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「お父様、お母様。ずっと愛してくださって、ありがとうございます。私はお父様とお母様と出会えて、育てられて、幸せです……っ」
お話を聞き終えた私は、真っ先に二人に対してお辞儀をする。
お父様とお母様は、曲がったことや嘘が大嫌いな真っすぐな人。事情があっても伏せ続けるのは罪悪感を覚えてくれていたはずだから、感謝と謝罪を込めて頭を下げた。
「リーズ…………ありがとう……っ。父さん達も、ずっと幸せだったよ」
「殿下や陛下には、失礼となってしまうでしょうけど……。リーズを初めて抱いた時、貴方は無邪気に笑ってくれて……っ。その時からわたし達の中では、本物の娘だったわ」
「旦那様たちの目は、いつも優しく温かくて……。ずっとお傍にいるワタシが、違和感一つ覚えませんでした。あの眼差しが、何よりの証拠ですよね」
二人は鼻を啜り、サシャは目を潤ませる。そして彼女は「ワタシも、リズと出会えて幸せ。今までもこれからも、従者であり友人としてずっと愛してるわ」と続けて、横からギュッと抱き締めてくれた。
お父様、お母様、サシャ、ありがとう。私もみんなと同じ気持ちで、幸せの涙がポロポロ零れちゃってます。
「改めて、僕からも深謝の念を伝えさせてもらいます。パトス殿、ネール殿、サーシャ。妹を愛してくださり、ありがとうございます。皆様は僕にとっても父、母、友人で、今後も懇意にして頂けると幸せです」
最後に兄様が一人一人の顔を見つめながら頭を下げ、私の目をハンカチで拭って微笑んでくれた。
そうすると室内には温かくて幸せな時が流れるようになり、暫く全員でその素敵な空気に浸る。
私がお父様とお母様の手を取って、笑い合ったり。
お父様とお母様が私の頭を撫でて、抱き締めてくれたり。
今までもよくしていたことだけど、今までとは違う。前の何倍も幸福を覚えるやり取りがあって、10分くらいはそうしていたかな。
欲を言うともう少しこうしていたいけど、放ってはおけない問題があるから。私達は定位置に戻って、あの話をするようにした。
「殿下の御活躍と公爵閣下のお力添えがあり、リーズは今ここに居られます。ですが……。無実の罪が、消え去ってはいません」
斜め前方にいるお父様が、神妙な面持ちを作る。
王太子が絡んでいる以上は公爵家であっても罪には手出しができなくって、実は私が牢屋を出ているのは王族に内緒。レーフェル公爵が独断で解放したことになっていて、できるだけ早く何とかしないと大騒動になってしまうみたい……。
お話を聞き終えた私は、真っ先に二人に対してお辞儀をする。
お父様とお母様は、曲がったことや嘘が大嫌いな真っすぐな人。事情があっても伏せ続けるのは罪悪感を覚えてくれていたはずだから、感謝と謝罪を込めて頭を下げた。
「リーズ…………ありがとう……っ。父さん達も、ずっと幸せだったよ」
「殿下や陛下には、失礼となってしまうでしょうけど……。リーズを初めて抱いた時、貴方は無邪気に笑ってくれて……っ。その時からわたし達の中では、本物の娘だったわ」
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お父様、お母様、サシャ、ありがとう。私もみんなと同じ気持ちで、幸せの涙がポロポロ零れちゃってます。
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最後に兄様が一人一人の顔を見つめながら頭を下げ、私の目をハンカチで拭って微笑んでくれた。
そうすると室内には温かくて幸せな時が流れるようになり、暫く全員でその素敵な空気に浸る。
私がお父様とお母様の手を取って、笑い合ったり。
お父様とお母様が私の頭を撫でて、抱き締めてくれたり。
今までもよくしていたことだけど、今までとは違う。前の何倍も幸福を覚えるやり取りがあって、10分くらいはそうしていたかな。
欲を言うともう少しこうしていたいけど、放ってはおけない問題があるから。私達は定位置に戻って、あの話をするようにした。
「殿下の御活躍と公爵閣下のお力添えがあり、リーズは今ここに居られます。ですが……。無実の罪が、消え去ってはいません」
斜め前方にいるお父様が、神妙な面持ちを作る。
王太子が絡んでいる以上は公爵家であっても罪には手出しができなくって、実は私が牢屋を出ているのは王族に内緒。レーフェル公爵が独断で解放したことになっていて、できるだけ早く何とかしないと大騒動になってしまうみたい……。
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