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王国編
転入試験 中編
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え?予定より早く入れるかもしれない試験を受けるかって?
そんなもん。
「「「やります!」」」
俺達3人の意見は一致していた。
そんなものわかりきっている。
その答えを聞いた王は
「ほっほっほ。そうかそうか。」
と、いつもの明るい笑顔でそう言ったのだった。
「転入試験は普通の入試より難しいがそれでもやるのか?」
師匠はニヤリとしてそう言った。
難しい?そんなもの関係ない。
俺は師匠の方を真っ直ぐ見て
「やるに決まってるでしょ?」
こう宣言したのであった。
「なら転入試験の内容を説明してやる。よく聞けよ」
師匠の問いに、俺達は力強く頷く。
「転入試験は三つあって、それぞれの試験を合格しなければ転入は認められない。一つ目は座学。まぁこれならお前らなら大丈夫だろう。7割あっていればこの試験はクリアだ。」
「ん。7割でいいの?」
雪が師匠にそう尋ねた。
「あぁ7割以上で合格だ。」
「余裕だね。」
そう雪に微笑みかけられる。
まぁうん。一年かけて詰め込んだんだ。余裕だな。
ともはるも余裕そうだし。
そんな話をしていたら王が
「ベル。こやつら武も学もあるとは。やるのう。ちなみにあの学校の座学はこの国でトップクラスなのだがな。」
あははは。なんで俺達一年でトップクラスの異界の勉強叩き込まれてんの?なにこれ初めて知った。
まぁいい。
試験の内容に移ってもらおう。
「師匠次の試験は?」
俺がそう聞くと
「あぁ。次は選ぶ試験だな。魔力の測定か、剣の実技だ。魔力の測定の方はともはるの総魔力の5分の1あればクリアだな。剣技の方はめんどいから説明省くけどお前らならどっちを選んでも余裕だぞ。」
師匠はそう言う。
確かに余裕だ。
「なぜともはる基準なのだ?」
そう王が青ざめた表情で言う。
なんであおざめてるか知らないが答えた方がいいよな?
「ともはるの魔力量がこの中で一番少ないからです」
王は口を大きく開けて驚く。
「この試験の魔力測定は上級魔法5回分に匹敵するんじゃぞ!?それでもまだともはるの5分の1?しかも一番少ないともはるが、か!?」
えーー。
「そろそろ次の試験の内容に入ってもいいか?次の試験は模擬戦だ。『魔女』クオリアか『剣聖』ランスロット。どちらかと戦ってもらう。それで認められたら転入できる。」
俺達3人の雰囲気が一気に張り詰めた。
なぜならその2人は
俺達が必ず倒すと決めていたターゲットだったからだ。
魔法で最高峰の技量を持つ者にしか認められない二つ名『魔女』
剣技で最高峰の技量を持つ者にしか認められない二つ名『剣聖』
この二つ名を俺達が奪う為だ。
そんなもん。
「「「やります!」」」
俺達3人の意見は一致していた。
そんなものわかりきっている。
その答えを聞いた王は
「ほっほっほ。そうかそうか。」
と、いつもの明るい笑顔でそう言ったのだった。
「転入試験は普通の入試より難しいがそれでもやるのか?」
師匠はニヤリとしてそう言った。
難しい?そんなもの関係ない。
俺は師匠の方を真っ直ぐ見て
「やるに決まってるでしょ?」
こう宣言したのであった。
「なら転入試験の内容を説明してやる。よく聞けよ」
師匠の問いに、俺達は力強く頷く。
「転入試験は三つあって、それぞれの試験を合格しなければ転入は認められない。一つ目は座学。まぁこれならお前らなら大丈夫だろう。7割あっていればこの試験はクリアだ。」
「ん。7割でいいの?」
雪が師匠にそう尋ねた。
「あぁ7割以上で合格だ。」
「余裕だね。」
そう雪に微笑みかけられる。
まぁうん。一年かけて詰め込んだんだ。余裕だな。
ともはるも余裕そうだし。
そんな話をしていたら王が
「ベル。こやつら武も学もあるとは。やるのう。ちなみにあの学校の座学はこの国でトップクラスなのだがな。」
あははは。なんで俺達一年でトップクラスの異界の勉強叩き込まれてんの?なにこれ初めて知った。
まぁいい。
試験の内容に移ってもらおう。
「師匠次の試験は?」
俺がそう聞くと
「あぁ。次は選ぶ試験だな。魔力の測定か、剣の実技だ。魔力の測定の方はともはるの総魔力の5分の1あればクリアだな。剣技の方はめんどいから説明省くけどお前らならどっちを選んでも余裕だぞ。」
師匠はそう言う。
確かに余裕だ。
「なぜともはる基準なのだ?」
そう王が青ざめた表情で言う。
なんであおざめてるか知らないが答えた方がいいよな?
「ともはるの魔力量がこの中で一番少ないからです」
王は口を大きく開けて驚く。
「この試験の魔力測定は上級魔法5回分に匹敵するんじゃぞ!?それでもまだともはるの5分の1?しかも一番少ないともはるが、か!?」
えーー。
「そろそろ次の試験の内容に入ってもいいか?次の試験は模擬戦だ。『魔女』クオリアか『剣聖』ランスロット。どちらかと戦ってもらう。それで認められたら転入できる。」
俺達3人の雰囲気が一気に張り詰めた。
なぜならその2人は
俺達が必ず倒すと決めていたターゲットだったからだ。
魔法で最高峰の技量を持つ者にしか認められない二つ名『魔女』
剣技で最高峰の技量を持つ者にしか認められない二つ名『剣聖』
この二つ名を俺達が奪う為だ。
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