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二章 くっつくな、はなれろ!
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「ねえ。なんでそんなに、わたしからはなれようとするの?」
「お前こそ、なんで、おれについてくるんだ⁉」
青空が広がり、朝日が輝く。絹のような白い雲が一面に広がり、風に運ばれて流れていく。四月はじめとあって吹きつける風はまだ冷たく感じるが、そのなかにはすでに花の香りを含んでいる。春の訪れを感じとってか、道行く人々の表情もどこか楽しそうだ。
そんなさわやかな朝の一時。海陽高校に向かう通学路に、そのさわやかさとは無縁な疑問と怒声が連鎖した。
「とにかく、もうついてくるな!」
野間口優司は、自分にピッタリ寄り添ってついてくる美少女にそう怒鳴ると、せかせかと早足で歩きだした。顔を真っ赤にし、眉を吊りあげ、あからさまな怒りの表情。道行く人か見れば『なにを、そんなに怒ってるんだ?』と尋ねたくなる態度である。
優司としては、なんとかして自分についてくるAI美少女のさきらを引き離したい。同じ制服を着た生徒たちがいっぱいの道を、できる限りの早足で歩いていく。しかし、そこはさすがアンドロイド。見た目は華奢な少女であっても、息ひとつ切らすことなく男の足についてくる。どう見ても、お淑やかに歩いているようにしか見えないのに、必死に早足で歩く優司にピッタリくっついているのだ。端から見ていると、なんとも奇妙な光景だった。
むしろ、優司の方こそ息が切れそうだった。普段、こんな早足で歩くことはないので、心臓がパンクしそうだ。そんな優司に向かい、さきらは答えた。
「行き先が同じなんだもの。一緒に行ったっていいじゃない」
「だからって! おれについてくることはないだろう。ひとりで行けばいいだろ!」
優司は息を切らしながら、なんとか吐き捨てる。
さきらはちょっと拗ねたように口にした。
「つれないわね。運命の出会いをした仲じゃない」
「なにが運命の出会いだ⁉ ただの偶然だろ」
「だとしても。フランスから来たばかりで、日本ははじめての女の子に『ひとりで行け!』なんて、つれなすぎるとは思わない? 案内役を買って出るのが侠気ってものでしょう」
「なにが女の子だ! 機械のくせに」
――機械のくせに。
そう言われても、さきらはとくに気分を害したようには見えなかった。そのかわり、『ふうん?』と意味ありげな視線で優司を見た。その視線は考えようによっては、機嫌を損ねられるよりよっぽど怖かったかも知れない。
いきなりだった。
いきなり、さきらが優司の右腕をつかんだ。そのまま自分の腕を絡め、しっかりと抱きついた。暖かな体温と柔らかな感触――そして、なによりも見事なまでにふくらんだふたつの胸――が、制服を通じて腕に伝わり、優司の血圧を一気に跳ねあげる。体中の血が頭にのぼり、顔が真っ赤になった。頭から湯気を噴き出しながら叫んだ。
「なにをする、はなせ!」
優司はそう叫んで振り払おうとした。しかし――。
振り払おうとして腕を動かせばうごかすほど、ふたつの柔らかなふくらみに食い込んでしまい、身動きとれなくなる。顔を真っ赤にして、硬直する。とくに、ある特定の箇所が。
「なにをあわてているの。わたしは機械なんでしょう?」
人間男子の生理現象を知ってか知らずか、さきらは平然としてそう言った。
「そ、それは……」
「だったら、気にすることはないじゃない。荷物をもっているのと同じ。それとも、女の子として認める? 認めるなら、きちんとエスコートしなさい」
どっちにしろ、はなれる気はないというわけだ。
さきらは優司を引っ張りながら、歩きはじめた。右肩にかけたバッグの肩紐を右手で軽く握り、息を切らすことも、ヒラヒラのミニスカートを乱すこともなく、静かに歩いている。それなのに、人ひとりを引っ張っていく。
優司は顔を真っ赤にして、なんとかはなれようとその身を仰け反らせているのに、かまわずに引きずられていくのだ。なんとも不思議な光景だった。
優司としては、こんな美少女に抱きつかれていてはたまったものではない。なにしろ、さきらはアンドロイドとは言え、瞳の色以外はどこからどう見ても人間の女の子。それも、絶世の清楚系美少女なのだ。
目立つ。
とにかく、目立つ。
すれちがう人々が老若男女を問わずに振り返り、見とれ、他の人にぶつかりそうになる。もし、これが、交通量の多い交差点ででもあったなら『交通妨害!』の一言で、警察に連れて行かれることだろう。それぐらい、すごい注目が集まっている。
自然、そのすぐそばにいる、と言うか『腕を組んでいる』優司にも視線が集まる。
「なんで、あんなやつが、あんなかわいい女の子と一緒なんだ?」
そんな、やっかみまじりの露骨な疑問の視線がネバネバとまとわりつく。
――目立ちたくないのに……なんで、こんなことになるんだ⁉
世の理不尽を怒りにかえて、心のなかで叫ぶ優司であった。電車のなかで痴漢の手からさきらを救ったことを、本気で後悔しはじめていた。
「はなせ! とにかく、はなせ」
顔を真っ赤にして、そう叫ぶ。
さきらはちょっと頬をふくらませた。そんな態度がまた人間の女の子そのもので、とにかくかわいい。愛らしい。さしもの優司も、一瞬でも振り返ってその表情を見ていれば、心を奪われたかも知れない。
「なんで、そんなにいやがるの? わたしと一緒にいたくない理由でもあるの?」
「目立つの、いやなんだよ! それに……」
「それに?」
「こんなところを見られたら……」
優司がそう言った、まさにそのとき。やたらと元気で明るい声がした。
「おっはよ~、ゆ~じ~」
少々、妙なイントネーションで優司の名を呼びながら、海陽高校の制服を着た女子が駆けてきた。
軽く波打つ長い茶髪。胸元のボタンを外し、適度に着崩した制服姿。校則ギリギリの短いスカート。歳の割におとなっぽいきれいな顔に、満面の笑みを浮かべている。その全身で『陽キャのギャル!』と宣言しているような女子生徒。その声に――。
「あ……」
と、優司は声をあげた。その表情が『見られてはいけないところを見られた!』という修羅場に踏み込んだ浮気男のものになっていた。自分でもそのことに気がつき、
――いやいや、こんな表情だったら、なおさら誤解されるだろ!
と、自分を叱りつけ、なんとか平静を装おうとする。
そんなことにはかまわずに、ギャルの女子生徒は優司のもとに駆けつけた。その勢いそのままに優司に抱きつき、『おはようの挨拶』と言うには少々、過激な態度を見せつけた。
「おっはよ~、ゆ~じ~」
と、満面の笑みで呼びかける。
「お、おはよう、坂口……さん」
優司は――いままでとは別の意味で――顔を赤くして、ようやくそう答えた。たちまち、陽キャのギャルは唇をとがらせ、不満いっぱいの顔になった。
そんな表情がとにかく様になるのが美少女の特権。アイドル主演のドラマのワンシーンのようだった。
「なによう、ゆ~じったら。相変わらず『坂口さん』? いつになったら彼女のこと、名前で呼ぶのよ?」
「い、いや、だって……」
優司は、相変わらず顔を真っ赤にしたまま顔をそらす。
気がついてみると、なかなかにすごい状況ではあった。
なにしろ、一方では清楚系の絶世の美少女にしっかり腕を組まれ、もう一方ではギャル系の美少女に全身で抱きつかれているのだ。世界中の男というおとこから呪い殺されそうなその構図。それなりに経験を積んだおとなの男だって舞いあがることだろう。ましてや、女慣れしていない思春期男子とあっては。
顔中を真っ赤にして硬直しているしかないことを、誰も責めることはできないだろう。
「彼女?」
陽キャのギャルの発言を聞きとがめたさきらがピクリと眉を動かしたのは、そのときだった。
「お前こそ、なんで、おれについてくるんだ⁉」
青空が広がり、朝日が輝く。絹のような白い雲が一面に広がり、風に運ばれて流れていく。四月はじめとあって吹きつける風はまだ冷たく感じるが、そのなかにはすでに花の香りを含んでいる。春の訪れを感じとってか、道行く人々の表情もどこか楽しそうだ。
そんなさわやかな朝の一時。海陽高校に向かう通学路に、そのさわやかさとは無縁な疑問と怒声が連鎖した。
「とにかく、もうついてくるな!」
野間口優司は、自分にピッタリ寄り添ってついてくる美少女にそう怒鳴ると、せかせかと早足で歩きだした。顔を真っ赤にし、眉を吊りあげ、あからさまな怒りの表情。道行く人か見れば『なにを、そんなに怒ってるんだ?』と尋ねたくなる態度である。
優司としては、なんとかして自分についてくるAI美少女のさきらを引き離したい。同じ制服を着た生徒たちがいっぱいの道を、できる限りの早足で歩いていく。しかし、そこはさすがアンドロイド。見た目は華奢な少女であっても、息ひとつ切らすことなく男の足についてくる。どう見ても、お淑やかに歩いているようにしか見えないのに、必死に早足で歩く優司にピッタリくっついているのだ。端から見ていると、なんとも奇妙な光景だった。
むしろ、優司の方こそ息が切れそうだった。普段、こんな早足で歩くことはないので、心臓がパンクしそうだ。そんな優司に向かい、さきらは答えた。
「行き先が同じなんだもの。一緒に行ったっていいじゃない」
「だからって! おれについてくることはないだろう。ひとりで行けばいいだろ!」
優司は息を切らしながら、なんとか吐き捨てる。
さきらはちょっと拗ねたように口にした。
「つれないわね。運命の出会いをした仲じゃない」
「なにが運命の出会いだ⁉ ただの偶然だろ」
「だとしても。フランスから来たばかりで、日本ははじめての女の子に『ひとりで行け!』なんて、つれなすぎるとは思わない? 案内役を買って出るのが侠気ってものでしょう」
「なにが女の子だ! 機械のくせに」
――機械のくせに。
そう言われても、さきらはとくに気分を害したようには見えなかった。そのかわり、『ふうん?』と意味ありげな視線で優司を見た。その視線は考えようによっては、機嫌を損ねられるよりよっぽど怖かったかも知れない。
いきなりだった。
いきなり、さきらが優司の右腕をつかんだ。そのまま自分の腕を絡め、しっかりと抱きついた。暖かな体温と柔らかな感触――そして、なによりも見事なまでにふくらんだふたつの胸――が、制服を通じて腕に伝わり、優司の血圧を一気に跳ねあげる。体中の血が頭にのぼり、顔が真っ赤になった。頭から湯気を噴き出しながら叫んだ。
「なにをする、はなせ!」
優司はそう叫んで振り払おうとした。しかし――。
振り払おうとして腕を動かせばうごかすほど、ふたつの柔らかなふくらみに食い込んでしまい、身動きとれなくなる。顔を真っ赤にして、硬直する。とくに、ある特定の箇所が。
「なにをあわてているの。わたしは機械なんでしょう?」
人間男子の生理現象を知ってか知らずか、さきらは平然としてそう言った。
「そ、それは……」
「だったら、気にすることはないじゃない。荷物をもっているのと同じ。それとも、女の子として認める? 認めるなら、きちんとエスコートしなさい」
どっちにしろ、はなれる気はないというわけだ。
さきらは優司を引っ張りながら、歩きはじめた。右肩にかけたバッグの肩紐を右手で軽く握り、息を切らすことも、ヒラヒラのミニスカートを乱すこともなく、静かに歩いている。それなのに、人ひとりを引っ張っていく。
優司は顔を真っ赤にして、なんとかはなれようとその身を仰け反らせているのに、かまわずに引きずられていくのだ。なんとも不思議な光景だった。
優司としては、こんな美少女に抱きつかれていてはたまったものではない。なにしろ、さきらはアンドロイドとは言え、瞳の色以外はどこからどう見ても人間の女の子。それも、絶世の清楚系美少女なのだ。
目立つ。
とにかく、目立つ。
すれちがう人々が老若男女を問わずに振り返り、見とれ、他の人にぶつかりそうになる。もし、これが、交通量の多い交差点ででもあったなら『交通妨害!』の一言で、警察に連れて行かれることだろう。それぐらい、すごい注目が集まっている。
自然、そのすぐそばにいる、と言うか『腕を組んでいる』優司にも視線が集まる。
「なんで、あんなやつが、あんなかわいい女の子と一緒なんだ?」
そんな、やっかみまじりの露骨な疑問の視線がネバネバとまとわりつく。
――目立ちたくないのに……なんで、こんなことになるんだ⁉
世の理不尽を怒りにかえて、心のなかで叫ぶ優司であった。電車のなかで痴漢の手からさきらを救ったことを、本気で後悔しはじめていた。
「はなせ! とにかく、はなせ」
顔を真っ赤にして、そう叫ぶ。
さきらはちょっと頬をふくらませた。そんな態度がまた人間の女の子そのもので、とにかくかわいい。愛らしい。さしもの優司も、一瞬でも振り返ってその表情を見ていれば、心を奪われたかも知れない。
「なんで、そんなにいやがるの? わたしと一緒にいたくない理由でもあるの?」
「目立つの、いやなんだよ! それに……」
「それに?」
「こんなところを見られたら……」
優司がそう言った、まさにそのとき。やたらと元気で明るい声がした。
「おっはよ~、ゆ~じ~」
少々、妙なイントネーションで優司の名を呼びながら、海陽高校の制服を着た女子が駆けてきた。
軽く波打つ長い茶髪。胸元のボタンを外し、適度に着崩した制服姿。校則ギリギリの短いスカート。歳の割におとなっぽいきれいな顔に、満面の笑みを浮かべている。その全身で『陽キャのギャル!』と宣言しているような女子生徒。その声に――。
「あ……」
と、優司は声をあげた。その表情が『見られてはいけないところを見られた!』という修羅場に踏み込んだ浮気男のものになっていた。自分でもそのことに気がつき、
――いやいや、こんな表情だったら、なおさら誤解されるだろ!
と、自分を叱りつけ、なんとか平静を装おうとする。
そんなことにはかまわずに、ギャルの女子生徒は優司のもとに駆けつけた。その勢いそのままに優司に抱きつき、『おはようの挨拶』と言うには少々、過激な態度を見せつけた。
「おっはよ~、ゆ~じ~」
と、満面の笑みで呼びかける。
「お、おはよう、坂口……さん」
優司は――いままでとは別の意味で――顔を赤くして、ようやくそう答えた。たちまち、陽キャのギャルは唇をとがらせ、不満いっぱいの顔になった。
そんな表情がとにかく様になるのが美少女の特権。アイドル主演のドラマのワンシーンのようだった。
「なによう、ゆ~じったら。相変わらず『坂口さん』? いつになったら彼女のこと、名前で呼ぶのよ?」
「い、いや、だって……」
優司は、相変わらず顔を真っ赤にしたまま顔をそらす。
気がついてみると、なかなかにすごい状況ではあった。
なにしろ、一方では清楚系の絶世の美少女にしっかり腕を組まれ、もう一方ではギャル系の美少女に全身で抱きつかれているのだ。世界中の男というおとこから呪い殺されそうなその構図。それなりに経験を積んだおとなの男だって舞いあがることだろう。ましてや、女慣れしていない思春期男子とあっては。
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