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第2章 過日超克のディクアグラム
ルアト⑤
それまで、外の世界で交流もしてこなかった。閉じた村、というわけではない。来る者は拒まない村だったが、積極的に外界の町や村と関係を結ぼうとはならなかった。必要最低限の物資のやり取りのみを行う、そんな村だった。
その理由は、ドラゴンの存在。村にはドラゴンがいて、村の人々と友好的に接して、暮らしてきた。
種族の名は翡翠竜。たった一匹、村を守るように、そのドラゴンはいち村人として溶け込んでいた。
この村のことを知る者たちのほとんどはそんなドラゴンに初めこそ驚くものの、すぐに慣れた様子で関係を深める。
しかし、そんな友好的な人間ばかりではない。実際、ドラゴンという噂を聞いて討伐に来た人間たちもいる。
ドラゴン……、もとい母は、人間とは敵対したくないと常々言っていた。彼らが魔獣を敵だと認識しているのは何かの間違いだ。誤解が多く、話し合えばわかり合えると優しい声でそう言っていたのを憶えている。
けれど、そんな幻想はやがて露と消えてしまった。
勇者の依頼だとかで、ある国の人間たちに村が焼き尽くされてしまった。
村人は全滅。両親も共に亡くなり、残されたのは竜の血を引くただ一人の青年。
生き残ったのは他でもない、一人の少女が助けてくれたからだ。
目を惹く紅い髪に蒼い双眸。自身を、魔王の娘だとそう名乗る彼女は、襲い掛かる野蛮な人間たちを一掃し、目の前で佇んだ。
それから月光を浴びる彼女の言葉を、今でも諳んじることができる。
『――過去に縋って生きることも、未来に向かって進むことも、選択肢は無数にある。好きな道を歩む義務が、お主にはある。――ああ、復讐だけは止めておけ。思いのほか大変だからな』
そんな言葉が反芻されて、思考に染み渡る。立ち去った彼女は幻想的で、未だ燻る焼ける臭いが鼻孔をついて、現実に引き戻される。
呆然としている場合ではない。
生き永らえた命を、無為に消費するわけにはいかない。
やるべきこと。自分がするべき選択。
そんなものは、既に決まっていた。
「……僕は、魔獣と人間とが共生できる世界を目指しています」
街を駆けながら、ルアトはそう呟いた。その言葉は隣を飛行する小鳥に向けられたものか、それとも自分の心に対してのものか、自身ですらわからなかった。
「きっかけはシリウス様に救っていただいたことですが、その根本を辿ればもっと深く、母の想いに起因するんだと、そう思います」
ルアトが幼い頃から、ドラゴンである母はずっとそう言っていた。魔獣は悪くなく、人間たちもまた悪くない。悪いのは、その関係を利用しようとする悪意だと。
「人か魔獣か、その両方か。どちらでも構いません。それら種族の対立が起きていることを利用して、悪化させようとしている存在いる。今がまさに、その状況です。だから、僕はそれに抗います」
「どうやってじゃ?」
小鳥の声に、ルアトは空へと視線を移した。そこにいるのは、紅蓮の少女と異形と化した勇者イデルガ。そしてそのさらに先に広がる、紫電が流れる分厚い黒雲。
「僕にできることは限られていますから。やることを全力で、やるだけです」
「ルアト――っ!?」
言いながら、ルアトは高所から飛び降りた。ディアフルンの街は、上層と下層とに隔てられている。彼がそれまでいた場所から落下すれば、下層へ辿り着けるが、向かう場所はそこではない。
「――【化する空の王】!!」
自身を纏う薄雲。落ちていくと共に、それは晴れていき、やがて現したその姿は――
「翡翠竜、か」
先ほどまで隣にいた小鳥の声が、一つ零れたのを耳にした。
