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第四話 海の王者だ、リヴァイアサン!
海王リヴァイアサン
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カティはさっそく、手頃な住人を捕まえて話を聞きだした。
と言っても、無理に脅すとか、そんなことをしたわけではない。相手の方も思いの丈を吐き出したかったのだろう。カティが尋ねるとすぐに話し出した。
「リヴァイアサンが表われたのさ」
その住人はそう言った。
船着き場に腰掛け、なにをするでもなく海を見つめながら酒瓶から直接、酒を飲んでいた。かなり度の強い酒らしく、その口からは思わず顔を背けたくなるような強い匂いが吐き出されていた。まわりにはすでに、空になった何本もの瓶が転がっている。
「リヴァイアサンは海の悪魔だ。やつはときおり表われては、大海嘯を起こして海辺の町を襲い、壊滅させる。やつが表われた以上、この町はもう終わりだ。やつの起こす高波に呑み込まれ、跡形もなく消え去るのみさ」
早く逃げろ。
その住人は酒瓶をあおりながらカティにそう言った。
「おれたちはこの町で生まれ育った。いまさら、他の町で生きていくなんざできない。この町と一緒に滅ぶ。だが、あんたは旅のものだろう。いつでも、どこにでも行けるはずだ。やつが表われる前によそに行きな。かわいい妹さんや、デッカい犬っころまでいるんだからな」
その住人はそう言いながら酒瓶をあおりつづけた。
「……リヴァイアサンか」
住人からはなれたあと――。
フェンリルがなにやら懐かしそうにその名を呼んだ。
「もう、そんな時期なのだな」
「そんな時期? どういう意味です?」
カティの問いに答えたのは幼女の姿をしたフェニックスだった。
「あやつめは活動に周期があるのじゃ。およそ、一〇〇年ごとに活動しては陸を襲うのじゃじゃ」
「おふたりはお知り合いなんですか?」
「我は陸の王。フェニックスは空の王。そして、リヴァイアサンは海の王。三界の覇者として生まれついた我らだからな。長い年月の間に戦ったことは幾度もある」
「なるほど。いろいろ因縁があるわけですね」
あまり興味なさそうにそう呟くカティを見て、フェニックスは不思議そうに尋ねた。
「なんじゃ、さっきから聞いておれば気のないことばかり。いつもの勢いはどうしたのじゃ。リヴァイアサンの乳には興味がないのかじゃじゃ?」
「えっ? だつて、リヴァイアサンってウミヘビでしょう? ウミヘビはおっぱい、出しませんもの」
その言葉に――。
フェンリルとフェニックスは互いの顔をマジマジと見つめ合った。
「……なるほど。人間たちはいまだにそう思っているのだな」
「無知な輩どもなのじゃ。相手の正体もつかめんのじゃじゃ」
「仕方あるまい。あやつは海の王。常に海のなかにいて、陸のものに全身を見せることはないのだからな」
「なんのことです?」
カティは頭の上に『?』マークを幾つも飛ばして質問した。
フェニックスが答えた。
「リヴァイアサンはウミヘビではない。クジラじゃ」
「クジラ?」
ギラリ、と、カティの目が光った。
「そうじゃ。それがいつの間にか、人間たちの間ではウミヘビとして語られるようになったのじゃ。そのことには、あやつ自身、迷惑がっていたのじゃじゃ」
「クジラ……。クジラと言えば海獣。海獣と言えば哺乳類。哺乳類と言えばおっぱいを出す!」
カティがグッと拳を握りしめて叫んだ。
普段の調子を取り戻したカティの姿にフェンリルとフェニックスは『カティはやはり、こうでなくては』と、互いの顔を見合わせ、うなずきあった。
「あたし、聞いたことがあります! クジラは赤ちゃんを早く、大きく育てなければならないため、陸上哺乳類よりずっと栄養価の高いおっぱいを出すって。それを聞いたとき以来、一度はクジラのおっぱいを使ってチーズを作りたいと思っていました! しかも、それが、伝説の海王リヴァイアサンだなんて……これはチャンスです、神会です。なんとしてもおっぱいをもらってチーズ作りましょう!」
「うむ、まあ、それが我らの旅の目的だからな」
「しかし、どうやって乳をもらうのじゃ? あやつは海の王。陸にも、空にも、あがってはこないのじゃじゃ」
「釣ります」
「釣る?」
「そうです。クジラと言えど海の生き物。海の生き物なら釣ればいいんです。そして、ひとたび、陸に釣りあげてしまえばこっちのもの。おっぱい、もらい放題です!」
「釣れるか? あやつは体長三〇メートルはあるぞ?」
「だいじょうぶ! ここは港町。港町なら漁師さんがいないはずがありません。クジラを釣ってくれる漁師さんを探せばいいんです!」
「リヴァイアサンを釣る? そんな物好きがおるのかじゃじゃ?」
「あやつにかかれば漁船なぞ、ふれただけで粉微塵だからな。危険が大きすぎる」
「危険がなんですか! チーズのためなら船が木っ端微塵になるぐらい、なんでもありません!」
「それは、そなただけだろう」
フェンリルはそう言ったが――。
カティはもちろん、聞いていない。ほとばしるチーズ愛の赴くままに駆け出している。
「さあ、行きますよ! 世界一のチーズを目指して世界の果てまで行進です!」
そんなカティの後ろ姿を見送りながら陸の王と空の王は――。
顔を見合わせ、溜め息をついたのだった。
その頃――。
町一番の網元のもとにその老人はいた。
すっかり色素を失った白い髪。苦悩の皺が刻み込まれた顔。右目には眼帯。左足は膝から下が木の棒だった。右肩の筋肉だけが異様なまでにふくれあがっている。
網元はその老人の言葉に戸惑いの声をあげた。
「リヴァイアサンを始末するから船を貸せだって?」
「そうだ」
「あんた、リヴァイアサンが何者かわかってるのかい? あいつは……」
「海の悪魔だ」
「そ、そうだ……」
「知っている。よく知っているとも。おれの故郷はあいつの引き起こした大海嘯に呑み込まれ、滅び去った」
「そ、そうか、それは……」
「次はこの町だ」
老人の言葉に――。
ギクリ、と、網元の心臓が鳴った。
「放っておけば必ずそうなる。おれの故郷がそうなったように、この町も大海嘯に呑まれ、建物は砕け、すべての生きとし生けるものは海に呑み込まれる。そんな事態を招きたいわけではあるまい?」
「もちろんだ!」
網元は即答した。
聞かれるまでもない。誰が自分の生まれ育った町が滅ぼされることなど望むというのか。網元がいまだにこの町に残っているのも、なんとかその破滅を回避する方法がないかと手を尽くして探っているからなのだ。
老人は網元に言った。
「ならば、おれに船を貸せ。おれがやつを始末してやる。おれは長いながい間、やつを追ってきた。やつのことは調べ尽くした。やつの生態も、やつの弱点も、すべて知り尽くしている。おれならやつを殺せる。仮に失敗したところで、縁もゆかりもないよそものがひとり、死ぬだけ。痛くもかゆくもなかろう。船は失われるがその分の金は払う」
「しかし、あんたひとりでは……」
「やつも一匹だ」
老人はそう答えた。そのとき――。
「いたあっー、おっぱいおっぱい……じゃない! エイハブ船長!」
「な、なんだ……?」
突然、頭の上に降りかかった若い娘のキンキン声。さしもの重厚な老人も呆気にとられ、振り向いた。
そこには、メイド姿の愛らしい幼女とデッカい犬とを従えた、デイリーメイド姿の、見た目ばかりは『貴族令嬢』と言っても通る若い娘が立っていた。
その若い娘は怒濤の勢いで老人に詰め寄った。
「あなたがエイハブ船長ですね⁉ 町であなたの噂を聞いてきました。リヴァイアサンを捕えるために生涯を懸けている銛打ちがいるって。あたしはカッテージ・カマンベール。世界一のチーズ職人を目指すごく普通で平凡な娘です。カティと呼んでください」
どこが普通で平凡だ、と、フェンリルやフェニックスならツッコむにちがいないことを臆面もなく言い放ち、さらにつめよるカティであった。
「あたしも手伝います! ぜひとも、リヴァイアサンを釣りあげてください、エイハブ船長!」
「つ、釣りあげろだと? おれはやつを殺すために……というか、『エイハブ船長』とは誰のことだ。おれの名前は……」
「クジラを捕えるために執念を燃やす海の男。エイハブ船長に決まっています! さあ、行きましょう、エイハブ船長! 船はすでに借りてあります。リヴァイアサンを釣りあげて、おっぱいもらって、世界一のチーズ作りです!」
カティはそう言い切ると、わけもわからずうろたえる老人を引っ張っていった。あとには唖然として言葉もない網元だけが残された。
そして――。
その様子を見守っていたフェニックスとフェンリルは言葉を交わし合っていた。
「『エイハブ船長』とは誰のことなのじゃじゃ?」
「知らぬ。あやつは時々、わけのわからないことを言う」
と言っても、無理に脅すとか、そんなことをしたわけではない。相手の方も思いの丈を吐き出したかったのだろう。カティが尋ねるとすぐに話し出した。
「リヴァイアサンが表われたのさ」
その住人はそう言った。
船着き場に腰掛け、なにをするでもなく海を見つめながら酒瓶から直接、酒を飲んでいた。かなり度の強い酒らしく、その口からは思わず顔を背けたくなるような強い匂いが吐き出されていた。まわりにはすでに、空になった何本もの瓶が転がっている。
「リヴァイアサンは海の悪魔だ。やつはときおり表われては、大海嘯を起こして海辺の町を襲い、壊滅させる。やつが表われた以上、この町はもう終わりだ。やつの起こす高波に呑み込まれ、跡形もなく消え去るのみさ」
早く逃げろ。
その住人は酒瓶をあおりながらカティにそう言った。
「おれたちはこの町で生まれ育った。いまさら、他の町で生きていくなんざできない。この町と一緒に滅ぶ。だが、あんたは旅のものだろう。いつでも、どこにでも行けるはずだ。やつが表われる前によそに行きな。かわいい妹さんや、デッカい犬っころまでいるんだからな」
その住人はそう言いながら酒瓶をあおりつづけた。
「……リヴァイアサンか」
住人からはなれたあと――。
フェンリルがなにやら懐かしそうにその名を呼んだ。
「もう、そんな時期なのだな」
「そんな時期? どういう意味です?」
カティの問いに答えたのは幼女の姿をしたフェニックスだった。
「あやつめは活動に周期があるのじゃ。およそ、一〇〇年ごとに活動しては陸を襲うのじゃじゃ」
「おふたりはお知り合いなんですか?」
「我は陸の王。フェニックスは空の王。そして、リヴァイアサンは海の王。三界の覇者として生まれついた我らだからな。長い年月の間に戦ったことは幾度もある」
「なるほど。いろいろ因縁があるわけですね」
あまり興味なさそうにそう呟くカティを見て、フェニックスは不思議そうに尋ねた。
「なんじゃ、さっきから聞いておれば気のないことばかり。いつもの勢いはどうしたのじゃ。リヴァイアサンの乳には興味がないのかじゃじゃ?」
「えっ? だつて、リヴァイアサンってウミヘビでしょう? ウミヘビはおっぱい、出しませんもの」
その言葉に――。
フェンリルとフェニックスは互いの顔をマジマジと見つめ合った。
「……なるほど。人間たちはいまだにそう思っているのだな」
「無知な輩どもなのじゃ。相手の正体もつかめんのじゃじゃ」
「仕方あるまい。あやつは海の王。常に海のなかにいて、陸のものに全身を見せることはないのだからな」
「なんのことです?」
カティは頭の上に『?』マークを幾つも飛ばして質問した。
フェニックスが答えた。
「リヴァイアサンはウミヘビではない。クジラじゃ」
「クジラ?」
ギラリ、と、カティの目が光った。
「そうじゃ。それがいつの間にか、人間たちの間ではウミヘビとして語られるようになったのじゃ。そのことには、あやつ自身、迷惑がっていたのじゃじゃ」
「クジラ……。クジラと言えば海獣。海獣と言えば哺乳類。哺乳類と言えばおっぱいを出す!」
カティがグッと拳を握りしめて叫んだ。
普段の調子を取り戻したカティの姿にフェンリルとフェニックスは『カティはやはり、こうでなくては』と、互いの顔を見合わせ、うなずきあった。
「あたし、聞いたことがあります! クジラは赤ちゃんを早く、大きく育てなければならないため、陸上哺乳類よりずっと栄養価の高いおっぱいを出すって。それを聞いたとき以来、一度はクジラのおっぱいを使ってチーズを作りたいと思っていました! しかも、それが、伝説の海王リヴァイアサンだなんて……これはチャンスです、神会です。なんとしてもおっぱいをもらってチーズ作りましょう!」
「うむ、まあ、それが我らの旅の目的だからな」
「しかし、どうやって乳をもらうのじゃ? あやつは海の王。陸にも、空にも、あがってはこないのじゃじゃ」
「釣ります」
「釣る?」
「そうです。クジラと言えど海の生き物。海の生き物なら釣ればいいんです。そして、ひとたび、陸に釣りあげてしまえばこっちのもの。おっぱい、もらい放題です!」
「釣れるか? あやつは体長三〇メートルはあるぞ?」
「だいじょうぶ! ここは港町。港町なら漁師さんがいないはずがありません。クジラを釣ってくれる漁師さんを探せばいいんです!」
「リヴァイアサンを釣る? そんな物好きがおるのかじゃじゃ?」
「あやつにかかれば漁船なぞ、ふれただけで粉微塵だからな。危険が大きすぎる」
「危険がなんですか! チーズのためなら船が木っ端微塵になるぐらい、なんでもありません!」
「それは、そなただけだろう」
フェンリルはそう言ったが――。
カティはもちろん、聞いていない。ほとばしるチーズ愛の赴くままに駆け出している。
「さあ、行きますよ! 世界一のチーズを目指して世界の果てまで行進です!」
そんなカティの後ろ姿を見送りながら陸の王と空の王は――。
顔を見合わせ、溜め息をついたのだった。
その頃――。
町一番の網元のもとにその老人はいた。
すっかり色素を失った白い髪。苦悩の皺が刻み込まれた顔。右目には眼帯。左足は膝から下が木の棒だった。右肩の筋肉だけが異様なまでにふくれあがっている。
網元はその老人の言葉に戸惑いの声をあげた。
「リヴァイアサンを始末するから船を貸せだって?」
「そうだ」
「あんた、リヴァイアサンが何者かわかってるのかい? あいつは……」
「海の悪魔だ」
「そ、そうだ……」
「知っている。よく知っているとも。おれの故郷はあいつの引き起こした大海嘯に呑み込まれ、滅び去った」
「そ、そうか、それは……」
「次はこの町だ」
老人の言葉に――。
ギクリ、と、網元の心臓が鳴った。
「放っておけば必ずそうなる。おれの故郷がそうなったように、この町も大海嘯に呑まれ、建物は砕け、すべての生きとし生けるものは海に呑み込まれる。そんな事態を招きたいわけではあるまい?」
「もちろんだ!」
網元は即答した。
聞かれるまでもない。誰が自分の生まれ育った町が滅ぼされることなど望むというのか。網元がいまだにこの町に残っているのも、なんとかその破滅を回避する方法がないかと手を尽くして探っているからなのだ。
老人は網元に言った。
「ならば、おれに船を貸せ。おれがやつを始末してやる。おれは長いながい間、やつを追ってきた。やつのことは調べ尽くした。やつの生態も、やつの弱点も、すべて知り尽くしている。おれならやつを殺せる。仮に失敗したところで、縁もゆかりもないよそものがひとり、死ぬだけ。痛くもかゆくもなかろう。船は失われるがその分の金は払う」
「しかし、あんたひとりでは……」
「やつも一匹だ」
老人はそう答えた。そのとき――。
「いたあっー、おっぱいおっぱい……じゃない! エイハブ船長!」
「な、なんだ……?」
突然、頭の上に降りかかった若い娘のキンキン声。さしもの重厚な老人も呆気にとられ、振り向いた。
そこには、メイド姿の愛らしい幼女とデッカい犬とを従えた、デイリーメイド姿の、見た目ばかりは『貴族令嬢』と言っても通る若い娘が立っていた。
その若い娘は怒濤の勢いで老人に詰め寄った。
「あなたがエイハブ船長ですね⁉ 町であなたの噂を聞いてきました。リヴァイアサンを捕えるために生涯を懸けている銛打ちがいるって。あたしはカッテージ・カマンベール。世界一のチーズ職人を目指すごく普通で平凡な娘です。カティと呼んでください」
どこが普通で平凡だ、と、フェンリルやフェニックスならツッコむにちがいないことを臆面もなく言い放ち、さらにつめよるカティであった。
「あたしも手伝います! ぜひとも、リヴァイアサンを釣りあげてください、エイハブ船長!」
「つ、釣りあげろだと? おれはやつを殺すために……というか、『エイハブ船長』とは誰のことだ。おれの名前は……」
「クジラを捕えるために執念を燃やす海の男。エイハブ船長に決まっています! さあ、行きましょう、エイハブ船長! 船はすでに借りてあります。リヴァイアサンを釣りあげて、おっぱいもらって、世界一のチーズ作りです!」
カティはそう言い切ると、わけもわからずうろたえる老人を引っ張っていった。あとには唖然として言葉もない網元だけが残された。
そして――。
その様子を見守っていたフェニックスとフェンリルは言葉を交わし合っていた。
「『エイハブ船長』とは誰のことなのじゃじゃ?」
「知らぬ。あやつは時々、わけのわからないことを言う」
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