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第7話 3年後~準備完了~ クリストフ視点(5)
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「消えるっ!! 俺は消えてしまうんだあああああああああああああ!!」
自分でも目視できないくらい、ほとんど透明になっていた。それに気付いた瞬間、本能的に理解をしてしまった。
俺は、このまま消滅してしまうのだと。
「いやだああああああ!! やめろっ!! 止まれっ!! 止まれっ!!」
17年間狭くて汚い場所で耐えて、3年間汗臭く苦しい場所で耐えてっ! やっと努力が報われる時が来たんだ!! それを切っ掛けにして、楽しい第二の人生をスタートさせるつもりだったんだぞ!!
それがこんな形で、実現しなくなるだなんて……。また、訳の分からない出来事で台無しになるだなんて……。嫌だ!! 絶対に嫌だ!!
「いい加減にしてくれ!! なんで俺ばっかりこんな目に遭わないといけないんだよ!!」
なにも悪いことなんてしていないのに!! どうしてこんなことになるんだよ!!
「誰の仕業か分からないがっ!! こうしているヤツっ! やめろ!! 今すぐやめるんだっっ!!」
ここにいる男は今も昔もっ、こんな目に遭っていい人間じゃないんだ!! もっと明るく幸せな人生を過ごすべき人間なんだ!!
「やるならっ、フルールやベルのような人間にするべきだっ! あいつらが相応しいっ!」
片方は興味を失くさせて人生を滅茶苦茶にした女! もう一方は、逆恨みをして殺そうとした女!
なっ? なっ!? アイツらの方がぴったりだろっ!?
「ここまで言ったら、理解できたはずだっ! さあっ! 対象をあっちに移してくれっっ! 俺の異変を止めてくれっ!!」
ソイツが居るのは、上なのか下なのか、前なのか後ろなのか、左なのか右なのか分からない。だから360度を眺め回して訴え――
「うああああああああああああ!!」
――たのに、なにも変わらない……。それどころか透明になるスピードが上がってしまって、ぁ、ぁぁ……。
景色と同化する寸前に、なってしまった…………。
「じゃっ、じゃあ分かった! 俺が悪かった! これまでのことは全て謝るから止めてくれ!!」
フルールを裏切って悪かった! あそこが全ての始まりで、興味を失くしても心変わりをしなければよかったんだ! 反省してる!! これからフルールに謝りに行くから許してくれ!!
そう大声で叫び、でも……。駄目、だった……。
「ぁ、ぁぁあ……。お、おわりだ…………」
透明化が止まることはなくて、ついに……。俺の身体は、消えてしまって……。
「いやだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ……………………」
そう叫んでいる間に、意識が薄れ始めていって……。
やがて……。ぷつりという音がして、目の前が真っ暗になってしまったのだった………………。
自分でも目視できないくらい、ほとんど透明になっていた。それに気付いた瞬間、本能的に理解をしてしまった。
俺は、このまま消滅してしまうのだと。
「いやだああああああ!! やめろっ!! 止まれっ!! 止まれっ!!」
17年間狭くて汚い場所で耐えて、3年間汗臭く苦しい場所で耐えてっ! やっと努力が報われる時が来たんだ!! それを切っ掛けにして、楽しい第二の人生をスタートさせるつもりだったんだぞ!!
それがこんな形で、実現しなくなるだなんて……。また、訳の分からない出来事で台無しになるだなんて……。嫌だ!! 絶対に嫌だ!!
「いい加減にしてくれ!! なんで俺ばっかりこんな目に遭わないといけないんだよ!!」
なにも悪いことなんてしていないのに!! どうしてこんなことになるんだよ!!
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ここにいる男は今も昔もっ、こんな目に遭っていい人間じゃないんだ!! もっと明るく幸せな人生を過ごすべき人間なんだ!!
「やるならっ、フルールやベルのような人間にするべきだっ! あいつらが相応しいっ!」
片方は興味を失くさせて人生を滅茶苦茶にした女! もう一方は、逆恨みをして殺そうとした女!
なっ? なっ!? アイツらの方がぴったりだろっ!?
「ここまで言ったら、理解できたはずだっ! さあっ! 対象をあっちに移してくれっっ! 俺の異変を止めてくれっ!!」
ソイツが居るのは、上なのか下なのか、前なのか後ろなのか、左なのか右なのか分からない。だから360度を眺め回して訴え――
「うああああああああああああ!!」
――たのに、なにも変わらない……。それどころか透明になるスピードが上がってしまって、ぁ、ぁぁ……。
景色と同化する寸前に、なってしまった…………。
「じゃっ、じゃあ分かった! 俺が悪かった! これまでのことは全て謝るから止めてくれ!!」
フルールを裏切って悪かった! あそこが全ての始まりで、興味を失くしても心変わりをしなければよかったんだ! 反省してる!! これからフルールに謝りに行くから許してくれ!!
そう大声で叫び、でも……。駄目、だった……。
「ぁ、ぁぁあ……。お、おわりだ…………」
透明化が止まることはなくて、ついに……。俺の身体は、消えてしまって……。
「いやだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ……………………」
そう叫んでいる間に、意識が薄れ始めていって……。
やがて……。ぷつりという音がして、目の前が真っ暗になってしまったのだった………………。
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