特殊装甲隊 ダグフェロン 第一部 蘇る火付盗賊改方 (ひつけとうぞくあらためかた) とは……殺人許可書を持つ「特殊な部隊」

第一印象が大事

クバルカ・ラン中佐（幼女）攻略法 ハーレムエンド有

「まずちんちくりんの『人類最強』のクバルカ・ラン中佐の攻略法は分かりやすいが『ロリコン』であることが最大の障壁。そもそも『住処』の一階を見て『ある団体の事務所』であることに気づいて普通は入ることをあきらめる」

　いきなり嵯峨は『ちっちゃい萌え萌え』で、『立派な人格者』で『人類最強』と言う誠にとって最大の『萌え』を『駄目人間』視線で無理やり誠と『エロ』な関係にしようとしている発言を聞いて驚いてこう言った。

「なんですか？下であの立派な遼州系の『歴史に残るエース』だけど『萌えー』な立派な上司を『エロ』で語るって……殺すぞ？こら？」

　そう言って凄んでも嵯峨はとりあえず大丈夫らしい。誠はそう言って長い嵯峨を殴れる棒を部屋の中に探したが見つからなかった。

「まず、『ロリ』で『素敵』で18歳以上に『萌える』と言う最大の『エロ要素』はお前にはあるわけだが……『その団体』の所有するビルに『先生』と言う扱いでその事務所の上の12階建てのマンションを『全部』利用している事実を知れば……」

　『駄目人間』はそう言って相変わらずのすべてを『エロ』に変換するスケベな笑顔で誠を見つめた。

「その団体ってなんですか？全裸のあの『僕の理想の立派な幼女』のフィギアの版権代わりにその出資者の所有するビルに住んでるんですか？」

　そう言った途端自分が『理想の上司』と言う言葉の『上司』を『幼女』に脳内変換したが、あまりに見た目が『萌え萌え』なことがそれを思わず『幼女』と言ってしまったことに気づいて口を閉じた。

「その団体の先生は『渡世人』が集まった団体だ。いわば1900年代の日本を代表する『フーテン』と言う言葉の意味を変えてしまったほどの人物が『武装』して、『人の道』を説いている団体だ……ここまで言って分からない奴は……」

　そう言って嵯峨はいつものすべてを『エロ』と『非合法』を想像させるような下卑た笑みを浮かべて誠を見つめる。

「『暴力団』事務所……」

　そう言って嵯峨を見つめる誠を見て、嵯峨は大きくうなづく。

「一応、その『任侠道』に反することは止めさせたそうだ。特に『薬』は、関わっただけで『破門』！『女』と『男』は人の道を学ぶならOK！『金』はあのちんちくりんの『島』で、その『力』で『人の道』を説けば、『寄付』……まあ、要するに『ミカジメ料』……こう言ったらあの『ちんちくりんな先生』にぶった切られるからな……」

　誠は別の意味でこれまでの『人類最強』で『萌え』な『幼女』の良いことが、『任侠団体』の設立理念と一致していることに気づいた。

「もしかして……あの幼女……こんなこと言ってません……『軍隊もやくざも『武器』持って、『島』に命を懸けてどこ違う？」とか」

　誠はそこから推測される『萌えな幼女』の立派な『人生訓』がすべてその『力』を背景にすれば理解できることに気づいてしまった。

「そうだよ……すべての軍隊の実質を『任侠団体』にしようとしているのが、あのかわいい顔した『人斬り』だ。お前さんが最初にアイツに教わるのは『ドス』と呼ばれる、『渡世人』に伝わる『最強』の『伝統』兵器の扱い方だ」

　そこまで言って、ほぼその最終兵器の形態と、その時の心得が誠の口をついた。

「もしかして……あのプリティーな口から『指すんじゃねー、ぶつかるんだ！」とか言って、サンドバックに突き立てたり……」

　そこまで言って嵯峨はうなづきながら手を叩いた。

「それが、アイツの全員に施す最初の『実戦』教育。そして、それが認められると……アイツの本当の教え子、通称『組員』になれる。それだけ、お前が『幼女』に『執着』していれば。きっと立派な『漢』となって、『萌え任侠』は『客分』から『姐さん』と呼ばれる立場になり、お前さんは『親分』として、晴れてお前の人生のテーマである『童貞』捨てることができる……これが出来れば『組員』である、うちの俺と一部例外以外『全員』と『ハーレム』な『エンド』が可能だ……良いだろ？すきだろ？ハーレムエンド。一人、『永遠のヤンキー』が『絶対』ついてくるのはご愛敬」

　そう言うと嵯峨は満足げにうなづき、誠を見てニヤリと笑う。

「僕……遠慮します。そのエンド」

　がっかりしたようにうなづく嵯峨の頭をどうやってぶん殴ると良い音がするか考えている誠だった。