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第32章 決起の時
愛国者の演説
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甲武国海軍加古級重巡洋艦『那珂』。この艦は第六艦隊本隊とは離れて行動していた。第四惑星『甲武』の軌道上のアステロイドの中にその姿はあった。
そこは甲武国第三演習宙域にある揚陸戦用コロニー群と呼ばれる場所だった。そこは20年ほど前の『第二次遼州大戦』の激戦地として知られていた。進軍する『連合軍』と、それを阻止しようとする『祖国同盟軍』の『甲武国軍』が激しくぶつかった宙域である。8年前にここを管理していた『東和共和国宇宙軍』から『甲武国』に返還された後は、甲武海軍の演習場として利用されている。
巡洋艦『那珂』の幹部用私室、近藤貴久中佐はモニターに映る彼と同じ『官派』の同志達の堂々巡りの評定をうんざりした顔で眺めていた。
『近藤君。君が言っていることは分かる。私としても今の西園寺内閣の『同盟協調主義』という姿勢には義憤を感じるものの一人だ。だからこうして君の非公然組織にも助力してきた。しかし今回は……少し分が悪く無いかね……』
甲武国陸軍の将軍の徽章をつけた老人が、モニターの中で髭を弄りながらうつむいて話す。
『そうだとも!我々はここまで来たのだ!悪いことは言わん、これは罠だ。宰相、西園寺義基と、あの義弟、嵯峨惟基陸軍少将や、その手先の政治家や幕僚達の罠だ!」
ゆったりとした執務用の椅子に腰掛けた近藤は、どれも消極的な支援者に対し薄ら笑いで答えた。
「皆さんはご自分がこれまでなさってきたことが、『何のため』かお忘れのようですね。西園寺義基首相の明らかに貴族の国家支配の象徴である枢密院を無視した強引なやり口を続けてきたのはご存じですよね。特に海軍ではあの憎らしい兄弟のシンパが大きな顔で歩き回っている。陸軍は『官派決起』のトラウマから西園寺政権の軍縮政策に抵抗すら示せないでいる。あの兄弟への恨み……お忘れになったわけではないでしょう?」
そう余裕を持って主張する近藤の言葉に、軍部の領袖である同志達はただうなづくしかなかった。
「国家の根幹を揺るがし、混迷を招いた普通選挙制度などと言うたわごとを叫ぶ愚行を見てください。軍の士気低下を招いた士族の恩位による将校、官僚への登用制度の廃止を思い出してください。枢密院の権限を奪い取って、平民達の人気取りに躍起になる庶民院の決議権の優先を選んだ哀れな連中ですよ。どれも甲武国の誇りある体制と姿勢をなし崩しにして一弱小国家に貶めた許しがたい所業ばかりです!」
その挑発的にも見える近藤の笑みに、海軍・陸軍の高官達は黙り込んだ。
「これまで我々は卑屈に過ぎました。思えば『官派の乱』と連中が呼んでいる、陸軍の同志達の倒閣運動。あなた達はこの出来事を『過激派の暴挙』と呼んで、負けた同志達を抹殺した。ですが彼等の予言した、我々貴族や士族の没落は、そのときには始まっていたことくらい、今になればあなた達にもお分かりになるんじゃないですか?」
甲武国を二分し、争われた『官派の乱』。貴族擁護を掲げて立ち上がった、同志達を見殺しにした罪悪感のある軍の幹部達の表情は曇った。近藤の過激な言葉は彼等の胸に深く突き刺さるものだった。
「西園寺兄弟の罠にまんまとはまり込んだ。その結果が今の貴族や士族の没落ですよ。だが、今なら取り返すことができる。西園寺兄弟の弟、嵯峨惟基少将はもはや中途半端な司法局実働部隊で隊長ごっこの最中です。その実力などたかが知れている……」
『中途半端と言うが君!彼にはそれだけの実績がある!『遼南内戦』ではあの男がいなければ『遼南共和国』は滅びなかった!』
参謀部長の徽章をつけた高官が、そう横槍を入れる。だが近藤は表情一つ変えずに言葉を続けた。
「それは相手が状況を生かしきれていない有象無象だったからですよ。私だって作戦本部に長年勤めて、嵯峨惟基少将と言う男の得意とする戦術は理解しているつもりです。彼は直接大部隊を指揮して実戦で勝利した経験が、『ほとんど』無い。当然、彼を入れる為の『檻』として作られた部隊はその規模を超えるはずが無い。だがそこに付け入る隙はある」
淡々として話す近藤に一同は引き込まれた。高官達は少しづつその弁舌に飲まれつつあった。
