王(S)と騎士(M)

たっつん

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王(S)と騎士(M)

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王(ドS)年齢性別ご自由に
騎士(ドM)若い新入りの騎士

【性別などの変更に伴い、語尾など変更自由となります。楽しく読んで頂けますと嬉しいです。】

新しく叙任された騎士が、王と街へ巡察へ向かう
そこで起きる、コメディーSM( *˙ω˙*)و グッ!

----------以下本編----------



王「お前を騎士に叙任する。如何なる時も我に仕え、如何なる時も我と共にあれ。」

騎士「王の為!この身を捧げることを誓います。剣となり、盾となり、王が穢れる事が無いよう従順な下僕と……騎士となる事を誓いましょう!」

王「以上で叙任式とする。その身を我に捧げよ。では、街の巡察に向かう!騎士よ!付き従え!!」

騎士「は!昨日は、雨でしたので足元が悪くなっております。踵などの底が高めのお靴が宜しいかと……」

王「ほう…良く気が利く。叙任したばかりではあるが、そなたも付いて来ることを許す。」

騎士「ゴクリ…はい!ありがたき幸せ!」

王「では参ろう!国とは民!民の生活が無ければ王も貴族も騎士も無い!」

騎士「は!」

街へおりる

王「小麦屋!相場はどうじゃ安定しておるか?ほぅ西の国で値上がりの話が…なるほどなぁふむ…分かった、我が国は安定してるな、うむ。
おぉ!行商!!そこの行商!!!珍しいものは有るか?ほぅこれが北の国の道具と…細工が細かいな良い細工師が居る…
爺よ北の国は鉄が豊富だったな?…分かった!行商、これは貰おう!爺よ、行商と話をせよ。」

騎士「王は定期的に街におりては民と話す。既に知っている話を知らなかったように。
街では、無知王などと揶揄されても尚も…
王はなぜ…」

王「騎士よ、不思議そうな顔をしておるな、私はな、民の話こそ国を動かす力だと思っているのだよ。
話を聞かせるために従者は減るが、近衛騎士達お主らが居れば安心だ。」

騎士「は!王の為!民の為!近衛騎士として邁進!?
っは!水溜まり!!少々お待ちを!従者!
敷物は…誰もおらぬか…では…ゴクリ…では仕方ない…ハァハァ…私が何とかしなくてはいけませんね…
大丈夫です!新入りの私が…ハァハァ…ゴクリ…何とかします!
ふん!(水溜まりに飛び込む)私の上を!!道をふむように!容赦なく通ってください!!ハァハァさぁ!!容赦なく!!慈悲など!!
……あれ?(むくりと上体を起こして)あー脇をね…水溜まりを避ける方向…
あーうん!(起き上がる)びちゃびちゃだ…はぁあ(快楽に身をよじらせながら)
あの王の目!道端の汚物を見るような…はぁあぁ!民達の目…変態を見ているような冷ややかな…はぁ!ううん!」

王「何をしておる(氷の眼差しで)汚れているものを連れる事は出来ぬ、膝まづけ…そうだ、民に見られ、身をよじる…お前は踏むにも値しない。
この靴も飽きた、おぉ、ちょうど良い、おおよそ人とは思えぬ者がおる…足になる…だろう?」

騎士「ハァハァ…ハァハァ…はいぃ!私はあなた様の騎士!
いえ!馬でございます!!ハァハァヒヒーン!!どうぞお乗り下さい!!」

王「気持ち悪い…喋る馬など要らぬわ…恥をしれ…お前は帰城せよ。…何を立とうとしている?四つん這いでだ」

騎士「はい!はいぃ!ハァハァヒヒーン!」

王「フッ愚か者も居たものだ。(微笑みながら)
宝石屋!北の国に細工師がいると聞いたが、何か知らぬか?」

騎士「王は民を思い、臣下を思い…ハァハァ最高のご決断をなさるぅう!!
素晴らしいお方…一生仕えるに相応しいお方。
声を聞き答える…ハァハァヒヒーン!!」
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