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自分達の物語に決着をつける編
125-慣れって怖いわね
ネスティエイン軍から放たれた魔法はファイアーボール、アイスボルト、エアバレットロックバレットの4種類だ。アリッサから聞いたノチド式とは違い形などが揃った魔法はどう見ても旧式だった。
魔法は放物線を描き辛うじて騎士団の張った障壁の下の部分にあたって消滅していく。
大きな盾を持った騎士団員が展開しているのはアリッサの出す障壁とは違い前面だけを防御するようだ。
障壁は手に持った盾と同じ型をして居るが背丈より高い大きさだ盾を動かすと障壁も同じように動き飛んでくる魔法を見事に防いでいる。
中央最前線で上半身だけ地面からだしている半透明のマッチョが大胸筋で魔法を受け止めている。
あれは型にとらわれない強力な新型魔法でしょうね……
「我が名はモウセン・バーンノルド!私の筋肉魔法[ボーイ・ミートゥ・マッスル]に弾けぬものなし!」
兜、マント、手甲、鉄靴にブーメンランパンツ姿のほとんど裸の変態が筋肉を強調するポーズをしている……ビキニアーマーも真っ青のノーガード装備……腹も心臓も丸出し……
ふと学生の頃の記憶が蘇る。
『ノチド・バーンノルドです。授業します。よろしく。僕のことはノチド先生と呼んでください、変態の仲間だと思われるので家名では絶対によばないでください』
見なかったことにしましょ……
「砲撃部隊行動開始!」
ラッシュ団長の声で変態から意識がそれる。私達遊撃隊の隣りにいた剣と杖を持ったオレンジマントの集団の隊長と思われる騎士団員が動き始めた。
左手に持った杖を敵陣の上空を指すように掲げ杖に魔力を集中させた。
「基本姿勢!試射!ロックフォール!」
杖から放たれた岩は放物線を描き敵軍奥の本隊と本陣の間の誰も居ないところに着弾した。
あたってないけど距離は出ているわね、敵軍のギリギリ届く残念な魔法よりはマシだけどやっぱり旧式の同じ動作しかしない型にはまった魔法なのね。
「着弾確認!観測手返答待ち!」
「観測手返答!修正左3下1!」
どこか遠くを見ていた隊長が誰かとやり取りをしていたようです。
「砲撃隊!構え!基本姿勢より左3!下1!」
「「「了解!」」」
オレンジ色のマントの集団はみな揃って腕を突き出す。その腕は見事に揃いまるで手抜きのCGのように見えるほどに寸分の違いなく揃っている。
「うちぃぃぃーかたぁぁーーーーはじめぇ!」
「了解!」
「「ロックフォール!」」「「アイスフォール!」」
オレンジマントの一団から一斉に同じ型の同じ魔法が同じ角度で飛んでいく。
先程外れた一発目とは違い岩や氷が敵陣の最後方に降り注いだ。前が邪魔でまだ魔法すら撃っていない敵兵が岩や氷の塊に押しつぶされている。
魔力が残っている交代要員を見事に撃ち抜いた。同じ動作しかしない弱い旧式の魔法だが騎士団の魔法はその同じ動作しかしないという欠点を利点と捉え確実に狙ったところへと落としたのだ!
私は目の前で起こった出来事に新型魔法こそ至高という勘違いを叩き潰された。(変態の記憶は消した)
すごい……敵の水平撃ちと違い質量がある魔法を角度をつけて距離を伸ばして更には同じ魔法であることを利用して正確に狙った位置に着弾させている。
「うちぃぃぃーかたぁぁーーーーやめぇ!」
隊長の合図で攻撃が止まる。敵陣の後方に控えていた魔術師がかなりの数倒れている。
「砲撃隊!威嚇3連射構え!現在姿勢より上1!続いて下1!最後に下1!」
「「了解!」」
なにをやっているのかよくわからないけど、これからすごいことが起こるのだと心が躍る。
「1射目撃て!」
「「ロックフォール!」」「「アイスフォール!」」
オレンジの集団から放たれた攻撃は放物線を描き飛んで行くが、敵軍奥の誰も居ないところに降り注いだ。
どうやら外れてしまったみたいですね。
「2射目撃て!」
腕の角度を少し倒して放たれた魔法は先程より手前に落ちたがまたしても敵に被害を与えることはできなかった。
うーん初めのはまぐれだったのかしら?
