みんなの心の傷になる死にキャラなのに、執着重めの皇太子が俺を死なせてくれない

兎束作哉

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第5部2章 迷いの果てに

07 お前の騎士になってやる

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(ゼラフ……もしかして…………)


 伸ばした手が、中途半端なところで止まってしまった。
 でも、今彼にかける言葉が見当たらなくて困ったのも事実だ。慰めの言葉が欲しいわけじゃないだろうし、父には勝てないよなんて言う言葉をかけるのも絶対に違う。
 こういう時、そっとしておくのが一番だが、目の前で倒れている友だちを見捨てることもできなかった。
 俺は、その場にしゃがみ込み、尻をついて膝を抱える。ゼラフが起き上がってくれるのを待つことにした。
 ゼラフは、俺の気配に気づいているがなかなか体を起こさなかった。先ほどの言葉もあって、顔を向けることができないのかもしれない。
 でも、このままずっと突っ伏していても何も解決しないので、俺は息を吐いてから彼に話しかけた。ずっと堅い地面に顔面擦り付けているなんてゼラフらしくない。


「ゼラフさ、もしかして練習した?」


 俺がそう尋ねると、ゼラフの指先がかすかに動く。
 やっぱりそうか、と俺は続けることにした。


「剣の構え方が違った。太刀筋も前より洗礼されていたし、受け身の取り方も前より良かったと思う。セシルと戦ったときよりも無駄がなくて、純粋に試合を楽しんでいるってよりかは、真剣に相手を舐めることなく目線を……」
「やめろ、さらに俺のダサさが浮き立つだろ」


 俺の言葉を遮るようにゼラフはそういうと、ぺしぺしと手の甲を地面に打ち付けていた。まだ顔は見せてくれない。
 否定しなかったということは、俺の考えはあっていたようだ。


「ゼラフ、あれから練習したんだね。だから、父に対して決闘を申し込んだんじゃない?」
「ニル、本当にやめろ」
「俺は、ダサくないと思うよ」
「……なあって」


 友だちの嫌がることをしているので、俺は性格が悪いだろうか。
 でも、彼が頑張ってきたことは事実で、それに対して見て見ぬふりはできなかった。ゼラフの自信は、己の努力によってつくられた理由あるものだったから。
 ゼラフは、ヴィルベルヴィント公爵家で剣術の基礎は習っただろう。だが、剣術よりも魔法に長けていたし、誘拐されて虐待された経験から公爵も彼に強要をしなかった。だから、ゼラフは学びたいことだけ学び、後はかじる程度だったのだろう。それでも、彼は何でもそつなくこなした。

 一年半前の大会のときも、基礎に忠実とは言えない構え方で、けれどそれなりにセシルに対抗できていた。基礎を知らないわけじゃない。ただ、思い出すように基礎的な構えを取るだけで、ほとんどが彼のオリジナルの動きだった。
 けれど、それではセシルに勝ち切ることはできなかった。彼の才能と、何でもそつなくこなせる適応能力でセシルと互角未満に戦っていただけで、セシルを圧倒するには力不足だった。
 それから基礎を学びなおしたのか、魔塔の件があってから学びなおしたのかは知らないがかなり基礎に忠実に、そこから派生して、柔軟に父の攻撃に対応していた。だが、まだ学びたて。本当に強い相手に教えてもらったわけではないから、彼の伸びはよくなかった。また、この年から学びなおすとなると、それまで身に着けてしまったオリジナルがどうしても足を引っ張る。


(でも、努力の跡が見えた……)


 あのゼラフが。サボり魔で、のらりくらりとしていたゼラフが、自ら学び努力した……それは、明らかな変化だ。
 だからこそ、負けて悔しかったのだろう。俺だって、負けたら悔しい。誰だって悔しいと感じる気持ちはあるのだ。何も不思議なことじゃない。


「誰も君のこと笑ったりしないよ。父だって、気づいてたと思う……君ってすごい人だったんだね」
「やめろ、俺は負けたんだ」
「……そりゃ、勝負だし、勝ち負けあるよ。どっちかが勝って、どっちかが負ける。それが勝負だ。俺だって、何回も負けてるし、勝ったら嬉しい。負けたら悔しい。ゼラフの中にもあったんだね」
「………………チッ」


 ゼラフは小さく舌打ちして、また動かなくなった。
 言葉が浮かんでこない。慰めるつもりはなかったし、慰めの言葉ではないだろうと自分の中で思っていた。でも、ゼラフの様子を見ていると、傷つけてしまったかなとも思う。
 何も言わないほうがいいと思っても、一度口を開くと閉じ方が分からなくなってしまう。
 悪い癖だなと思いながら、ゼラフの様子を見ていると、ぼそりと彼が何かを呟いた気がした。


「……しい」
「ゼラフ?」
「………………悔しいんだよ……だせぇし。くっそだせえし……」


 彼はそういうと、開いていた手を結び、地面を力なく叩いた。


「ニル」
「な、何? ゼラフ」


 名前を呼ばれ、過剰に身体が反応してしまった。不自然にならないようにと気をつけつつも、ついつい声が上ずってしまう。
 そんな俺の様子に気づいているのか、それとも気づかないふりをしているのか、ゼラフは、少しだけ顔をこちらに向けた。といっても、ぐちゃぐちゃになった髪の毛で彼の顔は隠れている。


「お前の言う通りだった。勝てるわけもなかったんだな」
「……でも、君は果敢に立ち向かったじゃないか。その勇気は評価されるものだろう。まあ、勇気と無謀をはき違えていたのは確かかもだけど……」
「だせぇのは、そこだよ」


 ゼラフはそういいながら、ようやく体を起こした。ただ、体を起こす際地面についた手がプルプルと震えており、先ほどどれだけ攻撃を受け、身体に疲労が蓄積しているか分かってしまい俺はそのままでいいよと声をかける。だが、ゼラフは体を起こし、その場で胡坐をかいて座った。頭が下を向いているような気もする。


「ちょっと努力したくらいで、自分はできる人間だって思っちまった俺の傲慢さで負けた試合だ。騎士団長にはすーぐにバレて、このざま」
「……以前の君からじゃ考えられないけど?」


 俺が恐る恐る聞くと、ゼラフは少しだけ頭を上げた。ローズクォーツの瞳が揺れている。
 努力したというのはやはり嘘ではないらしい。
 ただ、その程度の努力では父に勝てないということだ。努力がすぐに実を結ぶわけじゃない。俺もセシルもそうだ。


「何でも器用にこなしてきた。だが、お前の知っての通りあの野郎のせいで人生全てに絶望した。好きだったものが人を傷つけられる兵器だって気づいた。魔法は好きだ。知識を得て賢くなっていく感じも好きだ。でも、ある時から何にも関心を持てなくなったんだよ。何でも自分はできる、ある程度やりゃあものになる。だから、サボり癖がついた」


 あの皇太子の言う通りだな、とゼラフは嘲るように言った。
 それから、目元を擦って息を吐く。俺はその一連の動作を黙ってみていた。


「そのつけが今回ってきたんだよ。ちょっとの努力でどうにかなる問題じゃない。俺が怠けていた分が、今の俺を形作ってんだよ。それを見破られるは、試合にも負けるわでもう最悪だ……かっこわりぃとこ、見せちまったな」
「……俺は、そうは思わないけど。君がそう思っているなら、そう受け止めればいいと思う。自己分析は大事だから」
「お前は相変わらずだな。この、真面目め」


 と、ゼラフは俺の額を指ではじいた。

 じぃんとした痛みが額を抜けていき、俺は思わず額に手を当てる。
 そして、またゼラフを見ると、目が腫れぼったい彼がそこにいて笑っていた。嘲笑でもなく、取り繕ったような笑みでもない。悔しさのにじんだ表情だった。頬が引きつっていて、目も赤くて、時々鼻がひくついている。本人も笑っているつもりはないのだろうが、笑っているように見える。悔しくて、今にもその瞳から涙が流れそうなくらいうるんでいるのに。
 なのに、どこかその表情がきれいで見惚れてしまっていた。


「ゼラフ……」
「悔しかったんだよ。負けて。自分の努力がバカみたいで、努力のうちにも入らなかった。んな気持ち、初めてだ。負けるって悔しいんだな」
「……そりゃ、そう、だよ」
「俺は、皇太子と戦って負けたとき悔しくなかったんだよ。あの試合の意味を、俺はそこまで考えてなかった。所詮は学生同士の大会で、賭けるものも何もねえ。強者と戦えればそれでいい。俺が面白いと思えば、満足すればそれでよかった。だから、あいつに負けても悔しくもなんともなかったんだよ」


 ゼラフが、一年半ほど前のことをぽつりぽつりと口にする。時々頭をかいて、あの時の自分は……と過去を懐かしんでいた。

 確かに、あの日のゼラフはセシルに負けたはずなのに悔しがっていなかった。むしろ、楽しかったなという表情をしていた。それがダメとは言わないが、勝負ごとに真剣なセシルにとってはかなり迷惑な考えだとは思う。彼はそのことを俺に離さなかったが、ゼラフと戦ったセシルは、ゼラフの思いには気づいていただろう。
 負けて悔しくない。それは、本気を出していなかったからみたいな言い訳に聞こえる。
 ゼラフはそうやって、すべてどうでもいい、本気を出せば勝てると思って生きてきたのだろう。それまで強者に巡り合ったことがなかったから。そして、セシルさえもどこか見下していた。自分が本気でやれば勝てるなんて甘い考えを抱いていた。
 きっとその考えは今の彼に深く残っている。だからこそ、先ほどの試合でも、努力したのだからいいところまでイケるだろうと心のどこかで思っていたのではないだろうか。


