42 / 45
『特殊な部隊』の秘密
読むと後悔すること間違いなし! 隊長のぶっちゃけトーク 『遼州星系の歴史』やさしい未開人と『征服者』の出会い
しおりを挟む
1・2・3と映画の始まるような雰囲気
「暗転」
突然、ちっちゃな手のひらが画面いっぱいに映る。
画面がしばらく揺れまくった後、固定された様に画面が安定する。
機械音
『教授』作曲(映画「ラスト・エンペラーのエンドロールで流れる奴」が流れる)
『火盗』の机に男の人影が浮き上がる。
なぜか、懐中電灯を持って下から電球を光らせる。
どう見ても『スネーク・マンショー』当時の『教授』にしか見えない人物の顔が浮かび上がる。
目が死んでいることだけは分かる。
「どうも。嫌だけど『現役皇帝』をやらされているかわいそうな駄目人間です。46歳。×イチ。職業は、隊長らしいですね。小遣いは娘にたかってます。月に一度、ここの大事な俺のコレクションを処分するためだけに来ます。金は欲しいので、我慢しています。俺、かわいそうなんです。いいこと無いです。歴史に埋もれて庭師になろうとして、無理やり隣の庭の剪定を始めたらつまみ出されました……」
「おい!『脳ピンク』!脱線するな!些末なことにとらわれるから嫌われるんだよ!バーカ」
突然、可愛らしい女の子の声。
「と、おっかない『偉大なる中佐殿』がおっしゃるので……」
電気がつく。デカい机にはエロ本の山。すべてに付箋がついているのが見える。
「まあ、いいや。俺等『遼州人』実は宇宙人です。でも、侵略しませんよ。やろうにも『焼き畑農業』しか知らない極東の同じような面した『地球人』の文法の言語を話す、平和な暮らしをしてました」
画面中央の男は置いてあった茶色い『錦糸』と書かれただけのタバコの箱を手に持つと、タバコに火をつけ吸い始める。
「いつからそんなだったのかは、よくわかっていません。俺達『遼州人』自称は『リャオ』は研究心ないんで、地球人と違って。最低でも『地球人』が『ジュラシックパーク』のでかい奴に隠れて、ひそかに卵を産むのを辞めた辺り……6500万年前には、『焼き畑農業』をしていました。その頃の『リャオ』は『磨製石器』で、『農業』をすることが普通でした。この星ではそれが当たり前だった。すごいでしょ。その当時から、どう見ても東アジアに住んでいる人達やネイティブアメリカンに似ている人達が、最高、『焼き畑農業』ぐらいのことはできたんです」
突然、乱暴な幼女の声
「『地球人』の皆さんに失礼だろ!アタシ等『焼き畑農業』以上のことはなーんにもできなかったじゃねーか!土器もねー、金属もねー、車輪もねー、船もねー。さらに文字もねー、絵もねー、数学もねー。立派な未開人じゃねーか。今だって、面が同じで蒙古斑があったからどさくさ紛れにコスプレしているだけじゃねーか」
画面に日本刀のような白刃が映し出されるが、すぐに消える。
「怒るなよ……『偉大なる中佐殿』……まあ、技術にトラウマでもあるんでしょうね、『遼州人』は。かつて、自分をこの『焼き畑農業』に最適な大陸に連れてきた『始まりの騎士』の教えを『馬鹿正直』に守っていました。4百年前、コロンブス気取りの『地球人』の調査隊がやってきました。来なきゃいいんだよ。そしたら、ずっと『焼き畑農業』をやれてたの。俺は」
そう言って男は『マックスコーヒー』ロング缶にタバコの吸い殻を捨てる。
「『資源調査団』と言う危ない連中が、その護衛としてついてきました。自動小銃に重機関銃でフル武装した。俺達の畑の下に眠っている『あるもの』を手に入れるために。俺達は石のこん棒しか持ってないのに……その石が『金鉱石』だったら地球人はやっちゃうよな。『ジェノサイド』
そう言った一瞬、男の画面を睨む目に殺意が篭った。
「フランシスコ・エルナンデス・デ・コルドバと言うマヤ文明に同じ目的で接触したスペイン人と同類だった。訳だ。知らないかな、マヤの人達を皆殺しにした『征服者』。歴史の教科書じゃ『発見者』なんて呼ばれているが、俺達『リャオ』は認めねえよ。住んでた人間『皆殺し』にして、発見者?笑わせるねえ……」
タバコを口にくわえて男は画面から目を反らす。
「他にもエルナン・コルテス。アステカ帝国を滅ぼした『殺人鬼』。皆殺しにして、奴隷にするためにやってきた奴を他にどう呼ぶの。インカ帝国を滅ぼした『コンキスタドール』と言う名の『人殺し』。征服?違うよ。俺達『リャオ』にはもっとひどいことしたじゃん、地球人」
空中をさまよっていた。男の目が画面に向かう。
「『人間狩り』。『射撃の的』として最適だったんだろうね。金の鉱山掘るのに勝手に『焼き畑農業』を始めちゃう俺達がウザい。撃つと死ぬから面白い。そんなんじゃない?どうせ怒っても金鉱石で出来た石斧振り回すしか能のない未開人だもの。剥製にして地球に送って……やめようか。人さんの悪口は……空しいや」
そう言って男は静かに目をつぶる。
