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58話 固有個体
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54話
さらに進むと、徐々に嫌な雰囲気を感じるようになってきた。
探知の範囲外なので正確には分からないが、Sランクオーバーの強敵の気配が複数感じられる。
元々、闇魔の森と天輪山はSランクの危険区域に定められていた。
Sランクオーバーの魔物が多くいる今の状態は間違いなく異常だ。
「闇魔の森を抜けるまであと一歩だ。このまま突き進むぞ」
闇魔の森と天輪山の狭間には魔物が現れないと言われている。
どうやら、闇魔の森に漂う「闇」の魔力と、天輪山の「光」の魔力が打ち消しあい、魔力の極めて少ない空間が産まれるかららしい。
「この先は魔物の数も多いし、強いものばかりだ。気を引き締めろ」
グレンの言葉通り、すぐに魔物は現れた。
頭に一本の大きなツノの生えた、黒い肌の大きな魔物。
頭にツノが生えているのはサイクロプスの特徴であるが、サイクロプスにしては大きすぎるし、肌の色も違う。
サイクロプスが闇魔の森の魔力で変質したユニークモンスターなのかもしれない。
「マリベルとフリージアは魔法で攻撃を、エイルはやつの気を引いてくれ!」
「分かったぜ!『威圧覇気』!」
覇気に当てられて敵の意識がエイルさんに向く。
「エクスプロージョン!」
「ブリザードランス!」
その隙にマリベルと合わせて全力の魔法を放つ。
このマリベルの爆発魔法は、「爆炎姫」によって味方に当たらないように調整されたものだ。
威力が下がるのもあるが、調整がめんどくさいのでほとんど使ったことがないらしい。
「影縛り」
魔法が直撃し、魔物の意識がこちらに向くと、今度はエイルさんが影で拘束をする。
ストーンウルドのように完全に抑え込めてはいないが、引きずられながらも俺たちに近づけないようにしていた。
「雷怒ッ!」
その間に距離をとって体勢を立て直し、代わってグレンが全力の一撃を撃ち込む。
「雷霆」と「限界突破」のエネルギーを全て込めたこの一撃は、サイクロプス程度はもちろん、並のAランクの魔物でも仕留めるほどだ。
だが目の前の魔物はほとんどノーガードで受けたにも関わらず、致命傷には至っていない。
もちろんだいぶ弱ってはいるが、まだ油断はできない。
「一斉攻撃だ!このまま押し切れ!」
「エクスプロージョン!」
「ブリザードランス!」
「影一閃」
「雷怒!」
「グガァァァァァァ!!!」
断末魔の呻き声をあげて魔物が倒れ込む。
すると、体中から黒い魔力を溢れ出てきた。
数秒後、魔力の流れがおさまると、そこには何も残っていなかった。
「‥‥なんだか気味が悪いが、とりあえず進もう」
そこから10分ほどで安全地帯に到達した。
さらに進むと、徐々に嫌な雰囲気を感じるようになってきた。
探知の範囲外なので正確には分からないが、Sランクオーバーの強敵の気配が複数感じられる。
元々、闇魔の森と天輪山はSランクの危険区域に定められていた。
Sランクオーバーの魔物が多くいる今の状態は間違いなく異常だ。
「闇魔の森を抜けるまであと一歩だ。このまま突き進むぞ」
闇魔の森と天輪山の狭間には魔物が現れないと言われている。
どうやら、闇魔の森に漂う「闇」の魔力と、天輪山の「光」の魔力が打ち消しあい、魔力の極めて少ない空間が産まれるかららしい。
「この先は魔物の数も多いし、強いものばかりだ。気を引き締めろ」
グレンの言葉通り、すぐに魔物は現れた。
頭に一本の大きなツノの生えた、黒い肌の大きな魔物。
頭にツノが生えているのはサイクロプスの特徴であるが、サイクロプスにしては大きすぎるし、肌の色も違う。
サイクロプスが闇魔の森の魔力で変質したユニークモンスターなのかもしれない。
「マリベルとフリージアは魔法で攻撃を、エイルはやつの気を引いてくれ!」
「分かったぜ!『威圧覇気』!」
覇気に当てられて敵の意識がエイルさんに向く。
「エクスプロージョン!」
「ブリザードランス!」
その隙にマリベルと合わせて全力の魔法を放つ。
このマリベルの爆発魔法は、「爆炎姫」によって味方に当たらないように調整されたものだ。
威力が下がるのもあるが、調整がめんどくさいのでほとんど使ったことがないらしい。
「影縛り」
魔法が直撃し、魔物の意識がこちらに向くと、今度はエイルさんが影で拘束をする。
ストーンウルドのように完全に抑え込めてはいないが、引きずられながらも俺たちに近づけないようにしていた。
「雷怒ッ!」
その間に距離をとって体勢を立て直し、代わってグレンが全力の一撃を撃ち込む。
「雷霆」と「限界突破」のエネルギーを全て込めたこの一撃は、サイクロプス程度はもちろん、並のAランクの魔物でも仕留めるほどだ。
だが目の前の魔物はほとんどノーガードで受けたにも関わらず、致命傷には至っていない。
もちろんだいぶ弱ってはいるが、まだ油断はできない。
「一斉攻撃だ!このまま押し切れ!」
「エクスプロージョン!」
「ブリザードランス!」
「影一閃」
「雷怒!」
「グガァァァァァァ!!!」
断末魔の呻き声をあげて魔物が倒れ込む。
すると、体中から黒い魔力を溢れ出てきた。
数秒後、魔力の流れがおさまると、そこには何も残っていなかった。
「‥‥なんだか気味が悪いが、とりあえず進もう」
そこから10分ほどで安全地帯に到達した。
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