蛇のような頭部に、二本の長い髭。大きな翡翠色の双角を生やしており、目つきは鋭くしかし蠱惑的だ。
そしてその巨躯を覆う薄緑の鱗に、巨大な翼をはためかせて、ルアトは飛翔する。目を奪われるほどの美しい輝きを放つそのドラゴンが、勢いそのままに城の上空にまで駆け上った。
「シリウス様」
「病み上がりのところすまぬが働いてもらうぞ、ルアト」
紅蓮の少女は吹き荒れる風にその髪をなびかせて、表情変えずにそう言った。努めて冷静。冷たさすら感じるだろうその様相に、しかしルアトは暖かさを覚える。
「もちろんです」
自分よりも遥かに小さく、けれども大きく広いその意志に、自然と頭が垂れる。彼女に救われた。彼女がいなければ今の自分はない。たった一度の働きで、その恩を全て返せるとは思っていない。
この命、この生を通して、全身全霊を以てシリウスに報いる。その覚悟で、ルアトはここにいた。
「翡翠竜……。ナゼ、キミたちハ絶滅シタはずダヨ」
「僕が唯一の生き残りです。もっとも、僕も半分ほどしか血は引いていませんが」
イデルガを一瞥し、今度は空を見上げる。紫電を帯電する雲は今にもまた、雷を降らせようと企んでいるようだった。
「残念だケド、キミが来タところデ、僕の優位は揺ルがナイ」
勇者の言葉の後、彼の周囲に幾つもの幾何学模様が浮かび上がった。大小様々な魔術陣は、ゆっくりと回転しながらイデルガを守っている。
「キミの力ハ知ッテいるヨ。魔力ヲ焼キ払ウ吐息だロウ。だから僕ハ、幾重ニモ魔力ヲを重ねヨウ」
確かにルアトの吐く炎は魔力のみを燃やす。それはどのような形をした魔力であろうと例外ではない。だが、大量の魔力が障壁となるなら、燃える炎は対象まで至らないだろう。
だが――
「……甘いな」
「ナニ?」
訝しむイデルガにシリウスは首を振ってみせる。
「対象は、お主ではない」
横目で彼女を見ると、シリウスもまたこちらを見て、そして頷いた。
隣に立つ紅蓮の少女がやろうとしていることがわかる。後は、それに全力で応じるだけだ。
「焼き払え、ルアト」
「仰せのままに――!!」
ルアトは息を目いっぱい吸い込んだ。体がはちきれんばかりの量の空気を溜め込んだ彼は、そして力の限りそれを吐き出す。
「翡翠竜の轟砲!!」
森よりも深い、深緑の輝き。美しさすら覚える業火となったその炎は、まっすぐに天へと昇っていく。
焼き尽くす対象は、紫電帯びる分厚い鉛雲だ。
「――サセないヨ!!」
だが、それをイデルガもまた黙って観測してはいない。勇者の口元に紫色の魔力が帯びたかと思えば、それが瞬時に天へと駆けた。
瞬間、轟音響かせ、暗雲より紫電が走る。
向かう先は、当然翡翠色に輝くドラゴンだ。
しかし――
「魔王の責罰裁く烙印の明滅」
紅い稲妻が、無数に降り注ぐ雷の雨を全て打ち消す。爆音と衝撃波を発生させたものの、ルアトを脅かす雷は今はない。
「余を慕ってくれる者を、余が守らなくてどうする」
「ゼラネジィ……――っ!!」
苦渋に顔を歪めるイデルガは、続けて咆哮と共に再度魔力を溜め始める。それに、シリウスは毅然として、立ちはだかった。
「何度でも撃ち落とす。幾度だって、受けて立とう。だが、最早それすらも必要ないだろうな」
炎が届く。
神秘性すら感じる緑の焔が雲に到達し、そしてそれらは広がる雲海に伝播していく。
「――――――――――――――――っっ!!」
吐く息を止めるな!
体にある全てを吐き出せ!
あの雲が消えるまで。
この街に光が降り注ぐまで。
口が裂けようが、自身の魔力が尽きようが、ボロボロになろうが構わない。
全ては、自分のために。
人間と魔獣の未来のために、燃やし尽くせ!
