無能力の転生者は剣を極める

第二章 王立学園アンティア編

第1話 学習

王立学園アンティアに入るために学習が始まった

文章は文字から入ることになった

そもそも文字がわからないと文章読めないしね

計算は簡単だった

普通に小学校で習うところだったから普通に解けた

それに＋とかーの記号なぜか同じだったし

村長に「計算の才能があるんじゃないか」って言われたよ

歴史はファンタジーで面白いから案外覚えれそうだ

一番心配していた魔法は

全っ然わからん

なんだこれ

魔力？感じねぇよ

魔法陣？何書いてるんだ

詠唱？なんか中二病だな

一番苦労するだろう

実技は大丈夫だろうな

一応体が鈍らないように毎日体を動かしてる

もう一度あの場所に行こうとしたが

途中で岩が崩れて行けなかった

また行きたかったな

と、そんなこんなで学習して

文字の読み書きができるようになった頃あることに気づいた

「魔法陣の周りって文字じゃね？」

その文字を書き取っていくと詠唱と同じになった

簡単だな

でも問題は内側か

◯球魔法を並べてみた

◯の部分に炎とか水とか入るやつだ

並べてみると詠唱が酷似していることにより

外側が似ていることがわかった

あと中も似ていた

さて次は炎系魔法でも並べてみるかな

これも似ているところがあった

さっきとは違う場所だ

属性と特徴を組み合わせて魔法を作っているのか

漢字でいう部首とそれ以外みたいなものか？

そんな簡単ならオリジナル魔法を作れるんじゃね

と思ったが能力スキル使えないから無理だな

初級だからこんな簡単だが中級とか上級は難しいんだろう

っていうか字を作ることも難しいな

作った人尊敬するわ

と、そんなこんなで学習は進んでいき

中学くらいだから応用かなって思ったところが終わった時

「もうここにある本で学べることはないね」

と言われた

ここまで3年と少し、長いようで短かった

っていうかここまでかかるとは思わなかった

全て小学校で習うところだろうが

なんか多いように感じた

「これで合格できますか？」

「うん、合格できると思うよ」

さぁ、待ってろよ

王立学園アンティア！

「だからといってサボったら忘れるからしっかり復習してね」

今かっこいいとこだったのに

まぁ、あと1年以上あるから復習するか