「強力な敵には迂回し、その力が最小となった時点での奇襲による一撃。これで勝負をつけるのが嵯峨少将のやり方だ。それならばそれを逆手にとって最初からこちらも戦力を拡散し、相手が懐に飛び込むのを待つ……」
『この哀れな同志達は、俺の言葉に酔ってやがる』
近藤はそう確信して笑みを浮かべた。それがさらに彼等の考えを自分の理想へと近づけていくものだと近藤は確信していた。
「つまり、嵯峨惟基少将には、こちらのシナリオに完全に乗ってもらうわけですよ。分かりますか?」
近藤が頬に浮かんだ笑みが嘲笑の色を帯びていくのに、モニターの中の軍幹部達は気づいていなかった。
『こいつ等が同志とは……あなた達の決起を待っていては……俺はもう待てない!』
心の中で苦虫を噛み潰しながら、近藤はあてにならない支援者の顔を観察していた。
『分かった。好きにしたまえ。しかし我々のこうした接触は……』
この事態に至っても日和見を続ける同志達に近藤を心の中で呪った。
もしこの老人達が手の届く範囲にいたら。近藤はその時は階級にかまわず殴り倒すつもりだった。
「こんな会合は無かった。それでよろしいんですね?」
何度この忌まわしい言葉を吐くことを強制されてきたか。そして自分はそれに十分耐えてきた。その事実を思い出すと、さらに不愉快な気分が近藤を支配した。
『そうだ!健闘を祈る!』
次々と高官たちがモニターから消える。近藤は暴言で爆発しかねない自分の心をようやく落ち着けると深く椅子の奥に座りなおした。
「いよいよですか?」
近藤の後ろに立っていた艦長は静かにそう尋ねた。近藤は静かに椅子を立つと、窓から演習地帯の方に目を向けた。
「今だ、今しかないんだ。国を憂える誰かが立たねばならんのだ。特権を奪われて死を待つのか!あなた方は!なぜその決まりきった結果が理解できない!」
これまでの冷静な言葉遣いとは違う心から搾り出された声が部屋に響いた。
「心中お察しします」
艦長は静かに近藤に会釈する。そんな部下の気遣いを知りながら、近藤はただじっと星の瞬く闇を見つめていた。
『ここで我々は勝たねばならない。そうしなければ……』
近藤は思いを固めると艦長から手渡された司法局実働部隊の演習要綱の写しをめくって見せた。
「私が甲武国海軍に奉職して以来の最大の賭けだ。これだけは勝たせてもらう」
近藤は手の上の冊子をめくりながらは一人つぶやいた。
そこは甲武国第三演習宙域にある揚陸戦用コロニー群と呼ばれる場所だった。そこは20年ほど前の『第二次遼州大戦』の激戦地として知られていた。進軍する『連合軍』と、それを阻止しようとする『祖国同盟軍』の『甲武国軍』が激しくぶつかった宙域である。8年前にここを管理していた『東和共和国宇宙軍』から『甲武国』に返還された後は、甲武海軍の演習場として利用されている。
巡洋艦『那珂』の幹部用私室、近藤貴久中佐はモニターに映る彼と同じ『官派』の同志達の堂々巡りの評定をうんざりした顔で眺めていた。
『近藤君。君が言っていることは分かる。私としても今の西園寺内閣の『同盟協調主義』という姿勢には義憤を感じるものの一人だ。だからこうして君の非公然組織にも助力してきた。しかし今回は……少し分が悪く無いかね……』
甲武国陸軍の将軍の徽章をつけた老人が、モニターの中で髭を弄りながらうつむいて話す。
『そうだとも!我々はここまで来たのだ!悪いことは言わん、これは罠だ。宰相、西園寺義基と、あの義弟、嵯峨惟基陸軍少将や、その手先の政治家や幕僚達の罠だ!」
ゆったりとした執務用の椅子に腰掛けた近藤は、どれも消極的な支援者に対し薄ら笑いで答えた。
「皆さんはご自分がこれまでなさってきたことが、『何のため』かお忘れのようですね。西園寺義基首相の明らかに貴族の国家支配の象徴である枢密院を無視した強引なやり口を続けてきたのはご存じですよね。特に海軍ではあの憎らしい兄弟のシンパが大きな顔で歩き回っている。陸軍は『官派決起』のトラウマから西園寺政権の軍縮政策に抵抗すら示せないでいる。あの兄弟への恨み……お忘れになったわけではないでしょう?」
そう余裕を持って主張する近藤の言葉に、軍部の領袖である同志達はただうなづくしかなかった。
