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小鳥遊 琉歌

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紅の傀儡子(仮) 異世界ファンタジー/魔法あり

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タイトル:紅の傀儡師 (仮)
ジャンル:異世界ファンタジー 魔法あり 

★シルヴェノア・R(レイ)・ヴァーノン 24歳(退役時:18歳) 
ユージン第三皇子の師にして、前帝国軍元帥。最強の魔法師であり最恐の軍師。銀髪白眼だが、自らに施している“封印魔法”を解除し魔法を行使すると、瞳が紅くなる。その容姿から「紅の傀儡師」の二つ名を持つ。6年前に退役し、誰にも居場所を知らせず今は「ノア・ルークラフト」として薬師をしながら森の中での暮らしを満喫中。「黒玉級魔法師No,1」 
好物:ルゴの実(オレンジ)。左腕に紅い蔦。 
水縹(みはなだ):ニーズヘッグ(ラウド) 
鸚緑(おうりょく):シルフ(ミュース) 
青白磁(せいはくじ):天馬(アーウィン) 
光の粒子:白虎(マリリス) 
朱(しゅ)銀(ぎん):結界 

★ノア・ルークラフト 24歳 
カリバル村の薬師。彼女が“あの”シルヴェノアだと知る村人はいない。“変化魔法”で茶髪茶眼になっている。 

★ユージン・エヴァンズ・オリファント 25歳 
オリファント帝国元第三皇子。軍部の長である帝国軍元帥をしている。シルヴェノアの弟子で世界でも一桁しかいない「黒玉級魔法師No,6」でもある。 

★ランドルフ・レクレイ・オリファント 28歳 
オリファント帝国元第二皇子。兄の補佐として宰相をしている。年下のシルヴェノアに得意のチェスで勝ち逃げされた。その為か、普段は冷静沈着で大臣や貴族たちからも畏怖されているが、シルヴェノアの話になると興奮することがしばしばある。 
一人称:俺 公式、もしくは人前では私 

★クレア・ノイリ・オリファント 26歳 
ランドルフの妻。オリファント帝国公爵家・ヘリオット家の長女。元魔術師団所属の宮廷魔法師で、その実力はシルヴェノアも一目置くほど折り紙付き。シルヴェノアの事を実の妹のように思っている。ランドルフとは相思相愛でいつもラブラブ。息子も2人いる。 

★シェリル・シアーズ 13歳 
3年前シルヴェノアに森の奥で拾われた少女。抱擁する魔力量が常人のそれを遥かに凌駕しており、常にシルヴェノアが魔力の放出を促し、制御魔法をかけている。感情の揺れでも魔力が一度に放出される事がある。それが害になる為、森の奥で暮らしている。前魔王・ティブルシオの実の娘。セミロングの黒髪。 
前魔王は邪王の封印をシェリルの中に施した。よって、現魔王に狙われている 

★エリック・ディアス・オリファント・ 30歳 
オリファント帝国現皇帝。即位して6年だが「賢帝」と名高く、他国からも一目置かれている。家族思いで懐に入れた者は必ず守るが、それまでの道のりが長い。 
一人称:公式時 余 

★ヴァルディス・フォリト・オリファント・ウィールドン 48歳 
 オリファント帝国前皇帝の実弟。エリックたちの叔父。シルヴェノアの元部下で、彼女が呪殺魔法を受けていることを知っている唯一の人物。今は帝都内郊外にある屋敷で暮らしている。ウィールドンという家名を貰い公ではウィールドン公爵と呼ばれる。 
一人称:シルヴェノアには俺 

★ルードルフ・ヴァレリアン・トルグウィスト 35歳 (ルディー) 
 オリファント帝国魔術師団長。シルヴェノアの事とはお茶のみ友達。「黒玉級魔法師No,4」。トルグウィスト侯爵当主。 

★ティンバーレイク・フェン・サルティ 
 魔術師団副師団長「黒玉級魔法師No,9」。サルティ伯爵家当主。スティニアの夫。 
一人称:私 妻にのみ僕 

★スティニア・ハルリア・トルグウィスト 24歳 
 治癒魔法師で、ルードルフの妹。ティンバーレイクの妻で、サルティ伯爵夫人。 
 最高峰の治癒魔法師・ラヴィレスの称号を持つ。 

★アンドリュー・シオドリック・ローレンス・ボールドウィン 53歳 
 帝国において裏の世界で“御大”と呼ばれる人物。シルヴェノアとは彼女が元帥であったときから裏の世界で動いていたので知り合い。シルヴェノアもアンドリューが御大と呼ばれていることは知っている。 
一人称:儂 

★イーデンス・ジョン・クラーク 47歳 
 ボールドウィン公爵家侍従長。アンドリューの裏の世界での事を知っているのは家の中では彼のみ。 
一人称:私 

★アイザック・コーディ・クラーク 45歳 
 ウィールドン公爵家侍従長。イーデンスの実弟で、ヴァルディスが軍役時代からの副官をしており、今は彼の右腕として仕えている。 
一人称:私 

★レフィ・フランツェン 28歳 
 リベラルドの腹心。帝国では魔術師団に所属している。つまりはスパイ。 
一人称:自分 

★リベラルド・カタリニコフ 36歳 
 6年前に帝国の最強元帥を退けたとして宮廷魔法師から宰相にまで上り詰めた男。 
ガノッサ王国現宰相。 
 一人称:オレ 公式時 私  

★サイラス・ライアット 34歳 
 シルヴェノアの母の実兄。シルヴェノアの伯父。一般に公表しておらず、このことを知っているのはサイラス、シルヴェノアのみ。現在は帝都で大神官をしており、教会においてNo.2の地位にいる。(No.1はもちろん教皇)。 
一人称:私 

 
白翼騎士団(3万)…少数精鋭の緊急時のみ動く 
近衛騎士(500)…皇族の身辺警護など 
青翼騎士団(10万)…帝都の治安を守る 
黒翼騎士団(10万)…魔物討伐専門 
緑翼騎士団(10万)…各都市の治安維持 
魔術師団(8万)…宮廷魔術師 
一般兵(20万)…各地に散らばる兵士 
帝国軍全体で50万越え 

オリファント帝国の皇帝一家は基本的に蒼髪に藍瞳 

基本的に一人称は私か俺 
 
Plot 

0: 
6年前の大戦。その最後の戦況。シルヴェノアは荒野となった平原で黒いローブを着た男、ガノッサ王国の魔法師・リベラルドに止めの魔法を放った。3兄弟の従兄・ヴァルディスには殺してしまえといわれたが、彼女はそこまではしなかった。しかしその直前、彼によって彼女は呪いを受ける事になる。そして男は霧のように消える。それを見たヴァルディスはエリックたちに伝える事を強く進言するが、彼女は言わないと頑として譲らなかった。 

1: 
シルヴェノアとシェリルの日常からスタート。いつもマイペースなシルヴェノアにシェリルが振り回される。薬師としての仕事も少しずつだがしっかりと熟している。主にシェリルのお陰でだが。シェリルの魔法練習もしている。ここらへんでシェリルが拾われたみたいなことも匂わせる(伏線行きましょー)。 

王宮の日常も書く。エリックが執務をサボってユージンのところで手合わせをしている。そこに笑顔でキレているランドルフ登場。無理やり連れていく。取り敢えず彼らの日常を書く。 

次に続ける伏線必須。御大と呼ばれる人物登場。みたいな感じで。あと、レフィの通信の場面も。(伏線ね) 

2: 
上級魔獣が多数出現。次々に村や町が襲われる。ユージンがその鎮圧に向かうが、その中にシルヴェノアたちが暮らしている村も含まれてしまう。壊滅的な打撃を受けるシルヴェノアたちの村。シェリルがそのショックで魔力を暴走させてしまう。それを遠目に見たユージンが隊を率いて到着。それをシルヴェノアが力ずくで抑える。「師匠!!」みたいな感じでユージンと再会。取り敢えず王城へ向うことに。その道中、野宿をしているとワイバーンの群れが出現。それを見たシェリルが暴走しワイバーンを消し炭にする。で、それをシルヴェノアが息を切らしながら制御する。しかしそのせいで魔力枯渇の為動けなくなる。その時、左腕に赤い蔦のようなものが出ている事に誰も気づかなかった。 

3: 
王城へ到着。これまでシルヴェノアが魔力枯渇している様子を見た事ないので、エリックとランドルフは驚いている。シルヴェノアは一度客間で休む事に。そこにはシェリルももちろん一緒。この話は軍議や議会が中心。(そこまでは考えるけど、あとはガンバレww)。魔獣が群で強襲。帝都を襲う。 

4: 
冒険者や軍が中心となって討伐。シルヴェノアが入らずともどうにか勝利を勝ち取る。ここで裏話的な感じで魔族登場。話はシェリルをいかにして捕らえるかというもの。ここでシェリルが純粋な魔族で、しかも前魔王の娘であることが判明。シルヴェノアを魔都の結界の為の人柱にしようと画策する。視点は戻ってシルヴェノア。魔獣殲滅戦も終わり、少し落ち着いてきた頃、シェリルの魔法訓練が再開。シルヴェノアに久しぶりに稽古を付けてもらおうと中庭を訪れたユージンだが、シェリルの能力の高さに唖然。休憩の時にシェリルの事をシルヴェノアに聞くが、彼女は何も言わない。その後ランドルフの執務室でシルヴェノアと2人で話し合う。内容は今回の魔獣氾濫が本当に偶然なのか話していた。そこにランドルフの妻・クレアが登場。元宮廷魔法師の視点より偶然ではなく誰かが仕込んだものであると進言する。その後少し紅茶を飲んで解散。その頃、エリックは念話を使ってヴァルディスと会話している。内容はガノッサが最近不穏な動きをしているというもの。ここでヴァルディスが今は諜報部隊に所属しているのが明らかとなる。 

5: 
シルヴェノアが一度帝都から離れるといい、シェリルも一緒に行くのかと思いきや今回は1人で行くという。ユージンが大丈夫なのかと聞くが「それは大丈夫」という。シェリルも不安なのか連日朝方を中心に魔力を暴走させている。その都度シルヴェノアが背中を撫でて落ち着けている。そして出立当日、シェリルに紫水晶のペンダントを渡し、行先は告げずシルヴェノアはどこかへと出立した。その後のシェリルの不安定さを書く。それでも暴走する前にクレアを始め、周りにいる者が彼女の背中を撫でて落ち着けた。 

6: 
それから1ヵ月後。魔王軍が帝都へ侵攻するという情報が入る。ユージンは軍の戦闘準備に忙しく、エリックとランドルフも忙しくなる。で、ますます不安定になったシェリルの元には常にクレアがいた。それでどうにか大丈夫だったが、城内に魔族が侵入。それでシェリルが魔力を暴走させてしまう。それに目ざとく気づいたのが四天王の1人・カミル。シェリルを捕えようとしてくる。それを守る形でクレアが負傷(しかも結構重症)。そこにランドルフとエリックが登場。惨状に驚きながらもカミルを殲滅する。しかしクレアはすでに虫の息。ランドルフの腕の中で死にかける。そこに銀髪紅目の姿になったシルヴェノアが登場。速攻でクレアに治癒魔法をかけ、回復させる。そしてシェリルの封印魔法を解除し、彼女に上級魔法を使うように言う。最初は無理だというが、シルヴェノアはシェリルを説得した。で、シルヴェノアは城内の魔族を光魔法で一瞬にして殲滅。そのまま城外へ。残されたシェリルはシルヴェノアに言われたように上級魔法を使う。しかし、実際には最上級魔法であった。周りにいた者たちは驚き唖然。魔法行使後、シェリルは意識を失う。が、寝ているだけ。そのころ城外ではシルヴェノアが魔族を殲滅。そして魔王を討った。しかも四天王の1人、ルネを味方につけていた。 

7: 
ルネを連れて帰還。魔族登場に人々は恐怖し構えるが、シルヴェノアが制する。そのままシェリルに会いに行く。ベッド上のシェリル。まだ瞳は閉じたまま。それを愛おしそうに見つめるルネ。彼を残しシルヴェノアはエリックたちの元へ、事情説明に行く。で、ネタ明かし。魔獣氾濫の時から元々知り合いだったルネに連絡を取り、魔族の内情を探ってもらっていた。そして現魔王・マルセルがシェリルを保護する名目で人類滅亡を企んでいるという情報が入った。そこからシルヴェノアは帝都を囲む強力な結界を張り、ルネは魔王軍を帝国全土ではなく、帝都に集中させるように仕向けた。しかもルネは魔王軍の中でも、前魔王を殺害し失脚させた現魔王を気に入らないメンツは帝都の中に入らないようにと助言した。で、結界の中に魔王軍をうまく誘い込み、シェリルの浄化魔法とシルヴェノアの光魔法を行使し彼らを殲滅した。と、いうのが今回の裏事情。 

8: 
無事にシェリルが目を覚まし、次期魔王にならないかとルネが説得する。最初はいやだというシェリル。そんな彼女のそばにずっといるというルネ。取り敢えずルネは1週間くらい王城にいる。で、最終的にはシェリルが人間と共存するために魔王になる事を決意する。そんでシェリルは魔王城へとルネを伴って行ってしまう。その後、すぐにシルヴェノアも城を去ろうとするが、それを3兄弟に止められる。理由はまた元帥になってほしいというもの。けど、彼女はそれを拒否る。それでも引き留める兄弟を前に、取り敢えずもう少し城にいるという事で手打ちとなった。それからシルヴェノアは日々裏庭で昼寝をしている。お気に入りの木の下でよく寝ているのを城仕えたちが目撃していた。 

9: 
んで、最近ユージンがシルヴェノアに対してよそよそしい。それに対してシルヴェノアは全く気にせずといったところであった。そして皇帝エリックの生誕祭の夜会にて。ベランダでユージンがシルヴェノアに告るという典型的なものをやる。けど返事はON。理由は告げてはくれなかった。それに気を落とすユージン。シルヴェノアはその日の夜に城から忽然と姿を消した。 

翌日、ユージンは自分のせいだと大ダメージ。エリックとランドルフも気の毒にと思っていた。それからユージンの日課はシルヴェノアが毎日昼寝をしていた裏庭の木の下で空を見上げる事になっていた。 

10: 
それから2年後。無事に魔王に即位したシェリルと皇帝エリックが協定宣言を出す。そのころ、巷では左腕に赤い蔦の刺繍をした魔法師の噂で持ち切りだった。なんでも魔法を使わせたら超一流。剣もこの世界には珍しい片刃の美しい刃紋を持ち、その姿は完璧だという。しかし、魔力をよく暴走させてしまうのだという。高位の魔法を行使できるほどの実力を持つにも関わらず、魔力を暴走させるのはおかしいとの事で噂に上がっているらしい。是非にも宮廷魔法師にその人物を誘いたい3兄弟は、どうにかしてその人物とアポを取ろうとする。しかし、それはかなわない。 

11: 
それから少しして武闘大会が開催される。大会は順調に進行していく。しかし、決勝戦の目前。前魔王・マルセルの元右腕が大会に乱入し、自らの命と引き換えに召喚魔法を発動させる。そこから出てきたのは1万を超えるであろう数のドラゴンたち。幸いにも、エンシェントドラゴンはいなかったが、帝都は大混乱。空から魔法を放ってくるドラゴンたちに成す術もなく右往左往していた。そんなとき、黒いローブを着た魔法師が現れる。左腕を空に向け、無詠唱で魔法陣を展開させる。その光景は異様の一言。理由は簡単で、魔法陣が展開するのは帝級魔法と呼ばれる最上位の魔法のみだからである。しかし、そんな魔法を無詠唱で展開などできるわけがなかった。そして魔法行使の影響で吹いた突風によってローブが外れる。そこには消えたはずのシルヴェノアの姿が。しかし、彼女の顔色は悪い。魔法陣が消え、その行使を終えた後、彼女は倒れてしまう。 

12: 
王城にて。シルヴェノアの呼吸は荒く、高熱が続く。理由は左腕の赤い蔦。偶々帰国していたヴァルディスがそれを見て7年前に受けた大戦での呪術であることを告げる。しかしかなり進行しており、残す手は呪術を掛けた本人を殺すことのみ。ユージンは隣国の宰相にまで成り上がっているリベラルドを暗殺すること決める。このことは周りにはもちろん、兄たちにも告げない。ただ、1人。ヴァルディスだけが知っている。で、無事に暗殺。シルヴェノアの意識は戻り、ユージンとシルヴェノアは結ばれてhappy end. 

 
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