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第5章 同じ日に同じ夢を見るということは非合理的な空想論である
032 同じ日に同じ夢を見るということは非合理的な空想論であるⅤ
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そして、今日も長い一日が終わろうとしていたのである。俺はバス停まで傘を差しながら向かった。女子三人組は夏目の車に乗って帰り、俺と善政は誘われることはなかった。
まあ、女子の車に男二人が乗ったら車内が狭くなるのもあるが、女子の車は女子の部屋と同じくらいデリケートなものだから俺らは遠慮したのだ。
バス停で十分くらい待つと、行き先の違うバスが二台到着した。前にあるバスに乗車し、電子マネーを使用した。バス内は五時台のバスなのに人はそこまで多くなかった。俺らは出口に近い一番前の席に座り、バスに揺られながら、雨の奏でる演奏を聴き、三十分間温かい空間で仮眠を取った。
寝ている間に俺は大学生になって今までの出来事を思い出していた。普通は簡単には集まらないメンバー、冬月梓の謎、そして、俺の周りに集まる奴らが人とは程遠いそれぞれ個性の強いメンバーであること。しかし、藤原先生はよく、こいつらを説得できるし、今でも何を考えているのか本当の理由が分からない。
でも、俺はこの生活を少し好んでいるところがどこかにはあるのかもしれない。
どこが……?
なんで……?
どうして……?
何でそうなるのか、俺の答えはまだ、見つかっていないのだろう。それは、彼ら彼女らも一緒だ。集まっては目的のないゴールへと進んでいるような気がする。たとえ、そこにゴールがあったとしてもその先は?また、長いレールを歩むのか?そんなのしっちゃこっちゃない。俺は俺なりに生きていればそれでいいのかもしれない。
そう考えているうちに、バスは駅前に到着していた。先に立っていた人が降りていき、それから俺たちもバスから降りた。善政は駐輪所に自転車を置いていると言って先に帰った。俺は少し、この濁った空をベンチに座りながら見続けていた。
家に帰ると、両親は仕事で夜遅くまで帰ってこず、夕食はまだ出来ていなかった。妹は定期テストで部屋にこもったまま外に一歩も出ていない。冷蔵庫にある余り物で簡単に作ったりして、その間で風呂や洗濯物《せんたくもの》を畳んだ。
時刻はもうすぐ、夜の八時ごろになった頃に妹はお腹を空かせて部屋から出てきた。温かいご飯とおかずを出して、二人揃って夕食を食べた。
風呂は一番風呂ではなく、二番風呂だがそれでもまだ温度は保っていた。泡立つシャンプーを水で洗い。冷え切った体を一瞬にいて暖かくするお湯はありがたいものだと思った。
十時頃にようやく自分の時間が出来るようになり、ネットテレビを見ながらパソコンでシステムプログラミングの復習をしていた。情報化は何かとパソコンを起動する機会が多く。使う日に連れて速度が少しずつ遅くなっていく。俺の部屋にはデスクトップが三台横に並んでハードディスクをしっかりと整備されている。普通はここまでは揃うことはないのだが、今までためてきた貯金で今年初めて購入したものだ。
真ん中に映っている画面にはいくつものアイコンが表示されている。終わるまでずっと画面と向き合ってやっているといつの間にか深夜一時を過ぎていた。そろそろ寝ようと電源を切って、トイレに向かうと妹の佑理の部屋はまだ、明るかった。
トイレに行った後、布団に入って、眠くなるのを待ちながらテレビをずっと見ていた。そして、いつの間にか俺は目蓋を閉じて眠っていた。
俺は眠っている時に今朝の話を思い出していた。夢や二次元はこの眠っている間に妄想の中で勝手に実現されることが多いが、そのほとんどが悪夢であることが調査で分かっているらしい。しかし、医学界ではこの論文について公表をされているが今一つ専門過ぎて理解が出来ない。夢は寝ていると時から覚醒する時、人は現実世界を把握するのに数分はかかるらしい。人間というのはこの世界の中で一番謎な生き物かもしれないと俺は思う。食物連鎖の時のピラミッド型で考えると必ず人間が頂点にくる。これは人間を食料にすることが出来ないからそう来るのであって、だから、この世の中、政治や規則ごとや国なのが出来たのであろう。
そして、俺は深い眠りについた。
布団の中は少し寒く感じるが、足元の方は何故か知らない感覚であった。
俺は目を開けると、
「……?」
呼吸の仕方、自分の感覚、部屋の匂いがいつもとは違って見えた。体を起こし、部屋全体を見渡すと俺は自分の目を疑った。
そこはさっきまでとは違った見知らぬ部屋だ。
「……?」
机に置いてあるはずのデスクトップはなく。本棚がずらりと置いてあった。自分の要旨は女子向けの寝間着に胸はそこまでなかった。髪の毛は黒髪で腰の位置まで伸びている。
……何かがおかしい。夢でもこれは夢過ぎである。
どう見ても、これは女性の体だよな。でも、俺が見る夢ってこんなのだっけ……。これは初めて見る夢だな。
俺は何だか、お腹が減った。布団から出て、部屋の明かりをつける。そこには女子の部屋にしては可愛らしいと言っては可愛らしいが、本の量が半端ない。しかし、これも夢だ。夢がそうしているに違いない。
まあ、女子の車に男二人が乗ったら車内が狭くなるのもあるが、女子の車は女子の部屋と同じくらいデリケートなものだから俺らは遠慮したのだ。
バス停で十分くらい待つと、行き先の違うバスが二台到着した。前にあるバスに乗車し、電子マネーを使用した。バス内は五時台のバスなのに人はそこまで多くなかった。俺らは出口に近い一番前の席に座り、バスに揺られながら、雨の奏でる演奏を聴き、三十分間温かい空間で仮眠を取った。
寝ている間に俺は大学生になって今までの出来事を思い出していた。普通は簡単には集まらないメンバー、冬月梓の謎、そして、俺の周りに集まる奴らが人とは程遠いそれぞれ個性の強いメンバーであること。しかし、藤原先生はよく、こいつらを説得できるし、今でも何を考えているのか本当の理由が分からない。
でも、俺はこの生活を少し好んでいるところがどこかにはあるのかもしれない。
どこが……?
なんで……?
どうして……?
何でそうなるのか、俺の答えはまだ、見つかっていないのだろう。それは、彼ら彼女らも一緒だ。集まっては目的のないゴールへと進んでいるような気がする。たとえ、そこにゴールがあったとしてもその先は?また、長いレールを歩むのか?そんなのしっちゃこっちゃない。俺は俺なりに生きていればそれでいいのかもしれない。
そう考えているうちに、バスは駅前に到着していた。先に立っていた人が降りていき、それから俺たちもバスから降りた。善政は駐輪所に自転車を置いていると言って先に帰った。俺は少し、この濁った空をベンチに座りながら見続けていた。
家に帰ると、両親は仕事で夜遅くまで帰ってこず、夕食はまだ出来ていなかった。妹は定期テストで部屋にこもったまま外に一歩も出ていない。冷蔵庫にある余り物で簡単に作ったりして、その間で風呂や洗濯物《せんたくもの》を畳んだ。
時刻はもうすぐ、夜の八時ごろになった頃に妹はお腹を空かせて部屋から出てきた。温かいご飯とおかずを出して、二人揃って夕食を食べた。
風呂は一番風呂ではなく、二番風呂だがそれでもまだ温度は保っていた。泡立つシャンプーを水で洗い。冷え切った体を一瞬にいて暖かくするお湯はありがたいものだと思った。
十時頃にようやく自分の時間が出来るようになり、ネットテレビを見ながらパソコンでシステムプログラミングの復習をしていた。情報化は何かとパソコンを起動する機会が多く。使う日に連れて速度が少しずつ遅くなっていく。俺の部屋にはデスクトップが三台横に並んでハードディスクをしっかりと整備されている。普通はここまでは揃うことはないのだが、今までためてきた貯金で今年初めて購入したものだ。
真ん中に映っている画面にはいくつものアイコンが表示されている。終わるまでずっと画面と向き合ってやっているといつの間にか深夜一時を過ぎていた。そろそろ寝ようと電源を切って、トイレに向かうと妹の佑理の部屋はまだ、明るかった。
トイレに行った後、布団に入って、眠くなるのを待ちながらテレビをずっと見ていた。そして、いつの間にか俺は目蓋を閉じて眠っていた。
俺は眠っている時に今朝の話を思い出していた。夢や二次元はこの眠っている間に妄想の中で勝手に実現されることが多いが、そのほとんどが悪夢であることが調査で分かっているらしい。しかし、医学界ではこの論文について公表をされているが今一つ専門過ぎて理解が出来ない。夢は寝ていると時から覚醒する時、人は現実世界を把握するのに数分はかかるらしい。人間というのはこの世界の中で一番謎な生き物かもしれないと俺は思う。食物連鎖の時のピラミッド型で考えると必ず人間が頂点にくる。これは人間を食料にすることが出来ないからそう来るのであって、だから、この世の中、政治や規則ごとや国なのが出来たのであろう。
そして、俺は深い眠りについた。
布団の中は少し寒く感じるが、足元の方は何故か知らない感覚であった。
俺は目を開けると、
「……?」
呼吸の仕方、自分の感覚、部屋の匂いがいつもとは違って見えた。体を起こし、部屋全体を見渡すと俺は自分の目を疑った。
そこはさっきまでとは違った見知らぬ部屋だ。
「……?」
机に置いてあるはずのデスクトップはなく。本棚がずらりと置いてあった。自分の要旨は女子向けの寝間着に胸はそこまでなかった。髪の毛は黒髪で腰の位置まで伸びている。
……何かがおかしい。夢でもこれは夢過ぎである。
どう見ても、これは女性の体だよな。でも、俺が見る夢ってこんなのだっけ……。これは初めて見る夢だな。
俺は何だか、お腹が減った。布団から出て、部屋の明かりをつける。そこには女子の部屋にしては可愛らしいと言っては可愛らしいが、本の量が半端ない。しかし、これも夢だ。夢がそうしているに違いない。
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