スマホブレイダー

ペレガ

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スマホブレイダー

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これは少し未来の話し世界中の人々がスマホを持つ時代そんな日ある会社がとんでもないアプリを開発した時からこと話しは始まる。

俺は高校一年生の黒川楓ゲームがゲーマーな普通の男。
その日は4月1日高校の入学式だった全体的な行事も終わりみんなスマホの連絡交換をする。[君もする?]とある女子に言われたが俺は[いや、俺、スマホ持ってない]というとクラス全体が驚いた。
なんで持ってないんだよみんな口々に言う。
今や三歳以上なら必ず持っているもんだぞと言われ俺はうちは貧乏だから買えないんだと言った。
みんななーんだといつ顔をしてまたスマホをいじりだした。さっきゲーマーと言ったが昔のタイプの古いゲームが好きなだけで今のゲームなど持っているはずもない。
そんな事を言っている間に昼過ぎになってしまった。やべ、と思い急いで駅に向かい新近代駅に向かう今日はここで新しいアプリの発表がある。それが見たくて来たのだ。
デカイステージに今からライブでもやるんじゃないかと思う程の人が溢れかえっている。
そんなことを思いつつ発表が始まる。出て来たのは少し髭を生やした中年男性名を風間研一と言った。彼は短い挨拶をし早速アプリの本題に入った。
[みなさんはスマホを持っていますよね。]他の観客人は当然とした顔で首を縦に振った。持ってねーしと思う俺は少しもう離された気がした。
[今スマホは全国民が持ち生活には欠かせないものとなってしまった。そんな中で私は最近、色々な事件が多発していると思うナイフで人を刺す人が年々増えているそういう人たちはストレスを抱えていると思う仕事、勉強家庭などなどとても難しいものだ。だから私はこのアプリを作った。]そう言って後ろのスクリーンにでっかく書かれた言葉は‥‥
スマホブレイダー。
会場の人のテンションは最高潮に上がった。
[このアプリはとても簡単このスマホブレイダーを入れて起動すると指紋認証、顔認証がありそれが終われば画面にスライドするスイッチを上にすればスマホが剣に変わる。][これで町の中どこでもモンスターと勝負することができる、スマホブレイダーを起動していない人には害はなく安心して遊ぶことができる。諸君このアプリの配信日は今日、今からだ]人々は興奮し一斉にアプリを入れて外へと出て言った。
あんなに広かった会場には俺1人残された。
そんな俺に風間研一が話しかけて来た。[君はいかないのかい?][俺はスマホ持ってないんです。][なるほどなじゃあここに言ってみるといいもしかしたらあるかもしれない]と言って彼は去って行った。
会場から出て暇だったので俺はそこに向かおうと思った。
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