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番外編 新たな時代を切り拓く一歩
うちの子天才!
「『風よ』――!!」
詠唱をすると、ひゅるると音を鳴らしながら温かな春の風が三秒ほど吹き付けた。髪を優しく揺らした程度だが、確かに魔法が発動していた。
「すごいよ。フィル」
「ふぃる、りっぱなまほーつかい」
「すごい、すごいよ。フィル。俺はまだその年じゃ、魔法が使えなかったから。フィルは天才だ」
えっへん、と小さな胸を張って喜ぶ我が子の頭を優しく撫でる。やわらかい黒髪は指の隙間を通り抜けていき、太陽の光を反射してキラキラと輝いていた。
ディーデリヒ先生立ち合いのもと、フィルマメントの魔法の授業を見学させてもらっていた。
彼の教え方が上手いのはここ三十分程度見ているだけでもよく分かったし、それに対するフィルマメントの呑み込みの早さや、勉強に向かう姿勢がとてもよく、習得が早いわけもよく分かった。相乗効果が生まれているんだな、と見ていてほっこりする。
ようやく報告書をまとめることができ、少しの時間が空いた。
とはいっても、まだまだやらなければならない仕事は山積みで、このあとはすぐに私室に戻って資料の作成に戻らなければならない。ファルファラ王国への訪問も迫ってきているため、改めてなにを話すのかもまとめなければならない。相手はクラウディオ陛下だ。一筋縄ではいかないだろうし、最近ではあまりいい噂を聞かない。もしかすると、魔塔と結託し、ステュルカ聖王国についたんじゃないかともフロリアン卿は見ているらしい。ただ、あくまで可能性の話であり断定はできない。そもそも、王家からしてみれば魔塔は敵対する組織であり、長年いがみ合ってきた。それは王家が所有しているフィアンマの腕が原因となっているので、今更和解……なんてことはありえないだろう。トップが変わってコロッと解決する問題でもない。
それに、フィアンマの腕――つまり竜の力を独占したいとなれば、王家が魔塔と手を組む理由は絶対にないのだ。すでに、魔塔はどこかから入手したフィアンマの血を使い、人体実験を行っており、その実験のなれのはてを宮殿に送り込んでいる。俺も実際にこの目で適合せず、身体が異形とかしてしまった人間のなれのはてをみた。そして、その怪物となった人間を倒したのはレティシアだった。
フィアンマの血によって形が変えられたものを救済できるのは彼女だけというメッセージなのか、単に彼女が強かったからなのか。思えば、あの日そのことはうやむやにしてしまったなと思うのだ。
フィアンマの血に適合した人間の中で最も適合率がいいのがレティシアであり、彼女はアルカンシエル王国の王家に嫁ぐことになっている。
あの王家が一番適合率のいいレティシアを政略結婚とはいえ他国へ寄こすとは思ってもいなかったのだが、決定事項のため今更変わったりしないだろう。もしくは、レティシアを送り込んだ後、何か仕掛けてくるつもりか……
(いや、それは考えすぎだな)
アルチュールもクラウディオ陛下については非常にやりにくい相手だと言っていたし、苦手意識があるようだ。だから、そこに付け込まれる可能性はあるのだが、クラウディオ陛下がレティシア一人のためにそこまで壮大な計画を練っているとは思えない。もしそうなら、アルチュールも気付いているはずだ。頭のキレや、人の深層心理を突くのがアルチュールの得意分野だったし、クラウディオ陛下とは頭脳戦を水面下で繰り広げているのかもしれない。
彼らは感情的にならないがゆえに、公にぶつかることはないが、お互いに食えないやつと思っているのかもしれない。
とにかくレティシアについてはフィアンマの血に最も適合した王女ということもあり、アルカンシエル王国でもその扱いに困るだろう。まあただ、アルカンシエル王国の国民に彼女のバックボーンについてどこまで公表するかまだ分からないし、言わずにただ強い王女として迎え入れるのかもしれない。
ここからの国の同行にも目が離せない。
俺は、あれこれと思考を巡らせながら、今魔法を発動させたフィルマメントをほめたたえた。褒めて褒めて褒めまくったのだ。
実際に俺はこの子の年でここまで魔法を自由自在に操ることはできなかった。成長が早いからといって何でもできるわけじゃない。これは才能というべきか。
「ディーデリヒ先生、うちの子すごいですよね!!」
「圧がすごいな……ああ、この年でここまで魔法が使えるのはそうそういない。フィルマメント殿下は稀代の天才といっても過言ではないかと」
「てんちゃい!!」
きゃっきゃっと喜ぶフィルマメントを見ているとこっちまで嬉しくなってくる。
先ほどの風は温かかったし、フィルマメントの感情が乗っているようだった。
俺は、フィルマメントを抱き上げてぐる~とその場を回った。やはり少し重くなっているし、身体も前より大きくなっている気がする。本当に成長が早い。
セシルも出会ったころにはすでに完成されていたような子どもだったし、フィルマメントも近いうちにそうなるのだろうか。
大きくなってセシルに似ても愛らしさは残るだろうか。いや、残る。俺とセシルの子どもだから大きくなってもかわいいままだろう。
俺がぐる~と身体を持ち上げて回すと「まぐなおじしゃんはね、もーとたかいたかいしてくれたの」とフィルマメントが口にする。
「父上が? あ……」
「……話は聞いた。ちょうど、皇后陛下が元ハーゲル男爵領に調査に行っていた時のことだ」
しれと視線を逸らしたディーデリヒ先生は、言いづらそうに眼を閉じた。
セシルにあとあと聞いた話なのだが、父上も孫であるフィルマメントにかなり弱く、時々稽古場に来るフィルマメントを猫かわいがりするらしい。それで、高い高いを所望されたのでした結果、思いっきり上に飛ばしてキャッチを五回ほど繰り返し、見ていた従者や魔導士たちはもし落ちたときのことを考えて心臓が止まる思いだったのだとか。
セシルは実際にその現場を見たことがないが、ディーデリヒ先生は一度見たことがあるようで、その時のことを思い出してか顔を青くしていた。父上の力で高い高いをしたらそりゃそうなる。俺もやられたことがあるが、初めは怖かった記憶がうっすらと残っている。ただ、帝国どこを探してもあそこまで高い高いをしてくれる人もいないだろうし、癖になってからは空に届くんじゃないか、毎回手を伸ばしていた気がする。
フィルマメントもそういう恐怖心がないからか、目ずらいし事にはいつも楽しそうに笑みをこぼすのだろう。
ディーデリヒ先生からしてみれば心臓が止まるような思いでいっぱいだったのだろうけど。寿命がそれで縮まったのならなんだか申し訳ない。
「さすがは帝国最強の騎士団長だ。マグナ・エヴィヘット公爵の後任を探すのは大変だろうな」
「その話は父上ともセシルともしました。未だに副団長の座も空席みたいですしね」
「ああ、確かにそうだな。あんなことがあった後だ……とはいっても、すでにもう何年も経っているのか」
ディーデリヒ先生は淡々とそう言った。彼にとってはただ時間が過ぎただけ、事件が起きて、それから解決し、今に至るみたいな時系列順に何があったかくらいの認識なのだろう。
でも俺にとって、元副団長のことはかなり記憶に残っていることだ。
元メンシス・ライデンシャフト侯爵。今は、ライデンシャフト侯爵の爵位は剥奪され、継ぐ者もいない家は没落。領地は他の貴族に分け与えられたが、今後新たに貴族の称号を与えられるものが出てきたときにはその領地を少し治めることになるかもしれない。
魔塔とのつながりがあり、魔塔の支援を得て副団長の座に上り詰めた男。だが、その後その座を守るために努力したのは知っている。ただ、初めからその座につけるほどの実力はなかった。その座について初めて副団長の座の重みを知って過度な鍛錬を積み重ねたのだろう。彼の手のひらには努力の跡が見られた。
騎士に憧れていたという話も彼の口から聞いた。その話が聞けたのは彼が罪人になってからなのだが、時々面会の時間があるので会いに行くが、以前よりすがすがしい顔をしている気がする。全てから解放されたからだろうか。剣を握っていないから、以前の面影は少し消えてしまったが、メンシス元副団長を見ていると、嫌でもリューゲの影を思い出した。彼は今天国にいるのだろか、それとも地獄にいるのだろうか。あるいは、転生……して、どこかで魔法を学んでいるのだろうか。
メンシス元副団長は今は罪人として地下牢に閉じ込められており、一生外に出ることはない。それほどの罪を犯したのだ。死刑を免れただけでも優しいほうなのか。彼は自信の罪を償うため、今も地下で暮らしている。
そんな経緯もあり、副団長の座に誰をつけるのか、それを決める権利があるのは騎士団長である父だ。もちろん、皇帝の一声で副団長が決まる可能性もあるが、今の皇帝はセシルであり、セシルは騎士団長がそういう考えならと父上に一任している。