「3射目撃て!」
着弾地点はさらに敵軍に近づいたが数人に当たった程度でほとんど外れてしまった。
「任務完了!次の指示をまて!」
え?任務完了ですか?1度目は良かったけど2回目は全然駄目だったじゃない!一体どういうことかしら?疑問に思いとなりに居るラーバルに聞いてみることにした。
「2度めの攻撃は外れていたが任務完了とはどういうことだ?」
「ふむ、戦術には詳しくないようですね。これから起こることを見ればわかりますよ」
ラーバルは得意げにそう言うと敵陣を指さした。意味がわからないが敵陣を注視することにした。
敵前方の魔術師はまだ魔法を打ち続けているが飛距離が伸びず効果は薄そうだ。中央あたりの魔術師は打ちたくても射程外なので撃てないようで攻撃が降り注いだ後方をチラチラと気にしている様子だ。
しかし後方だけは活発に動いていた。なんと逃げ始めている……なぜか後ろではなく前方へと!
後方から逃げた魔道士は中央の魔道士を前方へと押し始めた。いったい何故こんなことに……私の疑問にラーバルが答えた。
「先程の3回の威嚇で彼らは段々と後ろから迫る着弾地点に怯えて正常な判断ができなくなって前方のほうが安全と勘違いしてしまったのですよ」
そうか、普通なら遠くに逃げるものだが故意にずらすことによって後ろから迫ってきていると錯覚させたのですね。
「ほら見てください攻撃が届かない中央の前進したいとの気持ちと後方の前方に逃げれば安全という勘違いが重なって敵軍が動き出しましたよ」
ラーバルの言う通り敵軍が前進し始めた。敵前方は混乱しているが後ろからの圧力に耐えられずじわじわと前進を始めた。
「遠距離有利の敵が前進し始めたぞ……」
私が漏らした驚きの声にラーバルは嬉しそうにしている。
「さて!そろそろ出番ですよ!準備してください!」
あまりに見事な戦いぶりに私は自分が参戦していることを忘れていた。
「わかりました」
私が腰の太刀を抜くと同時に戦場にラッシュ団長の声が響く。
「砲撃隊威嚇砲撃!遊撃隊は作戦地域へ移動を開始せよ!」
「「了解!」」
号令を聞いたラーバルが遊撃隊へと指示を出す。
「遊撃隊!移動開始!目指すは戦場中央右側の林!」
「「了解!疾風迅雷!」」
目指すは戦場中央の右側にある林のようだ。敵陣が動かないと思って気にもとめていなかった林は敵が前進したことにより奇襲するための格好の隠れ場所となっていた。
ラーバルを先頭にすばやく移動する一団の後を追う。林へ向かって移動していると砲撃隊の威嚇射撃が始まった。先ほどと同じように、1射目ハズレ、2射目至近弾、3射目は逃げ遅れた魔術師に着弾した。
ますます敵軍の前進は早まりついには戦場の中央まで前進していた。私達が林に入る頃には、敵左翼郡が遠距離攻撃の魔道士には不利な林へと押されるように突っ込んできた。
「攻撃開始!林に入った者たちを討ち取れ!」
ついに私の戦いが始まった。前を進む騎士団員がパニックで適当に魔法を乱射している魔術師団を切り倒していく。
私も覚悟を決めて突撃した。
簡単に斬られる仲間を見るのに夢中で私に気がついていない魔術師が眼の前に居る。
震える手で持った刀で袈裟斬りにした。腰が引けて浅かったが魔物と違い人間が死ぬには十分な傷を負わせた。
悲鳴を発するより先に肺から空気が抜けてしまい驚きの表情のままその場に倒れた。
私はついに人を殺した……
気分が悪くなり吐く。後悔の念が襲う。悲しみが襲う。
……そんなことは一切なかった……敵が居なくなってよかったという感情しかわかなかった。
私は既におかしくなっていたのか?それとも自分が思うよりこの世界に馴染んでいたのか……
私は過去を思い出してみた。初めて殺した生き物は爬虫類の亀の魔物だった。次は哺乳類の狼、そして体が人間だけどどう見ても怪物のミノタウロス、霊長類の白い猿、そして見た目はクチバシの付いたカエルのようだが言葉を話す河童、言葉こそわからないが集落を築き生活していたトカゲ人……。
見事に段階を踏み自然と人殺しへと至るステップを踏んでいた。そんな自分に驚きもしたが私の口から出た言葉は非常に軽いものだった。
「慣れって怖いわね」
