10 / 12
誰か通訳を呼んで下さい。
しおりを挟む
「そもそもの始まりは涼からだろ」
『本当に身に覚えがないんだけど、僕が坂東とキスでもしてたとこでもみたわけ?』
深藤と関係を修復したい訳じゃないけど、坂東のことはちゃんと訂正しとかないと僕のせいで要らぬ噂がたったら可哀想だ。
「何を根拠にそのようなことをおっしゃってるのか知りませんが、身に覚えのないことです。責任転換はよして下さい。あぁ、まだ先程の質問に答えてませんでしたね、その言葉そのままにこれからお返しさせていただきます。・・僕に関心を抱いていなかったのは貴方でしょう。」
『関心があったら浮気などするものか!!』という気持ちしかこもってない言葉そのまま伝われと念を送る
「・・・もともとくるもの拒まず去る者追わずが俺のスタンスだ、だがお前は別だ」
いや、返信なってないよね
間があったにも関わらず、僕の話聞いてた?
「・・・それで?もう終わったんだから僕もそのスタンスの中の一人でいいよ」
もう敬語使うのしんどい
「お前は別だといってるだろ。」
なにこれ、なんかまた無限ループ入りそうだよね
本当に勝手だよね、言葉のキャッチボールするのバカらしくなってきたや。
「で、坂東は腐れ縁ごとくずっと幼少期からクラスも一緒で仲がいいだけの話だけど、それが今回の生徒会長様との別れ話となんの関係があるわけですかね?」
この言い方は僕なりの精一杯の皮肉。
「・・・腐れ縁通り越してできてんだろ?」
この男の頭の中はどうなってるんだろうか、
割って見れるんなら割って覗いてやりたい。
「はあぁ?何いってんの?な訳ない。罰ゲームかなんかで僕の相手をすることになった君には悪いけど男にこれまで一度たりともなびかなかった僕の初めての男は知ってのとおり君だったし、ずっと一途に君を見てきたのに、なんで坂東との関係を疑ってんのか本当に理解できないんだけど」
「っ俺が、本当にお前の初めての男なのか?」
なんでそんな驚いてるわけ?
こっちが驚くよ、はじめてかを疑いたくなるほど僕のケツは緩いってこと?
それなら相当ショックなんだけど、ってか自分で緩くなる程の開発なんてしてないし。そりゃ、多少受け入れやすくする為に教室でチワワ達の飛び交う性事情を参考にしたけど、初めは自分でしてみても気持ち悪いだけだった。
それでも慣れてる君を煩わせたくなくて、処理も入口の慣らしも頑張ったのにさ、なんでこんな風に疑われなきゃいけないんだろ・・・
「それがなんなの?もう終わったことだよね。安心しなよ、別に初めてにこだわりとかないから」
何でもない風装って、今にも泣きそうな気持ちを震えたたせてるけど、そんなのはウソだよ。
本当は充分にこだわりというか、ハジメテってことに特別感はもちろんある。
「・・・終わっていない」
その言葉に、さっきまでの今にも喰いかかってきそうな勢いはなく、今度は下を向いてどんよりしたオーラ身にまとって静かに否定してくる深藤
「・・そう。だけど僕の中ではもう終わってる」
僕も、目線の合わない深藤の目をまっすぐに見つめながら静かに答える。
「やっぱり俺のことからかってたのか?」
なんでそんな悲しそうな、悔しそうな表情で僕の目を見つめながら言うんだよ。
本気だったんじゃないかって、勘違いしちゃうじゃないか
埒が明かない上に捨てたはずの感情が自分の中にまだあったことに気付かされたような認めたくない苛立ちで、八つ当たりのように声を荒げそうになる
『落ち着け、落ち着くんだ』
軽く呼吸を整えようと、深藤と睨み合うように重なり合っていた目線を深藤越しの奥の方を何気なく見れば、斜め右手の少し離れた校舎の陰に向かう、あの日認識した見覚えある人物が視界の端に映る。
『あぁ、そういうことか』
わざわざ別れた話を掘り返して
謝ってくるどころか僕のせいにしてくる
信頼なんて最初っからしてなかったと僕の心の傷をえぐり返してくるくせに、まるで僕に未練がまだあるかの様な素振りを少し漂わせたりと
本当に君は何がしたいの?と混乱していた気持ちが、見覚えのあるその人物を認識し、その人物がこれからどういう行動をとるのか予測できたことで荒れていた気持ちは何事もなかったかのように静まった。
その代わりに憶測だけど、『あぁ、きっとそう言うことなのか』と目の前の深藤と少し離れたところと言えど声を少し張れば聞こえるような位置で隠れてる彼、二人を視界に
『そう言えば確か、深藤は僕のゲームという言葉に否定してなかったよな。』
きっとそれが、憶測の確信だと言っても過言じゃないんだと思う。と一人納得した。
となれば、だよね。
『本当に身に覚えがないんだけど、僕が坂東とキスでもしてたとこでもみたわけ?』
深藤と関係を修復したい訳じゃないけど、坂東のことはちゃんと訂正しとかないと僕のせいで要らぬ噂がたったら可哀想だ。
「何を根拠にそのようなことをおっしゃってるのか知りませんが、身に覚えのないことです。責任転換はよして下さい。あぁ、まだ先程の質問に答えてませんでしたね、その言葉そのままにこれからお返しさせていただきます。・・僕に関心を抱いていなかったのは貴方でしょう。」
『関心があったら浮気などするものか!!』という気持ちしかこもってない言葉そのまま伝われと念を送る
「・・・もともとくるもの拒まず去る者追わずが俺のスタンスだ、だがお前は別だ」
いや、返信なってないよね
間があったにも関わらず、僕の話聞いてた?
