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第14話 おっさん、異世界で初めての冒険
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リックたちと別れたあと、俺もそんなにあくせく働く気もなかったので宿に戻って休むかと思い、アイリスさんの宿屋に足を向けたところ、
「マスター、先ほど飲酒されたようですが」
と、AIが脳内で話しかけてきた。
ん?なんか問題あるか?
「いえ、ただマスターの記憶によると昨日宿に戻った際のエミちゃんとの会話で飲酒の件が上がっていましたので。
このまま戻られますと昨日と同じかそれ以上に呆れられる可能性があります」
そうだった。
てかお前もエミちゃん呼びなのな。
「マスターに合わせています」
確かに俺も脳内じゃエミちゃんだけどさ・・・。
しかし確かにこのまま宿に戻るのはマズいか。
スキル『健康』のせいで大して酔わないとは言え、胃の中の酒が瞬時に消滅するわけでもないしな、酒臭いは酒臭いだろう。
アイリスさんとエミちゃんの好感度をあげると誓った矢先にこれはよくない。
仕方ない、ギルドに戻って依頼を受けてくるかー。
「マスターは現在Fランクですので、Eランクの依頼まで受けることができます」
新人でソロの俺みたいなやつはどんな依頼を受けるのが普通なんだろうか。
「この街出身の若手は街なかでこなせる依頼を受けることが多いようです。
腕自慢であれば市壁の外での採集や、討伐を受けるケースも珍しくありません。
マスターは村出身の体ですので、村で経験があると言って採集や討伐を受けても問題なさそうです。ステータス的にも問題なさそうです」
そうか。特に戦闘の心得も無いが大丈夫だろうか。
「心配でしたら、スキル『分身』で、数的優位を作れば余裕かと思いますが」
確かにそうかもしれんが、『分身』を誰かに見られたら説明が面倒だし、一人でどこまでいけるかも確認したいから、ソロで行ってみるか。
「承知しました。
『健康』もありますし最悪は無いでしょう」
最悪て。
「採集も討伐も常設依頼なので、このまま行きましょう」
―――
ということで、南門を出てしばらく進むと西側に少し丘になっている草原とその奥の方に森が見えてきた。
最初に転移してきた森よりだいぶ手前にあるが、初心者はこの辺で依頼をこなすらしい。
・・・最初の森って安全だったんだよな?
まあそれは女神に次会ったら聞くか。
周囲を警戒しながら森に近づいていくとチラホラと薬草が生えていることが『鑑定』先生のおかげでわかった。
森に近いほど薬草は多く生えていた。
薬草は10本1束で500シリン程度だったか。
これが高いか安いかは知らないが、4束でエミちゃんの言ってた安宿に飯なしで泊まれる程度って考えると新人冒険者にちょうどいいくらいか。
これだけ生えてれば4束、5束くらい余裕で集まりそうだ。
結構誰でも簡単に稼げそうだが、普通の成人男性が一人でこの辺をうろついて魔物に遭遇した場合、ほぼほぼ逃げる一択のようだ。
人にもよるが、例えばゴブリン1体なら倒せるかもしれないが、2~3体だと怪我は必至で、それ以上となると命の危険が出てくるらしい。
そう考えると怪我や命の危険を冒してまで来ないだろうから、まあ、依頼として成り立つくらいの額なんじゃなかろうか。
俺の場合、アイリスさんの宿(1泊5000シリン)だから、10束(100本)集めてやっとか。
討伐も少しはやらないと厳しいな。
少し集めたら魔物も探してみるか。
ちなみにこの辺で狩れる魔物と買取金額の目安は以下の通り。(他にもでてくるらしいが)
ゴブリン
討伐報酬:500シリン
魔石:200シリン
スライム
魔石:200シリン
牙うさぎ
魔石:200シリン
素材:1000シリン(牙200、毛皮400、肉400)
ワイルドボア
魔石:200シリン
素材:8000シリン(毛皮4000、肉4000)
※個体の大きさや状態によって金額上下
魔石は大きいほど強くなるため、この辺の魔物は大体同じ大きさらしい。
ただしこの中でもワイルドボアは動物的な強さが飛び抜けているため、十分な対策や強さが必要とのこと。
新人は逃げることを推奨されている。
森からある程度離れると追ってこなくなるようで、逃げに徹すれば比較的安全らしい。
「マスターのステータスなら討伐可能ですよ」
と、AIは言ってくるが、しばらくは薬草採取と弱い魔物討伐で宿代とメシ代稼ぐぐらいでランクを上げていこうと思う。
登録してすぐに目立ちたくはないしな。
ということで、この辺の薬草を採取していくことにした。
――薬草採取中――
よし、今ので60本か。2時間くらいかかったな。
まあ、周囲を警戒しながら、丁寧に間違えないように採取したからこんなもんか。
だいたい時給1500円(シリン)か。
ちょっと割のいいバイトくらいだな。
いや、正社員でも新人の頃は手取り20万もいかなかったからなぁ。
20日で割って、日給1万、8時間で割って時給1250円(しかも以下)・・・だと・・・!?
いや、これ以上考えてはいけない。
しかしこの世界の冒険者って意外とホワイトな職場なのか?
いや、でも命かかってるしなぁ。
そもそも現代日本と比べるのが間違ってるな。
もう考えるのはよそう。
さて、もともと冒険者登録だけして休むつもりだったから今日はこの辺にしてもいいかも知れないが、せっかくここまで来たので魔物討伐もやってしまおう。
草原での採取中はずっと警戒していたが魔物を見かけることはなかったので、森の方へと進むことにする。
森に入ってからはより警戒を強くする。
周囲をよく見て、よく聞き、音を立てず、そこまでする必要があるかってくらい慎重に進んだ。
しばらく進むと、視界が届く先、ギリギリのところに木が少なく少し開けた場所があり、そこに3体のおそらくゴブリンだろう影を捉えることができた。
木の陰に隠れ、敵を確認する。
背が低く、緑と茶色の間のような色の肌、髪はなく、耳が尖っていて、醜悪な顔。
いわゆるファンタジーに出てくるゴブリンの特徴を持った魔物。
『鑑定』先生もそうだと教えてくれた。
ステータス的には余裕だろうが相手は3体だ。
先制して1体は倒しておきたい。
『収納』から拳大の石を取り出す。
ここまでの道のりで拾っておいたものだ。
ゴブリンのステータスは成人男性以下だったから、これを思いっきり投げて頭に当てれば一撃だろう。
木の陰を使って気づかれないように近づいていく。
25メートルくらいだろうか、そこまで近づいたところで、ここから投げればちゃんと、石が届くし命中するだろうということがなんとなくイメージできた。
俺のステータス、STR(力):48、DEX(器用):50のおかげだろう。
石をしっかり握り直し一呼吸置く。
そして木の陰で野球の投球フォームのように振りかぶって、踏み込みと同時に木の陰からでて視界にとらえたゴブリンの頭に向かって思いっきり投げた。
石は1体のゴブリンの後頭部に命中し、もの凄い衝突音が響いた。
石を食らったゴブリンは声も上げずに倒れ、残った2匹は「ゲギャグギャ」と喚きうろたえ、周りをキョロキョロしている。
石が飛んできた方向に俺を見つけると、武器(こん棒)を手に向かってきた。
まだ距離があったためもう一つ石を取り出し、今度はクイックモーションで素早く投げつけると、前に出ていた1匹の足に命中し、おそらく骨を粉砕した。
「ゲギャー」と悲鳴を上げて倒れると足を押さえのたうち回り、そこからもう動きそうになかったため、向かってくるもう一匹に集中する。
1匹は剣で倒すと決めていたオレは剣を抜き、構え、ゴブリンを迎え撃つ。
ゴブリンが振り下ろした棍棒を余裕でサイドに躱すと、隙だらけになった後頭部を切りつけた。
その一撃でゴブリンは倒れ起き上がることはなかった。
足を破壊したゴブリンに近づきめちゃくちゃに振り回す棍棒を剣で弾き落とすとそいつの首を落とした。
3匹とも死んでいるのを確認し周囲を警戒する。
近くに敵がいないことを確認すると、やっとそこで息をついた。
「ふぅーーーーー」
「お疲れ様です、マスター。
問題なさそうでしたね。ご気分はいかがですか?」
ああ、いい気分ではないけどな、思ったより平気みたいだ。
吐いたり血の気が引いたり震えたりすると思ってたんだけどな。
なんかのスキルがいい感じに働いたのかね、高速演算か並列思考辺りか?