私の感情は平坦だった私の中で敵対した人を殺すという嫌悪感は敵を倒したという喜びと相殺されて無感情になるぐらいの小さな出来事になっていた。
「エアバレット!」
敵の詠唱する声によって私は現実に引き戻された。前方に居た魔術師が放った風の弾丸は先程、行軍の見本を見せてくれた青年に命中した。
風の弾丸に吹き飛ばされ木の幹に叩きつけられた青年とそれを見て満足そうに追撃を準備している魔道士が視界に入って来た。
仲間に危害を加える敵を見て。私の中で何かが吹っ切れた。
迷いの消えた一太刀は相手を軽々両断した。
魔法は放物線を描き辛うじて騎士団の張った障壁の下の部分にあたって消滅していく。
大きな盾を持った騎士団員が展開しているのはアリッサの出す障壁とは違い前面だけを防御するようだ。
障壁は手に持った盾と同じ型をして居るが背丈より高い大きさだ盾を動かすと障壁も同じように動き飛んでくる魔法を見事に防いでいる。
中央最前線で上半身だけ地面からだしている半透明のマッチョが大胸筋で魔法を受け止めている。
あれは型にとらわれない強力な新型魔法でしょうね……
「我が名はモウセン・バーンノルド!私の筋肉魔法[ボーイ・ミートゥ・マッスル]に弾けぬものなし!」
兜、マント、手甲、鉄靴にブーメンランパンツ姿のほとんど裸の変態が筋肉を強調するポーズをしている……ビキニアーマーも真っ青のノーガード装備……腹も心臓も丸出し……
ふと学生の頃の記憶が蘇る。
『ノチド・バーンノルドです。授業します。よろしく。僕のことはノチド先生と呼んでください、変態の仲間だと思われるので家名では絶対によばないでください』
見なかったことにしましょ……
「砲撃部隊行動開始!」
ラッシュ団長の声で変態から意識がそれる。私達遊撃隊の隣りにいた剣と杖を持ったオレンジマントの集団の隊長と思われる騎士団員が動き始めた。
左手に持った杖を敵陣の上空を指すように掲げ杖に魔力を集中させた。
「基本姿勢!試射!ロックフォール!」
杖から放たれた岩は放物線を描き敵軍奥の本隊と本陣の間の誰も居ないところに着弾した。
あたってないけど距離は出ているわね、敵軍のギリギリ届く残念な魔法よりはマシだけどやっぱり旧式の同じ動作しかしない型にはまった魔法なのね。
「着弾確認!観測手返答待ち!」
「観測手返答!修正左3下1!」
どこか遠くを見ていた隊長が誰かとやり取りをしていたようです。
「砲撃隊!構え!基本姿勢より左3!下1!」
「「「了解!」」」
オレンジ色のマントの集団はみな揃って腕を突き出す。その腕は見事に揃いまるで手抜きのCGのように見えるほどに寸分の違いなく揃っている。
「うちぃぃぃーかたぁぁーーーーはじめぇ!」
「了解!」
「「ロックフォール!」」「「アイスフォール!」」
オレンジマントの一団から一斉に同じ型の同じ魔法が同じ角度で飛んでいく。
先程外れた一発目とは違い岩や氷が敵陣の最後方に降り注いだ。前が邪魔でまだ魔法すら撃っていない敵兵が岩や氷の塊に押しつぶされている。
魔力が残っている交代要員を見事に撃ち抜いた。同じ動作しかしない弱い旧式の魔法だが騎士団の魔法はその同じ動作しかしないという欠点を利点と捉え確実に狙ったところへと落としたのだ!
私は目の前で起こった出来事に新型魔法こそ至高という勘違いを叩き潰された。(変態の記憶は消した)
すごい……敵の水平撃ちと違い質量がある魔法を角度をつけて距離を伸ばして更には同じ魔法であることを利用して正確に狙った位置に着弾させている。
「うちぃぃぃーかたぁぁーーーーやめぇ!」
隊長の合図で攻撃が止まる。敵陣の後方に控えていた魔術師がかなりの数倒れている。
「砲撃隊!威嚇3連射構え!現在姿勢より上1!続いて下1!最後に下1!」
「「了解!」」
なにをやっているのかよくわからないけど、これからすごいことが起こるのだと心が躍る。
「1射目撃て!」
「「ロックフォール!」」「「アイスフォール!」」
オレンジの集団から放たれた攻撃は放物線を描き飛んで行くが、敵軍奥の誰も居ないところに降り注いだ。
どうやら外れてしまったみたいですね。
「2射目撃て!」
腕の角度を少し倒して放たれた魔法は先程より手前に落ちたがまたしても敵に被害を与えることはできなかった。
うーん初めのはまぐれだったのかしら?
「3射目撃て!」
着弾地点はさらに敵軍に近づいたが数人に当たった程度でほとんど外れてしまった。
「任務完了!次の指示をまて!」
え?任務完了ですか?1度目は良かったけど2回目は全然駄目だったじゃない!一体どういうことかしら?疑問に思いとなりに居るラーバルに聞いてみることにした。
「2度めの攻撃は外れていたが任務完了とはどういうことだ?」
「ふむ、戦術には詳しくないようですね。これから起こることを見ればわかりますよ」
ラーバルは得意げにそう言うと敵陣を指さした。意味がわからないが敵陣を注視することにした。
敵前方の魔術師はまだ魔法を打ち続けているが飛距離が伸びず効果は薄そうだ。中央あたりの魔術師は打ちたくても射程外なので撃てないようで攻撃が降り注いだ後方をチラチラと気にしている様子だ。
しかし後方だけは活発に動いていた。なんと逃げ始めている……なぜか後ろではなく前方へと!
後方から逃げた魔道士は中央の魔道士を前方へと押し始めた。いったい何故こんなことに……私の疑問にラーバルが答えた。
「先程の3回の威嚇で彼らは段々と後ろから迫る着弾地点に怯えて正常な判断ができなくなって前方のほうが安全と勘違いしてしまったのですよ」
そうか、普通なら遠くに逃げるものだが故意にずらすことによって後ろから迫ってきていると錯覚させたのですね。
「ほら見てください攻撃が届かない中央の前進したいとの気持ちと後方の前方に逃げれば安全という勘違いが重なって敵軍が動き出しましたよ」
ラーバルの言う通り敵軍が前進し始めた。敵前方は混乱しているが後ろからの圧力に耐えられずじわじわと前進を始めた。
「遠距離有利の敵が前進し始めたぞ……」
私が漏らした驚きの声にラーバルは嬉しそうにしている。
「さて!そろそろ出番ですよ!準備してください!」
あまりに見事な戦いぶりに私は自分が参戦していることを忘れていた。
「わかりました」
私が腰の太刀を抜くと同時に戦場にラッシュ団長の声が響く。
「砲撃隊威嚇砲撃!遊撃隊は作戦地域へ移動を開始せよ!」
「「了解!」」
号令を聞いたラーバルが遊撃隊へと指示を出す。
「遊撃隊!移動開始!目指すは戦場中央右側の林!」
「「了解!疾風迅雷!」」
目指すは戦場中央の右側にある林のようだ。敵陣が動かないと思って気にもとめていなかった林は敵が前進したことにより奇襲するための格好の隠れ場所となっていた。
ラーバルを先頭にすばやく移動する一団の後を追う。林へ向かって移動していると砲撃隊の威嚇射撃が始まった。先ほどと同じように、1射目ハズレ、2射目至近弾、3射目は逃げ遅れた魔術師に着弾した。
ますます敵軍の前進は早まりついには戦場の中央まで前進していた。私達が林に入る頃には、敵左翼郡が遠距離攻撃の魔道士には不利な林へと押されるように突っ込んできた。
「攻撃開始!林に入った者たちを討ち取れ!」
ついに私の戦いが始まった。前を進む騎士団員がパニックで適当に魔法を乱射している魔術師団を切り倒していく。
私も覚悟を決めて突撃した。
簡単に斬られる仲間を見るのに夢中で私に気がついていない魔術師が眼の前に居る。
震える手で持った刀で袈裟斬りにした。腰が引けて浅かったが魔物と違い人間が死ぬには十分な傷を負わせた。
悲鳴を発するより先に肺から空気が抜けてしまい驚きの表情のままその場に倒れた。
私はついに人を殺した……
気分が悪くなり吐く。後悔の念が襲う。悲しみが襲う。
……そんなことは一切なかった……敵が居なくなってよかったという感情しかわかなかった。
私は既におかしくなっていたのか?それとも自分が思うよりこの世界に馴染んでいたのか……
私は過去を思い出してみた。初めて殺した生き物は爬虫類の亀の魔物だった。次は哺乳類の狼、そして体が人間だけどどう見ても怪物のミノタウロス、霊長類の白い猿、そして見た目はクチバシの付いたカエルのようだが言葉を話す河童、言葉こそわからないが集落を築き生活していたトカゲ人……。
見事に段階を踏み自然と人殺しへと至るステップを踏んでいた。そんな自分に驚きもしたが私の口から出た言葉は非常に軽いものだった。
「慣れって怖いわね」
私の感情は平坦だった私の中で敵対した人を殺すという嫌悪感は敵を倒したという喜びと相殺されて無感情になるぐらいの小さな出来事になっていた。
「エアバレット!」
敵の詠唱する声によって私は現実に引き戻された。前方に居た魔術師が放った風の弾丸は先程、行軍の見本を見せてくれた青年に命中した。
風の弾丸に吹き飛ばされ木の幹に叩きつけられた青年とそれを見て満足そうに追撃を準備している魔道士が視界に入って来た。
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