「・・・それで?もう終わったんだから僕もそのスタンスの中の一人でいいよ」
もう敬語使うのしんどい
「お前は別だといってるだろ。」
なにこれ、なんかまた無限ループ入りそうだよね
本当に勝手だよね、言葉のキャッチボールするのバカらしくなってきたや。
「で、坂東は腐れ縁ごとくずっと幼少期からクラスも一緒で仲がいいだけの話だけど、それが今回の生徒会長様との別れ話となんの関係があるわけですかね?」
この言い方は僕なりの精一杯の皮肉。
「・・・腐れ縁通り越してできてんだろ?」
この男の頭の中はどうなってるんだろうか、
割って見れるんなら割って覗いてやりたい。
「はあぁ?何いってんの?な訳ない。罰ゲームかなんかで僕の相手をすることになった君には悪いけど男にこれまで一度たりともなびかなかった僕の初めての男は知ってのとおり君だったし、ずっと一途に君を見てきたのに、なんで坂東との関係を疑ってんのか本当に理解できないんだけど」
「っ俺が、本当にお前の初めての男なのか?」
なんでそんな驚いてるわけ?
こっちが驚くよ、はじめてかを疑いたくなるほど僕のケツは緩いってこと?
それなら相当ショックなんだけど、ってか自分で緩くなる程の開発なんてしてないし。そりゃ、多少受け入れやすくする為に教室でチワワ達の飛び交う性事情を参考にしたけど、初めは自分でしてみても気持ち悪いだけだった。
それでも慣れてる君を煩わせたくなくて、処理も入口の慣らしも頑張ったのにさ、なんでこんな風に疑われなきゃいけないんだろ・・・
「それがなんなの?もう終わったことだよね。安心しなよ、別に初めてにこだわりとかないから」
何でもない風装って、今にも泣きそうな気持ちを震えたたせてるけど、そんなのはウソだよ。
本当は充分にこだわりというか、ハジメテってことに特別感はもちろんある。
「・・・終わっていない」
その言葉に、さっきまでの今にも喰いかかってきそうな勢いはなく、今度は下を向いてどんよりしたオーラ身にまとって静かに否定してくる深藤
「・・そう。だけど僕の中ではもう終わってる」
僕も、目線の合わない深藤の目をまっすぐに見つめながら静かに答える。
「やっぱり俺のことからかってたのか?」
なんでそんな悲しそうな、悔しそうな表情で僕の目を見つめながら言うんだよ。
本気だったんじゃないかって、勘違いしちゃうじゃないか
埒が明かない上に捨てたはずの感情が自分の中にまだあったことに気付かされたような認めたくない苛立ちで、八つ当たりのように声を荒げそうになる
『落ち着け、落ち着くんだ』
軽く呼吸を整えようと、深藤と睨み合うように重なり合っていた目線を深藤越しの奥の方を何気なく見れば、斜め右手の少し離れた校舎の陰に向かう、あの日認識した見覚えある人物が視界の端に映る。
『あぁ、そういうことか』
わざわざ別れた話を掘り返して
謝ってくるどころか僕のせいにしてくる
信頼なんて最初っからしてなかったと僕の心の傷をえぐり返してくるくせに、まるで僕に未練がまだあるかの様な素振りを少し漂わせたりと
本当に君は何がしたいの?と混乱していた気持ちが、見覚えのあるその人物を認識し、その人物がこれからどういう行動をとるのか予測できたことで荒れていた気持ちは何事もなかったかのように静まった。
その代わりに憶測だけど、『あぁ、きっとそう言うことなのか』と目の前の深藤と少し離れたところと言えど声を少し張れば聞こえるような位置で隠れてる彼、二人を視界に
『そう言えば確か、深藤は僕のゲームという言葉に否定してなかったよな。』
きっとそれが、憶測の確信だと言っても過言じゃないんだと思う。と一人納得した。
となれば、だよね。
12
あなたにおすすめの小説
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
六日の菖蒲
あこ
BL
突然一方的に別れを告げられた紫はその後、理由を目の当たりにする。
落ち込んで行く紫を見ていた萌葱は、図らずも自分と向き合う事になった。
▷ 王道?全寮制学園ものっぽい学園が舞台です。
▷ 同室の紫と萌葱を中心にその脇でアンチ王道な展開ですが、アンチの影は薄め(のはず)
▷ 身代わりにされてた受けが幸せになるまで、が目標。
▷ 見た目不良な萌葱は不良ではありません。見た目だけ。そして世話焼き(紫限定)です。
▷ 紫はのほほん健気な普通顔です。でも雰囲気補正でちょっと可愛く見えます。
▷ 章や作品タイトルの頭に『★』があるものは、個人サイトでリクエストしていただいたものです。こちらではいただいたリクエスト内容やお礼などの後書きを省略させていただいています。
キミがいる
hosimure
BL
ボクは学校でイジメを受けていた。
何が原因でイジメられていたかなんて分からない。
けれどずっと続いているイジメ。
だけどボクには親友の彼がいた。
明るく、優しい彼がいたからこそ、ボクは学校へ行けた。
彼のことを心から信じていたけれど…。
僕の幸せは
春夏
BL
【完結しました】
【エールいただきました。ありがとうございます】
【たくさんの“いいね”ありがとうございます】
【たくさんの方々に読んでいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます!】
恋人に捨てられた悠の心情。
話は別れから始まります。全編が悠の視点です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる