893 / 1,557
第2章 取材開始
軍閥の首魁
しおりを挟む
佐官の階級章をつけた胡州軍の戦闘帽が目立つ男は微笑みながら手にした竹の板を削っている。一番年長に見える少女は将校から受け取ったヘリコプターの羽だけを再現したようなおもちゃを空に飛ばし、子供達はそれを追いかけていた。にこやかに子供達を見て笑っている青年士官はクリス達の車に目を向けてきた。制服は伊藤と同じ人民軍の士官の型のもので、その腰に朱塗りの鞘の日本刀を下げているところから見て胡州浪人の一人だと思いながらクリスはその士官に微笑を返した。
「ホプキンスさん。あの方が嵯峨中佐です 」
サバイバルナイフを鞘に収め、そのままゆっくりとクリスのところに歩みよってくる男。その突然の紹介にクリスは驚きを隠せなかった。
正直、クリスが資料用の写真で見た印象とはその軍閥の首魁の姿はかなり違っていた。資料では32歳のはずだが、その子供と遊ぶ姿はどこと無く若く見えた。常に無精髭を生やし、眉間にしわを寄せて、見るものを威圧するような視線を投げている写真ばかりを見てきたが、目の前にいるのは天然パーマの黒髪をなびかせ、髭をきれいに剃った、満面の笑みを浮かべている明るい印象のある青年将校の姿だった。
クリスはとりあえず止まった車から降りた。子供達は嵯峨の周りに固まってクリス達を不思議なものでも見つけたような目で見つめている。中央の嵯峨は、とりあえず彼らの輪から脱出すると、クリスに握手を求めてきた。
「ご苦労さんですねえ。まあしばらくは一緒の飯を食うんですからよろしく頼みますよ 」
そんな心の中を見透かしたように笑みを浮かべる嵯峨。資料の写真とかつて遼南派遣の胡州軍憲兵隊長として狂気さえ感じる残忍なゲリラ狩りを行い『遼州の悪霊 』とまで言われた男。
今、目の前にいる青年将校嵯峨惟基中佐とその印象をどうつなげて良いのかクリスには分からなかった。ただ呆然と立ち尽くしているクリスは、ハワードのカメラのレンズがこちらを向いていると言う事実に気づいてようやく握手をすることが出来た。
「伊藤、すまねえな。あれだろ? どうせ党本部じゃあ司令部のお偉いさんの小言の嵐くらったんだろうな。お偉いさんは現場のことは知らないし知るつもりもねえからまあ気にするなよ。早めに仮眠でも取っとけ。仕事なら山ほどあるんだから 」
そう言うと嵯峨は荷物を降ろすのを手伝おうと言うように車の後ろに回り込んだ。
「良いですよ、嵯峨中佐! 取材機器は我々が運びますから! 」
そう言って嵯峨の前に立ちはだかろうとするクリスを泣きそうな目で見つめる嵯峨。
「信用がないんだねえ。大丈夫ですよ。あんた等の持ち物に細工するほど暇じゃねえから 」
そう言うと車の後ろのドアを開いて、嵯峨は丁寧にハワードのカメラケースを取り出した。
ハワードが神経質そうにそれを受け取るとケースを地面に下ろし、嵯峨はクリス達の身の回りのものを入れた荷物を降ろす。空になった後部座席を見ると嵯峨は軽く屈伸運動をする。子供達はその様子を遠巻きに見ていた。
「これから仕事だから 」
頭を掻きながら嵯峨がそう言うと子供達は手を振って別れを告げる。次々と走って帰路に着く子供達。ようやくそこで嵯峨はクリスに向き直った。
「やっぱり結構ありますね荷物。部下に後で運ばせますよ。あのグラウンドの向こうに見えるのが宿舎です。まあそれほど長くは使わないでしょうがね 」
そう言い残して嵯峨は歩き始めた。クリスが見回すと、巨大な格納庫の前で部隊員が野球に興じていた。だが荷物を指差す嵯峨の姿を見つけると、やんやと野次を飛ばしていた野次馬達が群れを成してクリスとハワードの荷物に駆け寄ってきた。
「カメラケースは慎重にお願いしますよ! 」
ハワードの叫び声に頭を下げる兵士達。嵯峨はただ先ほど指差したプレハブの建物に歩いていく。
「ずいぶん余裕があるようですね 」
クリスは自分の私物と通信機器が入ったバッグを背負いながらその後に続いた。
「ああ、うちの軍閥には正規部隊出身の精強部隊がありますから。現在ここから700キロ離れた地点で合衆国の軍隊と対峙してますよ 」
さらりと言う嵯峨の口元に笑みがこぼれる。クリスは嵯峨の他人事のように話す口ぶりが気になっていた。
「しかし、北兼軍閥の指揮権はあなたにあるんじゃないですか? 」
その言葉に嵯峨は歩みを止めた。
「それは違いますね。確かにこの軍閥が私を中心に成長したことは認めますよ。だが、適材適所という言葉があるでしょ? 私は正直これだけの大部隊を指揮した経験がないんでね。そこに周香麗と言う実績のある指揮官が来た。勝つ戦争をしようと思ったら、それにふさわしい指揮官が必要になるわけですよ 」
