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第20章 コミケ
コミケ
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「おっはよう!誠きゅん!」
寮の食堂に足を踏み入れた誠にアイシャがふざけて絡みつく。誠は奥に目をやると一人で味噌汁を啜るかなめの姿があった。
「昨日は我慢したのね!最後まで脱がなかったし」
アイシャにそう言われて誠は昨日のあまさき屋での宴会を思い出す。確かに記憶がすべてそろっている飲み会というのは司法局配属後は数回しかない。その中のひとつに昨日の飲み会が入っていることは幸いだった。
「そんなえらいなんて……」
「ご馳走さん」
照れる誠と目を合わせないようにしてかなめは食器を片付ける。誠が思い返してみると昨日はいつも酒にウィスキーやウォッカを多量に混ぜて誠に飲ませるかなめが静かにしていたのを思い出した。
「残念だったわね!か・な・め・ちゃん」
食堂を出て行こうとするかなめをアイシャは生暖かい視線で見送る。
「あいつ……義体の再調整が必要なんじゃないか?」
入れ替わりに入ってきた勤務服姿のカウラの一言。うなづくアイシャだが誠には意味が読み取れない。
「あのー何かあるんですか、かなめさん……」
そう言った誠にアイシャが人の悪そうな笑みを浮かべる。こういう時のアイシャとはかかわらないほうが良いと経験で分かっているが、自分が蒔いた種と言うことで逃げるわけにも行かなかった。
「それはね……」
アイシャが誠に囁こうとしたところで戻ってきたかなめがアイシャを誠から引き剥がす。
「なに?私何も言ってないわよ!」
「来い!良いから来い!」
そのままかなめは茫然とするアイシャを引きずっていく。カウラはカウンターの野菜の小鉢を手にとってそのままかなめが座っていた場所に腰掛ける。
「まるで子供だな」
一言で斬って捨てるカウラに誠は乾いた笑いを浮かべる。かなめとアイシャがどたばたと走るのはいつものことなので隊員達は一人も気にはしていなかった。
だが、そこに珍しい姿の客が訪れて食堂は騒然とした。
シャムである。これはよくあることだった。まだ時間的には出勤まで時間がある彼女が食堂につまみ食いをしに来たことは何度かある。しかし今日は珍しくコスプレをしていない。基本は猫耳だがかふかふかした灰色の生地のロングコートを着ているところから見て合わないと判断したのだろう。
だが、決定的に違うのはその表情が今にも泣きそうなものだったことだった。
「アイシャちゃんいる?」
食堂の入り口で太りすぎた体を丸めて専用のどんぶりで茶漬けを啜っているヨハンにかけた言葉も心配になるほど細く元気の無いものだった。
「ああ、そこらへん走っているんじゃないですか?それよりどうしたんです?」
子供が怒られてしょげているように見えるシャムにヨハンは思わず心配そうな声を上げた。
「……うう」
その言葉にシャムの瞳に涙が写る。それを見て一緒についてきたらしい吉田がシャムの肩に手を置く。
「な、一緒に謝ってやるから……おう、神前!ちょっと顔貸せ」
たくあんを頬張っていた誠を吉田が招きよせる。そのまま耳を貸せというポーズをしてみせる。そして近寄った誠にそのまま体をかがめる。
「冬コミ、こいつのせいで辞退だ。なんでも申し込みをすっかり忘れてたんだと」
吉田を見つめる。いつものふざけた調子ではなくシャムの保護者のような顔をしている。出展関係の事務はくじ引きでシャムが担当することになっていた。吉田が常にバックアップしてくれるということでアイシャも誠も心配してはいなかった。
目の前のシャムは吉田からの言葉で呆然としている誠に黙って涙目で頭を下げる。
「それは残念です……でも僕は良いんですけどアイシャさんが……」
そう言ったところにアイシャがかなめに首根っこをつかまれて引きずられてくる。
「おう、吉田とシャムが何しに来た?」
かなめの言葉に立ちすくむシャム。ようやくかなめの手を振りほどくことに成功したアイシャが襟を正しながらシャムを見下ろす。
「ごめんなさい!」
「ああ、冬コミのことでしょ?」
アイシャの言った言葉にシャムが目を丸くする。
「どうして知ってるの?」
「だって運営に知り合いがいるもの。『本当に辞退するんですか?』て連絡が昨日あったのよ。まあ辞退はしない方向になったけど場所的に微妙なところしか残ってなかったから」
その言葉にシャムは急に笑顔を取り戻す。彼女はロングコートのポケットから折りたたみ式猫耳を取り出して頭につける。
「すっごい!アイシャちゃん!」
急に明るい表情になるシャム。
「ああ、でもミスはミスだから準備からすべてよろしくね。私は今年は誠ちゃんの実家で年越しをするから」