炎の勢いが増していく。
竜の鱗が剝がれていく。
力の限り、放出される深緑の爆炎はやがて、紫電と共にイデルガの魔力を焼き尽くし――
「ウおおおおおおおおおォォァァ――――っ!!」
炸裂した轟砲は、その分厚い雨雲ごと、イデルガの悪意を吹き飛ばした。
遮るものはなくなった。役割を取り戻したように太陽が光を大地に落とす。
晴れ渡る空。
青空広がる天上。
誰にでも平等に降り注ぐ陽光は、暖かくそして眩しく地上を煌めかせる。
「――これが余が生きる答えだ、『影の勇者』。余は、この世界を今よりも輝かせるために、この身を捧げる」
光を反射させて空に輝くのは、散らばる雨粒か、それともルアトから飛び散った竜鱗か。
竜の姿は既に維持できなくなっていた。ルアトは落ちていく光の粒と共に、自由落下に身を委ねる。
「心地良い陽射しだ。やはり祭事には青空が似つかわしいな」
降り注ぐ光よりも、暖かく優しい声が響く。
――ああ、そうだ。このために自分は……。
力を使い果たした彼は、遠退く意識の中、そっと何かに包まれるのを感じた。
「よく頑張ったな、ルアト。後は余に任せて、安心して眠るがよい」
それが、シリウスの腕の中だと知ってようやく、彼は穏やかにその瞳を閉じるのだった。
「――さあ、討伐祭も閉幕だ」
その理由は、ドラゴンの存在。村にはドラゴンがいて、村の人々と友好的に接して、暮らしてきた。
種族の名は翡翠竜。たった一匹、村を守るように、そのドラゴンはいち村人として溶け込んでいた。
この村のことを知る者たちのほとんどはそんなドラゴンに初めこそ驚くものの、すぐに慣れた様子で関係を深める。
しかし、そんな友好的な人間ばかりではない。実際、ドラゴンという噂を聞いて討伐に来た人間たちもいる。
ドラゴン……、もとい母は、人間とは敵対したくないと常々言っていた。彼らが魔獣を敵だと認識しているのは何かの間違いだ。誤解が多く、話し合えばわかり合えると優しい声でそう言っていたのを憶えている。
けれど、そんな幻想はやがて露と消えてしまった。
勇者の依頼だとかで、ある国の人間たちに村が焼き尽くされてしまった。
村人は全滅。両親も共に亡くなり、残されたのは竜の血を引くただ一人の青年。
生き残ったのは他でもない、一人の少女が助けてくれたからだ。
目を惹く紅い髪に蒼い双眸。自身を、魔王の娘だとそう名乗る彼女は、襲い掛かる野蛮な人間たちを一掃し、目の前で佇んだ。
それから月光を浴びる彼女の言葉を、今でも諳んじることができる。
『――過去に縋って生きることも、未来に向かって進むことも、選択肢は無数にある。好きな道を歩む義務が、お主にはある。――ああ、復讐だけは止めておけ。思いのほか大変だからな』
そんな言葉が反芻されて、思考に染み渡る。立ち去った彼女は幻想的で、未だ燻る焼ける臭いが鼻孔をついて、現実に引き戻される。
呆然としている場合ではない。
生き永らえた命を、無為に消費するわけにはいかない。
やるべきこと。自分がするべき選択。
そんなものは、既に決まっていた。
「……僕は、魔獣と人間とが共生できる世界を目指しています」
街を駆けながら、ルアトはそう呟いた。その言葉は隣を飛行する小鳥に向けられたものか、それとも自分の心に対してのものか、自身ですらわからなかった。
「きっかけはシリウス様に救っていただいたことですが、その根本を辿ればもっと深く、母の想いに起因するんだと、そう思います」
ルアトが幼い頃から、ドラゴンである母はずっとそう言っていた。魔獣は悪くなく、人間たちもまた悪くない。悪いのは、その関係を利用しようとする悪意だと。
「人か魔獣か、その両方か。どちらでも構いません。それら種族の対立が起きていることを利用して、悪化させようとしている存在いる。今がまさに、その状況です。だから、僕はそれに抗います」
「どうやってじゃ?」
小鳥の声に、ルアトは空へと視線を移した。そこにいるのは、紅蓮の少女と異形と化した勇者イデルガ。そしてそのさらに先に広がる、紫電が流れる分厚い黒雲。
「僕にできることは限られていますから。やることを全力で、やるだけです」
「ルアト――っ!?」
言いながら、ルアトは高所から飛び降りた。ディアフルンの街は、上層と下層とに隔てられている。彼がそれまでいた場所から落下すれば、下層へ辿り着けるが、向かう場所はそこではない。
「――【化する空の王】!!」
自身を纏う薄雲。落ちていくと共に、それは晴れていき、やがて現したその姿は――
「翡翠竜、か」
先ほどまで隣にいた小鳥の声が、一つ零れたのを耳にした。
蛇のような頭部に、二本の長い髭。大きな翡翠色の双角を生やしており、目つきは鋭くしかし蠱惑的だ。
