11 / 107
第一章 異世界転生したオッサン(サイドクリークの町編)
第11話 迷い人
しおりを挟む
俺とシスターメアリーに、もうお一方女性が加わった。
お名前はシスターエレナ。
このシスターエレナさんだが、まぶしいくらい美しい女性で、シスター服越しに素晴らしい物をお持ちだと分かるお方だった。
俺は気合いで目線を下げないようにした。
シスターメアリーは、落ち着いて優しそうなおばちゃん。
シスターエレナは、きれいなお姉さん。
この教会は、お二人で運営をされているという。
シスターメアリーの提案で場所を変え応接室へ。
応接室……といっても、精一杯良く言っても質素な部屋だ。
非常にシンプルなデザインで木製の背もたれ付きのベンチと、これまたシンプルデザインの木製のローテーブル。
俺は、シスターメアリー、シスターエレナと向き合って座り、丁寧に挨拶を述べる。
「改めてご挨拶をさせていただきます。私は旅の商人で、米櫃亮二と申します。リョージとお呼び下さい。今日は、ソフィーさんに店のお手伝いをしていただき、大変助かりました。ソフィーさんから『孤児院に泊まっては?』と、提案され厚かましくもお邪魔した次第です」
ちょっと硬いかな? とも思ったが、この世界で教会や聖職者――つまり宗教がどんな位置づけなのかわからない。
物凄い権威があるのか?
庶民に身近な存在なのか?
わからない以上は、まずは丁寧に接した方が良いだろうという判断だ。
俺の心境としては、慎重さ半分、警戒が半分といったところである。
俺の丁寧な挨拶に、シスターメアリーとシスターエレナはホッとした表情を見せた。
ちゃんとした人だと安心してくれたのだろう。
「まあ、まあ。ご丁寧な挨拶をありがとうございます。私がシスターメアリー。この精霊教教会の責任者です。こちらはシスターエレナです。私の補佐をお願いしています」
「改めてご挨拶しますね。初めまして、エレナです」
シスターエレナは、ニコリと品良く笑った。
あまりの美しさに俺は年甲斐もなくドキッとしてしまい、慌てて気を引き締める。
(若いお嬢さんに鼻の下を伸ばしてはダメだぞ! それ、即ちセクハラの始まり!)
俺は左遷される原因になったセクハラ上司を思い出し、心の中で警鐘を鳴らす。
お二人にキモイオッサンと思われるのは嫌だからな。ソフィーにも嫌われそうだし……。
「リョージさんは、どちらからいらしたのですか? この国の方ではないですよね? 服が違いますし、お顔立ちも違いますね……」
シスターメアリーが俺の身元を探るように問いかけてきた。
笑顔だが声が少々硬い。
「はい。日本という国から来ました」
「ニホン? 聞いたことがないですね? シスターエレナはご存知かしら?」
「いいえ。シスターメアリー。ニホンという国は聞いたことがありません」
シスターメアリーが眉根を寄せ、シスターエレナは不安そうだ。
俺の身元がハッキリしないからだろう。
(さて……どうするかな……)
俺はビジネス用の笑顔のままで考える。
シスターメアリーとシスターエレナの二人は、いわゆる『腹黒い聖職者』ではなさそうだ。
この教会を見た限りだが、あまりお金には縁がなさそう……。
清貧なのか、単に貧乏なのかは不明だが、少なくとも変な金集めはやっていないまともな宗教施設に感じた。
お二人は優しそうな雰囲気だし、ここは信頼を得る方向が吉か?
変な誤魔化しや嘘はつかない方が良いのでは?
俺はそんな風に考えて、本当のことを正直に話すことにした。
「信じられない話かもしれませんが、実は――」
俺は異世界から来たことを二人に打ち明けた。
事故で気を失い気が付いたら、この世界にいた。
サイドクリークの町にたどり着き、商売を始めたところソフィーに出会って助けられた。
信じてもらえるかな? と、心配していたのだが、二人のシスターは深くうなずいた。
そして、シスターメアリーが口を開いた。
「するとリョージさんは、迷い人ですね」
「迷い人……ですか?」
「ええ。この地には、時々違う世界の人が迷い込むのです。精霊教では大精霊様のお導きといわれています」
「は……、はあ……」
俺の話が信じてもらえたのは嬉しいが、『大精霊のお導き』と急に宗教チックな話になり、俺はちょっと引いてしまった。
俺は気を取り直して質問をする。
「すると……、私のような迷い人が他にもいるのでしょうか?」
若いシスターエレナが、俺の質問に答えた。
「過去には存在していました。精霊教では、大精霊とともに魔物と戦った聖マルコが有名です。それから、遥か東にあるエド国の初代王エドモンドは迷い人であったそうです」
「へえ~! 活躍した迷い人がいるんですね!」
「聖マルコとエドモンド王は、ジャパンという国から来たと伝わっています」
「ああ! それは私と同国人です! 日本の別の呼び名がジャパンなのです!」
俺は同郷の人物が活躍した話を聞いて嬉しくなった。
だが、そうするとだ。
聖マルコは、丸子さん。
エドモンドは、江戸主水さん。
と、いう可能性があるな。
「迷い人は、この国で好意的に受け止められているのですね!」
俺は弾んだ声を出したが、シスターエレナは気まずそうな顔をしている。
やがて申し訳なさそうに、シスターエレナが返事をした。
「そうとも言えません。悪いことをした迷い人もいるのです。戦乱を起こした迷い人や犯罪者になった迷い人もいます」
「あっ……そうなんですね……」
俺の気持ちが一気に落ちた。
戦乱を起こしたり、乱暴者になったり……。
この世界に適応出来なかった迷い人かもしれない。
どうも迷い人というのは、この世界に住む人にとって良くもあり悪くもある存在のようだ。
俺が無言で考え込んでいると、シスターエレナが語り出した。
「これは私が神学校で学んだ話です。迷い人は、精霊によって導かれ、精霊によって強力な力が与えられるそうです」
「精霊……あっ!」
俺は思わず大きな声を出してしまった。
シスターエレナが驚いているので、俺は詫びながら大声を出した理由を話す。
「大きな声を上げて、申し訳ない。実は日本からこの世界に来る間、かすかな記憶があって、誰かが何か話していたような気がするのです。シスターエレナのお話にあった精霊ではないかと……」
「きっとそうです! 精霊様のお導きがあったのですね!」
シスターエレナは、両手を胸に当てて祈りだした。
この両手を胸に当てるポーズが、精霊教の祈りのポーズらしい。
シスターエレナの話には、うなずける点があった。
精霊によって強力な力を得る――というところだ。
俺の力は明らかに強くなっている。
ゴブリンと戦った時は石を弾丸のように投げることが出来た。
それに移動販売車だ。
カーナビが生きていること。
結界があること。
なぜなのだろうと不思議だったが、精霊が移動販売車の機能を強化したのなら納得だ。
俺が精霊から得た力をどう使うか?
俺の存在が精霊に試されている気がした。
俺は姿勢を正して、シスターメアリーとシスターエレナに宣言した。
「もし、私が精霊によってこの世界に導かれ、精霊によって力を得たのであれば、私は人を幸せにするために力を使いたいと思います。少なくとも悪事に力を使うことはいたしません」
まあ、もちろんスローライフをベースとするので、無理のない範囲であるが。
シスターメアリーとシスターエレナは、安心したのか笑顔が柔らかくなった。
俺が迷い人で害のない人間だと認めてもらえたようだ。
シスターメアリーが、笑顔で俺に告げた。
「正直に話していただいて嬉しかったわ! ぜひ、泊まっていって下さいな!」
お名前はシスターエレナ。
このシスターエレナさんだが、まぶしいくらい美しい女性で、シスター服越しに素晴らしい物をお持ちだと分かるお方だった。
俺は気合いで目線を下げないようにした。
シスターメアリーは、落ち着いて優しそうなおばちゃん。
シスターエレナは、きれいなお姉さん。
この教会は、お二人で運営をされているという。
シスターメアリーの提案で場所を変え応接室へ。
応接室……といっても、精一杯良く言っても質素な部屋だ。
非常にシンプルなデザインで木製の背もたれ付きのベンチと、これまたシンプルデザインの木製のローテーブル。
俺は、シスターメアリー、シスターエレナと向き合って座り、丁寧に挨拶を述べる。
「改めてご挨拶をさせていただきます。私は旅の商人で、米櫃亮二と申します。リョージとお呼び下さい。今日は、ソフィーさんに店のお手伝いをしていただき、大変助かりました。ソフィーさんから『孤児院に泊まっては?』と、提案され厚かましくもお邪魔した次第です」
ちょっと硬いかな? とも思ったが、この世界で教会や聖職者――つまり宗教がどんな位置づけなのかわからない。
物凄い権威があるのか?
庶民に身近な存在なのか?
わからない以上は、まずは丁寧に接した方が良いだろうという判断だ。
俺の心境としては、慎重さ半分、警戒が半分といったところである。
俺の丁寧な挨拶に、シスターメアリーとシスターエレナはホッとした表情を見せた。
ちゃんとした人だと安心してくれたのだろう。
「まあ、まあ。ご丁寧な挨拶をありがとうございます。私がシスターメアリー。この精霊教教会の責任者です。こちらはシスターエレナです。私の補佐をお願いしています」
「改めてご挨拶しますね。初めまして、エレナです」
シスターエレナは、ニコリと品良く笑った。
あまりの美しさに俺は年甲斐もなくドキッとしてしまい、慌てて気を引き締める。
(若いお嬢さんに鼻の下を伸ばしてはダメだぞ! それ、即ちセクハラの始まり!)
俺は左遷される原因になったセクハラ上司を思い出し、心の中で警鐘を鳴らす。
お二人にキモイオッサンと思われるのは嫌だからな。ソフィーにも嫌われそうだし……。
「リョージさんは、どちらからいらしたのですか? この国の方ではないですよね? 服が違いますし、お顔立ちも違いますね……」
シスターメアリーが俺の身元を探るように問いかけてきた。
笑顔だが声が少々硬い。
「はい。日本という国から来ました」
「ニホン? 聞いたことがないですね? シスターエレナはご存知かしら?」
「いいえ。シスターメアリー。ニホンという国は聞いたことがありません」
シスターメアリーが眉根を寄せ、シスターエレナは不安そうだ。
俺の身元がハッキリしないからだろう。
(さて……どうするかな……)
俺はビジネス用の笑顔のままで考える。
シスターメアリーとシスターエレナの二人は、いわゆる『腹黒い聖職者』ではなさそうだ。
この教会を見た限りだが、あまりお金には縁がなさそう……。
清貧なのか、単に貧乏なのかは不明だが、少なくとも変な金集めはやっていないまともな宗教施設に感じた。
お二人は優しそうな雰囲気だし、ここは信頼を得る方向が吉か?
変な誤魔化しや嘘はつかない方が良いのでは?
俺はそんな風に考えて、本当のことを正直に話すことにした。
「信じられない話かもしれませんが、実は――」
俺は異世界から来たことを二人に打ち明けた。
事故で気を失い気が付いたら、この世界にいた。
サイドクリークの町にたどり着き、商売を始めたところソフィーに出会って助けられた。
信じてもらえるかな? と、心配していたのだが、二人のシスターは深くうなずいた。
そして、シスターメアリーが口を開いた。
「するとリョージさんは、迷い人ですね」
「迷い人……ですか?」
「ええ。この地には、時々違う世界の人が迷い込むのです。精霊教では大精霊様のお導きといわれています」
「は……、はあ……」
俺の話が信じてもらえたのは嬉しいが、『大精霊のお導き』と急に宗教チックな話になり、俺はちょっと引いてしまった。
俺は気を取り直して質問をする。
「すると……、私のような迷い人が他にもいるのでしょうか?」
若いシスターエレナが、俺の質問に答えた。
「過去には存在していました。精霊教では、大精霊とともに魔物と戦った聖マルコが有名です。それから、遥か東にあるエド国の初代王エドモンドは迷い人であったそうです」
「へえ~! 活躍した迷い人がいるんですね!」
「聖マルコとエドモンド王は、ジャパンという国から来たと伝わっています」
「ああ! それは私と同国人です! 日本の別の呼び名がジャパンなのです!」
俺は同郷の人物が活躍した話を聞いて嬉しくなった。
だが、そうするとだ。
聖マルコは、丸子さん。
エドモンドは、江戸主水さん。
と、いう可能性があるな。
「迷い人は、この国で好意的に受け止められているのですね!」
俺は弾んだ声を出したが、シスターエレナは気まずそうな顔をしている。
やがて申し訳なさそうに、シスターエレナが返事をした。
「そうとも言えません。悪いことをした迷い人もいるのです。戦乱を起こした迷い人や犯罪者になった迷い人もいます」
「あっ……そうなんですね……」
俺の気持ちが一気に落ちた。
戦乱を起こしたり、乱暴者になったり……。
この世界に適応出来なかった迷い人かもしれない。
どうも迷い人というのは、この世界に住む人にとって良くもあり悪くもある存在のようだ。
俺が無言で考え込んでいると、シスターエレナが語り出した。
「これは私が神学校で学んだ話です。迷い人は、精霊によって導かれ、精霊によって強力な力が与えられるそうです」
「精霊……あっ!」
俺は思わず大きな声を出してしまった。
シスターエレナが驚いているので、俺は詫びながら大声を出した理由を話す。
「大きな声を上げて、申し訳ない。実は日本からこの世界に来る間、かすかな記憶があって、誰かが何か話していたような気がするのです。シスターエレナのお話にあった精霊ではないかと……」
「きっとそうです! 精霊様のお導きがあったのですね!」
シスターエレナは、両手を胸に当てて祈りだした。
この両手を胸に当てるポーズが、精霊教の祈りのポーズらしい。
シスターエレナの話には、うなずける点があった。
精霊によって強力な力を得る――というところだ。
俺の力は明らかに強くなっている。
ゴブリンと戦った時は石を弾丸のように投げることが出来た。
それに移動販売車だ。
カーナビが生きていること。
結界があること。
なぜなのだろうと不思議だったが、精霊が移動販売車の機能を強化したのなら納得だ。
俺が精霊から得た力をどう使うか?
俺の存在が精霊に試されている気がした。
俺は姿勢を正して、シスターメアリーとシスターエレナに宣言した。
「もし、私が精霊によってこの世界に導かれ、精霊によって力を得たのであれば、私は人を幸せにするために力を使いたいと思います。少なくとも悪事に力を使うことはいたしません」
まあ、もちろんスローライフをベースとするので、無理のない範囲であるが。
シスターメアリーとシスターエレナは、安心したのか笑顔が柔らかくなった。
俺が迷い人で害のない人間だと認めてもらえたようだ。
シスターメアリーが、笑顔で俺に告げた。
「正直に話していただいて嬉しかったわ! ぜひ、泊まっていって下さいな!」
1,501
あなたにおすすめの小説
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
小さな貴族は色々最強!?
谷 優
ファンタジー
神様の手違いによって、別の世界の人間として生まれた清水 尊。
本来存在しない世界の異物を排除しようと見えざる者の手が働き、不運にも9歳という若さで息を引き取った。
神様はお詫びとして、記憶を持ったままの転生、そして加護を授けることを約束した。
その結果、異世界の貴族、侯爵家ウィリアム・ヴェスターとして生まれ変ることに。
転生先は優しい両親と、ちょっぴり愛の強い兄のいるとっても幸せな家庭であった。
魔法属性検査の日、ウィリアムは自分の属性に驚愕して__。
ウィリアムは、もふもふな友達と共に神様から貰った加護で皆を癒していく。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
平凡な村人だと思われていた俺、実は神々が恐れる最強存在でした〜追放されたけど、無自覚チートで気づけば世界の頂点〜
uzura
ファンタジー
平凡な村人・レオンは、勇者パーティの荷物持ちとして蔑まれ、ある日「役立たず」として追放される。
だが、彼の正体は神々が恐れ、世界の理を超越する“創世の加護”を持つ唯一の存在だった。
本人はまったくの無自覚——それでも歩くたび、出会うたび、彼によって救われ、惹かれていく者たちが増えていく。
裏切った勇者たちは衰退し、彼を捨てた者たちは後悔に沈む。
やがて世界は、レオン中心に回り始める。
これは、最弱を装う最強が、知らぬ間に神々を超える物語。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
出来損ないと追放された俺、神様から貰った『絶対農域』スキルで農業始めたら、奇跡の作物が育ちすぎて聖女様や女騎士、王族まで押しかけてきた
黒崎隼人
ファンタジー
★☆★完結保証★☆☆
毎日朝7時更新!
「お前のような魔力無しの出来損ないは、もはや我が家の者ではない!」
過労死した俺が転生したのは、魔力が全ての貴族社会で『出来損ない』と蔑まれる三男、カイ。実家から追放され、与えられたのは魔物も寄り付かない不毛の荒れ地だった。
絶望の淵で手にしたのは、神様からの贈り物『絶対農域(ゴッド・フィールド)』というチートスキル! どんな作物も一瞬で育ち、その実は奇跡の効果を発揮する!?
伝説のもふもふ聖獣を相棒に、気ままな農業スローライフを始めようとしただけなのに…「このトマト、聖水以上の治癒効果が!?」「彼の作る小麦を食べたらレベルが上がった!」なんて噂が広まって、聖女様や女騎士、果ては王族までが俺の畑に押しかけてきて――!?
追放した実家が手のひらを返してきても、もう遅い! 最強農業スキルで辺境から世界を救う!? 爽快成り上がりファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる