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転生することになりました!
しおりを挟む他国からの侵略戦争が10年続き、この時、王女は18歳国民を守るため我が命と引き換えに禁忌の魔法を唱えた。
戦場は森林近くで魔獣に動物達が逃げ回っている、私のせいだもっと早く禁忌の魔法を唱えていたら!だけど、禁忌の魔法を使うと魔獣も動物も死んでしまうから、だから使いたくなかった。
禁忌魔法は王女の命を削る必要があり、死ぬ覚悟で唱えないと発動しない。
王女の体は浮き上がり、足下には魔方陣が光りはじめ王女は必死に呪文を繰り返し唱え天高く腕を上げると光り耀き他国の兵士に魔物や動物も消滅していた。
王女の体は少しづつ輪郭も無くなり欠けて透けていき何か話しているが、小さすぎて聞こえない最後は、皆を愛していると囁き事切れていた。家臣達は嘆き悲しんでいたが。生滅しかかった彼女を!
それを、神が拾った。
神は丁度良い、美しい娘の体があるから使うとしよう。
「この世では泡と消えた君を元の体に戻す訳にはいかないが、もう1度、生きてみる気はあるか?」と、尋ねられた。
神だと名乗る者がここにおられますが?
頭大丈夫かな辺り一面、白くて綺麗なんですね?神聖に感じられる私は、ここに居て良いのかしら?
「あの、私に言ってますか?」
「こんにちは、私は神だ」
新手の詐欺かしら?神だと言う人に良い人いないから!
「あの、神と仰るなら神通力で何かして見せてください」
さき程よりも神の周りを風が舞っている。
「成る程、ではリクエストあるかな?」
「私は、そのままで周りだけ暴風雨とかできますか?」
ビユービユーと聞こえだし私の周りだけ雨も降っている。
これは、信じるしかありません。
「ごめんなさい!」
神なので、赦しました。
「で、どうする?」
「今度は結婚して、子供も欲しいです、後、魔法は使えるようお願いします、家事が苦手ですから魔法が無いと無理です」
信じた途端に注文が多くなっていますね。
神様はニコニコしながら答えた。
「解った全て君が欲しいスキルを授けよう、それに、美しく貴族のお嬢様で、お金持ちだよ」
「ありがとうございます、今度こそ幸せになります」
「うんうん、幸せになって欲しい」
そう、話してたら眠くなり意識を無くしていました。
*
可愛い壁紙にドレッサー天涯ベッドと、ふかふかカーペットの色は淡いピンク10代の少女が喜びそうな雰囲気の子供部屋です。
「お嬢様、朝ですよ!これから支度して出掛けませんと旦那様に叱られますよ」
「うーん、もう少し寝たいよ」
「だめですよ、今日は、お見合いですから支度しますよ」
起きて鏡に映る、わたしを見ると10代の美しい少女でした。
思い出したわ、何故か?画面が出てきて、文字が書いてある。
父親ジェームス・ディーン公爵43歳。
母親ジャスミン・ディーン公爵夫人40歳。
私のお父様とお母様なのね、年齢よりずっと若く綺麗ね。
支度をして、お父様達と馬車に乗り込み進んで街並みを見ていると、ここは、もしかして隣国コインランド城よね、あれ!?ここの王太子とお見合いなの!?
ショック私が生きていた頃この国の王妃のお腹に、いた子が今の私の婚約者になる方?
この国の王様はイケメンだったわね、金髪ロイヤルカラーの瞳、浅黒細マッチョだったはず。
王太子きっとイケメンのはずよね、私の好みでありますように。
見た目満点のフイリップ王太子殿下ですが、態度が感じ悪くて!
私を見もせず挨拶すると、黙りこんでおられます、私は普通に挨拶して出されているお茶を頂きました。
このまま沈黙が続くのでしょうか?
応援ありがとうございます!
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