そう言って良い笑顔を浮かべるとアイシャは食堂に入った。ドアのそばには凍りつくシャムと引きつった笑いの吉田の姿が残された。
「え!今年は行かないの!アイシャ」
シャムの叫びがこだまする。それまでの能面のような無表情がすぐに笑顔に変わるアイシャ。
「そうよ、今年はね誠ちゃんと年越しに決まってるじゃない!」
「おい!何勝手なこと言ってるんだ!テメエが……」
そう言って再び詰め寄ろうとするかなめだが、アイシャは余裕のある態度でかなめを見据えている。
「そんなに怒ること無いでしょ?私も東和の普通の年越しって奴を体験したいだけなの。毎年コミケってのも飽きてきたし。それに……」
艶かしい顔でアイシャは誠を見上げる。身震いする誠、だがいつの間にか隣にはいつの間にかカウラまでやってきている。
「普通の年越しか。神前の家は剣道場だろ?なにかイベントは無いのか?」
カウラの言葉に一瞬アイシャに惹かれていた意識を引き戻された誠は頭を掻きながら考えてみた。
「そうですね……四年前までは道場で蕎麦とか餅つきとかやったんですが親父が学年主任になったんで最近は特にイベントらしいことは……」
誠の言葉にカウラは目を輝かせる。
「じゃあ、今年は三人多いからやりましょうよ」
「三人?」
アイシャの言葉にかなめが不思議そうな顔をする。そしてしばらくしてその言葉の意味に気づいた。
「アタシ等がこいつの家に?」
真っ赤な顔のかなめ。だがまるで気にしていないようにアイシャは話を続ける。
「夏コミだって誠ちゃんの家が前線基地だったじゃないの。当然今度もそう。まあ同じ誠ちゃんの家でも私達はゆっくり、のんびり年越し。シャムちゃん達は忙しく年越し」
「いいもん!楽しんでくるから!」
そう言うとシャムはそのまま食堂の味噌汁のにおいに惹かれるようにカウンターに向かう。ニヤニヤ笑いながら吉田もついていった。
「まあそんなことだろうと思いましたよ」
呆れる誠。名案を提示して自慢げなアイシャ。かなめは相変わらず頬を赤らめながら誠をちらちらと見つめてくる。カウラは納得がいったというようにそのまま自分の席へと戻っていく。
「あのーもしかして俺等も?」
島田が立ち上がるのを見ると素早くアイシャが指差した。
「当然!貴方達はシャムちゃんの手伝い!上官命令!拒否は認めないわよ!」
こういうことにかける情熱は他の追随を許さないアイシャに言いつけられてしょげる島田と整備班員。
「俺は国に帰るからな」
ヨハンはそう言い切って島田の希望は潰えた。誠はただ苦笑いでアイシャがこれから誠の家でのイベント予定でも考え出すだろうと思いながら見つめていた。
寮の食堂に足を踏み入れた誠にアイシャがふざけて絡みつく。誠は奥に目をやると一人で味噌汁を啜るかなめの姿があった。
「昨日は我慢したのね!最後まで脱がなかったし」
アイシャにそう言われて誠は昨日のあまさき屋での宴会を思い出す。確かに記憶がすべてそろっている飲み会というのは司法局配属後は数回しかない。その中のひとつに昨日の飲み会が入っていることは幸いだった。
「そんなえらいなんて……」
「ご馳走さん」
照れる誠と目を合わせないようにしてかなめは食器を片付ける。誠が思い返してみると昨日はいつも酒にウィスキーやウォッカを多量に混ぜて誠に飲ませるかなめが静かにしていたのを思い出した。
「残念だったわね!か・な・め・ちゃん」
食堂を出て行こうとするかなめをアイシャは生暖かい視線で見送る。
「あいつ……義体の再調整が必要なんじゃないか?」
入れ替わりに入ってきた勤務服姿のカウラの一言。うなづくアイシャだが誠には意味が読み取れない。
「あのー何かあるんですか、かなめさん……」
そう言った誠にアイシャが人の悪そうな笑みを浮かべる。こういう時のアイシャとはかかわらないほうが良いと経験で分かっているが、自分が蒔いた種と言うことで逃げるわけにも行かなかった。
「それはね……」
アイシャが誠に囁こうとしたところで戻ってきたかなめがアイシャを誠から引き剥がす。
「なに?私何も言ってないわよ!」
「来い!良いから来い!」
そのままかなめは茫然とするアイシャを引きずっていく。カウラはカウンターの野菜の小鉢を手にとってそのままかなめが座っていた場所に腰掛ける。
「まるで子供だな」
一言で斬って捨てるカウラに誠は乾いた笑いを浮かべる。かなめとアイシャがどたばたと走るのはいつものことなので隊員達は一人も気にはしていなかった。
だが、そこに珍しい姿の客が訪れて食堂は騒然とした。
シャムである。これはよくあることだった。まだ時間的には出勤まで時間がある彼女が食堂につまみ食いをしに来たことは何度かある。しかし今日は珍しくコスプレをしていない。基本は猫耳だがかふかふかした灰色の生地のロングコートを着ているところから見て合わないと判断したのだろう。
