずは……いや、ちょっと待ってください……!! 奴ら、移動を始めてます!!』
「はぁ? 一体どういうことですか!?」
『え……は!? 嘘、嘘、嘘!!』
通信の子が急に騒ぎ出す。会場の事件の時と同じだ。相手に裏をかかれた。
『は……反応が…… 2つ!! 犯人の反応が2つあります!! それも片方は……パーキングエリアを抜けました!!!!』
「反応が2つ!!?」
俺の声が三人にも聞こえたようで、3人も互いに反応する。
『ありえない……こんなこと1度も……はぁ……だから私のは隠密任務様じゃないって言ったのに……』
『標的が止まりました……おそらく、パーキングエリアに入ったものかと思われます』
「パーキングエリア? こんな時に? ……舐めやがって」
少々苛立つ。初任務とは言えど、俺たちは日本でも有数のhyperだ。なめてかかられてやられるほどヤワな鍛え方はしていない。実際に戦った事はないが、チェス隊のポーン程度になら負けない自負がある。
『油断しないでください。観念したと見せかけて、不意打ちを仕掛けてくる可能性があります』
「わかっていますよ! ありがとうございます! それじゃ!」
しっかりと挨拶をし、一旦通信を切る。しっかり礼をして好印象を与えることも忘れない。
「お前……相変わらず、女に対しては皮をかぶるな……それでどうだ? 犯人の動きは」
「パーキングエリアに寄ったんじゃねーかってよ……全く、逃亡中だろ? 何考えてんだ」
俺は思ったことを口に出すタイプだ。それに宗太郎とは1番の友達と言っても過言ではない。故に、さらっと本音を吐き出す。
「うーん……食料を買いに行ったとか?」
「そんな初歩的なミスするか?」
「犯人は逃げ切れたと思ってるんじゃないか? 向こう側は俺たちが追ってるのを知らないわけだし」
「だとしても、一息つくのは少なくとも国境を越えてからのはずだろ? 十中八九俺たちのことをなめてんだよ」
(マジにイラつくな……殺しはしないが、犯人と出会ったら、骨の一本やニ本持っていってやるよ……)
「優斗、お前こそ舐めてかかるなよ。何か策を弄しているかもしれん。油断せず、全力でかかれ」
雄馬が俺に向かって注意を促してくる。兄だからといちいち何かしらを言ってくる奴だ。いつも桃鈴様の隣にいて鼻に付く。
「んなことわかってるよ! 俺が本気を出せば一瞬だ!!」
「……ふん」
(いつも上から目線で物事を見やがって……見てろよ、ここでいっちょ活躍して、そんな口聞けないようにしてやるぜ!)
そんな事を思っているうちに、パーキングエリアに到着した。情報によれば、ここにリムジンがあるに違いないはずだ。
「ここにいるってことで間違いないんだよね?」
『はい。ここからしっかりと反応があります……駐車場にリムジンがあれば、ほぼ間違いないでしょう』
「ありがとね! 帰ってきたらお礼をしっかり言わせてもらうよ!」
『……お構いなく』
反応が薄い。恥ずかしがっているのだろうが……聞いているのは俺だけなのだから、恥ずかしがらなくてもいいのに。
「おい優斗! 集中しろ! もうすぐだぞ!」
「……ハッ、すまん宗太郎。ちょっと考え事してたわ」
「はぁ……気をつけてくれよ?」
「すまんすまん。気をつけるよ」
俺は駐車場に向き直り、あたりを見渡す。車はまるで学校の整列のようにしき詰まっているが、その中で明らかに存在感を放つものが1つ。
「あった……!」
明らかに長い車体、黒光りした高級そうな光沢、間違いない。リムジンだ。
しかも、このパーキングエリアの駐車場の中で、リムジンはこの1台しかない。そして、そもそも高速道路でリムジンを使う人物自体が少ないことを考えると、この車が犯人のものだということは決定的だ。
「見つけたぜ!!!」
俺はあのリムジンが犯人のものだと分かった瞬間、まるで餓死しそうな人間が食べ物に向かって飛びつくかの様にリムジンに向かって急転直下する。
「おい! 待て!! ちゃんと4人で合わせて……」
(へっ! そんな事言いながら、自分だけで手柄を総取りするつもりなんだろう? そうはいくか!)
「魔剣捻出!!!!」
俺はスキルを使い、手のひらに魔剣を出現させる。
これが俺のスキル"魔剣捻出"だ。
スキル名 魔剣捻出 ティルヴィング
所有者 騎道優斗
スキルランク HYPER
スキル内容
手のひらに力を込め、魔剣を捻出する。魔剣は使い手によって種類が異なり、それぞれ固有の力を持つ。
魔剣 ティルヴィング
黄金の柄に長めの刃。永遠に錆びることはなく、鉄をもたやすく切り裂き、狙ったものを外さない。
これが俺のスキル。そして俺の魔剣"ティルヴィング"だ。
要するにめちゃくちゃ切れる某猫型ロボットの刀の超強化バージョンだ。剣が俺のやりたいように動いてくれるので、お互いの技量関係なしの勝負に持ち込むことができる。
一見、これそんな強い?と、思うスキルだが、よく考えて欲しい。鉄をも来れると言う事は、相手の腕や武器のガードが関係ないのだ。それすらも切り裂き、身を斬る。つまりガード無視。魔剣の能力を知らない者からしたら、一撃必殺の能力だ。
なので、今狙っているリムジンも――
「余裕で斬れる!!!!」
ティルヴィングによって、リムジンが大根のように真っ二つになる。真ん中できれいに……本当に真っ二つだ。無論、腕に衝撃などは感じない。本当に切ったのかわからないレベルだ。
「しゃ!! これで……」
「大馬鹿がァ!!!! 何を1人で攻撃している!! 全員で一斉に攻撃した方が確実なはずだろ!! 何を勝手なことやっている!!」
雄馬が何か言ってくるが、そんなものはどうだっていい。とにかく攻撃出来たのだ。それによる被害はとてつもないはず。そこら辺の人質が1人いようが関係ない。今の混乱に乗じて救出する。
上空に浮かび、上から切ったリムジンを見る。
「人質の方! 大丈夫ですかー!! 助けにきました! いたら返事してくださーい!」
返事はない。上空は見えないが、気絶しているか、そもそもいないかが考えられる。そもそも切った時の衝撃で気絶から戻ってくると思うので、正直個人的にはそもそも人質がいない説を推したい。
「……? 返事がないな……」
俺は地上に降り立ち、リムジンに近づく。不意打ちを仕掛けてくる可能性もあるため、ティルヴィングを手に持つことも忘れない。
歩いて近づいたため、後ろから他の3人が追いついてくる。
「馬鹿が……!! むやみに相手チャンスを与えるな! お前の悪いところだぞ!!!」
「うるせーよ! どうせ俺たちがいるんだから、全くもって問題はねぇだろ!!」
(口うるさく言ってきやがって……だから嫌いなんだ)
そんな事を思いながら、リムジンに近づき、中をそっと覗く。ティルヴィングがあるので問題はないだろうが、こうしないと雄馬が口うるさくしそうなので、そっと覗くことにしよう。
リムジンの切り口からゆっくりと覗くと……
「………はぁ?」
俺はそこで見た事象に、わなわなと体を震わせ、ゆっくりと他の3人に向かって言葉を投げる。
「……ねぇんだけど」
「なんだ? なんていった?」
「いねぇんだよ…………」
「……は?」
「いねぇんだよ!!! どこにも!!」
「誰もいないッ!!!!」
「そんなはずは……!」
雄馬もかなり焦ったようで、急いでリムジンの中身を確認してくる。宗太郎と友燐も続いて確認していく。
「……!!!」
もちろんそこには何もない。空っぽ、空っぽだ。つい最近まで乗っていたような汗の匂いはするが、それ以外には何もない。
「優斗!! すぐに連絡を取れ!今犯人がどこにいるのか聞くんだ!!」
「わかってるよ!!!!」
俺は無線ですぐさま連絡を取る。
「ちょっとちょっと!! リムジンに犯人がいないんですけど!」
『はぁ? そんなはずは……いや、ちょっと待ってください……!! 奴ら、移動を始めてます!!』
「はぁ? 一体どういうことですか!?」
『え……は!? 嘘、嘘、嘘!!』
通信の子が急に騒ぎ出す。会場の事件の時と同じだ。相手に裏をかかれた。
『は……反応が…… 2つ!! 犯人の反応が2つあります!! それも片方は……パーキングエリアを抜けました!!!!』
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