「けど、今回の決闘はクッソ悔しかった。俺にも悔しいって気持ちがあったんだなって、驚きだったな。いい経験だった……一生忘れねえ」
「悔しいって思えるなら、まだまだ君は戦えるし、成長すると思う……って、こんな上から目線じゃ嫌か」
「ハッ、当たり前だろ。まだまだ、伸びる」


 と、ゼラフは自分で言うと俺に手を伸ばした。だが、先ほどの俺と同じように触れる寸前で手を止める。

 何かを思い出したように、口をゆっくりと開き、ぎゅっと結んだ。伸ばした手は俺の前で握られ、おろされる。胡坐をかいていた彼は、片膝をつき俺を見上げた。


「こんなかっこ悪い俺でも、ニルはいいか?」
「どういうこと?」
「……悔しくて、諦めてえ気持ちもあるし、どっかであきらめろって言われてるようにも思う。だが、俄然諦めたくなくなってきた。むしろ、俺がようやく何かに打ち込めるチャンスだと思ったんだよ。俺は、お前の騎士になることを諦めねえ」


 力強く言って俺の手を取る。そして、俺の手の甲にキスを落とし額を擦り付けた。


「ちゃんと駆け上がってやる。んで、お前の騎士になってやるからな、ニル」
「……あ、はは……びっくりしちゃった。そっか、それがゼラフの進路か」


 少し頭が混乱しているが、彼の顔を見れば、なんとなく言いたいことが分かった。
 ゼラフ自身、無様に負けたと思っているがそこで諦めるのではなく挑戦し続けようというのだ。試合前に見せた覚悟は揺らぐことなく、今もただひたすらにまっすぐに、根強く彼の中にあると。
 友だちから、騎士になってやるなんて宣告というか、告白を受けて戸惑いはもちろんある。でも、どこか心の中で喜んでいる自分もいた。

 セシルとは違う覚悟。

 セシルに向ける感情以外のものを彼に抱いた。期待、信頼……まだ言語化できないけれど、ゼラフとの距離が縮んだ気がするのだ。それはきっと嬉しい変化であり、一年半前の俺たちでは考えられなかったことだ。
 ようやく、攻略キャラと死にキャラの関係を脱却できた気がする。
 誰かに鼻で笑われるかもしれないけれど、愛をそこに見出した。恋愛感情じゃないものを。


「まずは、騎士団長に認められなきゃだけどな」
「そうだね。それに、君は魔法科だけど大丈夫なの?」
「そこは、そりゃーどうにかするだろう。今は、口先だけに聞こえるかもしれねえがちゃんとやり切ってやるよ。そうじゃなきゃ、お前の隣にはいられねえ」
「ふふっ……」
「んだよ、笑って。バカにしてんのか?」


 思わず笑ってしまい、彼の眉間にしわが寄ったのが見えてしまった。
 バカにするなんてとんでもない。


「ううん、いや、君が笑顔になってよかったなって」
「何だそりゃ」
「うーん、ゼラフは真剣な顔もかっこいいけど、やっぱりいつもの調子で笑っているほうが落ち着くなって思ったの。年相応、いやちょっと幼く見える」
「お前の目に俺はどんなふうに映ってんだよ……はあ、まあ、そういうことだ。待っててくれるか? ニル」
「もちろんだよ。君の覚悟が揺らがないうちは、俺は待ってるよ。初めてだな、俺のこと守るなんて言ってくれた人」
「あの皇太子は?」
「セシルは特別だよ。でも、護衛とかそういうんじゃないし、彼の守るってもっと心とかも含まれる気がするから。だから、親とかセシル以外からそういわれたの初めてだ」


 俺がそういうと、ゼラフはそうなのか? 的な感じで首を傾げた。
 彼は想像しないのだろうか。というか、彼も公爵子息だからこそ幼いころ護衛の一人や二人いただろうし、俺にだっていたけれど。それは仕事としてそこにいてくれただけで、直接守りますからねなんて言われたことはない。
 また、俺が成長するうちにあの騎士団長の息子だから、皇太子の護衛だからと、俺は守られる側の人間じゃなくて、守る人間、弱くないと思われるようになってきた。だから、こんな感覚初めてだった。誰かに守りたいと言ってもらえたのは。
 それが嬉しかったんだ。


「そうかよ……じゃあ、ニルのはじめてもらうぜ」
「言い方……でも、楽しみにしてる。君のこれからの成長も、君のことも。君が俺のこと守ってくれる未来も。だから、俺も頑張るよ」
「お前はほどほどにしろよ? 不謹慎だが、俺がお前の騎士になる前に死なれちゃ困る。主人のいねえ護衛は、護衛って言わねえだろ?」
「言えてる。ありがとう、ゼラフ。お互いに頑張ろうね」


 俺は、ゼラフの手に自身の手を重ねた。
 彼がひねくれず向き合ってくれることが嬉しくて、心臓がうるさいことは言わないけど。俺は今彼に向けられる精一杯の笑顔を向けた。


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