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邪竜物語に首を突っ込む編
091-魔法ギルドのお仕事
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私とアリッサはワンコを真ん中に挟んで景色を楽しみながらゆったりと魔法ギルドへと向かう。
魔法ギルドは瓦屋根の大きな平屋の建物に五重塔がくっついた様な建物だった。
アリッサに外で待っているかと聞くと「私も技書を買いたいから一緒に行く~」と言って付いてきた。
門番さんに目的を伝えると私達は別々のところにへと案内された。アリッサは魔法関連の道具や[技書]などが売ってるところへ、私はギルドマスターのところへ案内された。
靴を脱ぎ一段上がった板張りの廊下を通り抜け襖を開けると、なんとも艶っぽい女性がいた。これはきっと美魔女というやつなのだろう。紫色を基本とした色鮮やかな着物に黒髪だ。きちんと結い上げられた髪は、べっ甲の簪刺しの黄色が黒い髪に映えている。視線を落とすと着物の襟元は鎖骨が見えるどころか肩まで見えんばかりにざっくりと開いていた。肌色が多くなりのっぺとした印象になり見た目に華やかさを出すのが極めて難しい着方だけど、まるで芸術品のように綺麗な鎖骨がそれを見事に補っている。
お辞儀も挨拶も忘れて硬直していたら魔法ギルドのマスターから声がかかった。
「あらぁ、新人ちゃんはすでにガオゴウ家の傘下なのね残念だわぁ……」
「え?どうしてわかったのですか?」
「外国人が少ないってのもあるけど、その拳法着はねガオゴウ家に発注されて私が作ったのよ」
「そうだったのですね、これすごく気に入ってますわ」
「あら嬉しいわぁ~私が何重にも強化した布と糸で出来てるからどんな事があっても破れないと自信を持って言えるわ!」
このカンフー服と呼んでいた服の正式名は拳法着でしかもかなりの高級品ようだ。
そんな物を軽々貰ってしまってよかたのかしら?と思ったけどすごく気に入っているので返す気にはなれないわね……私はお金を貯める決意をした。
「そんなに良い品だったのですね」
「そうよぉちゃんとお礼を言っておきなさいな」
「わかりました後ほどお礼に伺いますわ」
私は拳法着をまじまじと見て夕食後にでもしっかりお礼に行こうと思った。
「さて~お仕事の件だけどねぇ無属性拳法と増強ねぇ~だったら完全に戦闘系ですねぇ……よし”いたずらたぬき”から毛皮を20枚取ってきてねぇ”いたずらたぬき”がいる場所は”任務”に送っておくわね」
「わかりましたわ行ってまいります」
「はい頑張ってねぇ、弱くても妖魔だから一応注意してね!それじゃいってらっしゃい」
私はペコリと頭を下げてギルドを後にした。
「マルレ~新しい召喚買った!」
「そう、良かったわね」
ギルドから外に出ると何やらはしゃいでいるアリッサに遭遇した。新しい[技書]を買い込んでご満悦のようだ。
「見てて~行くよー!狛犬招来!」
空中に紫の渦ができた、そこから神社でよく見る[狛犬]がでてきた。その狛犬の周りにはマリのようなものがフヨフヨと浮いている。召喚魔法Lv2のテクニックの[狛犬]だ。もうスキルレベルが上がったの!?早い!
「ほら!でかいワンコ!強そうでしょ?」
「そうね強そうね」
どうしよう……すごく言いたい!全部知ってるから!って……でも楽しそうなところに水を指すのも悪いからこのままで行きましょう……
「え?なに?背中に乗せてくれるの?ヤッター!」
狛犬は伏せた状態になり首をクイッと動かし背中に乗れという動作をした。アリッサは迷わず狛犬の背中に横乗りした。狛犬が歩きだすとアリッサは「お~」と声を上げて益々楽しそうになった。
「私はこれから”いたずらたぬき”から毛皮を取りに行くんだけど、アリッサはどうする?」
「ワンコ戦わせてみたいしマルレのテクニックも見たいから私もいくよ~」
私は、”任務”に記されている場所へと向かった。後ろからは、アリッサを背中にのせた狛犬がのっしのっしと付いてくる。だんだんと街の中心から外れ建物もまばらなになって来ると見通しも良くなり畑が広がっているのが見えた。その畑はよく手入れされており、みずみずしい葉物野菜たちが収穫されるのを待っているかのようだ。
「こういう野菜もスキルで取れるの?」
アリッサが狛犬の上で足をプラプラさせながら質問してきた。
「そうよ、でも契約しているスキル持ちとか居るでしょうから勝手にとってはダメだと思うわ」
「そっか~野菜泥棒になっちゃうもんね~」
「採取系の真価が発揮されるのは人が管理してない早いもの勝ちの場所でしょうね」
畑の中の細い道を通り抜けると森と草原の境目あたりにモコっとした可愛い狸がたくさんウロウロしているのが見えてきた。あのかわいいのが敵である”いたずらたぬき”ですね。
「あれが”いたずらたぬき”ですわ」
「よーし!狛犬もどれ!そして~忠犬招来!」
アリッサは狛犬を戻して忠犬を呼ぶ、目がくりっとして非常に可愛らしい柴犬で一番弱い妖魔である”いたずらたぬき”にちょうどよい相手だ。
「アリッサ、先に言っておくわね……引かないでね」
アリッサは頭の上にはてなマークが浮かんでいるような顔をしている。
「ん?……わかった!忠犬!”攻撃せよ”」
柴犬はワン!ひと鳴きすると狸ぬ向かって猛ダッシュしていった。
その勢いのままぐわっと牙を剥きだし無警戒にポテポテと歩いている狸の首めがけて勢いよく噛み付いた。
一撃で仕留めきれなかったらしく狸の首を噛んだまま首を振り回し牙をさらに食い込ませると辺りに血しぶきが飛んだ。
可愛かった柴犬は、今や返り血を浴びて悲惨な事になっている。動かなくなった狸を咥えたままアリッサのところまで戻って来るとそっとアリッサの足元に置いた。「取ってきましたご主人!」とでも言いたげにおすわりをしてシッポをふりふりしている。
血みどろでなければすごく可愛かったでしょうね。
「あ、え……偉いわ!ワンコ」
やっぱり引いてるわね、いくら魔物討伐や治療で血みどろを見慣れてても、かわいい&かわいいから繰り出される野生の現実の破壊力にはドン引きだったわね……
アリッサがドン引きしている間に出血ダメージで狸は絶命しキラキラと光に変わりその場から消え失せた。ゲームと同じで死体が残らないようだ。
「アリッサインベントリに毛皮が入ってると思うからそれ頂戴」
「え?あ~これねはいどうぞ」
アリッサはインベントリを開き毛皮を投げてよこした。
「ありがとう、あと19枚だわ」
「解体しなくて良いんだね楽でいいわ~」
「ほんとうね、私達の国のほうがだいぶ現実感あるわよね」
「そうね~魔法以外は結構現実っぽいよね」
自国は魔物の死体がそのまま残るので多くの収穫物は持って帰れないので大変だったわね。でも余すところなく素材が取れたり綺麗に倒す面白さがあるのは利点ですけどね。
「さ~てと次は私の番ですわね!」
私は屈伸をした後に肩を回しながら狸の群れへと近寄っていった。
クロービに来てから初戦闘だ!
魔法ギルドは瓦屋根の大きな平屋の建物に五重塔がくっついた様な建物だった。
アリッサに外で待っているかと聞くと「私も技書を買いたいから一緒に行く~」と言って付いてきた。
門番さんに目的を伝えると私達は別々のところにへと案内された。アリッサは魔法関連の道具や[技書]などが売ってるところへ、私はギルドマスターのところへ案内された。
靴を脱ぎ一段上がった板張りの廊下を通り抜け襖を開けると、なんとも艶っぽい女性がいた。これはきっと美魔女というやつなのだろう。紫色を基本とした色鮮やかな着物に黒髪だ。きちんと結い上げられた髪は、べっ甲の簪刺しの黄色が黒い髪に映えている。視線を落とすと着物の襟元は鎖骨が見えるどころか肩まで見えんばかりにざっくりと開いていた。肌色が多くなりのっぺとした印象になり見た目に華やかさを出すのが極めて難しい着方だけど、まるで芸術品のように綺麗な鎖骨がそれを見事に補っている。
お辞儀も挨拶も忘れて硬直していたら魔法ギルドのマスターから声がかかった。
「あらぁ、新人ちゃんはすでにガオゴウ家の傘下なのね残念だわぁ……」
「え?どうしてわかったのですか?」
「外国人が少ないってのもあるけど、その拳法着はねガオゴウ家に発注されて私が作ったのよ」
「そうだったのですね、これすごく気に入ってますわ」
「あら嬉しいわぁ~私が何重にも強化した布と糸で出来てるからどんな事があっても破れないと自信を持って言えるわ!」
このカンフー服と呼んでいた服の正式名は拳法着でしかもかなりの高級品ようだ。
そんな物を軽々貰ってしまってよかたのかしら?と思ったけどすごく気に入っているので返す気にはなれないわね……私はお金を貯める決意をした。
「そんなに良い品だったのですね」
「そうよぉちゃんとお礼を言っておきなさいな」
「わかりました後ほどお礼に伺いますわ」
私は拳法着をまじまじと見て夕食後にでもしっかりお礼に行こうと思った。
「さて~お仕事の件だけどねぇ無属性拳法と増強ねぇ~だったら完全に戦闘系ですねぇ……よし”いたずらたぬき”から毛皮を20枚取ってきてねぇ”いたずらたぬき”がいる場所は”任務”に送っておくわね」
「わかりましたわ行ってまいります」
「はい頑張ってねぇ、弱くても妖魔だから一応注意してね!それじゃいってらっしゃい」
私はペコリと頭を下げてギルドを後にした。
「マルレ~新しい召喚買った!」
「そう、良かったわね」
ギルドから外に出ると何やらはしゃいでいるアリッサに遭遇した。新しい[技書]を買い込んでご満悦のようだ。
「見てて~行くよー!狛犬招来!」
空中に紫の渦ができた、そこから神社でよく見る[狛犬]がでてきた。その狛犬の周りにはマリのようなものがフヨフヨと浮いている。召喚魔法Lv2のテクニックの[狛犬]だ。もうスキルレベルが上がったの!?早い!
「ほら!でかいワンコ!強そうでしょ?」
「そうね強そうね」
どうしよう……すごく言いたい!全部知ってるから!って……でも楽しそうなところに水を指すのも悪いからこのままで行きましょう……
「え?なに?背中に乗せてくれるの?ヤッター!」
狛犬は伏せた状態になり首をクイッと動かし背中に乗れという動作をした。アリッサは迷わず狛犬の背中に横乗りした。狛犬が歩きだすとアリッサは「お~」と声を上げて益々楽しそうになった。
「私はこれから”いたずらたぬき”から毛皮を取りに行くんだけど、アリッサはどうする?」
「ワンコ戦わせてみたいしマルレのテクニックも見たいから私もいくよ~」
私は、”任務”に記されている場所へと向かった。後ろからは、アリッサを背中にのせた狛犬がのっしのっしと付いてくる。だんだんと街の中心から外れ建物もまばらなになって来ると見通しも良くなり畑が広がっているのが見えた。その畑はよく手入れされており、みずみずしい葉物野菜たちが収穫されるのを待っているかのようだ。
「こういう野菜もスキルで取れるの?」
アリッサが狛犬の上で足をプラプラさせながら質問してきた。
「そうよ、でも契約しているスキル持ちとか居るでしょうから勝手にとってはダメだと思うわ」
「そっか~野菜泥棒になっちゃうもんね~」
「採取系の真価が発揮されるのは人が管理してない早いもの勝ちの場所でしょうね」
畑の中の細い道を通り抜けると森と草原の境目あたりにモコっとした可愛い狸がたくさんウロウロしているのが見えてきた。あのかわいいのが敵である”いたずらたぬき”ですね。
「あれが”いたずらたぬき”ですわ」
「よーし!狛犬もどれ!そして~忠犬招来!」
アリッサは狛犬を戻して忠犬を呼ぶ、目がくりっとして非常に可愛らしい柴犬で一番弱い妖魔である”いたずらたぬき”にちょうどよい相手だ。
「アリッサ、先に言っておくわね……引かないでね」
アリッサは頭の上にはてなマークが浮かんでいるような顔をしている。
「ん?……わかった!忠犬!”攻撃せよ”」
柴犬はワン!ひと鳴きすると狸ぬ向かって猛ダッシュしていった。
その勢いのままぐわっと牙を剥きだし無警戒にポテポテと歩いている狸の首めがけて勢いよく噛み付いた。
一撃で仕留めきれなかったらしく狸の首を噛んだまま首を振り回し牙をさらに食い込ませると辺りに血しぶきが飛んだ。
可愛かった柴犬は、今や返り血を浴びて悲惨な事になっている。動かなくなった狸を咥えたままアリッサのところまで戻って来るとそっとアリッサの足元に置いた。「取ってきましたご主人!」とでも言いたげにおすわりをしてシッポをふりふりしている。
血みどろでなければすごく可愛かったでしょうね。
「あ、え……偉いわ!ワンコ」
やっぱり引いてるわね、いくら魔物討伐や治療で血みどろを見慣れてても、かわいい&かわいいから繰り出される野生の現実の破壊力にはドン引きだったわね……
アリッサがドン引きしている間に出血ダメージで狸は絶命しキラキラと光に変わりその場から消え失せた。ゲームと同じで死体が残らないようだ。
「アリッサインベントリに毛皮が入ってると思うからそれ頂戴」
「え?あ~これねはいどうぞ」
アリッサはインベントリを開き毛皮を投げてよこした。
「ありがとう、あと19枚だわ」
「解体しなくて良いんだね楽でいいわ~」
「ほんとうね、私達の国のほうがだいぶ現実感あるわよね」
「そうね~魔法以外は結構現実っぽいよね」
自国は魔物の死体がそのまま残るので多くの収穫物は持って帰れないので大変だったわね。でも余すところなく素材が取れたり綺麗に倒す面白さがあるのは利点ですけどね。
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