それか女神ちゃんに頭イジられちゃったか。
まあ、平気だからいいか。
このあともう5体ほどゴブリンを狩って街に戻った。
ん?魔石回収?ちゃんとやったぞ?
詳細な描写は誰得なんでしないけどな。
街には6時の鐘の前には到着した。
ギルドには採取した薬草全部(6束)とゴブリンの魔石2つを買い取りに出した。
いきなりゴブリン8匹はやりすぎな気がしたからだ。
AIとも相談して、目立たない成果に抑えたつもりだ。
買い取り担当も特に驚いた様子もなかったし問題ないだろう。
薬草がきれいだと褒められたが村でよく集めてたと言ったら特に不審がられなかった。
トータル4400シリンか。実際はあとゴブリン6匹分が『収納』に入ってるからプラス4200シリンか。
半日で8600シリンなら宿代払ってもお釣りが来る。
だいたい時給1700円(シリン)・・・はもういいか。
こんな感じで徐々に成果を増やして行けば、目立たず黒字で冒険者生活出来そうだな。
そんな算用をしながら俺は宿へと向かった。
――――
作者のモチベーションになりますのでいいね、お気に入り登録、感想など、よろしくお願いします。
いいねだけ、いいねだけでいいからっ。
「マスター、先ほど飲酒されたようですが」
と、AIが脳内で話しかけてきた。
ん?なんか問題あるか?
「いえ、ただマスターの記憶によると昨日宿に戻った際のエミちゃんとの会話で飲酒の件が上がっていましたので。
このまま戻られますと昨日と同じかそれ以上に呆れられる可能性があります」
そうだった。
てかお前もエミちゃん呼びなのな。
「マスターに合わせています」
確かに俺も脳内じゃエミちゃんだけどさ・・・。
しかし確かにこのまま宿に戻るのはマズいか。
スキル『健康』のせいで大して酔わないとは言え、胃の中の酒が瞬時に消滅するわけでもないしな、酒臭いは酒臭いだろう。
アイリスさんとエミちゃんの好感度をあげると誓った矢先にこれはよくない。
仕方ない、ギルドに戻って依頼を受けてくるかー。
「マスターは現在Fランクですので、Eランクの依頼まで受けることができます」
新人でソロの俺みたいなやつはどんな依頼を受けるのが普通なんだろうか。
「この街出身の若手は街なかでこなせる依頼を受けることが多いようです。
腕自慢であれば市壁の外での採集や、討伐を受けるケースも珍しくありません。
マスターは村出身の体ですので、村で経験があると言って採集や討伐を受けても問題なさそうです。ステータス的にも問題なさそうです」
そうか。特に戦闘の心得も無いが大丈夫だろうか。
「心配でしたら、スキル『分身』で、数的優位を作れば余裕かと思いますが」
確かにそうかもしれんが、『分身』を誰かに見られたら説明が面倒だし、一人でどこまでいけるかも確認したいから、ソロで行ってみるか。
「承知しました。
『健康』もありますし最悪は無いでしょう」
最悪て。
「採集も討伐も常設依頼なので、このまま行きましょう」
―――
ということで、南門を出てしばらく進むと西側に少し丘になっている草原とその奥の方に森が見えてきた。
最初に転移してきた森よりだいぶ手前にあるが、初心者はこの辺で依頼をこなすらしい。
・・・最初の森って安全だったんだよな?