『遼北の魔女』と呼ばれた前の大戦でのエースであり外惑星における親遼北側ゲリラと地球軍との何度かの軍事衝突の際には軍の幹部として的確な指示を出して優位に戦いを進めた実績のある周香麗の実績は確かに彼の言葉が本心からだとしても不思議なものではないとクリスは納得した。だが嵯峨はそう言いながら胸のポケットからタバコを取り出すのに思わずクリスの顔は歪んだ。クリスはあまりタバコは好きではなかった。そんなクリスを見て嵯峨が微笑みを浮かべる。
「なるほど、タバコはお気に召さないようですな 」
そう言うと火も付けずにタバコをくわえたまま歩く嵯峨。衛兵の敬礼に手を振りつつ彼はプレハブの建物に入った。
「ホプキンスさん。あの方が嵯峨中佐です 」
サバイバルナイフを鞘に収め、そのままゆっくりとクリスのところに歩みよってくる男。その突然の紹介にクリスは驚きを隠せなかった。
正直、クリスが資料用の写真で見た印象とはその軍閥の首魁の姿はかなり違っていた。資料では32歳のはずだが、その子供と遊ぶ姿はどこと無く若く見えた。常に無精髭を生やし、眉間にしわを寄せて、見るものを威圧するような視線を投げている写真ばかりを見てきたが、目の前にいるのは天然パーマの黒髪をなびかせ、髭をきれいに剃った、満面の笑みを浮かべている明るい印象のある青年将校の姿だった。
クリスはとりあえず止まった車から降りた。子供達は嵯峨の周りに固まってクリス達を不思議なものでも見つけたような目で見つめている。中央の嵯峨は、とりあえず彼らの輪から脱出すると、クリスに握手を求めてきた。
「ご苦労さんですねえ。まあしばらくは一緒の飯を食うんですからよろしく頼みますよ 」
そんな心の中を見透かしたように笑みを浮かべる嵯峨。資料の写真とかつて遼南派遣の胡州軍憲兵隊長として狂気さえ感じる残忍なゲリラ狩りを行い『遼州の悪霊 』とまで言われた男。
今、目の前にいる青年将校嵯峨惟基中佐とその印象をどうつなげて良いのかクリスには分からなかった。ただ呆然と立ち尽くしているクリスは、ハワードのカメラのレンズがこちらを向いていると言う事実に気づいてようやく握手をすることが出来た。
「伊藤、すまねえな。あれだろ? どうせ党本部じゃあ司令部のお偉いさんの小言の嵐くらったんだろうな。お偉いさんは現場のことは知らないし知るつもりもねえからまあ気にするなよ。早めに仮眠でも取っとけ。仕事なら山ほどあるんだから 」
そう言うと嵯峨は荷物を降ろすのを手伝おうと言うように車の後ろに回り込んだ。
「良いですよ、嵯峨中佐! 取材機器は我々が運びますから! 」
そう言って嵯峨の前に立ちはだかろうとするクリスを泣きそうな目で見つめる嵯峨。
「信用がないんだねえ。大丈夫ですよ。あんた等の持ち物に細工するほど暇じゃねえから 」
そう言うと車の後ろのドアを開いて、嵯峨は丁寧にハワードのカメラケースを取り出した。
ハワードが神経質そうにそれを受け取るとケースを地面に下ろし、嵯峨はクリス達の身の回りのものを入れた荷物を降ろす。空になった後部座席を見ると嵯峨は軽く屈伸運動をする。子供達はその様子を遠巻きに見ていた。
「これから仕事だから 」
頭を掻きながら嵯峨がそう言うと子供達は手を振って別れを告げる。次々と走って帰路に着く子供達。ようやくそこで嵯峨はクリスに向き直った。
「やっぱり結構ありますね荷物。部下に後で運ばせますよ。あのグラウンドの向こうに見えるのが宿舎です。まあそれほど長くは使わないでしょうがね 」
そう言い残して嵯峨は歩き始めた。クリスが見回すと、巨大な格納庫の前で部隊員が野球に興じていた。だが荷物を指差す嵯峨の姿を見つけると、やんやと野次を飛ばしていた野次馬達が群れを成してクリスとハワードの荷物に駆け寄ってきた。
「カメラケースは慎重にお願いしますよ! 」
ハワードの叫び声に頭を下げる兵士達。嵯峨はただ先ほど指差したプレハブの建物に歩いていく。
「ずいぶん余裕があるようですね 」
クリスは自分の私物と通信機器が入ったバッグを背負いながらその後に続いた。
「ああ、うちの軍閥には正規部隊出身の精強部隊がありますから。現在ここから700キロ離れた地点で合衆国の軍隊と対峙してますよ 」
さらりと言う嵯峨の口元に笑みがこぼれる。クリスは嵯峨の他人事のように話す口ぶりが気になっていた。
「しかし、北兼軍閥の指揮権はあなたにあるんじゃないですか? 」
その言葉に嵯峨は歩みを止めた。
「それは違いますね。確かにこの軍閥が私を中心に成長したことは認めますよ。だが、適材適所という言葉があるでしょ? 私は正直これだけの大部隊を指揮した経験がないんでね。そこに周香麗と言う実績のある指揮官が来た。勝つ戦争をしようと思ったら、それにふさわしい指揮官が必要になるわけですよ 」
『遼北の魔女』と呼ばれた前の大戦でのエースであり外惑星における親遼北側ゲリラと地球軍との何度かの軍事衝突の際には軍の幹部として的確な指示を出して優位に戦いを進めた実績のある周香麗の実績は確かに彼の言葉が本心からだとしても不思議なものではないとクリスは納得した。だが嵯峨はそう言いながら胸のポケットからタバコを取り出すのに思わずクリスの顔は歪んだ。クリスはあまりタバコは好きではなかった。そんなクリスを見て嵯峨が微笑みを浮かべる。
「なるほど、タバコはお気に召さないようですな 」
そう言うと火も付けずにタバコをくわえたまま歩く嵯峨。衛兵の敬礼に手を振りつつ彼はプレハブの建物に入った。
10
あなたにおすすめの小説
竜皇女と呼ばれた娘
Aoi
ファンタジー
この世に生を授かり間もなくして捨てられしまった赤子は洞窟を棲み処にしていた竜イグニスに拾われヴァイオレットと名づけられ育てられた
ヴァイオレットはイグニスともう一頭の竜バシリッサの元でスクスクと育ち十六の歳になる
その歳まで人間と交流する機会がなかったヴァイオレットは友達を作る為に学校に通うことを望んだ
国で一番のグレディス魔法学校の入学試験を受け無事入学を果たし念願の友達も作れて順風満帆な生活を送っていたが、ある日衝撃の事実を告げられ……
エレンディア王国記
火燈スズ
ファンタジー
不慮の事故で命を落とした小学校教師・大河は、
「選ばれた魂」として、奇妙な小部屋で目を覚ます。
導かれるように辿り着いたのは、
魔法と貴族が支配する、どこか現実とは異なる世界。
王家の十八男として生まれ、誰からも期待されず辺境送り――
だが、彼は諦めない。かつての教え子たちに向けて語った言葉を胸に。
「なんとかなるさ。生きてればな」
手にしたのは、心を視る目と、なかなか花開かぬ“器”。
教師として、王子として、そして何者かとして。
これは、“教える者”が世界を変えていく物語。
天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生
西洋司
ファンタジー
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。
彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。
精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、放火で殺されてしまった。
晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。
死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。
「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」
晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。
希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。
手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。
「このまま死ぬのかな……」
そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。
そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。
試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。
「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」
スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。
たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる