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第40話 おっさん、今度はボクシングを頑張る
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工場の確認は済んだ。
いろいろ面倒な説明はされたが、要は作りたいものが作れているし、今後も性能アップが見込めているってことだ。
そっちはもうAIに任せていいな。
なんかあれば言って来るだろう。
ということで俺は、当初の予定通りいろんなスポーツや競技で無双しまくることにした。
最初にマラソンで滅茶苦茶やっちゃってはいるんだが、今後はある程度上に行くまでは大人しくしていく方針だ。
で、実はいろいろ動いているんだが、最近はボクシングだ。
方針(いろんな競技に手を出していくこと)を決めてから直ぐに、AIにいろいろ調査してもらい、そこそこの規模のとあるジムに所属することを決めた。
ガチ勢もエクササイズ勢も広く年中募集していて、プロも結構輩出していて、いろいろはなしが早そうだったところだ。
業界では上から3~5番目ぐらいの知名度なのもちょうどよかった。
俺はそこに所属すると、プロ養成コースみたいなところで、日々、練習に明け暮れた。
ちなみにマラソン大会でやらかした俺に気づいた人は誰もいなかった。
あの時は金髪リーゼントグラサンだったからな。
俺はボクシング経験など無いのだが、レベルアップによるずば抜けた身体能力と『成長速度2倍』のおかげでメキメキ上達していった。
身体能力は抑えに抑えているが、ボクシング自体は初めて触れることもあり、技術が上達していくのがとても楽しかった。
まず、ボクシングのパンチはほとんど振りかぶったりしないことに衝撃を覚えた。
腕を折りたたんだ状態から伸ばして戻す。
ただそれだけ。
ジャブだ。
おおきく振りかぶったりしたらその間このジャブをもらって終わりだ。
たったこれだけの挙動がすべての基本となっている。
最初は止まった状態からやらされるが、思ったより難しい。
構えも思ったより窮屈に感じるし、腕を伸ばすだけでも上体はブレるし、そのあと戻す動作もぎこちない。
それでもちゃんとトレーナーのアドバイスを聞き、何度も繰り返すことですこしづつ様になってくる。
トレーナーいわく、「飲み込みが早い」らしい。
まあ成長速度2倍持ってるしな。
そんな感じでジムに通い始め、一通り基礎を教わって1週間過ぎる頃、同期ってほどじゃないが同じ時期に入ったガチ勢同士でスパーリングをすることになった。
トレーナー相手にミットを打つことはあったがスパーリングは初めてだ。
さて、同じ時期に入ったガチ勢の皆は多少ばらつきはあれど大体は若者という括りには入るぐらいの年齢だ。
俺を含めて15~22歳の6人だ。
プロになれるのが16歳からだからそんなとこだろう。
そんな中でトレーナーに飲み込みが早いなどと評価されていた俺は、彼らから熱い視線を注がれることになってしまった。
ちやほやされているってほどではないがトレーナーの指導の熱の入れようが違うのだ。
やめてくれというわけにもいかないし技術の向上はありがたいのでそのままにしているが、日に日に視線にこもる熱は増していった。
特に俺よりちょっと早く入ジム?入門?していたリュウくん(漢字は知らない)17歳からの視線はとても熱い。
見た目は短髪でだいぶ明るめの茶髪。
言葉遣いや振る舞いを見てる感じだと結構やんちゃな子だろう。
この中では一番長く(といっても2週間ほど)やっているらしい。
俺が来るまでは彼が最も期待されている感じだったようで、確かに面白くはないだろう。
「じゃあ、最初はシンとリュウな」
で、何を考えているのか、トレーナーは彼と俺をスパーリング相手に指定してきた。
まあ、体格が似た感じといえばそうなんだが。
見るとリュウくんは獰猛な笑みを浮かべている。
気合十分って感じだ。
やんちゃっぽいといってもそこは都会っ子なのか、これまで衝突するようなことはなかったんだが、いい機会とばかりに俺をボコボコにでもする気なのだろうか。
まあ俺も素直にやられてやるつもりはない。
リュウ君にはチートの理不尽さってやつを教えてあげることにしよう。
最初は大人しくしてるつもりだったのに、こまったなあ。