だが、決定的に違うのはその表情が今にも泣きそうなものだったことだった。
「アイシャちゃんいる?」
食堂の入り口で太りすぎた体を丸めて専用のどんぶりで茶漬けを啜っているヨハンにかけた言葉も心配になるほど細く元気の無いものだった。
「ああ、そこらへん走っているんじゃないですか?それよりどうしたんです?」
子供が怒られてしょげているように見えるシャムにヨハンは思わず心配そうな声を上げた。
「……うう」
その言葉にシャムの瞳に涙が写る。それを見て一緒についてきたらしい吉田がシャムの肩に手を置く。
「な、一緒に謝ってやるから……おう、神前!ちょっと顔貸せ」
たくあんを頬張っていた誠を吉田が招きよせる。そのまま耳を貸せというポーズをしてみせる。そして近寄った誠にそのまま体をかがめる。
「冬コミ、こいつのせいで辞退だ。なんでも申し込みをすっかり忘れてたんだと」
吉田を見つめる。いつものふざけた調子ではなくシャムの保護者のような顔をしている。出展関係の事務はくじ引きでシャムが担当することになっていた。吉田が常にバックアップしてくれるということでアイシャも誠も心配してはいなかった。
目の前のシャムは吉田からの言葉で呆然としている誠に黙って涙目で頭を下げる。
「それは残念です……でも僕は良いんですけどアイシャさんが……」
そう言ったところにアイシャがかなめに首根っこをつかまれて引きずられてくる。
「おう、吉田とシャムが何しに来た?」
かなめの言葉に立ちすくむシャム。ようやくかなめの手を振りほどくことに成功したアイシャが襟を正しながらシャムを見下ろす。
「ごめんなさい!」
「ああ、冬コミのことでしょ?」
アイシャの言った言葉にシャムが目を丸くする。
「どうして知ってるの?」
「だって運営に知り合いがいるもの。『本当に辞退するんですか?』て連絡が昨日あったのよ。まあ辞退はしない方向になったけど場所的に微妙なところしか残ってなかったから」
その言葉にシャムは急に笑顔を取り戻す。彼女はロングコートのポケットから折りたたみ式猫耳を取り出して頭につける。
「すっごい!アイシャちゃん!」
急に明るい表情になるシャム。
「ああ、でもミスはミスだから準備からすべてよろしくね。私は今年は誠ちゃんの実家で年越しをするから」
そう言って良い笑顔を浮かべるとアイシャは食堂に入った。ドアのそばには凍りつくシャムと引きつった笑いの吉田の姿が残された。
「え!今年は行かないの!アイシャ」
シャムの叫びがこだまする。それまでの能面のような無表情がすぐに笑顔に変わるアイシャ。
「そうよ、今年はね誠ちゃんと年越しに決まってるじゃない!」
「おい!何勝手なこと言ってるんだ!テメエが……」
そう言って再び詰め寄ろうとするかなめだが、アイシャは余裕のある態度でかなめを見据えている。
「そんなに怒ること無いでしょ?私も東和の普通の年越しって奴を体験したいだけなの。毎年コミケってのも飽きてきたし。それに……」
艶かしい顔でアイシャは誠を見上げる。身震いする誠、だがいつの間にか隣にはいつの間にかカウラまでやってきている。
「普通の年越しか。神前の家は剣道場だろ?なにかイベントは無いのか?」
カウラの言葉に一瞬アイシャに惹かれていた意識を引き戻された誠は頭を掻きながら考えてみた。
「そうですね……四年前までは道場で蕎麦とか餅つきとかやったんですが親父が学年主任になったんで最近は特にイベントらしいことは……」
誠の言葉にカウラは目を輝かせる。
「じゃあ、今年は三人多いからやりましょうよ」
「三人?」
アイシャの言葉にかなめが不思議そうな顔をする。そしてしばらくしてその言葉の意味に気づいた。
「アタシ等がこいつの家に?」
真っ赤な顔のかなめ。だがまるで気にしていないようにアイシャは話を続ける。
「夏コミだって誠ちゃんの家が前線基地だったじゃないの。当然今度もそう。まあ同じ誠ちゃんの家でも私達はゆっくり、のんびり年越し。シャムちゃん達は忙しく年越し」
「いいもん!楽しんでくるから!」
そう言うとシャムはそのまま食堂の味噌汁のにおいに惹かれるようにカウンターに向かう。ニヤニヤ笑いながら吉田もついていった。
「まあそんなことだろうと思いましたよ」
呆れる誠。名案を提示して自慢げなアイシャ。かなめは相変わらず頬を赤らめながら誠をちらちらと見つめてくる。カウラは納得がいったというようにそのまま自分の席へと戻っていく。
「あのーもしかして俺等も?」
島田が立ち上がるのを見ると素早くアイシャが指差した。
「当然!貴方達はシャムちゃんの手伝い!上官命令!拒否は認めないわよ!」
こういうことにかける情熱は他の追随を許さないアイシャに言いつけられてしょげる島田と整備班員。
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