鏡の中から覗くのは

鏡上 怜

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5.activity

表舞台へ

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 さて、いよいよ時が来た!
 と言ってしまうと、何かの演劇じみてしまうのだが、私は存外にそう叫び出したい気分になっている。その理由は何かと問われたら今月末に開催される文学を取り扱う同人誌即売会のことに言及することになるだろう。

 全国各地で盛り上がりを見せるそのイベントには私も十年来の友人と共に参加することになっているだが、今回は私たちだけではなく、他の作家陣の作品も掲載した合同誌を販売することと相成ったのである。と言いつつ、私の身元に関することにもあれこれと影響があるため、そちらに関する詳細については、もしも私の友人を見つけられたらそちらを参照していただきたいのだが。

 ともかく、表舞台――というとこちらが『裏』と言っているようであまりいい気分ではないが、まず聞こえのいいフレーズを選ぶとしたら、やはり『表舞台』というのが相応しいのだろう。ということで、私は今月末に表舞台に出ることになる。

 といっても、案外そこに至るまでの道のりは易しくはない……というより、これはお互いのスケジュールの都合や色々な要素が絡んでくるため、易しくなるはずがなかったのだが、まずメンバー間の軋轢から始まり、言行の不一致であったり、様々な困難を乗り越えてここまでやって来られた――とだけ伝えておこう。
 正直、毎回こうなるのではないかという気苦労も多少はあるのだが、それでも、何かひとつのものを完成させるという行為には思った以上に期待感があるものだし、何より趣味を同じくする同志との共同制作という経験が極端に乏しい私としては、この機会をかなり大事にしたいと思っているし、何より昨年の秋から計画倒れのような形になっていたイベント参加をようやく形にできると思うと、疲労よりも期待の方が高い。

 まだ冊子そのものは完成していないが、恐らく私の友人の方からお披露目する機会があることだろうと思う。

 あまりまとまらない内容になってしまったが、今回はここで締めておこうと思う。
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