まあそれは女神に次会ったら聞くか。
周囲を警戒しながら森に近づいていくとチラホラと薬草が生えていることが『鑑定』先生のおかげでわかった。
森に近いほど薬草は多く生えていた。
薬草は10本1束で500シリン程度だったか。
これが高いか安いかは知らないが、4束でエミちゃんの言ってた安宿に飯なしで泊まれる程度って考えると新人冒険者にちょうどいいくらいか。
これだけ生えてれば4束、5束くらい余裕で集まりそうだ。
結構誰でも簡単に稼げそうだが、普通の成人男性が一人でこの辺をうろついて魔物に遭遇した場合、ほぼほぼ逃げる一択のようだ。
人にもよるが、例えばゴブリン1体なら倒せるかもしれないが、2~3体だと怪我は必至で、それ以上となると命の危険が出てくるらしい。
そう考えると怪我や命の危険を冒してまで来ないだろうから、まあ、依頼として成り立つくらいの額なんじゃなかろうか。
俺の場合、アイリスさんの宿(1泊5000シリン)だから、10束(100本)集めてやっとか。
討伐も少しはやらないと厳しいな。
少し集めたら魔物も探してみるか。
ちなみにこの辺で狩れる魔物と買取金額の目安は以下の通り。(他にもでてくるらしいが)
ゴブリン
討伐報酬:500シリン
魔石:200シリン
スライム
魔石:200シリン
牙うさぎ
魔石:200シリン
素材:1000シリン(牙200、毛皮400、肉400)
ワイルドボア
魔石:200シリン
素材:8000シリン(毛皮4000、肉4000)
※個体の大きさや状態によって金額上下
魔石は大きいほど強くなるため、この辺の魔物は大体同じ大きさらしい。
ただしこの中でもワイルドボアは動物的な強さが飛び抜けているため、十分な対策や強さが必要とのこと。
新人は逃げることを推奨されている。
森からある程度離れると追ってこなくなるようで、逃げに徹すれば比較的安全らしい。
「マスターのステータスなら討伐可能ですよ」
と、AIは言ってくるが、しばらくは薬草採取と弱い魔物討伐で宿代とメシ代稼ぐぐらいでランクを上げていこうと思う。
登録してすぐに目立ちたくはないしな。
ということで、この辺の薬草を採取していくことにした。
――薬草採取中――
よし、今ので60本か。2時間くらいかかったな。
まあ、周囲を警戒しながら、丁寧に間違えないように採取したからこんなもんか。
だいたい時給1500円(シリン)か。
ちょっと割のいいバイトくらいだな。
いや、正社員でも新人の頃は手取り20万もいかなかったからなぁ。
20日で割って、日給1万、8時間で割って時給1250円(しかも以下)・・・だと・・・!?
いや、これ以上考えてはいけない。
しかしこの世界の冒険者って意外とホワイトな職場なのか?
いや、でも命かかってるしなぁ。
そもそも現代日本と比べるのが間違ってるな。
もう考えるのはよそう。
さて、もともと冒険者登録だけして休むつもりだったから今日はこの辺にしてもいいかも知れないが、せっかくここまで来たので魔物討伐もやってしまおう。
草原での採取中はずっと警戒していたが魔物を見かけることはなかったので、森の方へと進むことにする。
森に入ってからはより警戒を強くする。
周囲をよく見て、よく聞き、音を立てず、そこまでする必要があるかってくらい慎重に進んだ。
しばらく進むと、視界が届く先、ギリギリのところに木が少なく少し開けた場所があり、そこに3体のおそらくゴブリンだろう影を捉えることができた。
木の陰に隠れ、敵を確認する。
背が低く、緑と茶色の間のような色の肌、髪はなく、耳が尖っていて、醜悪な顔。
いわゆるファンタジーに出てくるゴブリンの特徴を持った魔物。
『鑑定』先生もそうだと教えてくれた。
ステータス的には余裕だろうが相手は3体だ。
先制して1体は倒しておきたい。
『収納』から拳大の石を取り出す。
ここまでの道のりで拾っておいたものだ。
ゴブリンのステータスは成人男性以下だったから、これを思いっきり投げて頭に当てれば一撃だろう。
木の陰を使って気づかれないように近づいていく。
25メートルくらいだろうか、そこまで近づいたところで、ここから投げればちゃんと、石が届くし命中するだろうということがなんとなくイメージできた。
俺のステータス、STR(力):48、DEX(器用):50のおかげだろう。
石をしっかり握り直し一呼吸置く。
そして木の陰で野球の投球フォームのように振りかぶって、踏み込みと同時に木の陰からでて視界にとらえたゴブリンの頭に向かって思いっきり投げた。
石は1体のゴブリンの後頭部に命中し、もの凄い衝突音が響いた。
石を食らったゴブリンは声も上げずに倒れ、残った2匹は「ゲギャグギャ」と喚きうろたえ、周りをキョロキョロしている。
石が飛んできた方向に俺を見つけると、武器(こん棒)を手に向かってきた。
まだ距離があったためもう一つ石を取り出し、今度はクイックモーションで素早く投げつけると、前に出ていた1匹の足に命中し、おそらく骨を粉砕した。
「ゲギャー」と悲鳴を上げて倒れると足を押さえのたうち回り、そこからもう動きそうになかったため、向かってくるもう一匹に集中する。
1匹は剣で倒すと決めていたオレは剣を抜き、構え、ゴブリンを迎え撃つ。
ゴブリンが振り下ろした棍棒を余裕でサイドに躱すと、隙だらけになった後頭部を切りつけた。
その一撃でゴブリンは倒れ起き上がることはなかった。
足を破壊したゴブリンに近づきめちゃくちゃに振り回す棍棒を剣で弾き落とすとそいつの首を落とした。
3匹とも死んでいるのを確認し周囲を警戒する。
近くに敵がいないことを確認すると、やっとそこで息をついた。
「ふぅーーーーー」
「お疲れ様です、マスター。
問題なさそうでしたね。ご気分はいかがですか?」
ああ、いい気分ではないけどな、思ったより平気みたいだ。
吐いたり血の気が引いたり震えたりすると思ってたんだけどな。
なんかのスキルがいい感じに働いたのかね、高速演算か並列思考辺りか?
それか女神ちゃんに頭イジられちゃったか。
まあ、平気だからいいか。
このあともう5体ほどゴブリンを狩って街に戻った。
ん?魔石回収?ちゃんとやったぞ?
詳細な描写は誰得なんでしないけどな。
街には6時の鐘の前には到着した。
ギルドには採取した薬草全部(6束)とゴブリンの魔石2つを買い取りに出した。
いきなりゴブリン8匹はやりすぎな気がしたからだ。
AIとも相談して、目立たない成果に抑えたつもりだ。
買い取り担当も特に驚いた様子もなかったし問題ないだろう。
薬草がきれいだと褒められたが村でよく集めてたと言ったら特に不審がられなかった。
トータル4400シリンか。実際はあとゴブリン6匹分が『収納』に入ってるからプラス4200シリンか。
半日で8600シリンなら宿代払ってもお釣りが来る。
だいたい時給1700円(シリン)・・・はもういいか。
こんな感じで徐々に成果を増やして行けば、目立たず黒字で冒険者生活出来そうだな。
そんな算用をしながら俺は宿へと向かった。
――――
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