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第3部3章 徒花の母君と死にキャラの俺
01 帰省
しおりを挟む道を、ガコン、カコンと馬車に揺られながら俺は外の景色を見た。
馬車の中のカーテンをそっとずらして外を見れば、一面雪原が広がっている。防寒魔法が描けてあるとはいえ、この土地に入った瞬間体感温度が十度以上下がった気がするのだ。はあ、吐息をかければ馬車の窓ガラスが白くなる。
馬車の馬は、雪道を走ることにたけた品種改良された馬であり、これくらいの雪はへっちゃらで止まることなく走っている。なので、どちらかというと先にダメになるとすれば馬車の本体だろうか。
ウィンターホリデー早々不謹慎な想像をしてしまったな、と俺は横で腕を組み縮こまっている恋人に目を移した。
「セシル、寒そうだね」
「ああ……俺は、あまり寒さに強くないみたいだ」
「基本的には誰だってそうだよ。マフラーにあってるね」
「ニルからのプレゼントだからな。大切に使っている」
寒い、と俺があげたマフラーで口元を隠し、セシルはぶるりと身を震わせていた。
セシルは暑がりな方で、寒さには弱いみたいだった。逆に、俺は寒さの方が平気で、暑いのが苦手だ。
珍しく、小さくなっているセシルを見ながら、俺はくすりと笑うと、セシルの冷たい手が俺の頬に触れた。
「ひゃあっ、なにすんのさ!」
「暖をとろうと思った」
「やめてよ。俺も頬冷たいんだから。セシルの手、いつもより冷たいし」
やけどするくらいセシルの手は冷たい。だが、外気の気温が低いことによりいつもより冷たい気がしたのだ。何よりも、俺の頬がいつもより暖かく、その温度差にこっちまで身が震えてしまう。
すまなかった、といったうえで、セシルは反省していないように俺の頬を撫で続けた。もちもち、ふにふにと彼の大きな手が俺の頬を撫でる。その感覚がくすぐったくて、身をよじれば「耳当てが可愛いな」と今度は、ファー付きの耳当てに手を触れた。
「セシル、恥ずかしいからやめて」
「いつもやっているだろう。すごく似合っているぞ、かわいい。それに、その手袋は本当にお気に入りだな」
「だから、母上がくれたやつだから……セシル、お願い、恥ずかしい。父上がいるし」
と、俺は目の前に座る父の方をちらりと見ていった。
父は、ふっと笑いながらも、俺たちの会話を微笑ましそうに見ていた。俺が、落ち着かなかったのは、父が同行しているからだ。
「かまわん、続けてくれ。ニル、殿下」
「いや、俺が構うんです。父上……」
ハハハッと、高らかに笑い、父は深く腰を掛け直した。そして、俺たちを交互に見て、うん、と何か納得するように頷く。
馬車の中には、俺とセシルの他に父がいた。だが、セシルは俺の父の存在など気にせずに話を続ける。
俺は、父の視線が気になって仕方がなかった。
(……セシル連れてくるのしっぱいだったかな……)
それかもしくは、別々の馬車で。
そう思ったが、何台も馬車を出すよりかは、一台に絞った方がいいし、どちらにしても、俺はセシルと乗り合わせることになっていただろう。俺は、セシルの護衛騎士なのだから。
そんなことはさておき、寒いし、いたたまれない空気の中、俺はこれから会いに行く人のことを思い浮かべて、気を紛らわせることにした。
少し前に、ウィンターホリデーに入ったらすぐに母親に会いに行こうと父と約束をしていたのだ。
母は、身体が弱く、今は公爵家が所有する別邸の方に住んでいる。時々、帝都の方に顔を出していたみたいだが、俺は学園にいたこともあって最近は会えていない。
そんな理由もありつつ、一番は、俺の心臓や魔力のことを母が知っているため、一度会って話が聞きたいというのが今回の帰省……母に会いに行く理由だ。もちろん、単純に会いたいという気持ちはある。久しぶりに家族水入らずで、団らんで、と思っていたが、結局俺はセシルを連れてきてしまった。なんだか、両家の顔合わせじゃないけど、娘さんを僕にください! 的なあれに思えてしまう。
セシルがどうしても行きたいというので、父に相談し、最終的にセシルが直談判までして一緒に行くことになった。俺と騎士団長である父が一緒なら問題ないだろうと、皇帝陛下の許しも得ている。
なんだか、皆に周知されているようで恥ずかしい。俺たちの関係を知っているものは少ないとは思いつつも、知っている人からしたら……という感じだ。
(母に会ったら、何かわかるだろうか……)
気になることは多々あった。
収穫祭のときにあった出来事、グザヴェイ・シャンス侯爵が言った意味深な言葉の意味。そして、メンシス副団長のこと。母はどれだけ知っているのだろうか。
ほしい情報が手に入ることを願いつつも、俺は先ほどからうるさいほど向けられる父の視線に顔が熱くなる。
「父上、その、あまり見ないでいただけると嬉しいです」
「若いとはいいなと思ったんだ。ニル」
「若いって……一応、成人しているんですが?」
セシルに頬を掴まれながら、俺は父の方を見た。父は、変わらず安心するくらい眩しい笑みを向けている。
父は、直接聞いてこないとはいえ、俺たちの関係に気づいている。だが、それを口にしないのは、俺たちが黙っているから、周囲にバレること気にしているからだろうと。父なりに気遣ってくれているのだろう。
だが、俺は一つ問題があると思っている。
「そうはいっても、俺にとってはニルはいつまでも子供だ。子ども扱いするというわけじゃないがな? ニルは、俺とメリッサの大切な子供だからな」
「そういってもらえるのは嬉しいんですけど……セシル、頼むから、俺の頬から手、離して」
「いいだろう? それに、ニルの頬はだんだん温かくなって……」
「恥ずかしいから熱いの!」
手を振りほどくことだってできた。でも、恥ずかしさとは別に、触れられているところがジンジンと熱くて、それが癖になる。だから、本当の意味で振り払うことなんてできなかった。
セシルは、それを知っているから手を放そうとしない。
父の前でいちゃつくのは、さすがに俺は恥ずかしい。けれど、父は笑うでもなく、本当に幸せそうに俺たちを見てくるので、何とも言えない気持ちになる。
「ニルには、幸せになってほしいんだ。俺も、メリッサも。一人息子だからな」
「……その、いえ、なんでもないです」
一人息子、と言われ、俺は少しだけ胸が痛んだ。
エヴィヘット公爵の爵位を譲り受けられるのは実質俺だけだ。母が体が弱かったこともあって、俺しか子供はいない。
だから、セシルともしも、仮にもしも結婚できたとして、俺は婿入り? 嫁入り? するわけだが、そうなった時、公爵家はどうなるのだろうか。
俺はそれなりに、爵位を継ぐためにいろいろと勉強してきたつもりだ。だが、セシルとの未来も俺は手放せない。ただ、許してもらえるかどうかも分からない状態ではあるが。
俺が言いよどめば、全て察したように、父はまた俺とセシルをゆっくりとみて首を縦に振った。
「俺も、きっとメリッサも同じ気持ちだと思うぞ。ニルは幸せをつかむ権利がある。だから、家のことは気にするな。幸い、俺の弟たちの息子が優秀だからな。最悪そこから養子にもらってとも考えようはある」
「父上……」
「自身の幸せを優先しろ、ニル。欲深くなっていい。お前は、よくやっている」
と、父は俺を安心させるように笑った。
その言葉だけですべてが許されるような気がして、俺は先ほどの胸の痛みが消え、心臓が燃えるように熱くなったのを感じた。
言葉にしなくても分かってくれたこと、他にも俺のことを第一に考えてくれること。
父は、包み隠さず話す性格だし、何よりも冗談でものをいうような人間でもない。だから、この言葉が本心なのだと俺は信じることができた。
そして、母も同じ気持ちだと。
バレているのは恥ずかしかったが、俺の気持ちを尊重してくれる、俺の将来のことをずっと今でも考えてくれることが何よりも嬉しかった。ありがとう、といいたい、けれど恥ずかしくてどうにも言葉が出なかった。
(俺は、セシルと……?)
父と、母が許してくれたとて、全ての人間が俺とセシルを祝福してくれるわけではないだろう。
ゲームの中であれば、セシルとアイネの関係は祝福された。何でだったか、少し忘れたが、幸せなエンディングを迎えていた。俺も、そんな幸せなスチルを現実で見ることができるのだろうか。
膝の上に置いてあった手がきゅっと握りこまれる。
父の言葉を受けて、セシルはようやく俺から手をはなすと、握りこんだ俺の手の上にそっと自身の手を重ねた。
「皇太子殿下、ニルのことを頼みます」
「ああ、言われなくても俺がニルを幸せにする」
セシルは、父の言葉に応えるように強く言うと、俺の手を優しく握りこんだ。
これは、公開プロポーズか? と、俺は視線を下に向ける。
ますます、この帰省が、結婚報告のように見えて仕方がない。そのつもりはなかったが、母にも俺とセシルの関係について話した方がいいのだろうか。否定されないとわかっていても、いざ話すのは恥ずかしいとさえ思う。
「――ニル」
「な、なに? セシル」
「俺は、必ずニルを幸せにするからな」
「ちょ……ちょっと、恥ずかしいって。気持ちは嬉しいけど……うん。俺も、セシルのこと幸せにしたい」
「そこは、幸せになると言ってくれてもよかったんだが」
セシルはそういいながら、俺の頬を今度は人差し指でつついた。むにっと、セシルの指が頬に食い込むのを感じる。
恥ずかしげもなく、セシルがそんなことをいうので、反射的にそう返してしまったが、これもまた俺の本心だった。
幸せにする、と言われて、幸せになるではなくて、こっちも幸せにする。そう俺は答えたが、セシルは前者の方が嬉しかったようだ。それでも、どちらも俺からの言葉であることには変わりないと、セシルは俺を見ては微笑を絶やさない。
本当にずるいな、と俺は思いながらぎこちなく笑ってみる。
「でも、やっぱり父上の前でこういうことするのも、いうのも恥ずかしいかも。公認とはいえ、ね?」
「そうか? 俺は、ニルしか見ていないが」
「父上のことも見てあげてよ。今回は、帰省とはいっても、危険がないわけじゃないし。万が一のことがあったら、俺だけじゃなくて、父上も護衛してくれて」
「そこは感謝している。無理を言ってついてこさせてもらったんだからな。エヴィヘット公爵夫人にもしっかりとあいさつをするつもりだ。お世話になっていると」
「だから、それは結婚報告なんだって……」
はあ、と俺はため息をつく。
だって、セシルは冗談で言っているようには見えなかったから。まあ、母もセシルに会えるのは楽しみにしているだろう。セシルも一緒だと事前に手紙で伝えてあるから。
(だから、今回の目的はそれじゃないのにね……)
俺は、再度窓の外の景色を見る。雪がしんしんと降り続け、さらに景色を白一色で染めていく。
母にもらった手袋は今日も温かい。子のぬくもりの主に会えるのだと思うと、今から楽しみで仕方がない。
「セシル、寒くない?」
「ん? いや、寒くは……いや、寒い。温めてくれ」
「待って、今、寒くないって言ったよね?」
「空耳だ。温めてくれるんだろ?」
絶対に寒くないといった。なのに、白々しくも寒いからとセシルは抱きしめるよう俺に強要してくる。
夜色の瞳が、俺に甘えるように潤んでいる。
セシルも、大分そういうのが上手くなったと思う。
父がいると言っているのに、本当にセシルは……と、俺は催促するセシルを白い目で見る。だが、譲らない、抱きしめるまでこのままだ、というように恥ずかしげもなく両手を広げるセシルを抱きしめずにはいられなかった。
父の前でそんなかっこうされるのも恥ずかしい。
父は気にしていないようだが、そこにいると思うだけでも、俺は恥ずかしいのだ。
「もう……本当に、セシルは」
「といいつつも、ニルは俺を抱きしめてくれるだろ? 俺は、そんなお前が最高に愛おしい」
「セシルが、セシルじゃなかったら、俺は抱きしめないよ?」
「当たり前だ。誰にも抱きしめさせない。ニルを抱きしめていいのも、ニルに抱きしめられるのも俺だけだ。俺の特権だ」
すらすらと出てくるその言葉に感心する。
俺はきゅっとセシルを抱きしめ、膝を寄せる。とん、と彼の膝とぶつかって、少し狭いかも、と思いつつも、抱きしめた瞬間ふわりとかおったセシルの匂いに俺は安ど感を覚えた。
大好きな人の匂いだから、凄く安心する。
俺が温めているはずなのに、温められているような熱も感じる。心地よくて、このまま眠ってしまいそうだ。
別邸につくまではまだ少し時間がある。少しくらい眠るのもいいだろうか、と思っていれば、それに気づいたように「膝枕をするか?」とセシルに言われてしまった。ポンポンと自身の膝を叩きながらアピールしてくるので、俺は顔を見られないようぎゅっと抱き着いて、ぽそりと口にする。
「……だから、恥ずかしいんだって」
本当は膝枕してほしいけど、なんてやっぱり言えずに俺は首を優しく横に振ることしかできなかった。
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