冷徹の魔法師

ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ

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第1章  闇に潜む

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「キャアアアアアア!」
 無数の甲高い悲鳴が、建物内に反響した。
「やべぇー。これは、早くなんとかしたいと・・・・・・」
 建物内の部屋の明かりが次から次へと、点いていく。
(これは、魔法を使わねぇーと、ここのママじゃ捕まるな)
 そう焦りながらも、灯馬はどうにか、穏便に済ませようとする。
 さて、どうするか。
「す、すまない。ここにはただ不可抗力で、そもそもここがなんなのかも知らずに・・・・・・」
 灯馬は外で出会した人となんとか言い訳をする。
 すると、次から次へと、人が集まってくる。
「ちっ・・・・・・」
 舌打ちをする。
 まぁ、こんな夜更けに女子の部屋に入り込んでしまったらこうなるわな・・・・・・」
「お前が女子寮の侵入者か!」
「先生達を呼んできて!」
「ちょっ! これには、訳があってだな・・・・・・。ってーーーー聞いてないし・・・・・・」
 必死に言い訳をしようとするが、灯馬にとって部が悪すぎる。
(いつの間に人が)
「本当に不味いな」
 灯馬はここを突破するために走り出す。
 同じくらいの歳が相手だったら負けるはずがない。
「そこを退いて貰おうか!」
「誰も通すな! 魔法で対抗するぞ!」
どうにか、蜂の巣にされそうになった密集から抜け出した灯馬は、敷地内を駆け抜ける。
 翔んでくる攻撃魔法。
 多くの建物内のがそびえ立つ。
「もしかして、ここはーーーー」
 灯馬は何かに気づく。
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