そしてその巨躯を覆う薄緑の鱗に、巨大な翼をはためかせて、ルアトは飛翔する。目を奪われるほどの美しい輝きを放つそのドラゴンが、勢いそのままに城の上空にまで駆け上った。
「シリウス様」
「病み上がりのところすまぬが働いてもらうぞ、ルアト」
紅蓮の少女は吹き荒れる風にその髪をなびかせて、表情変えずにそう言った。努めて冷静。冷たさすら感じるだろうその様相に、しかしルアトは暖かさを覚える。
「もちろんです」
自分よりも遥かに小さく、けれども大きく広いその意志に、自然と頭が垂れる。彼女に救われた。彼女がいなければ今の自分はない。たった一度の働きで、その恩を全て返せるとは思っていない。
この命、この生を通して、全身全霊を以てシリウスに報いる。その覚悟で、ルアトはここにいた。
「翡翠竜……。ナゼ、キミたちハ絶滅シタはずダヨ」
「僕が唯一の生き残りです。もっとも、僕も半分ほどしか血は引いていませんが」
イデルガを一瞥し、今度は空を見上げる。紫電を帯電する雲は今にもまた、雷を降らせようと企んでいるようだった。
「残念だケド、キミが来タところデ、僕の優位は揺ルがナイ」
勇者の言葉の後、彼の周囲に幾つもの幾何学模様が浮かび上がった。大小様々な魔術陣は、ゆっくりと回転しながらイデルガを守っている。
「キミの力ハ知ッテいるヨ。魔力ヲ焼キ払ウ吐息だロウ。だから僕ハ、幾重ニモ魔力ヲを重ねヨウ」
確かにルアトの吐く炎は魔力のみを燃やす。それはどのような形をした魔力であろうと例外ではない。だが、大量の魔力が障壁となるなら、燃える炎は対象まで至らないだろう。
だが――
「……甘いな」
「ナニ?」
訝しむイデルガにシリウスは首を振ってみせる。
「対象は、お主ではない」
横目で彼女を見ると、シリウスもまたこちらを見て、そして頷いた。
隣に立つ紅蓮の少女がやろうとしていることがわかる。後は、それに全力で応じるだけだ。
「焼き払え、ルアト」
「仰せのままに――!!」
ルアトは息を目いっぱい吸い込んだ。体がはちきれんばかりの量の空気を溜め込んだ彼は、そして力の限りそれを吐き出す。
「翡翠竜の轟砲!!」
森よりも深い、深緑の輝き。美しさすら覚える業火となったその炎は、まっすぐに天へと昇っていく。
焼き尽くす対象は、紫電帯びる分厚い鉛雲だ。
「――サセないヨ!!」
だが、それをイデルガもまた黙って観測してはいない。勇者の口元に紫色の魔力が帯びたかと思えば、それが瞬時に天へと駆けた。
瞬間、轟音響かせ、暗雲より紫電が走る。
向かう先は、当然翡翠色に輝くドラゴンだ。
しかし――
「魔王の責罰裁く烙印の明滅」
紅い稲妻が、無数に降り注ぐ雷の雨を全て打ち消す。爆音と衝撃波を発生させたものの、ルアトを脅かす雷は今はない。
「余を慕ってくれる者を、余が守らなくてどうする」
「ゼラネジィ……――っ!!」
苦渋に顔を歪めるイデルガは、続けて咆哮と共に再度魔力を溜め始める。それに、シリウスは毅然として、立ちはだかった。
「何度でも撃ち落とす。幾度だって、受けて立とう。だが、最早それすらも必要ないだろうな」
炎が届く。
神秘性すら感じる緑の焔が雲に到達し、そしてそれらは広がる雲海に伝播していく。
「――――――――――――――――っっ!!」
吐く息を止めるな!
体にある全てを吐き出せ!
あの雲が消えるまで。
この街に光が降り注ぐまで。
口が裂けようが、自身の魔力が尽きようが、ボロボロになろうが構わない。
全ては、自分のために。
人間と魔獣の未来のために、燃やし尽くせ!
炎の勢いが増していく。
竜の鱗が剝がれていく。
力の限り、放出される深緑の爆炎はやがて、紫電と共にイデルガの魔力を焼き尽くし――
「ウおおおおおおおおおォォァァ――――っ!!」
炸裂した轟砲は、その分厚い雨雲ごと、イデルガの悪意を吹き飛ばした。
遮るものはなくなった。役割を取り戻したように太陽が光を大地に落とす。
晴れ渡る空。
青空広がる天上。
誰にでも平等に降り注ぐ陽光は、暖かくそして眩しく地上を煌めかせる。
「――これが余が生きる答えだ、『影の勇者』。余は、この世界を今よりも輝かせるために、この身を捧げる」
光を反射させて空に輝くのは、散らばる雨粒か、それともルアトから飛び散った竜鱗か。
竜の姿は既に維持できなくなっていた。ルアトは落ちていく光の粒と共に、自由落下に身を委ねる。
「心地良い陽射しだ。やはり祭事には青空が似つかわしいな」
降り注ぐ光よりも、暖かく優しい声が響く。
――ああ、そうだ。このために自分は……。
力を使い果たした彼は、遠退く意識の中、そっと何かに包まれるのを感じた。
「よく頑張ったな、ルアト。後は余に任せて、安心して眠るがよい」
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