荘厳なエンディングとともに暗転
「暗転」
突然、ちっちゃな手のひらが画面いっぱいに映る。
画面がしばらく揺れまくった後、固定された様に画面が安定する。
機械音
『教授』作曲(映画「ラスト・エンペラーのエンドロールで流れる奴」が流れる)
『火盗』の机に男の人影が浮き上がる。
なぜか、懐中電灯を持って下から電球を光らせる。
どう見ても『スネーク・マンショー』当時の『教授』にしか見えない人物の顔が浮かび上がる。
目が死んでいることだけは分かる。
「どうも。嫌だけど『現役皇帝』をやらされているかわいそうな駄目人間です。46歳。×イチ。職業は、隊長らしいですね。小遣いは娘にたかってます。月に一度、ここの大事な俺のコレクションを処分するためだけに来ます。金は欲しいので、我慢しています。俺、かわいそうなんです。いいこと無いです。歴史に埋もれて庭師になろうとして、無理やり隣の庭の剪定を始めたらつまみ出されました……」
「おい!『脳ピンク』!脱線するな!些末なことにとらわれるから嫌われるんだよ!バーカ」
突然、可愛らしい女の子の声。
「と、おっかない『偉大なる中佐殿』がおっしゃるので……」
電気がつく。デカい机にはエロ本の山。すべてに付箋がついているのが見える。
「まあ、いいや。俺等『遼州人』実は宇宙人です。でも、侵略しませんよ。やろうにも『焼き畑農業』しか知らない極東の同じような面した『地球人』の文法の言語を話す、平和な暮らしをしてました」
画面中央の男は置いてあった茶色い『錦糸』と書かれただけのタバコの箱を手に持つと、タバコに火をつけ吸い始める。
「いつからそんなだったのかは、よくわかっていません。俺達『遼州人』自称は『リャオ』は研究心ないんで、地球人と違って。最低でも『地球人』が『ジュラシックパーク』のでかい奴に隠れて、ひそかに卵を産むのを辞めた辺り……6500万年前には、『焼き畑農業』をしていました。その頃の『リャオ』は『磨製石器』で、『農業』をすることが普通でした。この星ではそれが当たり前だった。すごいでしょ。その当時から、どう見ても東アジアに住んでいる人達やネイティブアメリカンに似ている人達が、最高、『焼き畑農業』ぐらいのことはできたんです」
突然、乱暴な幼女の声
「『地球人』の皆さんに失礼だろ!アタシ等『焼き畑農業』以上のことはなーんにもできなかったじゃねーか!土器もねー、金属もねー、車輪もねー、船もねー。さらに文字もねー、絵もねー、数学もねー。立派な未開人じゃねーか。今だって、面が同じで蒙古斑があったからどさくさ紛れにコスプレしているだけじゃねーか」
画面に日本刀のような白刃が映し出されるが、すぐに消える。
「怒るなよ……『偉大なる中佐殿』……まあ、技術にトラウマでもあるんでしょうね、『遼州人』は。かつて、自分をこの『焼き畑農業』に最適な大陸に連れてきた『始まりの騎士』の教えを『馬鹿正直』に守っていました。4百年前、コロンブス気取りの『地球人』の調査隊がやってきました。来なきゃいいんだよ。そしたら、ずっと『焼き畑農業』をやれてたの。俺は」
そう言って男は『マックスコーヒー』ロング缶にタバコの吸い殻を捨てる。
「『資源調査団』と言う危ない連中が、その護衛としてついてきました。自動小銃に重機関銃でフル武装した。俺達の畑の下に眠っている『あるもの』を手に入れるために。俺達は石のこん棒しか持ってないのに……その石が『金鉱石』だったら地球人はやっちゃうよな。『ジェノサイド』
そう言った一瞬、男の画面を睨む目に殺意が篭った。
「フランシスコ・エルナンデス・デ・コルドバと言うマヤ文明に同じ目的で接触したスペイン人と同類だった。訳だ。知らないかな、マヤの人達を皆殺しにした『征服者』。歴史の教科書じゃ『発見者』なんて呼ばれているが、俺達『リャオ』は認めねえよ。住んでた人間『皆殺し』にして、発見者?笑わせるねえ……」
タバコを口にくわえて男は画面から目を反らす。
「他にもエルナン・コルテス。アステカ帝国を滅ぼした『殺人鬼』。皆殺しにして、奴隷にするためにやってきた奴を他にどう呼ぶの。インカ帝国を滅ぼした『コンキスタドール』と言う名の『人殺し』。征服?違うよ。俺達『リャオ』にはもっとひどいことしたじゃん、地球人」
空中をさまよっていた。男の目が画面に向かう。
「『人間狩り』。『射撃の的』として最適だったんだろうね。金の鉱山掘るのに勝手に『焼き畑農業』を始めちゃう俺達がウザい。撃つと死ぬから面白い。そんなんじゃない?どうせ怒っても金鉱石で出来た石斧振り回すしか能のない未開人だもの。剥製にして地球に送って……やめようか。人さんの悪口は……空しいや」
そう言って男は静かに目をつぶる。
荘厳なエンディングとともに暗転
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる