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病理学篇
肝臓Ⅳ
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E.ウイルス性肝炎
・ウイルスによる肝細胞の変性壊死、及びそれに続く二次的反応としての炎症細胞浸潤。
・炎症細胞は肝小葉より門脈域(グリソン鞘)に主にみられる。
・現在明らかになっている肝炎ウイルスは、A, B, C, D, E型の5種。
1.肝炎ウイルスによる肝炎
【A.A型肝炎type A hepatitis】
【概念・成因】
・A型肝炎ウイルスhepatitis A virus(HAV)。
・RNAウイルス(ピコルナウイルスの一種)。
・経口感染による急性肝炎。
【臨床との関連】
・慢性化することなく治癒するが、稀に劇症肝炎となる。
劇症肝炎
広汎な肝細胞壊死のため急速に肝機能障害が機能障害が進行し、数日~10日前後で肝不全のため死亡する。予後不良な肝炎。
【B.B型肝炎type B hepatitis】
【概念・成因】
・B型肝炎ウイルスhepatitis B virus (HBV) 。
・DNAウイルス(ヘパドナウイルスの一種)。
・血液、精液、唾液等の体液を介して感染。
・輸血による感染は殆どみられなくなった。
・ウイルス抗原:
・表面抗原hepatitis B surface antigen;HBs抗原
・コア抗原hepatitis B core antigen;HBc抗原
・コアe抗原hepatitis B e antigen;HBe抗原*envelope
・HBe抗原は可溶性蛋白質で、血中にも出現する。
・HBe抗原陽性時は感染力が強い。
・ウイルスによる肝細胞の変性壊死、及びそれに続く二次的反応としての炎症細胞浸潤。
・炎症細胞は肝小葉より門脈域(グリソン鞘)に主にみられる。
・現在明らかになっている肝炎ウイルスは、A, B, C, D, E型の5種。
1.肝炎ウイルスによる肝炎
【A.A型肝炎type A hepatitis】
【概念・成因】
・A型肝炎ウイルスhepatitis A virus(HAV)。
・RNAウイルス(ピコルナウイルスの一種)。
・経口感染による急性肝炎。
【臨床との関連】
・慢性化することなく治癒するが、稀に劇症肝炎となる。
劇症肝炎
広汎な肝細胞壊死のため急速に肝機能障害が機能障害が進行し、数日~10日前後で肝不全のため死亡する。予後不良な肝炎。
【B.B型肝炎type B hepatitis】
【概念・成因】
・B型肝炎ウイルスhepatitis B virus (HBV) 。
・DNAウイルス(ヘパドナウイルスの一種)。
・血液、精液、唾液等の体液を介して感染。
・輸血による感染は殆どみられなくなった。
・ウイルス抗原:
・表面抗原hepatitis B surface antigen;HBs抗原
・コア抗原hepatitis B core antigen;HBc抗原
・コアe抗原hepatitis B e antigen;HBe抗原*envelope
・HBe抗原は可溶性蛋白質で、血中にも出現する。
・HBe抗原陽性時は感染力が強い。
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