――――
作者のモチベーションになりますのでいいね、お気に入り登録、感想など、よろしくお願いします。
いいねだけ、いいねだけでいいからっ。
いろいろ面倒な説明はされたが、要は作りたいものが作れているし、今後も性能アップが見込めているってことだ。
そっちはもうAIに任せていいな。
なんかあれば言って来るだろう。
ということで俺は、当初の予定通りいろんなスポーツや競技で無双しまくることにした。
最初にマラソンで滅茶苦茶やっちゃってはいるんだが、今後はある程度上に行くまでは大人しくしていく方針だ。
で、実はいろいろ動いているんだが、最近はボクシングだ。
方針(いろんな競技に手を出していくこと)を決めてから直ぐに、AIにいろいろ調査してもらい、そこそこの規模のとあるジムに所属することを決めた。
ガチ勢もエクササイズ勢も広く年中募集していて、プロも結構輩出していて、いろいろはなしが早そうだったところだ。
業界では上から3~5番目ぐらいの知名度なのもちょうどよかった。
俺はそこに所属すると、プロ養成コースみたいなところで、日々、練習に明け暮れた。
ちなみにマラソン大会でやらかした俺に気づいた人は誰もいなかった。
あの時は金髪リーゼントグラサンだったからな。
俺はボクシング経験など無いのだが、レベルアップによるずば抜けた身体能力と『成長速度2倍』のおかげでメキメキ上達していった。
身体能力は抑えに抑えているが、ボクシング自体は初めて触れることもあり、技術が上達していくのがとても楽しかった。
まず、ボクシングのパンチはほとんど振りかぶったりしないことに衝撃を覚えた。
腕を折りたたんだ状態から伸ばして戻す。
ただそれだけ。
ジャブだ。
おおきく振りかぶったりしたらその間このジャブをもらって終わりだ。
たったこれだけの挙動がすべての基本となっている。
最初は止まった状態からやらされるが、思ったより難しい。
構えも思ったより窮屈に感じるし、腕を伸ばすだけでも上体はブレるし、そのあと戻す動作もぎこちない。
それでもちゃんとトレーナーのアドバイスを聞き、何度も繰り返すことですこしづつ様になってくる。
トレーナーいわく、「飲み込みが早い」らしい。
まあ成長速度2倍持ってるしな。
そんな感じでジムに通い始め、一通り基礎を教わって1週間過ぎる頃、同期ってほどじゃないが同じ時期に入ったガチ勢同士でスパーリングをすることになった。
トレーナー相手にミットを打つことはあったがスパーリングは初めてだ。
さて、同じ時期に入ったガチ勢の皆は多少ばらつきはあれど大体は若者という括りには入るぐらいの年齢だ。
俺を含めて15~22歳の6人だ。
プロになれるのが16歳からだからそんなとこだろう。
そんな中でトレーナーに飲み込みが早いなどと評価されていた俺は、彼らから熱い視線を注がれることになってしまった。
ちやほやされているってほどではないがトレーナーの指導の熱の入れようが違うのだ。
やめてくれというわけにもいかないし技術の向上はありがたいのでそのままにしているが、日に日に視線にこもる熱は増していった。
特に俺よりちょっと早く入ジム?入門?していたリュウくん(漢字は知らない)17歳からの視線はとても熱い。
見た目は短髪でだいぶ明るめの茶髪。
言葉遣いや振る舞いを見てる感じだと結構やんちゃな子だろう。
この中では一番長く(といっても2週間ほど)やっているらしい。
俺が来るまでは彼が最も期待されている感じだったようで、確かに面白くはないだろう。
「じゃあ、最初はシンとリュウな」
で、何を考えているのか、トレーナーは彼と俺をスパーリング相手に指定してきた。
まあ、体格が似た感じといえばそうなんだが。
見るとリュウくんは獰猛な笑みを浮かべている。
気合十分って感じだ。
やんちゃっぽいといってもそこは都会っ子なのか、これまで衝突するようなことはなかったんだが、いい機会とばかりに俺をボコボコにでもする気なのだろうか。
まあ俺も素直にやられてやるつもりはない。
リュウ君にはチートの理不尽さってやつを教えてあげることにしよう。
最初は大人しくしてるつもりだったのに、こまったなあ。
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