「国家の根幹を揺るがし、混迷を招いた普通選挙制度などと言うたわごとを叫ぶ愚行を見てください。軍の士気低下を招いた士族の恩位による将校、官僚への登用制度の廃止を思い出してください。枢密院の権限を奪い取って、平民達の人気取りに躍起になる庶民院の決議権の優先を選んだ哀れな連中ですよ。どれも甲武国の誇りある体制と姿勢をなし崩しにして一弱小国家に貶めた許しがたい所業ばかりです!」
その挑発的にも見える近藤の笑みに、海軍・陸軍の高官達は黙り込んだ。
「これまで我々は卑屈に過ぎました。思えば『官派の乱』と連中が呼んでいる、陸軍の同志達の倒閣運動。あなた達はこの出来事を『過激派の暴挙』と呼んで、負けた同志達を抹殺した。ですが彼等の予言した、我々貴族や士族の没落は、そのときには始まっていたことくらい、今になればあなた達にもお分かりになるんじゃないですか?」
甲武国を二分し、争われた『官派の乱』。貴族擁護を掲げて立ち上がった、同志達を見殺しにした罪悪感のある軍の幹部達の表情は曇った。近藤の過激な言葉は彼等の胸に深く突き刺さるものだった。
「西園寺兄弟の罠にまんまとはまり込んだ。その結果が今の貴族や士族の没落ですよ。だが、今なら取り返すことができる。西園寺兄弟の弟、嵯峨惟基少将はもはや中途半端な司法局実働部隊で隊長ごっこの最中です。その実力などたかが知れている……」
『中途半端と言うが君!彼にはそれだけの実績がある!『遼南内戦』ではあの男がいなければ『遼南共和国』は滅びなかった!』
参謀部長の徽章をつけた高官が、そう横槍を入れる。だが近藤は表情一つ変えずに言葉を続けた。
「それは相手が状況を生かしきれていない有象無象だったからですよ。私だって作戦本部に長年勤めて、嵯峨惟基少将と言う男の得意とする戦術は理解しているつもりです。彼は直接大部隊を指揮して実戦で勝利した経験が、『ほとんど』無い。当然、彼を入れる為の『檻』として作られた部隊はその規模を超えるはずが無い。だがそこに付け入る隙はある」
淡々として話す近藤に一同は引き込まれた。高官達は少しづつその弁舌に飲まれつつあった。
「強力な敵には迂回し、その力が最小となった時点での奇襲による一撃。これで勝負をつけるのが嵯峨少将のやり方だ。それならばそれを逆手にとって最初からこちらも戦力を拡散し、相手が懐に飛び込むのを待つ……」
『この哀れな同志達は、俺の言葉に酔ってやがる』
近藤はそう確信して笑みを浮かべた。それがさらに彼等の考えを自分の理想へと近づけていくものだと近藤は確信していた。
「つまり、嵯峨惟基少将には、こちらのシナリオに完全に乗ってもらうわけですよ。分かりますか?」
近藤が頬に浮かんだ笑みが嘲笑の色を帯びていくのに、モニターの中の軍幹部達は気づいていなかった。
『こいつ等が同志とは……あなた達の決起を待っていては……俺はもう待てない!』
心の中で苦虫を噛み潰しながら、近藤はあてにならない支援者の顔を観察していた。
『分かった。好きにしたまえ。しかし我々のこうした接触は……』
この事態に至っても日和見を続ける同志達に近藤を心の中で呪った。
もしこの老人達が手の届く範囲にいたら。近藤はその時は階級にかまわず殴り倒すつもりだった。
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何度この忌まわしい言葉を吐くことを強制されてきたか。そして自分はそれに十分耐えてきた。その事実を思い出すと、さらに不愉快な気分が近藤を支配した。
『そうだ!健闘を祈る!』
次々と高官たちがモニターから消える。近藤は暴言で爆発しかねない自分の心をようやく落ち着けると深く椅子の奥に座りなおした。
「いよいよですか?」
近藤の後ろに立っていた艦長は静かにそう尋ねた。近藤は静かに椅子を立つと、窓から演習地帯の方に目を向けた。
「今だ、今しかないんだ。国を憂える誰かが立たねばならんのだ。特権を奪われて死を待つのか!あなた方は!なぜその決まりきった結果が理解できない!」
これまでの冷静な言葉遣いとは違う心から搾り出された声が部屋に響いた。
「心中お察しします」
艦長は静かに近藤に会釈する。そんな部下の気遣いを知りながら、近藤はただじっと星の瞬く闇を見つめていた。
『ここで我々は勝たねばならない。そうしなければ……』
近藤は思いを固めると艦長から手渡された司法局実働部隊の演習要綱の写しをめくって見せた。
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