副団長が決まらないのはもう仕方がないことだと受け入れている。だが、父も年のこともあるのだから後任ぐらい育成してほしいところ。死ぬまでずっとその座にい続ける可能性もあるし、父上ならありえそうなのが怖いところ。
「何年経っても忘れられないことですよ」
「皇后陛下にとってはそうだろうな。昔から、元副団長は皇后陛下に執着していたみたいだから……と、フロリアン卿から聞いている」
「それがあまり記憶がないんですよね。何で執着されていたか理由は分かりましたけど。今となっては、俺が竜の血を引いているからそれに惹かれたんじゃないかっても思いますけど……まあ、ただそれのせいにはしたくないですね。他人の心を奪ってしまうような魔性の男になりたくないですから」
「あの人はどうやら子どもや家族に飢えていたのだ。育てていた子どもも実の息子じゃなかったようだしな。それに、兄を殺さなければその座についていなかったと」
「……そういえば、兄と婚約者を殺していたんでしたよね」
フィルマメントの前でこんな話は止そう、と首を横に振る。
メンシス元副団長は完全に悪い人ではなかった。悪い人になり切れない騎士魂が彼の中にあった。だからと言って、彼のしたことは許されないことも多いし、リューゲを駒のように熱かったことも許されない。そして、彼が命を落とし、その後も魔塔云々の関係で利用され続けていたことも。ただ、最後の最後で魔塔を裏切り、自らお縄にかかったのは潔かったというか。
フィルマメントは「ふくだぁーちょ?」と、気になる様子で俺のほうを見てきた。俺は何でもないよと言って背中を撫でる。
フィルマメントが生まれる前にいろんなことがあった。辛いことが多かった記憶だが、今もそこまで変わらないかもしれない。苦しいこと、辛いこと、危険なことは未だに存在していて降りかかってくる。その災いの火の粉からこの子を守る――今はそういう使命があるから頑張れている気がする。
「そうだ、皇后陛下。少し気になっていたことがあったのだが、いいか?」
「はい。なんですか。ディーデリヒ先生」
「実は、ヴィルベルヴィント公爵が贈った飛竜の卵のことなんだが」
「飛竜の……ああ、そういえばそんなこともありましたね。まだ孵化していないんでしたっけ?」
「そうなんだ」
「それの何が問題なんでしょうか」
ディーデリヒ先生は少し言いづらそうに口ごもった。
フィルマメントは「おたまごさんねーうごくんだよ」と教えてくれる。順調に孵化しそうに思えるのだが、どうなのだろうか。フィルマメントはまだ生まれないかなあとワクワクしているが、ディーデリヒ先生の様子を見ていると少し心配だ。
専門外の話のはずなのに、やはり魔塔の人間だからいろいろ知っているのだろうか。
専門家の話を聞くのは楽しいし、なにか深刻な問題があるのなら早めに聞きたいところだ。最もこの話は俺よりもゼラフにしてくれたほうがいい気がするのだが……
「ゼラフも呼んだほうがいいですか? 卵を持ってきたのはゼラフですから。それに、彼は今飛竜の飼育に力を入れていますし」
「まあ、ヴィルベルヴィント公爵もいたほうがいいな。今後の皇太子殿下のためにも」
「端的に問題なのは何なんですか?」
「孵化が遅いことだ。生まれる気配はするのに、生まれてこない……時期が少し、いやかなりズレている。ただ、それは孵化させるための条件がそろっていないともいえるのだが、問題がそれだけならいい。それに、卵の中身が死んでしまっているという可能性も、現状ないと見ていい」
「……ゼラフからの誕生日プレゼントですし、フィルも生まれてくるのを楽しみにしていますから。生まれる前に死んでしまうのは防ぎたいです。もちろん、いい環境を揃えて、無事に育ってくれるのがいいんですけど」
ゼラフがブリーゼと育ってきたように、フィルマメントにもそういう相棒的存在ができればいいなと思っていたのだ。
フィルマメントの誕生日にゼラフが贈ったのは飛竜の卵。そこからかなり時間が経っている。とはいっても、飛竜の卵が孵る条件だったり、時間は人間のものと同じように換算するのは少し違うんじゃないかと思う。ゼラフも、一応注意事項は話してくれたし、その通りに卵を管理している。飛竜の育成に今後帝国は力を入れていくことになるらしいが、まだ未発展の段階。魔塔に残っている古の文献を参考にしていくことしか現状できない。ただ、ゼラフは昔からブリーゼと育ってきたこともあって、卵から孵る飛竜というのをその目で見たことがあるのだろう。それは大きな体験であり、人に教えられるだけの経験でもある。
でもディーデリヒ先生が心配するところを見ると、遅れているんだろうなとは思うけど。
ディーデリヒ先生は「ヴィルベルヴィントくん……か」と、生徒の一人だったときの彼の呼び方でゼラフの名前をポツリとこぼす。ゼラフが多忙なのも分かっているが、卵に問題があるのであれば、彼を呼ぶべきだろう。今後彼が事業を発展させていくためにも一例として知る必要がある。
「すぐに呼べるのか?」
「すぐに……は分かりませんけど、日を改めることはできます。ただ、ディーデリヒ先生とゼラフ、二人とも忙しいのは知っていますから、時間帯が合うかどうか……そこだけが少し心配なところです」
「君は本当に優しい」
「そんなことないです。それに、俺も近いうちにファルファラ王国のほうに行きますから。ディーデリヒ先生はそのことについてフロリアン卿から何か話を聞いていますか?」
「一通りのことは聞いている。ただ、今は少し管轄が違う……というか。内部事情については……皇室の一員である君が質問、いや命令として答えろというのであれば、それに応える」
「あはは、堅苦しいですね。じゃあ、今は聞かないことにします。ディーデリヒ先生が前線……いや、暗部部隊の任務についていないのかな? ってそう勝手に思うことにしますね」
もともとディーデリヒ先生は暗部部隊の人間だった。
彼は、魔塔と魔塔から離脱した組織を行き来していたスパイである。また、魔塔からモントフォーゼンカレッジに教師として就任し、スパイ活動をしていた過去もある。幾度か、先生は俺たちを襲撃しており、死なないギリギリのところを狙っていた。その頃は、フロリアン卿のことをあまりよく知らなかったし、魔塔から離脱し集まった組織が存在していたことも知らなかった。
今や、魔塔のカリスマ的管理者はフロリアン卿しか考えられないが、それまでの彼はただの侯爵だったのだ。
魔塔の人間はいつどこに潜んでいるか分からない。改めてそれを実感させられた出来事だった。
今、ディーデリヒ先生はモントフォーゼンカレッジで教師として働く傍ら……いや、魔塔で働く傍ら教師をしていて、フィルマメントの魔法の師範として宮殿に足を運んでくれチエル。三足の草鞋を履いている彼の多忙さは俺よりも大変だろう。そんな先生を連れまわすのはかわいそうに思うし、何より彼が倒れてしまうことのデメリットが大きすぎる。
フィルマメントもディーデリヒ先生が来なくなったと知ったら泣いて悲しむだろう。
「暗部部隊……タルの動きは一旦落ち着いたようで何よりだ。今のところ次の動きはないらしい。敵も、二度失敗しているため警戒しているのだろう」
「そうだといいですけど」
話がそらされてしまった気がするがまあいい。
ディーデリヒ先生の言う通り、タルの次なる動きは今はまだ確認されていないという。このまま平和に……が一番だが、ステュルカ聖王国がすぐに諦めるような国だとは思えない。何故ならズィーク・ドラッヘンの息がかかった国であるから。その一言に尽きる。
動きがない今、こちらも戦力を蓄え、来るときに備える必要があるだろう。それが今できる最低限のことだ。
「卵については、また後日連絡させていただきます。俺がファルファラ王国に行く前に一度、ゼラフを呼んで二人で見てもらいたいというか……ああ、ディーデリヒ先生はすでに状況を把握しているんでしたよね」
「ヴィルベルヴィントくんの見解を聞きたい。だからその時は同席させてもらう。連絡が来るのをいつでも待っている」
ディーデリヒ先生はそういうと、今日の授業は終わりだとフィルマメントと視線を合わせるためにその場で膝をついた。そんな彼にたたたっとフィルマメントはよっていき「ありがとーごじゃいました」と深々と頭を下げた。
ディーデリヒ先生はフィルマメントに見送られながら、宮殿を去っていく。少し足早だったのは、次の仕事があるからだろうか。本当にあの人も忙しい。
俺の周りは忙しい人だらけだ。
(それもこれも、いろんな体制が変わったり、ステュルカ聖王国の動きがあったり……竜が各地で目覚め始めたのが原因なんだろうな)
挙げればきりがない原因。
一つの出来事がポンと起こるだけならいいのだが、ボコボコと新たな問題が浮上するのが困るのだ。対応に追われる日々。過労で誰か倒れてしまわないか心配だ。
ため息を飲み込み、フィルマメントのほうを見る。くりくりとした夜空の瞳を俺に向け、満面の笑みで「にぅ」と俺の名前を呼んだのだった。
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